2020年7月6日

家庭、学校、店舗、工場、あらゆる場所で利用されているエアコン。

現代生活にはなくてはならない設備と言えます。

そんな便利なエアコンですが、長時間運転しているとどうしても故障トラブルが発生してしまいます。

また逆に、長らく運転しないことも故障の原因になったりもします。

そうした故障トラブル時に現場に急行して対応するのが、エアコン修理のサービスエンジニアの仕事。

空調サービスエンジニアや空調フィールドエンジニアとも呼ばれたりします。

今回は、そのエアコンの修理求人についてご紹介します。

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エアコン修理求人のおおまかな仕事内容

ここではエアコン修理求人で求められる仕事内容を紹介します。

おおまかな仕事内容

エアコンの修理に関する仕事の内容は、基本的に異常を示したエアコンを、部品交換、コンプレッサーや配管の修理、冷媒の補充、クリーニングなどをして正常な運転状態に戻すことです。

また、異常を起こす前にメンテナンスを行うことも仕事の一部です。

そのエアコンですが、設置する対象によって2つのタイプにわかれます。

家庭用エアコン

戸建て住宅やアパート・マンションなどでは一般住宅用のルームエアコン(家庭用)を使用されます。

皆様がよくご家庭で使用されているタイプのエアコンで、家電量販店で売っているものです。

家庭用エアコン修理は、それのみでの求人はほぼなく、家電全般の修理業務の一環であったり、設置業務を含む場合が多いです。

その求人元は家電メーカーやその子会社、業務委託会社からの場合が多いです。

業務用エアコン

オフィスや店舗、大型設備などではパッケージエアコン(業務用)が使用されます。

よくスーパーなどで天井に埋め込んであったり、室内に縦長いタイプのエアコン室内機が設置されていればこちらとなります。

家電メーカーやエアコンメーカー、その子会社、業務委託会社からの求人があります。

また、空調設備会社やビルメンテナンス会社からの求人も多いです。

業務用エアコンは店舗や、複数の事務所が入っているビルに設置されるため、故障しないように定期的なメンテナンスする業務の比重が大きいです。

また、家庭用エアコンの修理も業務の一環として行っているところがあります。

なお、エアコンには一般的な電動タイプのほかに、ガスヒートポンプ(GHP)タイプのものがあります。

こちらはガスエンジンで動くため、通常のエアコンに関する技術のほかにエンジンに関する技術も必要なため、自動車整備の経験のある人が採用されやすいでしょう。

エアコン修理求人の働き方にはどんな種類があるの?

ここでは、エアコン修理の求人ではどのような働き方があるかをご紹介します。

正社員

家電メーカーやエアコンメーカー、その子会社、業務委託会社で正社員として働く形です。

基本的に固定給制で、福利厚生も付きます。

なお、一部歩合制のところもあります。

業務委託

家電メーカーやエアコンメーカー、その子会社から業務委託を個人で受ける形となります。

また、メーカー等の業務委託会社からさらに業務委託を受ける形もあります。

基本的に歩合制となり、福利厚生はありません。

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エアコン修理求人でよくある募集内容とは?

ここでは、求人情報で良く記載されている募集内容をご紹介します。

給与相場

正社員:20万円~

業務委託:歩合制のため実力次第ですが、熟練の技術者の場合、月100万円以上も

勤務時間や休日、残業

勤務時間

8時~18時

ただし、顧客の時間に合わせる必要があり、個人の顧客で19時以降を希望する場合や、店舗の顧客で営業時間外の夜間工事を希望されることもあります。

休日

日曜日と隔週土曜日が休日となっている会社と、完全シフト制になっている会社が多いです。

なお、繁忙期となる夏季は休日が取れないことも。

残業

時間給で出るケースと、みなし残業代のケースがあります。

業務委託の場合は歩合制のため、残業代はありません。

福利厚生

正社員の場合、社会保険、有給休暇があります

ボーナスや、件数に応じてインセンティブがある場合もあります。

勤務場所

基本的に朝事務所で顧客のアポイントメントを取る以外は、外出先での作業がメインとなります。

求められる人物像

エアコン修理のサービスエンジニアに求められる性格や特徴をご紹介します。

機械いじりが好きな人

やはりほぼ一日中機械に触れることになるため、機械いじりに興味のある方、または少なくとも抵抗のない方がよいでしょう。

顧客に丁寧な対応のできる人

設備の稼働状況や症状などの顧客からの聞き取りや、作業時間の調整が必要な場合もあるため、顧客に丁寧な対応のできる方が好まれます。

また故障した場合、顧客が個人の場合は生活上の不便さから、法人の場合は自身の顧客への影響を気にしてピリピリしていることがあります。

その際に丁寧な物腰で対応できないと、いらぬトラブルを呼ぶことに。

知的好奇心の旺盛な人

故障は機械の診断から始まりますが、マニュアルやこれまでの自分の経験ですぐに原因が分かるとは限りません。

職場の先輩に電話で聞いても、現場で見てみないとはっきり分からないことも多いでしょう。

そういったときに、ああでもないこうでもないと自分で考えて、答えを見つける必要があります。

普段から分からないことがあればこまめに調べていたり、なにが原因かを自分で考えて探し続けることのできる好奇心旺盛な人が向いているでしょう。

必要なスキルや資格、経験

未経験でも応募可能な会社は多く、エアコンメーカーやその業務委託会社で集合研修のある会社もあります。

入社時に必須の資格はないようですが、電気工事士やガス溶接技能、冷媒回収技術者、管工事施工管理技士などの資格があれば入社後に役立つでしょう。

なお、一部に1~3年程度の同業種のサービスエンジニア経験を求める会社もあります。

エアコン修理求人のおすすめ求人のポイント

エアコン修理の求人で押さえておきたいポイントをご紹介いたします。

研修期間

未経験でも応募可能な会社が多いですが、エアコンの修理には電気関係の知識のほか、冷媒ガスに関する知識も必要となりますので、学ばなければならないことはたくさんあります。

しっかりとした研修やOJT期間のある会社を選びましょう。

車の持ち込みと車種

顧客先を訪問する際に使用する車が、自家用車持ち込みの会社と社用車の会社がありますので、注意しましょう。

特に家電全般の修理をするタイプや業務委託形態の場合、自家用車持ち込みが募集条件になっていることがあり、また車種もバンタイプなどに限定している場合があります。

エアコンメーカーやその業務委託会社の正社員での求人は、車の持ち込みがなく、社有車を貸与してくれる場合が多いようです。

まとめ

以上、エアコン修理の求人についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

エアコン修理に求められる技術の幅は広く、電気工事からガス工事、場合によってはエンジンの知識も求められる奥の深い仕事です。

現在エアコンの設置されていない商用施設はないと言っても過言ではなく、その需要がなくなることはありません。

機械や設備に興味のある方は一度、エアコン修理の求人を見てみてはいかがでしょうか。

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