仕事上の人間関係が上手く行っていると感じる人は、それだけでとても恵まれた環境で働けていると思います。

転職理由の一番最初に上げられるのが「人間関係」。

仕事内容が原因の転職よりも人間関係での転職のほうが多いのが現実です。

仕事の人間関係は仕事以外で出会う人との関係とは違い、仲が良すぎても距離が近すぎても良くありません。

もちろん仲が悪くなってしまうのは論外です。

これは私の体感ですが、大人になればなるほど仕事の人間関係で悩む人の割合も増えていると感じます。

部下でいる時は上司に気を使い、自分が上司の立場に立った時は今度は部下に気を使ってしまう。

特に部下との関係に悩んでいる上司の方は多いのではないでしょうか。

人間関係が良くないと悩むことは仕事のパフォーマンスを下げたりひどい場合は精神を病んでしまう原因になってしまいます。

今回は仕事の人間関係に疲れた...と感じてしまう理由とその解消法などをご紹介して行きましょう。

仕事の人間関係に疲れた…と感じてしまう7個の理由と解消法とは?

仕事の人間関係に疲れたと感じてしまっている方、その原因や解消法をご紹介して行きましょう。

もちろん、私がご紹介する理由や解消方法が全ての方に当てはまるとは限りません。

それでも思い当たる原因を見つけたり、一般的な対策方法を知ることで少し心が軽くなる手助けができればと思います。

ぜひご自分の状況と合わせながら読んでみてくださいね。

いつも上司の顔色を伺ってしまう

まずは自分が部下の立場として働いている時に良く起こる状態から見ていきましょう。

上司が怖い、厳しい、苦手だと感じている人はとても多いのではないでしょうか。

特に何か失敗をしている訳ではないけれど、上司がその場にいるだけで必要以上にビクビクしてしまったり気を使ってしまう、と言うことは本当に良くあります。

むしろ上司に全く気を使わない、いつもと同じ自分でいられると言う人のほうが稀有な存在と言えるでしょう。

部下に気を使わせないように、フレンドリーな振る舞いをしてくれる上司もいますし本当にウマの合う上司と出会えている方もいるでしょう。

そんなあなたはとっても幸運と言えます。

職場の雰囲気は一番上の上司の振る舞いや上司の振りまく雰囲気で決まってしまうと言っても過言ではありません。

理不尽に怒る上司、部下に仕事を押し付ける上司、すぐに声を荒げる上司など人の上に立つのに相応しくない上司も多数存在します。

上司に会いたくないからと転職を検討したり、仕事内容に不満はないのに上司と合わないと言った理由で退職してしまうのはとてももったいないことです。

退職、転職を考える前に上司との付き合い方を変えてみませんか。

解消法をご紹介しましょう。

その解消法とは?

必要以上に上司に気を使ってしまう、いつも顔色を伺って仕事に集中できない。

そんな悩みを抱えている人はまず何よりも「開き直ること」が必要です。

上司に気を使っていない人などいない、あなただけでなく周りの同僚たちも同じように気を使っていると言うことを知りましょう。

「みんな同じなんだな」と知ることで少し頑張ろうと言う気持ちが湧いてきませんか。

それに上司の顔色を伺って仕事のパフォーマンスが落ちてしまうより、社内の上司のご機嫌取りをせずに仕事に集中できる方が良いと思いませんか。

個人的な意見ですが、部下に多大な気を使わせてしまう上司はあまり良い上司とは言えません。

そんなことよりも目の前にある仕事を終らせる、仕事を通じて自分自身が成長をする、そのことに集中しながら仕事をこなしていきましょう。

職場の人たちに迷惑をかけているんじゃないか?と感じる

新人の頃は仕事を教えてもらって言われたこと、自分が分かる範囲の仕事をしていくのが普通ですよね。

しかしそのキャリアを一年、二年と積んでいくと「出来て当たり前」のことが増えていきます。

成長のスピードや仕事のスピードは人それぞれなので本当は比べる必要はないことなのですが、それでも後から入ってきた新人さんや同時期に入社した同僚たちと比べて「自分は仕事ができない」と劣等感を持ってしまう方もいるでしょう。

あの人は上手く仕事をこなしているのに自分は上手くいかない、そのことで引け目を感じてしまい人間関係にまで影響を及ぼしてしまう。

上司や同僚も、仕事ができない自分よりも仕事を上手にこなすアルバイトや新人の方を頼りにしていると感じる。

そんな時はどのように解消していけば良いのでしょうか。

その解消法とは?

まず、このように周囲の人たちと自分とを比べてしまう方は「自分に自信を持つこと」がとても大切になります。

自分に自信がないから、周囲の人たちとつい比べてしまうのです。

仕事のできる、できないを比べて良いことはひとつもありません。

誰でも得意なこと、不得意なことがあります。

あなたが比べている人は、あなたの不得意なところが得意だと言うだけなのです。

もちろんその逆も有りえますよね。

ここからは私の実体験でお話をしましょう。

私が接客のある職種で上司として働いていた時に、あるパートの主婦の方から「自分は仕事ができなくてつらい、覚えるのも大変だし退職したい」と言う申し出がありました。

ご本人は思い詰めてしまっていて、とてもつらい、とおっしゃっていたのですが、私が上司の立場からその方を評価すると「とても良いパートさん」だったのです。

その方はご自分でもおっしゃっている通り、確かに仕事の覚えは決して良いとは言えませんでした。

器用に仕事をこなすタイプでもありませんし、スピードが求められる作業ものんびりとやってしまうタイプのパートさんでした。

しかし、丁寧な接客やお客様へのお声がけ、商品の売り込みなどは抜群に良く、私は早い段階で「この方はテキパキするよりも丁寧に、自分のペースで接客をしてもらうことで会社の力になってくれるタイプだな」と思っていたのです。

私はそのことを伝えて自分と周囲を比べることなく、マイペースに仕事をしてもらったら良いですよ、と話をすると退職を思いとどまってくださいました。

この方のように、自分の良いところは自分ではなかなか見えづらいものです。

人と比べるのは止めて、自分に自信を持てるようになれば職場の人間関係に悩まされることも減っていきますよ。

社内の噂話や悪口にうんざり!疲れた!と感じる時

たくさんの人が集まる社内、中には「人の噂話が好きでしょうがない」と言う人もいますよね。

そんな方に悩まされている方は多いのではないかと思います。

特に女性の多い職場だと、なんとなく派閥があり悪口を言い合っている...なんて職場も実際に存在します。

仕事をしに来ているのだからそんな馬鹿げた話は放っておきたいところですが、周囲との調和を優先する方なら噂話や悪口が好きな人の話も聞いてあげてしまっているのではないでしょうか。

自分の興味のない話、しかもネガティブな話を聞かされると言うのは想像以上に疲れますし消耗します。

なんとか波風を立てないように、自分の社内での立場を守りながら噂話を遠ざける、そんな方法を探したいものです。

せめて、影響を受けないようにする方法をご紹介しましょう。

その解消法とは?

噂話、悪口でもう疲れたと言う方に試してほしいのが、「ちょっとトイレ」「仕事がいっぱいある」などと言ってその場を離れ話に乗らないことです。

そんな簡単にできるわけない!!と思いますか?

大丈夫。噂話や悪口、愚痴を言いたい方は聞いてくれる相手を探しています。

その方たちは、話を聞いてくれるのならあなたでなくても良いのです。

あなたが数回「ちょっとお手洗いに行きます」と席を立ったところで覚えてはいません。

話を変えてしまう、と言うのも有効な手段ですね。

愚痴を言い出したところで「そういえば、この間の仕事ってどうなったか知っていますか?」や「昨日テレビ見ましたか?」などなんでも良いのです。

数回続けているうちに、「この人は自分の愚痴を聞いてくれない」と感じて他の人に言うようになります。

そうなっても、みんな大人、まして仕事中ですから愚痴や悪口を聞いている暇はありません。

何よりも大切なのは「話に乗らない」「自分が立ち去る」ことですよ。

あくまで自然に、最初のうちは何回かに一回は話を聞き流してあげることも大切です。

その時、うなずいたり自分の意見を言ってはいけません。

聞いているだけで十分です。

「どう思う?」と言われたら、何もかも「分からない」でOK。

噂好きの人は、共感してくれないと感じたら必ず離れて行きます。

職場で孤立しているような気がする時

上記のように「噂話が好きでどんどん話しかけてくる人」がいる場合もあれば、職場の人間関係に馴染めず孤立していると言う方もいるでしょう。

職場の人と仲良くしたいけれど、いつも気付いたら孤立している...ランチタイムは一人でさみしい...など職場の人間関係が希薄で悩んでいると言う方への解消法を見てみましょう。

その解消法とは?

職場はもっとわいわい、みんなで飲み会などを開催して楽しく仕事をしたいのに、職場の関係が希薄で気がついたら孤立してしまっている。

この悩みを持っている方は、考え方を変えてみて下さい。

正直に言うと、職場の人間関係なんて希薄である、他人行儀であることが一番良いと思っている方が実はたくさんいます。

みんな大人なので口には出しません。

飲み会などにも参加し、仲良く振る舞います。

しかし、自分が転職をしてその職場を去った後にプライベートで会おうと思う方は果たしてそんなにたくさんいるでしょうか。

職場の人間関係は濃くすれば濃くするほど働きにくくなり、面倒になってくるものです。

他人行儀で、相手に少し気を使っているくらいのほうが良好な関係を保てます。

寂しがる必要なんてありませんよ。

職場での孤立、それが業務に支障が出るほどならいけません。

周囲から無視をされている、必要な情報が回ってこない...このような状態なら話は別ですが、普通に接してくれていて仕事も問題なくこなせているのなら、「今の状態が一番良い」と言うことを知りましょう。

職場でひどく孤立している時

先程の「職場で孤立しているような気がする」と言う状況ではなく、完全に孤立してしまっている、業務に支障がでるほどだと悩んでいる方も中にはいらっしゃるでしょう。

今世間で問題になっている「パワハラ」の一つである無視やほとんどいじめに近いような目にあっていると言う方もいらっしゃると思います。

そんな時の解決方法をご紹介します。

その解消法とは?

今現在「パワハラ」は大きな社会問題となっています。

上司や同僚からの精神的な嫌がらせ、意図的な無視などはパワハラに含まれます。

パワハラ被害にあってしまっているという方。

あなたが「自分に原因があるかもしれない」と思うのであれば、当事者同時での話し合いが有効な場合もあります。

しかし全く心当たりがない、もしくは話し合いをしても解決しないと言う場合は第三者に間に入ってもらうことが有効な手段です。

個人的にはそのようなくだらないことにあなたが気を揉む必要はないと思うのですが、職場での人間関係を改善して業務に当たりたいと思うのなら会社のパワハラ相談などを利用しましょう。

小さな会社でそのような機関が設けられていないなら、公共の機関の労働相談所に相談しましょう。

外部に相談をするのは気が引けますが、自分の身を守るのは自分自身だけです。

精神面に影響が出る前に相談に行ってください。

心の強い方は「気にしない」と言う方法もありますが、そうでない方は必ず外部に頼れる人や機関を見つけておくようにしましょう。

仕事を押し付けられていると感じる時

上司や同僚が全く仕事をしない!

なんだか仕事を自分に押し付けられている気がするし納得がいかない、と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私も同じような経験があります。

派遣社員として働いていましたが、なんと店長が時間通りに出勤しない、遅刻をしてきた時はタイムカードを押して欲しいと頼まれる、就業時間ギリギリになって自分の仕事をこちらに回してくるなど信じられない出来事がたくさんありました。

もちろん派遣社員と言えども責任を持って仕事に当たっていましたから、自分の仕事はきっちりとこなすのが責任です。

しかし全ての仕事を押し付けられて高いモチベーションで働けるわけがありません。

その解消法とは?

黙って全ての仕事を受け入れていては、いつかあなたが爆発してしまいます。

普通なら助けてくれる上司がそのような責任感のない方だと本当に困ってしまいます。

私の場合は派遣社員だったこともあり契約の更新をせずにその職場を去りましたが、そう簡単にいかない状況も十分考えられます。

そんな時は仕事内容を簡略化してしまうか、もっと上の立場の方に相談することがとても有効です。

仕事の簡略化は「自分の仕事が大変」と言うことを正直に伝えて無駄を省きながら労力を抑えていくようにします。

それでも仕事量が明らかに違う場合は上の立場の人に相談することで解決を目指しましょう。

上の人に話すという行動はまるで「告げ口」のようで気が引けてしまいますが、よく考えると仕事を押し付けられている状況はとてもおかしいです。

まずは話し合いの場を持ち、それでも解決しない場合の最終手段として上への報告をしましょう。

部下との関係に悩んでいる時

上の立場で働いている方も人間関係に悩んでいるのではないでしょうか。

まだ上司になったことがない新入社員の方や若い方はピンと来ないかもしれませんが、会社の上司の立場でも部下との関係が上手く行かず気を使ってしまう、仕事を頼みにくい、自分は上司としてきちんと指導できているのか?

などと悩んでいる方はとても多いのです。

上司と言えども人間です。

ウマの合う部下と合わない部下がいて当然です。

私の個人的な経験上、上司として働いていた時のほうが部下との人間関係に悩んでいた期間でした。

その解消法とは?

部下とのコミュニケーションに問題がある、と自分で感じているのなら少しでも早く解決をしましょう。

部下とのコミュニケーションは会社の成長に直接繋がります。

上司であるあなたの醸し出す雰囲気次第で部下の態度も必ず変わります。

今現在、あなたは部下にどのように接していますか?

上司らしく振る舞わないとと思って部下の意見にダメ出しばかりしていたり、成長してもらおうと強い言葉を投げかけたりしていませんか?

一昔前は「強く厳しい上司」がいて当然と言う時代もありましたが、今の新入社員は権力を振りかざす「厳しい上司」には付いて来なくなっています。

厳しく当たるのが成長を促したいと言う気持ちからでも、それはとても伝わりにくく部下のやる気を奪ってしまう原因になりかねません。

世代によっては「褒めて伸ばす」方が有効な場合がとても多いのです。

しかも褒められることで部下側も心を開いてくれる可能性も高くなり、人間関係が改善されるかもしれません。

上司の悩みは何事も自分次第で解決できると覚えておきましょう。

人間関係に悩んでいる人に試して欲しい!職場での正しい振る舞い方

職場の人間関係で悩んでいる方、どこに行っても毎回同じような立場になって人間関係に悩まされてしまっていると言う方に職場での正しい振る舞い方をお教えしましょう!

職場の人間関係は「本当の自分」を見せる必要がありません。

仲が良い人や家族と一緒にいる時のように振る舞っていては面倒な人間関係に悩まされやすくなってしまいます。

程よい距離を保ちながら、職場で上手に振る舞うにはコツがあります。

見ていきましょう。

毎朝笑顔で挨拶をする

基本的なことですが、毎朝出社したら必ず挨拶をするようにしましょう。

以前私が働いていた職場では、出社したら必ず全員の顔を見て挨拶をするようにと義務付けられていました。

出社時間がバラバラであっても必ず挨拶をし、一言二言交わすことで人間関係はとても良好に保たれていましたよ。

一緒に働いている人に元気よく挨拶をすることで「今日一日頑張ろう」と思えるものです。

同僚であっても丁寧に敬語で話す

同時期に入社した方は親しくなりやすいものです。

特に入社したての頃は、同じように仕事を覚えていく相方のように感じることでしょう。

ですが、この同僚との関係も最初から仲良くなりすぎるのは問題です。

仲良くなって何か不都合があるの?と思ってしまいますよね。

ですが職場の方とはある程度の距離を保ったほうが人間関係が円滑に進む場合が多いのです。

と言うのも、私たちは適度な距離を保っている相手に悪い印象をいだくことがほとんどないからです。

丁寧に、しかし一定の距離を保ちながら付き合うことで当たり障りのない人間関係を保てるでしょう。

相手に悪い印象を与えないで距離を保つ方法が「必ず名字で呼ぶこと」「常に敬語を使うこと」です。

くだけた話し方をしてしまうと相手との距離がぐっと縮まってしまいます。

職場では常に丁寧に、敬語で話ことを意識してみましょう。

プライベートとの境をしっかりと持つ

職場の人間関係は、プライベートとは切り離して考えることをおすすめします。

実は会社の飲み会に参加を強制されたり、職場の方とどこかに出かけたりするのは日本人特有の考えだと知っていますか。

海外の方は付き合いで飲みに出かけたり会社の接待などには「自分が行きたい」と思わなければ絶対に参加しません。

その代わり断られてもなんとも思わないのが特徴です。

一番大切なのは自分の時間です。

ストレスを溜めないで仕事の時間を元気に過ごせるように、休日の予定は充実させましょう。

仕事の愚痴は外の人に話す

毎日働いていると話を誰かに聞いてほしかったり、ちょっと愚痴を聞いてほしい時もありますよね。

そんな時は絶対に職場の人に話してはいけません。

職場以外の友人、特に信用できる友人や家族に話をするようにしましょう。

不平不満ばかり言っていてはもちろんダメですが、時々スッキリさせて息抜きをするようにしましょう。

まとめ

今回は仕事の人間関係に疲れた方へその主な理由と解決策などをご紹介しました。

いかがだったでしょうか。

あなたに当てはまる人間関係の悩みを解決する糸口は見つかったでしょうか。

職場の人間関係は誰でも多少の悩みを持っているものです。

解決策を駆使し、良い環境で働けるように日々努力をしましょう。

良い人間関係の職場で働けている方は今の状況を維持できるように努めて行きましょう。

悩みのない、明るい職場は仕事のモチベーションを上げてくれますよ。

楽しく働きましょう。


関連キーワード

仕事