ひとくちに金融の転職といっても様々な種類があります。

身近な銀行や郵便局、証券会社、保険会社等がありますね。

今回は金融の転職を成功させるためにやるべきことや注意点を実体験を含めご紹介します。

よくある転職理由

金融への転職を考える人の理由は様々ですが、よくある転職理由を3つあげます。

趣味の延長上

金融への転職を考える方には、プライベートでもともと金融に関して趣味とも思える程の興味の延長上で転職される方がいます。

趣味としてあらゆる金融商品に関して学んでいたり、実際に自分のお金を運用している人は、表面上の知識だけでなく、実体験に基づく知識もあり好きな事を仕事としたいという想いがあります。

ですから、趣味の延長上として金融への転職を考える人が多いのです。

収入面

大事なお金に関する金融業界は基本収入が良いです。

大事なお金を守ったり、増やしたりするお手伝いをする訳ですから当然です。

そのため、収入が良いという理由から転職を考える方が多いのです。

自分の人生に生かせるため

世の中お金だけじゃないという言葉もありますが、お金はあって困るものではありません。

そして、基本誰しもお金は生まれて死ぬまで関わり続ける事です。

つまり、金融業界に転職する事で自分のお金を守ったり、増やしたりする方法を学べると考えます。

ですから、自分の人生に生かすという面で金融への転職を考える人も多いのです。

金融の転職で注意したほうが良い5個のこと

金融の転職で何も考えずに就職すると心身共に大変な事になってしまう可能性があります。

下記の注意条件を基に転職を考えると良いかもしれませんね。

1.条件が良すぎる求人は要注意

私事で申し訳ございませんが、大学卒業後、とりあえず特にやりたい事もないし、給料が良い所がいいかな?と金融機関に就職しました。

基本給で30万円近く貰えて、歩合で上乗せがあるという金融機関です。

それは、商品先物取引への投資を勧める営業です。

商品先物取引の営業を6年行いましたが、条件がよい裏には何かがあり、楽しては稼げないということを身をもって知りました。

※あくまで私がいた会社の話であって、金融機関や商品先物への投資の会社全般に当てはまる話ではないのでご注意下さい!

商談約束が取れるまで電話をかけ続ける

私の勤め先は特に精神論が強い会社でした。

商談が取れないのは、気合いがたりないからという理由で指導されました。

時には同じ姿勢で休憩なく電話する事もありました。

精神的ストレス

5人を一つの課としてチームで営業です。

結果がでないと課長がその上司から𠮟咤されます。

それを私たちにあたる課長もいますし、優しい課長だと逆に申し訳なく思い精神的ストレスが増えました。

夜中も電話し続けて、夜中の訪問

契約取るために、時間帯関係なく夜中でも電話をかけます。

コンビニやホテルのフロント、夜中までやっている飲食店経営者に対してです。

そこへ電話して訪問約束して、今の相場状態を伝え、すぐ訪問するのです。

お客さんに迷惑をかけてしまう

投資なので元本保証している訳ではないですが、相場の状態によってはお客さんが損してしまいます。

私が契約頂いた方で、取引開始30分で元金がほぼなくなり、次の日に追加金額を払い取引を終えた方もいます。

このように条件が良すぎる求人には要注意です。

2.成果主義の裏側を知る事

契約を取れば天国、契約取れなければ地獄の商品先物取引。

まずは仕組みと体験を知って下さい。

簡単に株式投資と商品先物取引の違いを説明させて頂きます。

株は会社の収益で上げ下げしますが、商品先物取引は物の値段で上げ下げします。

それぞれの営業職になったつもりで、具体例を出して見ると、

株式投資の場合:「これから人工知能の需要がますます伸びそうなので、関連株買いませんか?」

商品先物取引の場合:「これから、戦争起こる可能性があり、紙幣への不安が高まるので、安全資産の金を買う権利を確保しておきませんか?」

といった具合です。

実際に私が勤務させて頂いた商品先物取引の営業についての体験談です。

入社して一か月目にラッキーパンチが当たったような契約頂き、手取りで40万円程頂きました。

しかも、契約とれたという事で他の社員が仕事している中、一人17時に帰る事ができました。

成績を上げるとこのような良いメリットがあります。

ただ、そこから地獄が始まりました。

2か月目から契約どころか商談約束も取れない状態になりました。

その結果、精神的に病む事もありました。

3.金融の中でも商品先物取引は別世界

どうして商品先物取引特別な金融業界なのか?あまり有名でない商品先物取引の仕組みについて簡単に裏事情を知って下さい。

商品先物取引というのは、将来物の値段が上がったり下がったりする事があるので、現時点の価格で将来買う値段を確保しておくという証拠金取引です。

証拠金取引は、実際の金額より、かなり安い金額で権利を買う事ができます。

10年以上も前の話しになりますが、例えば金1000グラム150万円する現物価格の買う権利を6万円で1年間権利を買う事が出来ました。

この6万円は株でいう一口になります。

ですから、仮に60円相場が動くと、60円(値動き)×1,000g(金の保有グラム)=6万円

つまり、60円の値動きで元金が2倍か0になるのです。

そして、元金の半額より1円でも下回れば、やめるか追証という追加金を入れて値段を保持するか選択します。

取引が過剰で一方方向に動いている時は決済注文ができない事もあり、元本割れの可能性もある取引なのです。

更にこの取引は売る権利を買うという事もできます。

説明は省くとして、お客さんが仮に1千万円分の金先物買うとすると、同時に会社で金先物を売るという事をしていました。

買いは、上がれば利益下がれば損。

売りは、下がれば利益上がれば損。

つまり、お客さんが損すれば、会社は儲かるのです。

そのため、儲かっているお客さんに対して、一度決済してもらい利益と会社の手数料を得て、更に高い値段で買ってもらう。

そのうち値段が下がると会社の金先物取引でも利益を得る事ができますし、手数料も入るという仕組みです。

ですから、基本的に営業マンの言う事を聞かない人しか儲からない仕組みだったのです。

こういう会社もあるので、条件が良いといって安易に金融へ転職するとお客さんの為にならない仕事へ繋がるかもしれないので注意が必要です。

4.給料UPの条件には落とし穴があるかも

「みなさん歩合で給料UPしてますよ」と就職すると、契約取れないと親族関係に営業かけるよう指示する会社もあります。

また、契約が取れないと、給料が下がるという条件もついてくる事もあるので注意が必要です。

契約取れるまで残業を余儀なくされる事もあります。

5.金融は金融でも、証券や銀行、投資銀行など行きたい業種を決める!

業種によって扱う商品や営業相手が変わります。

預金や為替・株等特に重要な知識が変わると同時に、個人相手か会社相手か等により仕事内容が違います。

金利はほとんどつかないが、安全性の強い金融や、ハイリスクハイリターンの投資を勧める金融と様々ですので、業種を決めましょう!

転職を成功させるためには何をすれば良い?

成功の定義は皆さんの考えですが、主たる成功条件があります。

金融の転職は、エージェントを活用すべし

エージェント(仲介業者)を活用する事で時間を有効的に使えるだけでなく、どういう会社か具体的な話しを聞く事ができます。

自分のビジョンを明確に持つ

金融業界には特殊な資格があり、将来の自分のビジョンに合うか考える必要があります。

自分がなりたいゴールを基に逆算していくと、自分に合っている金融業界や会社選びにも繋がります。

転職するに当たっての必要な心構え

同業界でも会社によって基本ルールが大きく変わります。

業種を変えると別世界に行くと考えるとよいかもしれないですね。

投資系の商品を扱う金融業界だと、いつお客さんから連絡来てもおかしくないという心構えが必要です。

日本の市場が休みでも、海外市場で大きく変動していると、夜中の間でも次の朝の事を考える事になります。

転職したい理由を明確にする

金融業界は心身ともに休まる暇がなくなる方もいます。

それでも転職したい方は理由を明確に持つ事で失敗することなく、自分のモチベーションを高く保つ事ができます。

キャリアプランをしっかり立てよう

自分まずどうなりたいか、そしてその為の道筋を考えるのも必要です。

最終目標として、一人一人のお客さんへ金融のアドバイスをするスペシャリストになりたいのか、企業経営のための支援したいのか、金融業界の管理者になり幅広く責任と知識を得たいか等などです。

そのゴールを基に、その為に、どういう会社で、どういう事を学んでいけばよいのかを考えると転職先が明確化されてきます。

金融の転職で年収を上げるためにやるべきこととは?

まず、自己覚知が必要です。

自分がどういう事に強みを持っているのかを把握して、そこを伸ばします。

例えば、営業でお客さんを数多く頻繁に契約するか、大きな金額を動かしてくれるお客さんと契約するタイプか等です。

また、人柄で勝負か知識で勝負か。

もちろんすべて網羅しているのが良いですが、多くのライバルがいる中で自分の強みを把握しておくべきですね。

35歳以上であれば役職付きの求人に挑戦してみよう

一般的に30代になれば、転職は難しいと言われてます。

実際に一社員として働くとなると、若い方で自分の会社に適応でき、成長してくれる方を望むからです。

ただ、35歳以上だからこそ、できることももちろんありますね。

会社全体の運営に関する事、職員が働きやすい環境を作る事等々、今までの経験をいかして、挑戦すると、今まで見えなかった仕事の面白さが見つかるかもしれませんね。

自分にあった金融の求人の選び方や注意点

会社に様々な色があるように、自分にも色がありますね。

その色を生かせる金融業界の選び方や注意点の紹介です。

【選び方①】雇用形態から探す

この記事をご覧になられている方は様々だと思います。

独身・既婚者、子供いる・なし、体調や親の介護が必要等など。

その中で、正社員として自由に働けるか、一つの会社で仕事を極めたいか、あらゆる金融機関で経験を積み臨機応変さを学びたい等などにより雇用形態を決める事が必須となりますね。

【選び方②】職種から探す

好きこそものの上手なれ、でないですが、自分が好きな事、興味があり努力を努力と思わない楽しみと思える事がいいですね。

イチロー選手は努力家で有名ですが、本人は努力でなく、自分が好きな事を続けているだけと言っています。

子供はTVゲームを努力する事なく、夜更かししてしている事ありますね。

これは、努力でしょうか?努力ではなく、好きだからやっているだけ。

自分にあった金融職種だと勉強が遊びとも思え楽しく仕事でき、収入も上がる事に繋がります。

【選び方③】会社の業態から考える

会社の業態でも特色があります。

その特色を基に、自分にあった金融求人を探すのも必要ですね。

例えば、営業一つでも個人や法人か、更にその個人に対してどのようにお金を集めるかという事ですね。

預金か保険料としてか、投資金を預かるか等ですね。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

まず自分にとって幸せとは何か考えるとよいかもしれませんね。

どのような生活が幸せなのか?それを基に考えると、最低限こういうものを手に入れる給与がほしいや、給与はこれくらいでいいから、自分の時間がほしい等給与や雇用条件から考えるのも必要です。

【選び方⑤】エリアから考える

例えば、金融の営業においてエリアによって手法を変えた方が良い場合があります。

たとえば、名古屋などでは、財布がかたく、めったな事ではお金は出さず、地元の人間以外には厳しい事があります。

ただ、結婚式や葬式など全国で一番お金を使う所でもあり、一度入り込んだら大きな金額を使ってくれます。

一方東京は、あらゆる地方から来るので、多様性が必要になってきますね。

転職前に自分の強みやスキル、弱みなどを振り返ってみましょう

自分の強みやスキルをまとめておきましょう。

そして、それが転職先でどのように生かせるか臨場感を持ってイメージします。

すると、具体的にどのように会社に貢献できるかアピールする事ができます。

弱みにおいては、人それぞれ万能な人はいないので、必ずあるはずです。

そして、それを素直に認め、どのように努力し改善しているかが重要です。

まとめ

金融への転職に関して必要なのは、まず自己覚知でした。

自分が何をして、どうなりたいかを決めます。

その上で、やりたい事で今までの経験やスキルがどのように生かせるか考え、転職に生かして下さい。


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