リクルートや冠婚葬祭などで必ず着用するスーツ。

お店に行くと店員さんのセンスや知識を信じて、いろいろとアドバイスを受けながら購入される方も多いと思います。

そんな誰もが1度は接客を受けたことがあるスーツ販売求人の仕事はどんな内容があり、どんな人がなれて、どのようにして働くのかを説明していきたいと思います。

スーツ販売のおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

販売業務

店頭に立ち、お客様にスーツを販売する業務です。

スーツに関する知識や冠婚葬祭での最低限のマナー等を把握し、お客様の希望に合ったスーツ選びのアドバイスを行います。

スーツのみならず、シャツやネクタイ等の小物品も一緒に提案するため、様々な知識が必要になります。

また、採寸等を行い、お客様のサイズに合ったスーツ選びのお手伝いを行います。

ディスプレイ

販売したい商品やトレンドの商品をマネキンなどに着せる作業です。

いつも同じディスプレイであればお客様は入店していただけないため、最低でも1週間に1度全てのディスプレイを変更する作業を行います。

スーツ販売の場合は、マネキン以外にも各セクション、各サイズごとにスーツ着用のイメージがしやすいようにスーツと合わせて、シャツやネクタイなども一緒にディスプレイするため、変更作業はかなり時間がかかる場合もあります。

店舗清掃

清潔な店舗でお客様に気持ちよく買い物をしていただくために清掃はこまめに行います。

鏡に指紋がつきやすいため、定期的に鏡を磨いたり、床の汚れ落とし、また、お客様が見た洋服をきれいに畳み直したりとこまめに店舗内を巡回し、清潔に保ちます。

品出し

毎日入荷する商品を店頭に出していく作業です。

タグを確認し、ハンガー等にサイズ表記されたチップを付けて店頭に陳列していきます。

陳列時には、しわや汚れ等がないかしっかりと確認を行います。

発注作業

販売して在庫が品薄になったり、新しい商品等があった場合など、店舗に合った在庫数を確認しながら発注作業を行います。

店舗規模や客層によっても需要が変わるため、ある程度経験を積んだ人が担当します。

教育

新商品やトレンド等について勉強会を行います。

自分が講師を務めることもあります。

ファッションは常に変化していくため、トレンドや基礎的な知識等を身につけ、お客様のご希望に沿って提案できるよう常に新しいことを学ぶ必要があります。

オーダーメイドスーツの採寸、作成

オーダーメイド取り扱いのお店の場合は、詳細な採寸、また、実際に作成する場合もあります。

この場合は、基本的には、服飾等の専門知識が必要になるため、服飾の勉強をした方などが担当となります。

スーツ販売の仕事は会社でどういう役割を求められる?

基本的には、スーツ販売がメインの仕事になるので、その会社の商品をたくさん販売することが求められます。

会社が自信を持って提供した商品をお客様に喜んで購入していただけるよう提案をしていきます。

また、現場の声として、お客様の声を会社に反映していく役割もあります。

そして、店長やエリア長などになりたいという向上心を持ち、各店舗ごとにお互いがレベルアップしていけるような前向きな姿勢も求められます。

スーツ販売の働き先の種類にはどんなところがあるの?

それでは、いろんなメーカーや店舗、どのような種類があるのか説明していきたいと思います。

紳士服メーカーへ入社

紳士服メーカーへの入社をし、そこから各ブランドへ配属される場合です。

この場合、会社が指定した支店への勤務が必要になることから、転勤や異動があります。

また、最初は、自分の希望していたブランドへ配属されない場合もあります。

フランチャイズ経営の会社へ入社

フランチャイズ経営の会社へ入社した場合、その会社が経営している店舗内での勤務になることから転勤や異動が少ない場合があります。

規模的には、メーカーよりも小さいため、早く役職をもらえるなどのメリットもあります。

百貨店等の会社へ入社

百貨店や大手スーパーなどの会社に入社し、紳士服販売部門へ配属されるケースです。

最初は、希望の部署でない場合もあるかもしれませんが、配属後に経験を積めばバイヤー等を担当する場合もあります。

将来的に仕入れ側の仕事をしてみたいという希望がある方であれば、百貨店勤務は可能性が高まると思います。

個人経営の会社へ入社

個人経営の会社へ入社をした場合、販売業務に加え、デザインやスーツの手直し等も行う必要があるため、服飾の技術が必要になります。

スーツへの関心が高く、オリジナルのスーツを提案したい場合であれば、個人経営のお店の中から自分の希望するスタイルのお店に入社することが良いかと思います。

スーツ販売求人でよくある募集内容とは?

それでは、実際にスーツ販売業界では、どのような勤務体制でどのくらいのお給料がもらえるのか気になる方もいらっしゃると思いますので説明していきたいと思います。

なお、ここでは、紳士服メーカー勤務の場合をメインに説明していきたいと思います。

給与相場

会社によりばらつきはありますが、正社員の場合は、18万円程度からスタートになります。

そこに残業手当や役職手当などが付与される形になります。

アルバイトの場合も会社によりばらつきがありますが、飲食店等よりは、時給が少し高いと考えていただければと思います。

勤務時間や休日、残業

基本的には、シフト勤務です。

ただし、土日、祝日等の集客率が高い時期には、基本的には出勤になることが多いため、土日や祝日の休みは取りにくいところがほとんどです。

そのため、お休みは、平日がメインになります。

残業については、会社や店舗状況によっても変わりますが、お店の営業時間が長ければ、基本的に1日勤務で8時間を超えたものがすべて残業になる場合もあります。

また、スーツ販売は、接客に入ると1時間程度同じお客様を対応することもあるため、退勤時間を過ぎて残業をすることもあります。

福利厚生

基本的な福利厚生は、受けられる会社がほとんどです。

大手企業になると住宅手当を出してくれる会社もありますので、しっかりと募集内容を確認してみましょう。

また、制服が支給される会社もあります。

制服が支給されない場合、勤務中は、自社商品のスーツ等を着て仕事をしなければならないため、商品購入時の割引きがあります。

割引率は会社によって様々ですが、30%~50%程度がほとんどです。

求められる人物像

基本的には、積極的な人が求められます。

接客時に提案をする必要があり、お店によっては、自らお客様にお声がけしていくことも必要になるため、積極的に行動できる力が求められます。

また、ファッションは日々変わっていくものですので、常に新しいことを学んでいく向上心のある人が求められます。

会社からの教育を受ける機会もありますが、自ら雑誌等で情報を得たりするなどの努力が必要になってきます。

そして、販売目標の達成にはチームワークが必要になるため、チームワークを大切に仕事ができる人が求められます。

必要なスキルや資格、経験

接客や営業の経験があれば優遇されますが、基本的には必要な資格等はありません。

持っていると役立つ資格としては、色彩検定やファッション販売能力試験等があります。

また、アパレルの中でもスーツ販売は、ある程度パターンが決まっており、奇抜なものよりも仕事や冠婚葬祭で使えるような服として選ばれるため、スーツの知識やマナーについて詳しくなることが重要になります。

スーツ販売求人のおすすめ求人のポイント

それでは、スーツ販売の求人について会社選びのポイントや採用について説明していきたいと思います。

会社選びのポイント

まずは、しっかりと会社研究をし、どのような会社で働きたいかを決めます。

よく目にするスーツのブランドはどこの会社のブランドでどのようなコンセプトで作られたのかによって自分のスタイルと合っているか、自分の働きたいスタイルに合っているかが変わってきます。

一つの会社内でもブランドコンセプトが違うため、どのブランドが自分の働きたいブランドであるのかをしっかりと見る必要があります。

よくあるブランド別のパターンは以下のとおりです。

若者向けのブランド

低価格で若者をターゲットにしているため、スタイルもトレンドを追いかけたスタイルが多く、サイズ展開も若者体型のサイズを豊富にそろえているブランドです。

接客方法もすぐに話しかけるのではなく、お客様の行動を観察し、必要とするタイミングでお声がけをするというスタイルを多く取り入れています。

中年向けのブランド

価格は安い物から高い物までが揃えてあり、仕事や冠婚葬祭のオールマイティーに使えるようにオーソドックスなスタイルを取り入れているブランドです。

接客は、入店から積極的にお声がけをし、要望をすぐに取り入れ、接客をしていくというスタイルです。

ハイセンス向けのブランド

価格は少し高めの設定で、セレクトショップのように様々な商品を扱います。

いらっしゃるお客様もある程度、知識のある方が来店されるため、それ以上の知識が必要になります。

応募方法

リクルートサイト等で募集の確認を行います。

大手メーカーの場合は、新卒採用時の募集や既卒募集等も掲載があります。

また、退職等に伴う欠員が出た場合に掲載されることがありますので、こまめにサイトをチェックすることをお勧めします。

また、実際に店頭に募集が掲載されていることもありますので、気になるブランドや店舗があれば直接見に行ってみるのも良いかと思います。

採用内容

アルバイト等については、その店舗で面接を行います。

正社員募集の際、フランチャイズや個人経営の場合は、1回の面接で採用を決めることもありますが、大手メーカーの場合、書類審査後に何度か面接を行い、最終的に社長面接をするなどがあります。

中には、私服や会社の指定したテーマの服を着用して面接を行う場合もありますが、こちらは、センスのチェックやTPOに合わせた服装を選べるかどうかの審査が含まれています。

スーツ販売求人についてよくある疑問

スーツ販売についてまだまだ疑問に感じることがあると思いますので、よくある質問について答えていきたいと思います。

センスがある人でないと内定もらえませんか?

いいえ。

センスがいいかどうかはある程度は見られますが、それよりも大切なのは、会社のコンセプトに合ったスタイルを提案できるかどうかです。

また、スーツ販売は、ほかのアパレルの中でもある程度スタイルが固定されているものなので、勉強をすればトレンドやスタイルを提案できるようになりますので最初は、無知でもどんどんレベルアップできます。

売り上げ目標など厳しく言われますか?

会社のスタイルにもよると思いますが、少なくとも会社は利益をあげなければならないので、売り上げに対して言われることはあります。

ただし、自腹で購入してまで売り上げの不足分をカバーしなければならないということは、最近ではあまりありません。

まずは、お客様に販売できるように職員同士でいろいろと提案し合い、お店作りをしていくように指示します。

洋服は、全て自社ブランドの物を着用しなければならないのですか?

前述したとおり、もし、制服がない場合は、自社ブランドの洋服を着て店頭に立たなければなりませんが、プライベートでは、自社ブランドでなく自分の好きな服装をしても大丈夫です。

また、スーツは、他のアパレルの洋服と違い、スーツを数着購入し、シャツやインナー、その他の小物などでいろいろな変化をつけることができるため、勤務中に着用しなければならない場合であっても、たくさん購入する必要はありません。

スーツ販売をしていて良かったなと思うことは何ですか?

お客様のスタートをお手伝いできることです。

入学式に着ていくスーツ、就職活動に使用するスーツ、結婚式に着ていくスーツなどそれぞれの場でスーツは着用されます。

最初は、緊張した様子で入店され、どんなスーツが自分に似合うのか、このスーツには、どんなシャツやネクタイが似合うのか、不安な様子で選ばれているところを一緒にお手伝いでき、スーツを着ているところを想像し、わくわくした様子で帰られる姿を見るとお手伝いできて良かったなと感じます。

まとめ

スーツ販売についていかがだったでしょうか?

イメージとしては、センスがあって、洋服が大好きな人しかなれない職業のように感じるかもしれませんが、実際は、自分の努力次第で活躍していける業界ということがご理解いただけたと思います。

ただ販売の成果を出して、レベルアップしていくのではなく、それぞれのお客様のバックグラウンドや思いを感じながら接客していく、そんなとても奥深い仕事であるということを分かっていただけたら幸いです。



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