仕事が辛い、仕事に行きたくない、体調が悪い…。

心身ともに壊れてしまう前に、仕事を辞めることを考えるのも一つの手ですよね。

この記事では、仕事を辞めるタイミングやその理由についてまとめます。

みんないつ仕事を辞めているの?よくある辞めるタイミング6個

仕事を辞めると決めてから、上司や人事の方に相談をする前に、辞め時はいつ頃が適正なのか考えてみましょう。

入社後3年経ってから

一般的に履歴書に「傷がつかない」と言われるのは、3年の勤務経験です。

そのため、次の転職を見据えて「せめて3年は今いる職場でがんばる」と決めている方も多いように思います。

企業の人事採用にはコストもかかりますし、多聞に漏れず転職求人の採用でも、すぐに辞める人はなるべく採用したくないのが企業の考えです。

「すぐに辞めない人」を判断するひとつの目安として、履歴書の職歴は大切になってきます。

ボーナスが支給されてから

「辛くてもまとまったお金を貰ってから退職しよう!」と考える人は多いです。

辞めたいけれど、今より生活水準を下げない求人を探す人が多いということもあり、自分自身や家族の生活を考えて、辞職が先延ばしになることはよくあります。

誰でもお金はないよりはある方がいいですよね。

「ボーナスが支給されるまで辛くても耐える!」という人も少なくありません。

年度替わりのタイミング

仕事がひと段落し、また一から始まるという年度変わりのタイミングでの辞職を考えることも、よくあるパターンです。

年度内に引継ぎを終えて、年度末に有給を消化、3月末日に退職をするスケジュール感になります。

繁忙期が終わったタイミング

繁忙期中の辞職はさすがに空気を読めていないからと、繁忙期が終わるのを待っての退職のパターンです。

周囲の人に嫌な顔をされずに円満な辞職を望むなら、繁忙期の辞職は避けたいですね。

ライフイベントのタイミング

女性の場合は特に、結婚を機に辞める「寿退社」や妊娠・出産による退職はありがちですよね。

他にも親の介護などでの辞職も最近では多く見受けられます。

ライフスタイルが変わるタイミングで、自分や家族自身も大変な境地にあるとは思いますが、急を要さず、会社のことを考えるならば、繁忙期の辞職は避けたいところです。

健康面によるタイミング

上記の項目はいずれも周囲を伺って、それまで我慢をするかのような辞職のタイミングですが、我慢を続けるよりも先に心身が悲鳴を上げてしまう場合もあります。

休みの次の日の通勤が億劫だったり、朝起きることができない、腹痛、吐き気などはもちろん、実際に倒れてしまったり、血液検査等で異常をきたしてしまったり、うつ病など精神疾患と診断されてしまう可能性は、現代社会の中では珍しいことではありません。

身体からのサインをきっかけに、実際に休職や退職などの動きがある方もいるでしょう。

「仕事の辞め時はいつ?」自分に問いかける8個のチェックポイント

仕事を辞めたいと思う理由は人それぞれ、多々あると思いますが、どんな状況・気持ちの時に、辞めようと思うのでしょうか。

「これは辞め時かもしれない」と思うポイントを、いくつか挙げてみます。

今の職場・仕事内容が合わない

毎日出社して仕事をしているのに、どうしても職場の社風に慣れることができなかったり、順応することができない、また、仕事内容をこなすことができなかったり、仕事をしている意味を見出せなくなってしまうと、仕事を続けるのが難しくなりがちです。

また、仕事をする上では人間関係も避けては通ることができません。

社内によき理解者がいたり、尊敬できる上司がいるのが一番ですが、そればかりは運のようなものもあるかもしれません。

会社の価値観が合わない

上記の職場や仕事内容が合わないことにも似通ってきますが、社風や会社の持つ価値観が自分と合わず、苦痛を感じるようになると、仕事を続けるのが難しいかもしれません。

営業などの仕事でも、自分の価値観に合わない製品を消費者の方におすすめするのも、中々心苦しいものがあります。

例えば、自分自身は自然や天然なものが好きなのに、仕事ではケミカルなものを売らなければならない場合などが考えられます。

今の仕事の1年後・3年後・5年後・10年後の未来が見えない(将来AIに取って代わられそう、など)

世の中にある仕事の大半は、将来ロボットやAIにとられてしまうという説は、今や広く知られていることだと思います。

人間だからこそ、そして自分だからこそできる仕事があることは、仕事を続ける上での大きなモチベーションにもなるので、仕事内容に関して将来を見据えることができないと、モチベーションの低下につながっていきます。

1年後・3年後・5年後・10年後に今の仕事をしている自分が想像できない(想像するのもイヤ)

上記にもあるように「仕事をしている意味を見出せない」と、仕事を続けるのはつらいですよね。

毎年毎年、同じような仕事を何年も続けて、自分はどんなスキルを身につけられるのか、どんな人になりたいのか、どんな生活をしていたいのか、将来の姿が想像できないと中々仕事を続けるのは厳しいです。

その上、昇進や昇給も見込めないなど、努力が報われないと思うようであれば、なおさら仕事へのモチベーションは低下してしまいます。

なあなあな気持ちで仕事を続けるよりも、折角仕事をするならば、新しいことを学んだり、新しい出会いがあったり、挑戦できる環境が理想的です。

そのような職場では刺激もあり、モチベーションの向上にもつながります。

今の職場がブラック過ぎる

業務過多で、朝早くから夜遅くまで、生活のほとんどの時間を職場で過ごすことになってしまい、それでいて仕事のやり甲斐がなかったり、上司などからの風あたりが強かったり、なんらかのハラスメントがあるようなところでは、仕事のモチベーションはもちろん低下してしまいます。

そのような生活が続くとストレスがたまり、心身ともに悪影響が現れやすくなりそうです。

今の仕事を辞めて、やりたいことがはっきりしている

自分のしたいことは本当は今の仕事ではなくて、かつ今の職場ではできないような場合もあります。

「一度きりの人生、挑戦したい」と思うと、前向きな退職を考えるでしょう。

また、異業種ではなくても、独立のための辞職もあります。

魅力的な転職話がある(ヘッドハントされている)

今の仕事と同じような業種や仕事内容の会社からヘッドハントされることも、辞職を考えるきっかけになります。

ヘッドハントは大概、現在の職場よりも給与面などで条件がよくなることが多いようです。

ライフイベントなどで働き方を変えたい

結婚や妊娠・出産を機に辞職をしたり、パートタイムでの勤務を望むなど、雇用形態の変化などが考えられます。

また、最近では家族の介護も働き方を考えるきっかけになりつつあります。

自分ひとりの判断だけでなく、家族も交えた生活の見直しが必要になるので、家族間での話し合いが大切です。

仕事を辞めるにあたっての注意点

辞めよう!と決めたところで辞職が決まるわけではありません。

今いる会社での引継ぎや、辞職後のことなど、計画性を持って辞職をしたほうが身のためです。

それでは、実際に仕事を辞めるときの注意点について考えてみましょう。

本当に辞めたいのか今一度よく考える

辞めたいと思っているのは最近でしょうか、それとも長く抱えている思いでしょうか。

短期的なものならば、考えが変わることも考えられます。

せめて一ヶ月は様子を見てみましょう。

また、もし職場環境などに不満があって、改善し得る可能性があるのに、上司など上の人に相談していないことがあれば、勇気をもって改善案を提案してみるのも手かもしれません。

他にも、女性は生理前後には自暴自棄になったり、精神的に不安定になりがちな人もいると言います。

そういった人は特に、辞めたいという気持ちが一時のものなのか、確信的なものなのか、見極める必要がありそうです。

転職先は早めに決める

「働く」ということは、人生を豊かにしたり、人や社会のためになるため、という考え方もありますが、自分自身や家族が生活をしていくためでもあります。

そのため辞職が決まっても、次の職場が決まっていないと、生活自体がままならなくなってしまいます。

経済的な余裕がないと往々にして精神的にも余裕がなくなってしまうため、かなり危険です。

しばらくの間は失業保険などで生活することも可能ですが、計画性を持って転職活動を行うことをおすすめします。

家族がいる場合にはなおさら、家族を困らせてしまうこともあるため、どうしても転職活動ができない場合などには、家族と話し合いを重ねたり、専門機関への相談も考えましょう。

働きながら転職をするには、こちらの記事を参考に!

今の職場にはっきりと辞める意思と時期を伝え、引き留めには応じない

辞めると決めてすぐに職場に行かずにすむことはあまりありません。

きちんと上司や人事担当の方にお話をしたり、辞表を提出する必要があります。

とても勇気のいることですし、小言を言われたり、嫌な顔をされることもあるかもしれません。

「今辞められたら困る」、「辞めたらあなたが困る」などと言われて引き留められることもあるかもしれませんが、そのときには、自分自身が「辞めたい」と思ったのは何故だったのか、思い起こす必要があります。

例え引き留められたからと言って、職場の労働環境がすぐに変わることはほとんどあり得ません。

勤務を続ける上で、辞めたいと思った時と同じ感情や思いを繰り返し抱いてしまう可能性は高く、引き留められた時に気持ちが揺らいでも、せめてその場で即答することは避けた方がよさそうです。

辞めるまではきちんと今の仕事に取り組む

上司や人事の方と話し、辞職が決まったからと言って、仕事の手を抜いたり、急にやる気をなくしては、周囲の士気も下がりますし、会社にとっていい影響を与えません。

辞めるとは言え、社会に関わるひとりとして、できることを最大限行う努力を怠ることは、あまり良いこととは思えません。

折角辞めるなら同僚や上司に惜しまれて辞職をしたいですし、引継ぎが生じるようなら、自分がいなくなってからも滞りなく業務が進むように、残された時間でできることを最大限発揮することをおすすめします。

自分を責めない

仕事を続けられないことや、周囲の環境になじめないこと、物理的に仕事ができないことについて、自分を責めてしまっては、冷静な判断も難しくなりますし、精神的にも疲弊してしまいます。

たまたま自分に合わない職場や仕事を選んでしまっただけで、他のところに行けばうまくやっていけることもあるかもしれません。

運や縁もあると思います。

気を負わず、気に病まず、次の場所ではどんなことが待っているのか、楽しみに次のステップを思い描きましょう。

経験者が語る!実際に仕事を辞めて良かったと思うタイミング

では、実際に仕事を辞めるのによかったタイミングはどのようなものがあるでしょうか。

年度が変わるタイミング

年度が変わるタイミングは、やはり気持ち的にもすっきりするように思います。

学校に通っていた時分には、3月に卒業や学年を修了して、4月に新しい環境に行くというサイクルでもあったので、一番馴染みのあるスタイルのように思います。

身体に不調が出たタイミング

仕事を続けるという忍耐よりも先に、身体がギブアップしてしまったときには、身体が悲鳴をあげたんだなと思って、自分に素直になれます。

心身の不調は大概にしてストレスや過労によって発症するので、ストレス源を断ち切ることは健康への第一歩です。

仕事が好きで倒れてしまった場合には、治療に専念して早く治ることが一番だと思いますが、仕事が嫌だなと思っている場合には、ある意味では辞職する格好の機会と言えます。

まとめ

仕事を辞めるタイミングはそれぞれありますが、転職の日が大体見えてくると、「いついつまで頑張れば開放されるんだ」と前向きな気持ちになることもできます。

あまりにも仕事が辛いようだったら、「いつでも辞めることができる」と思うことで、気持ちを強く持てることもあります。

仕事は生活を豊かにするもので、生活そのものではないはずです。

自分に合った勤務時間や仕事内容、仕事仲間があるはずです。

生きている上では、時には忍耐も必要ですが、一度きりの人生をよりよい環境の中で過ごしたいと思うことは、当然のことです。

忍耐を続けるような人生を選ぶのもひとつの勇気ですが、自分の人生の舵取りは自分自身でしたいものです。

辞めたいと思った時には、これまでの人生を振り返り、そしてこれから先の人生について立ち止まって考えるにはもってこいの機会とも考えられます。

これを機に、是非転職について、そして働くことについて、考えてみてくださいね。


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