オシャレなインテリア商品に囲まれて仕事をする、インテリアコーディネーター。

知名度も上がり、女性にも人気のある職業としての地位を獲得しました。

また、建物、空間、不動産、生活設備、と関わる業種が多く、活躍の場所も広がっています。

この記事では、インテリアコーディネーターの仕事について紹介していきたいと思います。

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インテリアコーディネーターはどんな仕事?

お客様の要望を聞き出して、ライフスタイルや好みにあったインテリア用品(家具・カーテン・壁紙・照明)の組み合わせの提案を行う職業です。

建築家やインテリアプランナー、インテリアデザイナーと違う点は”既存の商品の組み合わせ”といった点にあります。

インテリアコーディネーターの大まかな仕事内容

基本は打ち合わせが多いです。

聞き出したヒントからアイデアを資料にまとめ提案。

予算内で最高の仕上がりを追求します。

仕事上の役割とは?

お客様の室内における用品選定において、要望にあったベストなアイデアを提案し実現する為の計画をします。

内外装材、インテリア用品、生活用品などの機能・デザイン・安全性に関する知識はもちろんどの空間にどのアイテムが最適なのかを判断する為の知識も必要になります。

コーディネーターの好みではなく、あくまでお客様の要望に沿うことが大切です。

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インテリアコーディネーターの仕事はどんな人に向いている?

インテリアコーディネーターに興味はあるのだけれども自分に向いているのか分からない…という方に、現職インテリアコーディネーターの方に共通する点を13個ピックアップしてみました。

10個以上当てはまればこの業界に向いているかもしれません。

参考にしてみてください。

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人1:流行に敏感な人

ベテランのコーディネーターになる頃には年代の離れた若いお客様のコーディネートを手掛けることも多くなるでしょう。

そうなると若いお客様の希望するイメージとコーディネーターの知識との乖離がでてくると、チグハグな提案になることがあります。

インテリア、デザインの流行り廃りはとても早いです。

頻繁に展示会や商品発表会などに出かけて最先端の情報に触れる必要もでてきます。

常に若い方と出会える環境があると「今どんなのが流行っているの?」と気軽に聞けます。

「一世代前のコーディネート」にならない様、年代による嗜好の違いを敏感にキャッチできる分析力も求められます。

また、良い空間をつくるには、良い空間を知らなければなりません。

国内はもちろん、海外にも素敵な空間はたくさんあります。

何故その場所が人気があるのかを分析していくと、そこには理由が隠れています。

また、自分の好みの場所の共通項を見つけると、”自分のベースとなるインテリアデザイン・得意とするインテリアデザイン”が見つかります。

この”ベース”を元にアイデアを展開していくコーディネーターも多いです。

自分の好きな場所が多く、なぜその場所が好きなのかを語れる方は自然にインテリアコーディネート力が蓄えられていき、自分のアイデアに反映されます。

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人2:人と接するのが好きな人

インテリアコーディネーターにとって、これが一番大切なポイントです!

人の話をしっかりと、じっくりと聞いて「お客様はこんな空間をイメージしているのかな…」としっかりイメージ共有できるコミュニケーション能力のある人が多いです。

会話の隅からヒントが見つかることもありますし、会話の中から具体的なライフスタイルのイメージを掴めたりもします。

コーディネーターとしての能力はもちろん、笑顔で明るくお客様と接する接客業、サービス業としての能力も必要なのです。

お客様の中にはワガママな方もいます。

無理な要望をサラッと言ってくることもあります。

そこで、「そんなこと無理です!」「私の言うことを聞いて下さい!」等と言い争いに近い状況になる前に、要望をよく聞き問題点を整理していくと解決策が見つかることが多いものです。

「人に不快感を与えずコミュニケーションがとれる力」とは簡単そうで難しいですよね。

なぜか人から相談されることが多い… 方は向いているかも!?

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人3:インテリアに興味がある人

ごく稀にデザインまで関わる場合もありますが、コーディネーターは基本、既存の商品の組み合わせ方法を提案することになります。

市販の商品を使うことになるでしょう。

その為、どのような商品が世の中にあるのかを把握する必要があります。

照明器具の種類や機能の違い、カーテンの種類や機能、キッチンのレイアウトやパーツの種類や機能… 家具だけではありません。

実際は一つの商品カテゴリだけでももの非常に沢山あるので、全てを知るのは大変です。

しかし、メジャーなブランドや商品はおさえておかなければなりません。

「引き出しは常に多く」しておくのが大切です。

お客様の中にはインテリア好きの方も多いので、共通の話題を見つけやすいのが家具の話題でもあります。

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人4:体力がある人

オフィス仕事もありますが、実際は結構歩きます。

これだけネットが普及し便利な社会になっても、空間を持ち運ぶことはできません。

写真やムービーに撮っても実際の空間の感じ方はかなり違いますので、現地に頻繁に見に行くことを疎まずにできる人が向いています。

お客様や協力業者との仕上がりの確認の為や打ち合わせなどで、外に出かける頻度は多いです。

商品の買い付けや情報収集の為に展示会にも惜しみなく足を運びます。

インテリアコーディネートは室内でサラッと仕事をするイメージがあるかもしれませんが、意外と体力が必要なのです。

時には現場の職人の手伝いをしなければならない状況になり、現場仕事をすることもありします。

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人5:親切な人

この点も重要な能力です。

相手を思いやってコーディネートする意識を常に持っていなければなりません。

インテリアコーディネーターはアーティストではありません。

あくまでお客様の要望に沿う提案をする仕事です。

自分のアイデアを押し付けるようではいけません。

そこで、ポイントとなるキーワードは”親切”。

相手のことを思って行動することです。

周りにいる親切な方を思い浮かべてみて下さい。

時間が経ってからそのありがたみに気づくことってありませんか?

「さりげないけど、役に立っている。」等が良い例です。

その場で感じる嬉しさとまた違った嬉しさがありますよね。

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人6:絵を描くのが好きな人

コーディネーターが思い描いたイメージをお客様や同僚、協力してくれる職人に的確に伝える為には、簡単でも良いのでイメージをスケッチができるほうが有利です。

最近では3Dモデルで空間サンプルを作れるソフトもたくさんありますが、やはり、その場でスラスラとスケッチできたほうが早いですし、時間のロスなく相手の反応が得られます。

暇があれば周りにある紙に落書きをしていた… 似顔絵が得意…な方でしたら、すぐに空間のスケッチは描けるようになるでしょう。

インテリアコーディネーター資格に必須の製図もこの延長線上です。

始めは堅苦しそうに見える図面も、慣れてくれば立体的に見えてきます。

美しい図面を描くコーディネーターはすごく素敵でプロフェッショナル感がありますよ。

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人7:数字に抵抗がない人

数字は、インテリアコーディネーターをする上で沢山でてきます。

ここでつまずいてしまう方は多いです。

特に製図に数字はつきもの。

寸法、重さ、単位、それぞれの計算の方法…これは勉強しなければいけません。

製図は仕事上とても大切な要素になり、資格試験では必ず出題されるので、用語や歴史の勉強と共におさえておきたいポイントです。

伝票や見積書に発注書等のお金の計算も間違えたら大変ですよね。

測った寸法の家具がパズルのようにスッキリ収まったり、カーテンの丈がバッチリ決まったりした時は快感ですよ。

そう、パズル感覚に近いかもしれません。

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人8:PCに抵抗がない人

イメージを手描きでスケッチすることも大切なスキルではあります。

とは言え時代はデジタル。

製図ソフトや画像編集系のソフトで図面やイメージを正確にトレースできるととても活躍できます。

間取りや寸法を詰めて図面を作成する時に使うなどと覚えればとても便利なツールです。

有名な製図ソフトとしては“CAD”があり、図面やパース作成時に使います。

最初はなかなか馴染めません。

しかし、エクセルやワードも最初は難しかったでしょうが、いつの間にかそこそこ使えるようになっていたのではありませんか?

もちろん“CAD”の全ての機能をマスターする必要はありません。

実際は一部の機能しか使わないでしょう。

しかし、ちょっとした修正などできれば提案にも使えるため、覚えておいて損はないスキルです。

資料作成にエクセルやワードを使うことが多いので、それも必須のスキルと言えるでしょう。

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人9:綺麗好きな人

外見が不潔なインテリアコーディネーターはまずいません。

高級な服を着る必要はありませんが、男性でも女性でもコーディネーターは服装には気を使っている方ばかりです。

特に清潔感は大事です。

社会人でも基本のこの項目。

清潔感のないコーディネーターの手掛けるインテリアには誰も期待できないですよね。

お客様は服はもちろん、靴、小物や鞄などもしっかりチェックしていますよ。

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人10:柔軟に対応できる人

お客様の要望に、予算、部屋の間取りや構造… 考慮する箇所は数多くあります。

全てを完璧に仕上げるコーディネーターはなかなかいないのではないでしょうか。

「この四角いテーブルを丸テーブルに変えると空間に余裕ができる」「ソファは対面型より、L字型にしたほうが部屋が広く見える」「同じデザインでもリプロダクト品を使えば費用を抑えられる」「黒いものを白く」等々、少しの工夫でガラッと変わったり要望に応えられたりするのもコーディネートの面白さであります。

また、コーディネートのプロジェクトは同時に数件が進むことが多いでしょう。

その為、1つの案件に時間を掛けすぎて他の案件に時間が足りなくなった…!

とならないように、アイデアが却下されても、サラッと次のアイデアを提案できなければなりません。

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人11:ルーティーンワークが苦手な人

スケジュールが思い通りに進まない… そんなのは日常茶飯事です。

毎日毎回同じルーティーンではありません。

お客様も変われば、打ち合わせで通う現場も変わります。

毎日が違った取り組み、頻繁に変わるプロジェクト。

日々新しいインテリア関係商品に触れられるのも刺激的です。

探求心と向上心があればスキルも上がりますし、飽きることなく続けられる仕事です。

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人12:お金の管理が得意な人

予算配分を常に気にかける能力も重要です。

予算を気にせず湯水のように使えるケースはまずないでしょう。

インテリアコーディネーターは結構キツキツの予算が組まれるケースがほとんど。

品質の良いものはビックリするほど高価なものも多いです。

最近では名作デザイン家具のリプロダクト品や、同じテイストの商品を作っているメーカーの知識は役に立ちます。

質が良く低価格の商品をいかに多く知っているかが、予算内で上質のコーディネートを仕上げるポイントでもあります。

インテリアコーディネーターの仕事に向いている人13:好奇心旺盛な人

インテリアのアイデアソースはインテリア業界からだけではありません。

「あの映画のセット素敵だな」、「雑誌でみたあの芸能人の部屋、オシャレだな」

等いろいろな所にアイデアソースは溢れています。

住居のアイデアを公共施設から持ってきたり、その逆もあったりします。

最近では「倉庫のような住居」などが人気がありますね。

「ボルダリングをインテリアに取り込む」など今まででは考えられなかった組み合わせも見つかるかもしれません。

好奇心の塊のような方は常にクリエイティブです。

「話題の場所ができればすぐに行かなければ気が済まない」「新商品はすぐに商品を実際に見に行く」など、新鮮な情報を進んで取り入れていく姿勢も大切です。

お客様に「こんな新商品ができました」「これからはこんなのが流行りますよ」といったコミュニケーションツールにもなります。

最先端の商品に触れることができますので、お客様も「それは知らなかった、さすがですね!」と感じてくれる箇所でもあります。

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その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

女性が比較的多い職種で、結婚、出産後の再就職先としても人気があります。

また、関連業界にシフトするインテリアコーディネーターの方も多くいらしゃいます。

宅地建物取引士を取得し「インテリアコーディネートも提案できる不動産屋」「インテリアコーディネートのことも考えた提案ができるキッチン設備販売員」等、幅広く応用が効くのも特徴です。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

  • インテリアショップ・デパート等のレイアウトスタッフ
  • 不動産会社モデルルーム部署
  • 建築設計事務所
  • 映画・テレビのセットスタッフ、照明プランナー
  • キッチン等のメーカー

他にも車の内装に関わる等、資格や経験を活かせる職種は沢山あります。

(プロのキャリアアドバイザーが無料で相談にのってくれます)

自分にあったインテリアコーディネーターの求人の選び方や注意点

エンドユーザーの方を相手にするような求人では、土日出勤がほとんどになるでしょう。

また、時間も不規則になります。

お客様の仕事終わりに打ち合わせ…なんかもよくありします。

法人向けの商社等は平日勤務で時間も規則的なところが多いです。

【選び方①】雇用形態から探す

企業に勤める方がほとんどですが、提携業者、フリーランスとしての道もあります。

インテリアコーディネートのみでフリーランスというのはなかなか難しいでしょうから、他の関連業種の資格と組み合わせた、特徴のあるインテリアコーディネーターのほうがフリーランスでは成功しやすいでしょう。

【選び方②】会社の業態から考える

メーカー、商社、設計事務所、不動産会社等様々な業態があり、それぞれに関わる業務はかなり違いがあります。

【選び方③】給与や雇用条件から考える

一般的にはインテリアコーディネーターの月収は20代で25万円程度、年収は300万円程度と、平均的なサラリーマンの収入と変わりありません。

フリーランスになれば、努力次第で収入が上がる可能性もあります。

【選び方④】勤務エリアから考える

インテリアに関心のあるお客様はやはり都市部に多いです。

また、常に展示会や発表会、話題の場所に行って情報を仕入れられる状況に自分を置くのも大切ですので、やはり求人は都市部にまとまってしまうのが現状です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

興味を持たれた方は「インテリアコーディネーター資格」関係の本を手にとってみて下さい。

中を見ると図面ばかりで数字や法律がバンバン出てきて「難しそうだ…」という印象を持たれるかもしれません。

しかし、裏を返せばそれほど世の中に認められた仕事であり、必要とされるプロフェッショナルな仕事ということなのです。

実際は打合せばかりだったり、現場の手伝いで体力を使ったり、地味なPC作業をしたり、という時も多々もあります。

エンドのお客様との打ち合わせややり取りが多いので、土日出勤が必然的に多くなります。

大変なことも多いですが、仕事を通して得た知識がそのまま自身の生活で試せるので、決して無駄にならない経験と知識です。

自分の提案した空間が現実になって、お客様に喜んでもらえた時の感動はひとしおですよ。

インテリアコーディネーターのイメージを掴む手助けになりましたら幸いです。

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