ストレス社会と言われる現代の日本。

SNSの普及などにより仕事をしやすくなった分、プライベートと仕事の境目があいまいになってしまい却ってストレスが大きくなってしまう方や仕事が終わった後にドッと疲れてしまう方も多いのではないでしょうか?

一昔前までは「ストレス」という言葉さえなく「仕事を一生懸命やり、疲れることが美徳」という風潮があったので年配の人から見れば「最近の若者は・・」と思われてしまうかもしれません。

昔と比べて情報や技術が進歩したのは素晴らしいことですが、昔とは違う「疲れ」が存在するのは確かです。

そこで今回は「疲れるを感じるシチュエーション」や「明日からも頑張れる方法」をご紹介していきます。

疲れとは?

老若男女問わず溜まるのが疲れです。

学校だろうと職場だろうと日々の生活の中でさえ、その環境、特有の疲れがありますね。

疲れは主に2つに分けられます。

身体的な疲れ

単純に長時間働く訳ですから肉体的な疲労があります。

物流関係など重たい物を運ぶ業務がある職種は特に疲れが溜まりやすいです。

他に歩きが基本である営業職、乗り物を運転する必要がある職種では目を酷使するので眼精疲労などその職種によって様々な身体的な疲れがあります。

精神的な疲れ

多くの人は一人で仕事をしている訳ではなく、不特定多数の人と業務を行うのが大部分だと思います。

家族でも友人でもない人とある程度の距離を保ちつつ、且つ円滑に仕事を進めなければならないのでコミュニケーションも必要となってきます。

みんな気が合う人で苦労はしませんが、人は千差万別。

上司や同僚と合わない方もいるでしょう。

その中で仕事をしていくのですから精神的な疲れも相当です。

身体と精神は密接に関わっているので精神的な疲れにより、体に不調をきたすこともあります。

仕事に疲れるシチュエーション9個 

不特定多数の人が働いている会社という組織。

それだけ疲れを感じる場面も多いということですね。

一見「そんな事で疲れを感じるの?」というものでもその人にとっては「ストレス以外の何者でもない」と感じることもあるでしょう。

では、どんなことで疲れを感じるのかそれぞれシチュエーションを見ていきましょう。

人間関係の問題

上司や同僚、後輩との人間関係の問題。

これを一番抱えている人が多いでのはないでしょうか?

更に同性や異性などの違いにより問題を深めていることも考えられます。

協力しながら仕事をしていくのが一番ですが、性格、生きてきた環境、仕事に対する考え方も人によって違うので一朝一夕には行きません。

うまく付き合っていく為に試行錯誤しながら仕事していくのですから、疲れが溜まりやすいのは当然のことです。

人間関係の悩みを解決するには、こちらの記事を参考に!

仕事上のミス

何か仕事でミスをすると様々な感情が駆け巡り疲れが出てきます。

上司や周りの評価が気になったり、自信を失って自分を責めたり、ミスを取り戻す為、必死に努力するので身体的な疲労にも繋がります。

長時間労働

日本では法定労働時間が1日8時間、週40時間と決められています。

8時間を超えると生産性が下がり非効率になってしまう為なのですが、ただでさえ長く感じる8時間を更に超えてしまってはそれは疲れも溜まります。

残業代をきちんと出してくれる会社であればまだいいですがサービス残業が横行している職場だと精神的な苦痛もありその疲れ具合も尋常ではありません。

ハラスメント

パワハラ、セクハラ、モラハラなどいやがらせを受けることで疲れが溜まります。

最近では飲み会などでカラオケを無理に歌わせる「カラハラ」なんてものも出てきました。

なんでもかんでもハラスメントにするのは考えどころですが、実際、人によって嫌がることも違うので疲れやストレスを感じることも種々あるという事ですね。

休息不足

人によって業務形態によって必要な休息も違ってきますが、残業を重ねて更に休息が不足していると疲れが溜まりやすくなり、病気やケガの原因になったりします。

付き合いによる飲み会

会社に勤めていると歓送迎会、忘年会、新年会、顧客の接待など様々な飲み会に参加しなくてはならない場面があります。

お酒が飲めない、騒がしい場が苦手な人にとっては、まさに「疲れの温床」となり得ます。

顧客の接待など何か「飲み会をやることによる恩恵」があればいいのでしょうが、上司の愚痴や小言を聞いたり、知らない方が良かったことを知ってしまい仕事がやりにくくなるなど、飲み会に対しストレスを感じてしまうという方も多いのではないでしょうか?

通勤・移動

通勤時間が長い、電車やバスの乗り換えが多い、満員電車など通勤するするだけで疲れてしまう方もいるでしょう。

更に疲れた中での帰宅。

大変な労力を使います。

最近では「通勤時間が無駄」と考える企業もあり、リモートワークという新しい働き方も広まってきています。

営業の方に言えることですが、顧客先に営業に行く際の移動も疲れの原因です。

一時的に会社から解放されるという利点もありますが、雨が降っているなどの天候理由、電車が遅延する、重い鞄を持っての移動、手土産の購入など気が重いシーンが多々あります。

売り上げ・営業成績

会社なので売り上げに貢献するのは当然なのですが、ノルマがあり毎日数字に追われる職種の方は疲れやストレスが溜まります。

逆境を楽しめる方やノルマを追うことにやりがいを感じられる方はこの限りではありませんが、プレッシャーに感じている方が多いのも事実です。

接客業

会社の同僚や上司などの会社のことに加え、お客様相手に接客をしなくてはならない職種の方は大変です。

時にクレームを入れられたり、お客様のワガママに付き合ったりと日々の業務の中で疲れてしまう場面も多々あるではないでしょうか?

そこにハラスメントやサービス残業などが重なると、本来あってはならない要素にさらされている訳ですから、それだけ疲れも溜まります。

身体の疲れを翌日へ持ち越さないためのコツ

ここまで様々なシチュエーションでの「疲れ」があることを紹介してきました。

完全に疲れない環境を作るのは難しいですが、少しでも疲れを残さず次の日に取り組みたいものです。

そこで疲れを翌日へ持ち越さないためのコツを紹介していきます。

入浴

服を脱ぐという行為は全て解放するということでもあり、一日の疲れを取るのに入浴は打ってつけのリラクゼーションです。

ただ単に入ることでも気分転換になりますが、40℃のお湯に10分、全身浸かることで疲労回復の効果が高いと言われています。

それに加え入浴剤やアロマで半身浴を行い電気を薄暗くするなどもおすすめです。

他に音楽を聴いたり、テレビを見る、電子書籍を読むといった自分の好きなことをしてゆったりするのもストレスを取る上で必要なことです。

ストレッチ

会社でもできることを前提として「大きくのびをする」「両肩を前後に回す」「ゆっくり深呼吸をし呼吸を整える」といったストレッチがおすすめです。

特に「大きくのびをする」ストレッチは場所を問わず簡単にでき、脳に働くぞ!という信号を与える為、効果的なストレッチと言えます。

ある程度、自由に体を動かせる環境の方は「ラジオ体操」もいいかもしれません。

パソコン作業など同じ姿勢を続けることで疲れが溜まっていくので適度に体を動かしてあげるのが重要です。

自分の趣味の時間を作る

これは非常に重要です。

自分の好きなことをするのは一番のストレス発散になります。

ゲーム、映画、テレビなど人によって異なりますが少しの時間でも「自由時間」を作ってあげることで余裕が生まれます。

疲れを取るための睡眠のポイントは?

疲れを取る上で欠かせないのが「睡眠」です。

一番、重要と言っても過言ではありません。

しかし、質の良い睡眠でないと疲れを取り切れなかったり、睡眠不足になり更なる疲れを溜めてしまうことになり兼ねません。

良質な睡眠を取るにはどうすればいいか見ていきましょう。

入浴の時間

質の良い睡眠をとる為にお風呂に入る時間も重要です。

眠りにつく1~2時間前に入る方が良いと言われています。

その際、電気を消すことで更なるリラックス効果が期待できます。

テレビやスマホを見ない

寝る直前までテレビやスマホを見ていると感覚が過敏になり、睡眠に悪影響を及ぼす場合があります。

テレビやスマホを見るということは何かしら情報を読み取っていることになり脳が覚醒してしまうということですね。

自分に合った睡眠環境を整える

例えば、睡眠導入のBGMをかける、アロマを焚くなど自分が落ち着ける環境を作ることが大切です。

もし枕が合っていない、布団の寝心地が悪いと感じるのであれば寝具の見直しを検討してもいいかもしれません。

メンタルの疲れを解消するには?

体の疲れを取ると同時に同じくらい大切なのがメンタルの疲れを解消することです。

メンタルが悪化してしまうと体にも影響が出てしまうのである意味、体よりメンタル疲れの解消の方が重要かも知れません。

過去より現在と未来にフォーカスする

時には過去の失敗から学ぶこともあるでしょうが、あまりにも悩み過ぎて過去に囚われてしまうのは避けたい所です。

そんな時こそ、過去で苦労し悩んできたのは何のためだったのか考えましょう。

恐らく未来の自分に想いを馳せたからではないでしょうか?

全て未来の自分の為だったと考えることで前向きになれます。

余暇を楽しむ

どうしても働く意味や、やりがいを見出せない人は「全ては余暇を楽しむ為」と割り切るのもいいかもしれません。

旅行や趣味など自分の好きなことをするにはお金がかかかる。

なので働く。

といったことでも立派な働く意味になり得ます。

もちろん、自身を成長させるために仕事が必要と考える人もいるでしょうが余暇を楽しむことは悪いことではありません。

笑う

対象はなんでも構いません。

テレビでお笑いや映画を見るなど「笑う」と気持ち的に明るくなります。

何だか悩んでいたことが小さく思えたり、一時でも辛いことを忘れられたりと自分の気持ちをオフすることは重要なことです。

最近では笑うと免疫力が高まり健康的に良いということも言われています。

疲れを溜めないために日中できることは?

会社によって日中できることは限られてきますが、なるべく疲れない環境作りを実践し翌日もスッキリした気持ちで仕事したいものです。

具体的な方法を紹介していきます。

日々の計画に沿って仕事を進める

無計画のまま、行き当たりばったりで業務を進めていくと思わぬトラブルに見舞われ、その分ストレスが溜まります。

そうならない為にも常日頃から計画を立てる癖を付けることをおすすめします。

計画をしていると不確定要素や失敗しやすい点などを見つけやすくなり、実際に問題が起こったとしても慌てず対処できるようになります。

周りの雰囲気に惑わされずに集中する

確かに周りの空気を読み、仕事仲間に合わせていくことも円滑な仕事をしていく上で非常に重要なことです。

しかし、あまりにも周りの雰囲気に流されていると自分の仕事が中断してしまい、取り返すために労力を使うので疲れやすくなってしまいます。

周りをないがしろにしない程度に集中していくことが重要です。

こまめな小休止を取る

コーヒーブレイクや一服などの小休止、それが出来ないのであれば自分のデスクで軽くのびをしたり、その場で足踏みをするといったことでもいいので、一旦業務から離れる時間を作るのは必要なことです。

人間の集中力は意外と続かないと言われているので小休止を挟んだ方が作業効率も上がりやすくなります。

カフェインや糖分を控える

疲れた時にカフェインや糖分を含む「栄養ドリンク」を摂取する方もいると思いますが、摂りすぎには注意が必要です。

交換神経を活発化させるのはいいのですがそれだけ興奮状態にあるということなので、却って作業効率を落とすことにならないよう適正な摂取が必要です。

まとめ

いかがでしたか?

疲れるシチュエーションの中で当てはまることがいくつかあったのではないでしょうか。

「お金をもらっているのだから疲れるのは我慢」と考える人もいると思いますが、なるべくなら少しでも疲れない方法で仕事をし、ストレスを発散する方法を身に付けておきたいというのは決して悪いことではありません。

逆を言えば「疲れとうまく付き合う方法」を見つけることができれば、作業効率がアップし、それだけ会社にも貢献していけるのです。


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