皆さんが通ったことはある本屋ですが、今の本屋はものすごく進化していますよね。

レンタル機能を備えていたり、店内にカフェスペースがあったり、ちょっとした日用品なんかが売っていたりと、日々進化しています。

そんな本屋ですがその仕事内容とはどのようなものなのでしょうか。

働いたことのある人は分かるかと思いますが、知らない人、または興味がある人へ向けて本屋の仕事内容をこれからご紹介していこうと思います。

ただここで紹介する本屋とは純粋な本屋ですので、そのつもりでご覧ください。

本屋の仕事は大きく3個の役割に分けられる

レジ

まずは大きな仕事であるレジです。

レジでは商品の会計を主に行い、その他に対応できることを案内したりします。

例えば商品の検索や在庫確認などが大きな仕事になります。

レジについては覚えることも少なくて済みますからそこまで苦労することもないと思います。

また今はレジも進化していて、お釣りが計算されて出てきたり自動化が進んでいますから、お釣りを間違えるなんてミスもなくなりますし、他にもセルフレジも出てきているため店員がレジ作業に追われるということも少ないです。

そういったことを考慮すると、主な仕事であるレジ作業はやりやすいものになっているでしょう。

品出し

二つ目が品出しです。

品出しはバックヤードにある在庫だったり新商品を店内に出す仕事です。

一見簡単そうに見える品だしですが、店内の商品配置や各ジャンルなどを把握していないと仕事が進まないため、思っている以上に大変な仕事です。

本屋は店内がそれほど広くなくても書籍の数は相当な量を展開しており、それらの配置を覚えるだけでもそれなりの時間と労力は必要になってきます。

また商品の配置は定期的に変わったり、新商品に関しても自分で場所を作ったりと工夫も必要になってきます。

品出しでは他に店内に置くポップ作りだったり、ビニール梱包や、掃除など様々な業務をこなします。

このように一見簡単そうな品だしの仕事ですが、やることはとても多いです。

発注

発注は主に商品の取り寄せだったり、入荷する商品の確認になります。

発注は一番責任が大きくミスが許されない仕事でもあるため、社員しか行えないことも多いです。

アルバイトやパートが行う際にも社員の確認が必要だったりと、本屋の仕事で一番責任感を感じることができる仕事です。

問屋への在庫確認はもちろんのこと、発注する商品にミスがないように注意が必要でもあります。

また、人気商品だったり限定商品には予約が殺到することもあり、その予約数も発注する際には間違いがないようにしなければいけません。

新商品や注文品ばかりに気がいってしまっては、売れ筋商品の入荷だったりに気が回らなくなってしまうため、店内の商品在庫の数や売れ筋なども把握しておく必要があります。

レジの3個の業務

開店前

まずは早番のスタッフ全員で朝礼をするところから始まります。

朝礼では業務連絡や声出しなどを行います。

レジ業務の開店前はレジにお金を入れたり電源を入れたりします。

レジの数にもよってきますが、けっこう大変な作業です。

レジに入れておくお金は全て同じ金額になるようにする必要がありますから、簡単そうに見えて大変な作業です。

他に手が空いていれば店内の掃除をしたりします。

後はお客様を出迎えるだけですから、そこまで幾つもの業務を行う必要はないのが特徴です。

開店中

開店中はお客さんに対して挨拶を交わしつつ購入される際にはレジにて会計を行います。

レジも自動計算してお釣りを出してくれる物もあれば、アナログにお釣りを数えて渡すものとあります。

後者のレジでは会計ミスが起こらないよう注意をしながら行う必要があります。

またレジでは数時間置きに点検をします。

この点検では会計にミスがないかを確認する大事な作業です。

金額の誤差が大きいと始末書を書くはめになることもあります。

お客さんが会計に来ないときは、ブックカバーを折ったりします。

本屋にて書籍を購入された方はご存じかと思いますが、小説などを購入されたお客さんには店舗オリジナルのブックカバーを提供しているところもあり、手が空いているときはそれを折ったりしています。

閉店後

閉店後は最後の点検作業をします。

その点検が終わるとレジの電源を全て切った後、レジのお金を全て事務所まで持っていきます。

閉店後にレジが行う業務はこれだけです。

このように見るとレジ業務で一番やることがあるのは当然ながら開店中と言うことになります。

開店前と閉店後は特別何かをするわけではないので覚えることも少なくて済みます。

ですから、レジを締めたら他の作業を手伝ったり事務作業をします。

ただ、最後の点検で金額が合わなかったりするとレジの閉めは時間がかかってしまいます。

品出しの3個の業務

開店前

品出しの開店前業務は、入荷した商品の梱包から始めます。

本には色々と付録が付いていたりしますよね。

本自体にくっついている付録は入荷したときから付いているものですが、ビニールや輪ゴムでとめられている付録は入荷した後に店員が付録を入れているのです。

これが地味に大変な作業になるのです。

入れる付録を間違えてはいけませんし、付録が落ちないようにしなくてはいけません。

それが終われば次にコミックなどをビニールで梱包します。

これは立ち読みを防止するためです。

雑誌などと違いコミックは立ち読みされてしまうと、購入に繋がりにくいためちゃんとビニールで梱包します。

その際に防犯タグなども入れておく場合が多いです。

開店中

開店し、梱包作業が終われば、カートに商品を乗せて品だしをしていきます。

新商品については開店直後からそれ目当てに来店することが予想されるため、できれば開店前には店頭に並べたいものです。

品出しの際はお客さんの気を付けながら、カートを押していくことが大切です。

また、品出しをしているときが一番声をかけられやすい時でもあるため、よくお客さんから声をかけられます。

そのほとんどが商品を探している場合が多いので、大まかに何の商品がどこにあるかといった位置情報は頭に入れておいたほうが良いでしょう。

業務は品出しでもレジが混みあっている場合は当然レジ応援に入りますから、品出しをやりつつもレジの状況を見ておいたほうが良いでしょう。

品出しが終われば店内や店外の掃除を行ったりします。

店員がある程度巡回していることによって防犯対策にもなります。

閉店後

閉店後は週刊誌や月刊誌のバックナンバーを回収して回ります。

本屋に限らずコンビニなどでも共通ですが、週刊誌や月刊誌が出た日はその雑誌のバックナンバーは回収して問屋に返すのです。

品出しに関しても閉店後はバックナンバーの回収が業務になります。

当然それだけでは手が空きますから掃除をしたり、事務作業をしたりします。

残業を減らすため締めの作業は簡略化されていたり、業務が少なくなっているのです。

発注の3個の業務

開店前

開店前は発注した商品がちゃんとあるかを確認します。

発注リストを元に入荷した商品を一つ一つ確認していきます。

その確認が終わると予約の品や取り置きの品毎に分けます。

お客さんが受け取りに来た際、すぐに渡せるよう準備しておかなくてはいけません。

ここでも取り違えが起こらないように、お客さんの名前と商品に間違いがないかを確認しながら行います。

取り違えなんて起こらないと思うかもしれませんが、お客さんの中には似たような名前の方もいますし、取り置きの数も違います。

取り違えなんて起こらないという油断が取り違えを起こしてしまう要因となるので意識して行うことが大切です。

開店中

開店中は基本的にレジ業務をすることが多いです。

レジをしたり店内を巡回しながらお客さんから本の予約や取り置き、取り寄せをお願いされたときに、その商品が予約できるものなのか、取り寄せできるものなのかを確認します。

自店の在庫確認から問屋の在庫確認をしたりします。

もし問屋に在庫があれば数日で取り寄せることができますが、もし問屋に在庫がないと一週間は最低でも取り寄せに時間がかかってしまいます。

またチェーン店などであれば、他店の在庫確認もして店員自ら取りに行く事もあります。

開店中は他にも予約や取り寄せした商品が入荷したという連絡をお客さんにしなくてはいけないのです。

この連絡をすることによってお客さんも入荷したんだなと分かります。

閉店後

閉店後、発注の仕事では営業中に発注した商品の確認をします。

合わせて翌日の入荷情報なども確認します。

閉店後も開店前と同様にそこまでやることは多くないです。

気をつけなければいけないことは、受注ミスや発注ミスなのでそこさえ気をつけていれば問題はないでしょう。

閉店後は残業を少なくすることが求められているご時世ですから、スタッフ全員で掃除や事務作業など協力して早めに仕事を終わらせて帰ります。

本屋のやりがいや面白いポイントとは?

ここまで本屋の仕事についてご紹介してきました。

本屋の仕事は難しいところはあったりもしますが、大変と思う仕事より楽しいと思ったり面白いと思える仕事の方が多いです。

どんな仕事でも大変だったり難しいこともありますが、それ以上に楽しさややりがいというものはあるものです。

ここからは本屋での仕事にはどんなやりがいがあるのかと言ったことや、面白いと思うところなんかをご紹介していきます。

本屋の仕事のやりがいとは?

本屋の仕事のやりがいはズバリお客さんの笑顔とありがとうです。

ありきたりでエゴに聞こえるかもしれませんが、本屋で働くにあたってのやりがいはこれに尽きます。

ですから正直なところ人が好きでないとやっていけない仕事でもあるかもしれません。

本屋も接客業であり客商売です。

客商売は極端なところ人からのニーズがなければやっていけませんし、人が好きでないとやっていけない仕事です。

人生において本は最悪なくても生きていけるものです。

それをわざわざ買いに来るのはすごいことだとは思わないでしょうか。

やはり買ってまで読むからにはそこに楽しみがあるわけで、その人その人なりに求めているものがあるわけです。

それを購入していかれるお客さんの笑顔とありがとうの一言は、仕事をしていてこれ以上にやりがいを感じるものはないと思います。

これを読んだだけではなかなか分かりにくいかと思いますから、少しでも興味があったら是非とも働いてみてください。

ありがとうと言われるまでには時間がかかるかもしれませんが、きっとこのやりがいが分かるはずです。

本屋の面白いポイントは?

続いては本屋の面白いポイントです。

本屋の仕事は冒頭でもお話ししたようにものすごく進化しています。

今ある本屋で昔のように本だけを取り扱っているところはほとんどないのではないでしょうか。

もちろん中にはありますが、時代に合わせて企業として生き残っていくために、様々な工夫が施されています。

そうなれば面白いポイントもどんどん増えてきます。

例えばメディア商品(CDやDVD)を取り扱っているところなんかではポスターを広告として貼るわけですが、稀にアーティストが来店してポスターにサインをして行かれることがあります。

これは地域などによって頻度が違ったりしますが、こういう面白さもあります。

他にも自分で売り場の一部を展開したりすることも面白いポイントですし、職場の人や常連さんとのコミュニケーションなんかも楽しいポイントです。

面白いポイントは人それぞれかもしれませんが本屋の仕事は面白いと思えるポイントが多いような気がします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本屋の仕事からその役割などもご紹介してきました。

どうでしょう、少しは本屋の仕事が分かってでしょうか。

本屋によって仕事内容に多少の違いはあるかもしれませんが、基本的にはここであげた仕事が主な仕事にはなってくるかと思います。

後は雇用形態や勤続年数によって仕事内容も変わってくることでしょう。

ですが本屋の仕事は楽しいと思える仕事やお客さんと接して楽しいと思うことが多いですし、毎日働いていると常連さんの顔を覚えたりと面白いです。

本屋は販売業の中でも地味に思われてしまうかもしれませんがやりがいもありますし、落ち着いた環境で働けるので楽しいと思います。

ここでご紹介した情報が少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。


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