金融業界への転職と一口に言っても様々な業種があります。

銀行や郵便局、証券会社、保険会社等がありますね。

今回は金融業界への転職を成功させるための注意点を、投資営業の実体験を含めてご紹介します。

よくある転職理由3つ

金融業界への転職を考える人の理由は様々ですが、よくある転職理由を3つ挙げます。

①趣味の延長線上

金融業界への転職を考える方の中には、もともとプライベートで金融に興味があり、趣味の延長線上で転職される方がいます。

趣味としてあらゆる金融商品に関して学んでいたり、実際に自分のお金を運用しているので、表面上の知識だけでなく実体験に基づく知識もあります。

②収入が良い

金融業界の求人は、収入が良い傾向があります

大事なお金を守ったり、増やしたりするお手伝いをする責任の重い仕事だからでしょう。

そのため、収入が良いという理由から転職を考える方が多いです。

③自分の人生に活かせる

世の中お金だけじゃないという言葉もありますが、お金はあって困るものではありませんよね。

そして、誰しもお金は生まれてから死ぬまで関わり続けるものです。

金融業界に転職することで自分のお金を守ったり増やしたりする方法を学べます。

自分の人生に活かすために金融業界への転職を考える人も多いです。

金融業界への転職で知っておいたほうが良い2個のこと

何も考えずに金融業界に転職すると、心身共に大変になってしまう可能性があります。

金融業界は労働条件が良いですが、もちろん代償もあります。

筆者は大学卒業後特にやりたいこともないし、給料が高いところが良いかな?と金融機関に就職し、商品先物取引への投資を勧める営業をしました。

基本給で30万円ちかく貰えて歩合で上乗せがある、と好条件だったからです。

しかし、6年間の経験で、条件が良い裏には何かがあり、楽しては稼げないということを身をもって知りました。

その時の筆者の実体験を元に、以下に3つの注意点をご紹介します。

転職を考えるときの参考にしてみてくださいね。

※あくまで筆者がいた会社の話であって、金融機関全般に当てはまる話ではないのでご注意下さい!

①厳しい成果主義がある

筆者は金融機関の先物取引営業として、こんな経験をしました。

商談約束が取れるまで、とにかく電話をかけ続ける

筆者の勤め先は精神論が強く、商談が取れないのは気合いが足りないからと指導されました。

商談の約束が取れるまで、長時間同じ姿勢で休憩なく電話をかけることがありました。

チーム営業の精神的ストレスがある

5人を一つの課としてチームで営業していました。

チーム一丸となって営業する一体感がありますが、結果が出ないと、チームを指導する課長がその上司から𠮟咤されます。

それをチーム員にあたる課長もいますし、優しい課長だと逆に申し訳なく思い精神的ストレスを感じることがありました。

夜中も電話し続けて、夜中に訪問する

契約を取るために、時間帯に関係なく夜中でも電話をかけます。

相手はコンビニやホテルのフロント、夜中までやっている飲食店経営者などです。

そこへ電話して今の相場を伝え、訪問約束がとれれば夜でもすぐに訪問します。

お客様に損失を与えてしまうプレッシャーがある

先物取引は元本保証していないので、相場によってはお客様が損してしまいます。

私が契約を頂いた方の中には、取引開始30分で元金がほぼなくなってしまった方もいます。

この時の罪悪感はとても重く、営業する際にはお客様に損失を与えるかもしれないというプレッシャーがあります。

②給料UPの条件には落とし穴があるかもしれない

「みなさん歩合で給料UPしてますよ」と言われて就職しても、契約が取れないと親族に営業をかけるよう指示する会社もあります。

また契約が取れないと、給料が下がるという条件がついてくることもあるので注意が必要です。

※あくまで筆者が働いていた会社の話です。

転職を成功させるためには何をすれば良い?

金融業界への転職で後悔しないようにするには、どんなことに注意しておいたら良いのでしょうか?

エージェントを活用する

エージェント(仲介業者)を活用することで、時間を有効に使えるだけでなくどういう会社か具体的な話を聞くことができます。

残業がないか、営業活動が厳しいか、直接会社に訊くのは気が引けますよね。

そんな時、転職エージェントはあなたの強い味方になってくれるでしょう。

 

自分のビジョンを明確に持つ

ファイナンシャルプランナーや証券アナリストなど、金融業界には特殊な資格があり、資格によって営業部門か投資部門かなど歩んでいくキャリアが大きく変わります。

逆に言うと、入社後の部門によってある程度は今後取得する資格やキャリアが決まります。

入ろうとしている会社や部門が、将来の自分のビジョンに合うか応募前に考える必要があります。

自分がなりたいゴールをもとに逆算していくと、自分に合っている金融業界や会社選びにも繋がります。

転職するにあたっての必要な心構え

同じ業界でも会社によってルールが大きく変わります。

業種を変えると別世界に行くと考えると良いかもしれないですね。

 

転職したい理由を明確にする

上にも挙げた理由で闇雲に金融業界に入った結果、心身ともに休まる暇がなくなる方もいます。

自分の人生に活かすためか、金融商品が好きだからか、純粋に収入を得るためか?

なぜ金融業界に転職したいのか、理由を明確に持っておきましょう。

入社後も自分のモチベーションを高く保つことができます。

キャリアプランをしっかり立てる

自分は入社後にどうなりたいか、そしてその為の道筋を考えることも必要です。

金融業界は専門性が高いので、入社後は担当業務を極めることになります。

そのため、何をしたいのかしっかり想像しておきましょう。

最終目標として、一人一人のお客様に金融のアドバイスをするスペシャリストになりたいのか、企業経営のための支援をしたいのか、金融業界の管理者になり幅広く責任と知識を得たいかなどです。

なりたいゴールをもとに、どういう会社でどういうことを学んでいけば良いのかを考えると転職先が明確化されていきます。

金融営業で年収を上げるためにやるべきこととは?

金融営業で年収を上げるには、自分の営業スタイルを確立することが重要です。

そのためには、まず自己分析が必要です。

自分がどういうことに強みを持っているのかを把握して、そこを伸ばしましょう。

例えば、数多くのお客様と頻繁に小口で契約することが得意か、大きな金額を動かしてくれるお客様と大口契約するのが得意か等です。

また、人柄で勝負か知識で勝負するタイプかも把握しておいて良いでしょう。

営業現場での最後の一押しが何か、自分の強みが分かります。

もちろん全て網羅しているのが良いですが当然難しいことなので、多くのライバルがいる中で自分の強みを把握しておくべきですね。

転職前に自分の強みやスキル、弱みなどを振り返ってみましょう

自分の強みやスキルをまとめておきましょう。

そして、それを転職先でどのように活かせるか臨場感を持ってイメージします。

すると、具体的にどのように会社に貢献できるのかアピールすることができます。

弱みにおいては、万能な人はいないので、人それぞれ必ずあるはずです。

それを素直に認め、どのように努力し改善しているかが重要です。

まとめ

収入面が良いことや求人自体が多いことから、金融業界への転職を考える人は多いです。

しかし金融業界の営業は厳しい成果主義なので、成果が出なければ残業も多くなり、結果ストレスも多くなります。

また入社後は担当業務の専門性を高めていくため、どんな資格を取りとり、どんな業務のスペシャリストになりたいか、入社後のキャリアプランを予め立てておくことが大事です。

営業として年収を上げるなら、自分の強みを把握して営業スタイルを確立すると良いでしょう。

自分が何をしてどうなりたいか、今までの経験やスキルがどのように活かせるか、まずは自己分析をしっかりしてから金融業界への転職に乗り出しましょう。

③.成果が出ないと残業を余儀なくされる

よくも悪くも金融機関営業は成果主義です。

筆者は入社1ヶ月目に大きい契約がとれ、手取りで40万円程頂いた上に定時の17時に帰ること事ができました。

しかし成績が出なくなると、商談約束を取るためひたすら電話をかけつづけ、残業を余儀なくされました。

証券や銀行、投資銀行など行きたい業種を決めておく

業種によって扱う商品や営業相手は変わります。

預金や為替・株など商品は幅広く、求められる知識も変わります。

また、個人相手か会社相手かによっても仕事内容が違います。

手堅く元本保証で利子が低いものか、大きく賭けに出る利子の高いものか、自分の好きなものを勧めるほうが営業しやすいですよね。

誰に何を勧めたいのか、あらかじめイメージした上で入りたい業種を決めましょう!

金融市場に興味を持つ

投資の商品を扱う金融企業だと、いつお客様から連絡が来てもおかしくありません。

また、日本市場が休みでも海外市場は大きく変動しているので、夜でも次の朝のことを考えたりします。

日夜問わず投資のことを考える必要があるので、あらかじめ金融市場に興味を持っておいたほうが良いです。


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