2020年12月11日

産科求人が気になる方はぜひご覧ください。

病院や施設によっても、仕事内容や勤務形態、求められる人材は多種多様な産科についてまとめてみました。

求人のおすすめポイントや自分に合う産科求人の上手な選び方や注意点、気になる疑問にもお答えしていきます!

産科に就職や転職を希望されている方の、ちょっとしたお手伝いができればと思いますので、ぜひ最後までご一読いただければと思います。

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産科の大まかな仕事内容

看護師

産科の看護師の仕事は、妊娠中や産後に必要があり入院している人の看護、産後の赤ちゃんとお母さんの看護、外来での看護などに分かれます。

看護師は患者さんや赤ちゃんとお母さんの一番近くにいる存在です。

入院している患者さんが、無事に出産を迎え、退院した後も困らず育児をしていけるよう支援をします。

助産師

産科で働く看護スタッフの中で多くを占めるのが助産師です。

助産師は看護師の免許を所有した上で、所定の課程を修了し、助産師国家試験に合格すると得られる資格です。

助産師も看護スタッフの一員ですから、仕事内容としては看護師の仕事となります。

看護師の仕事に加え、助産師は分娩において裁量を持ち、診断し、分娩を介助することや、それに関わる処置を行うことができます。

ですから、分娩の介助や帝王切開術における赤ちゃんのお世話等を担当することができます。

臨床心理士

産科というと、誰もが順調に妊娠生活を終え、無事出産を迎え、何も問題がなく退院し育児が始まる、というイメージがありますが、幸せなことばかりではありません。

医学が進歩し、助けられなかった赤ちゃんを技術的には助けることができるようになったり、赤ちゃんがお腹の中にいるうちから赤ちゃんの持つ疾患が分かるようになりました。

早産や流産、中絶、子宮内で赤ちゃんが亡くなってしまうことや、染色体や遺伝子の異常があり、生まれてきても長くは生きられないという赤ちゃんもいます。

もちろん看護師や助産師もお母さんや家族の精神的なケアを行いますが、臨床心理士は専門的に精神的なケアを行います。

お母さんや家族が、感情や思いを表出し、複雑な思いを整理し、その家族らしい選択ができるよう支援します。

ソーシャルワーカー

妊娠出産も多様化している現代です。

妊娠や出産もハイリスク化しています。

何かの疾患を合併していたり、障害があったり、高齢だったりといった、身体的なハイリスク妊娠も増えていますが、社会的なハイリスク妊娠も増えています。

例えば

  • 若年
  • 高齢で初産
  • サポートレス(サポートが夫しかいない、親が高齢など)
  • 生活保護受給者
  • 経済的に不安定
  • 精神疾患を合併している
  • 虐待のリスクがある
  • 外国国籍

などです。

出産とその後の数日間の入院を終えると、母と子は地域に戻ります。

妊娠期間も妊婦健診に来る以外の長い期間、地域で過ごします。

地域で生活するお母さんと赤ちゃんが適切な支援を受けられるように、入院中からソーシャルワーカーが関わります。

医療事務

医療事務の資格を持った事務職員は、どの科にも配属されていますが、産科は特殊です。

妊娠・出産は正常な経過です。

異常が発生しない限り、産科でかかる費用は自費負担となります。

とはいっても、全額自己負担だと負担が大きすぎます。

少子化対策の一つとして、国は出産育児一時金を赤ちゃん1人に対して42万円が支給されます。

その他、会社の雇用保険や市区町村からの助成もあります。

正常な経過を辿っていても、途中で異常になる可能性も、十分あり得ます。

自己負担と保険診療が入り混じる領域であるからこそ、医療費に詳しい医療事務は欠かせない存在です。

産科でよくある募集内容とは?

産科の募集内容についてまとめます。

病院やクリニック、助産院、学校など様々です。

ここでは、ほんの一部ですがご紹介いたします。

職種

助産師

産科ですので、一番募集が多いのが助産師です。

大学病院や総合病院では新卒も募集されていますが、クリニックなど地域の施設では、経験がある助産師のみ募集していることが多いようです。

特に分娩を取り扱う施設では、産科の経験に加え、分娩介助の経験があることが条件になることも、少なくないようです。

またどこの施設でも中途採用の場合は3-5年の経験を求められることが多いです。

看護師

分娩の介助は助産師しかできませんが、それ以外の業務は看護師でも行えます。

婦人科や不妊治療を扱う施設では看護師の募集も多いようです。

看護師であっても、地域の施設では、助産師と同様、産科での経験を求められることが多いようです。

また大学病院や総合病院の場合、産科単科ですと、助産師しか募集がない場合もあります。

産科希望で入っても婦人科や小児科に配属されることがあります。

看護師で産科に就職希望の方、例えば将来、助産師免許の取得を考えている方などは、看護師の採用があるかを事前に確認した方がよいでしょう。

医療事務などの事務職員

上でも書いた通り、診療以外の事務手続きを専門に行う事務職員の募集もあります。

この場合は経理に詳しく経験があるか、医療事務の資格を持っていることが、望ましいようです。

調理スタッフ

産科クリニックや助産院などで、患者さんやスタッフの食事を作るスタッフです。

お産中は陣痛に耐えながら食事をするため、食べやすい食事が求められます。

産後はバランスが良く、母乳の分泌を促すような食事が求められます。

調理師の免許を持つ人が重宝されるようです。

給与相場

助産師・看護師

給与形態は施設によって様々ですが、大体月給25~35万円のところが多いように思います。

これに残業代や夜勤手当がつきます。

また助産師の場合には、技術手当や、努める病棟によって病棟手当などがつくようです。

夜勤専従といった夜勤や当直がメーンの施設の場合、さらに高い給与を提示しているところもあります。

事務スタッフ

月給17~25万円が多いようです。

基本的には土日休み、平日日中勤務が多いです。

施設によっては土曜日の午前中も勤務という場合もあるそうで、その場合には休日手当が出る場合もあります。

勤務時間や休日、残業

シフト制

お産はいつ始まっても、いつ生まれてもおかしくありません。

産後は夜でも深夜でも関係なく授乳があります。

入院施設がある施設、分娩を取り扱う施設はシフト制が多数を占めています。

シフト制の場合には、月休6~8日と差があり、それに応じて給与も違うようです。

※週休6日と休みが少ないですが、給与は高く賞与も高いという有名な大学病院があります。

シフト制は2交替と3交替に分かれます。

2交替制とは、日勤と夜勤の2つの勤務が主となる雇用形態です。

日勤帯は8時間半~9時間(休憩時間を含む)の勤務、夜勤帯は16時間~17時間(休憩時間を含む)の勤務となります。

つまり日勤が短く、夜勤が長いという形態です。

その代わりに、夜勤は朝8時~9時頃に終了しますので、その後はフリータイムです。

また夜勤明けの翌日は必ず休みになる施設も多いです。

休みではなくても、日勤になることは少なく、勤務だとしても夜勤になるそうです。

3交替制とは、日勤と準夜勤と深夜勤の3つの勤務が主となる雇用形態です。

日勤帯は2交替制と同じく8時間半~9時間(休憩時間を含む)となります。

準夜勤と深夜勤も8時間半~9時間(休憩時間を含む)の勤務となります。

どの勤務帯でも勤務時間の長さは同じです。

しかし、施設によっては日勤をした同じ日に深夜勤が入ることもあるそうです。

日勤が終了し、少し残業をしてしまったら、すぐ深夜勤の時間になってしまいます。

とりあえず家に帰ってご飯を食べ、シャワーを浴びたら、すぐに出勤となることも。

施設によっては仮眠施設で休息を取れたり、食事を社食で食べれるという場合もありますが、これらがない場合には、自宅からユニフォームやジャージで来るという人もいるようです。

平日日中のみの勤務

夜勤なし、残業なしという求人も多く存在します。

入院施設がなく、分娩を取り扱っていない施設では可能な勤務形態です。

またシフト制を採用している施設でも、時短勤務や平日固定勤務として、平日日中のみの勤務ができる場合もあります。

小さなお子さんがいらっしゃる助産師や看護師さんは、こちらの勤務形態の方が都合が良い方が多いのではないでしょうか。

当直

常時勤務しているスタッフとは別に、当直勤務という勤務もあります。

これは医師と同じように、夜間帯や休日、必要時に電話で呼ばれるという勤務です。

常時勤務と併用される場合もあります。

当直の間は呼ばれなければ休みと同じですが、いつ呼ばれるか分からないので、お酒は飲めません。

また深夜に出勤の可能性もあるので、勤務地の徒歩圏内の場所にいなければいけません。

残業

看護師や助産師は残業が多い職業です。

シフト勤務の場合には、特に残業が増える傾向にあります。

急変やお産があれば、ケアに追われますが、全てを終えた後に記録をしなければなりません。

残業手当はつきますが、時にはサービス残業になることもあります。

これはどの業界も同じなのではないでしょうか。

営業時間が決まっており、分娩などを取り扱っていないクリニックなどでは、残業がないこともあるようです。

福利厚生

施設によって様々です。

ベネフィットステーション®など、優待が受けられるネット業界での福利厚生サービスを受けられる場合も多いようです。

また、医療施設に勤めるため、その施設や付属施設での診療や入院費用が免除されたり、助成されたりすることもあります。

例えば差額ベッド代がタダになる、つまり個室料金がかからず個室に入れる。

診察費が後払いで返却される。

などが受けられる施設が多いようです。

これは扶養している家族にも適応される場合もあります。

求められる人物像

体力・精神力がある人

産科は体力勝負です。

陣痛に耐える産婦さんと共に、何時間もお産の進行を見守り、ケアをします。

夜間でスタッフが少なくても、お産は待ってくれません。

体力があることが求められます。

産科は幸せなことが多い科ではありますが、幸せなことばかりではありません。

流産や早産、人工中絶、お腹の中で亡くなってしまった赤ちゃんの分娩など、辛く悲しいことも多くあります。

しかし一番辛いのは産婦さんや家族。

その産婦さんと家族に寄り添うことを求められます。

また幸せな出産でも、その経過は痛く、辛いものです。

分娩時間が長くなれば、気が滅入ってしまうことも。

どんな時でも、産婦さんと家族に寄り添い、支えるのが産科スタッフの仕事ですから、精神力の強さも大切です。

温かさと思いやりを持ち、患者さんに接することができる人

お産の最中、パニックになってしまったり、スタッフの声が届かなくなる患者さんもいます。

しかしそんな状態でも、あとから聞くと、分娩の瞬間、スタッフからかけられた言葉を鮮明に覚えているということは珍しくありません。

どんな状況でも忙しくても、患者さんへの尊敬を忘れず、温かさと思いやりを持って、患者さんに寄り添える人であることが必要です。

誰とでも良い関係性を築ける人間性

産科の看護スタッフは女性です。

男性看護師が産科に勤めるということは、ほぼありません。

医師には男性もおりますが、他の科と比べると女医が多いです。

患者さんの安全安楽を考え、自分でアセスメントし、最善を考えることは重要です。

しかし、女性の世界ですから、意見の衝突もしばしば。

そんな時、誰にでも信頼され、好かれ愛される人が向いているでしょう。

必要なスキルや資格、経験

産科での勤務経験

上にも書いたように、看護師・助産師の中途採用では、産科での勤務経験が3~5年程度必要なことが多いようです。

また小児科や婦人科などの関連した科での勤務も重宝されるようです。

妊娠・出産の経験

産科で働く上で妊娠・出産・育児の経験はかけがえのないものです。

実際に自分が体験した時に感じたこと、大変だったこと、よかったことなどをケアに取り入れることができたり、経験談として語ることができます。

初めてで不安や疑問が多いお母さんに、「私もそうだったから大丈夫よ」と声をかけられるのも、経験があってこそ。

また、実際にかかったお金や、退院後の大変なこと、妊活や保活(保育園を探す活動のこと)についても実体験がありますから、リアルに伝えることができます。

実際に子どもを抱え、育児をしながら、生活をする。

自分も仕事に復帰したり、生活が変わっていくのをリアルにイメージし、必要な支援を考えられる。

誰もが簡単に体験できないからこそ、貴重な経験だと思います。

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産科のおすすめ求人のポイント

研修制度がある

いくら経験がある状態で入っても、初めての職場で分からないことばかりです。

中途採用でも新卒採用でも、充実した研修制度があることは、お勧めできるポイントです。

スキルアップ研修やブランクのあるスタッフに向けた研修が充実している施設もおすすめできます。

手当が充実している

超過勤務手当、夜勤手当、食事手当、皆勤手当等の手当や福利厚生が充実している施設をお勧めします。

分かりやすく給与に関係しますし、福利厚生は充実している方が良いですよね。

休みが取りやすい

希望休が取りやすいことも重要なポイントです。

お子様を持つ方は突然の子どもの体調不良で早退や休みを強いられることもあるでしょう。

そんな時に休みをくれる上司がいる、そして仕方のない欠員に対し、他のスタッフが快く受け入れる職場風土の良い場所がいいでしょう。

ですがこれはなかなか中に入ってみないと分からないところ。

事前に見学やインターンに行けるのであれば行くことをお勧めします。

それが難しければインターネットやSNSを利用して実際働いている人に聞いてみるのが一番かもしれません。

日々の休み以外にも産休や育休の取りやすさ、どのくらいの期間取ることができるのか、そして職場復帰のしやすさや、時短での勤務調整の融通がどの程度効くのかも、事前に確認しておくのがいいでしょう。

施設内に病児保育や保育施設がある

地域のクリニックでは最近、保育施設のあるところも増えているそうです。

上にも書いた通り、子どもは突然病気になるもの。

でも仕事は休めないということもあるでしょう。

残業などで帰りが遅くなってしまうこともあります。

施設内に自分の子どもを預けることができれば安心ですよね。

職場環境が悪かったり、仕事が激務であっても、保育施設がある職場だから辞めることができないというママナースの話も聞きます。

子どもを育てながら仕事をするには、重要なポイントなのでしょう。

自分にあった産科の求人の選び方や注意点

上に私がおすすめする求人ポイントをお伝えしましたが、あくまで私の個人的意見です。

これを読んでくださっている皆様には、ご自身にあった職場を選んでいただきたいです。

【選び方①】雇用形態から探す

シフト制なのか、固定休なのか。

シフト制でも2交替か3交替か。

遅番や早番など不規則な時間帯での勤務の有無。

夜勤専従にするのか、当直にするのか、完全なシフト制で、出勤以外は休みとなるのか。

固定休でもフルタイムにするか、時短勤務にするか、雇用形態は様々です。

それぞれにメリットとデメリットがあります。

自身のライフスタイルに合った雇用形態を選択してください。

【選び方②】職種から探す

産科ですので、助産師や看護師の募集が多いですが、事務職員・シェフ・看護補助など、様々な職種があります。

ご自身の資格や経験に応じて選んでください。

産科で募集されている職種は、記事の上の方で書いているので、参考にしてみてください。

【選び方③】エリアから考える

ご自身の居住地域から考えるのも1つの方法です。

都心であれば病院やクリニックも多く募集が多いようです。

郊外でもクリニックや助産院の募集はあります。

地域に密着した産科施設が多いようです。

自宅から勤務地が近ければ、通勤時間が短く済みます。

急用で帰らなければいけなくなったとしても、すぐに帰宅できます。

居住地域から交通の便を考慮して勤務地を選択してください。

残業や夜勤によって帰宅が遅くなる場合もありますから。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

給与は誰でも高いほうがいいでしょう。

しかし、給与が高い分、休みが少ないという可能性もあります。

休みの制度や手当と総合して給与を考えてください。

ネットで検索してヒットするページには、勤続年数が長くなった場合の最高月収がかかれており、実際に入職直後にもらえる給与はだいぶ低いということもあるようです。

残業なし、夜勤なしと書かれていても、実際には残業があったり、自宅で仕事をしなければいけない場合もあります。

夜勤を頼まれたり、夜勤はなくても当直はあるという場合もあります。

ご自身の働きやすく、ライフスタイルに合った雇用条件を提示しているところを選んでください。

注意点

自分がその施設でどのように働きたいか、どのようにキャリアアップを考えているか、どのような役割を担いたいかを明確にした上で募集要項を見るとよいと思います。

施設も大学病院や総合病院のような急性期でハイリスクな症例を担当する施設と、クリニックや助産院のようにローリスクな症例ですが地域に密着した支援を行う施設があります。

また産科は病気の人が相手ではなく、正常な経過を辿っている人が対象のほとんどです。

産科の管理や産後のケアも施設によって様々です。

一般的に必要最低限のケアしか行わない施設もあれば、顔のマッサージや骨盤矯正、ヨガなどオプションがついている施設もあります。

その施設がどのようなケアを行っているかで、求められるスキルや経験も異なってきます。

もちろん給与も異なります。

産科についてよくある疑問

産科の転職について、よくある質問にお答えします。

助産師資格を持っていません。産科の看護師になるのは難しいですか。

結論から言うと助産師資格を取ることを一番にお勧めします。

この記事にも書いたように、産科でも看護師を雇用している施設もあります。

しかし、分娩業務に携わることはできません。

施設によっては看護師として数年間の勤続の後、助産師育成施設に行き、再び同じ施設に助産師として勤務するという場合に、看護師を雇用することもあるようです。

しかし、これの多くは新卒に限ります。

助産師の資格を持たずに産科看護師を目指すのであれば、院内の異動希望を出す方が良いのかもしれません。

赤ちゃんと産後のお母さんの世話をするのは、看護師でもできます。

業務は看護師の範疇です。

しかし、助産師しか雇用していない施設も多く、またお母さんからしても、助産師の方がよいと考えるお母さんが多いようですよ。

助産師の免許を取ったあと、最初は大学病院で働いた方がよいですか。いきなり地域のクリニックはやめた方がいいですか。

助産師として何を目指すかによって異なると思います。

例えば実家の助産院や産科クリニックを継ぐという場合には、最初から地域のクリニックや助産院に就職し、そこでの管理を学ぶというのも1つの方法です。

将来的なキャリアはまだ考えられていない、という場合には、大学病院や総合病院で、ローリスクもハイリスクも取り扱う施設への勤務をお勧めします。

産科救急などが経験できる大きな病院に勤め、5年以上の経験があれば、どこの施設でも働くことができるでしょう。

将来的に地域のクリニックに勤めたとしても、助産師1人ではお産を管理することができません。

緊急事態や異常が発生した時、急変時に、どのタイミングで医師に連絡をするか、どのタイミングで母体搬送・新生児搬送を検討し、実行するか。

それを一人で判断しなければならないこともあります。

大きな施設でハイリスクの症例を経験することは、必ず役に立つでしょう。

産科の看護助手はどんな仕事をしますか。

赤ちゃんやお母さんのお世話はしません。

それは看護師や助産師が行います。

主に

  • 赤ちゃんの寝ているベッド(コットと言います)の清掃
  • 物品の補充
  • 入院ベッドの清掃とベッドメイキング、シーツ交換
  • 部屋の清掃、沐浴代などの清掃、ごみの片づけ
  • 治療やケアに使う物品のセット
  • 配膳・下膳

など雑用です。

体力勝負のお仕事です。

まとめ

長い記事をお読みいただきありがとうございます。

いかがでしょうか。

主に看護師や助産師に関する記述が増えてしまいました。

産科のお仕事は体力勝負で、大変なことや辛いこともたくさんあります。

しかし、分娩に立ち会える貴重な病棟であり、赤ちゃんやお母さん、その家族から、たくさんの幸せを分けてもらうことができます。

産科に勤務したいと思っている方のお手伝いが少しでも出来たらと思います。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
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