イベントアルバイト求人の時給や募集内容、おすすめの求人の選び方とは?向き不向きややりがいなどを解説!
東京都内では、毎日のようにあちらこちらで様々な催し物が行われています。
皆さまも日々の生活の中で、様々なイベントに出かけるでしょう。
参加して満足度の高かったイベントというのは、会場の内外でテキパキと働いていたイベントスタッフが好印象だったことはないでしょうか。
どんな手の込んだ内容の濃いイベントでも、裏方のイベントスタッフの仕事ぶりが良くなければ魅力が半減しますよね。
その仕事ぶりに憧れて今度は自分がイベントを支えてみたいと思うのはとても素晴らしいことです。
そのような方々に少しでもお役に立つよう、今回は東京イベントバイト求人でよくある募集内容やおすすめ求人のポイント、気になる疑問についてお答えします。
東京イベントバイトにはどんな仕事があるの?
イベントと一口に言っても実に様々です。
日本の首都である東京であれば尚更でしょう。
そこで、東京イベントバイトにはどんな仕事があるかをご紹介します。
遊園地などのアトラクションショー
小さいお子様向けの催し物は、遊園地を主体にデパートの屋上やショッピングモールなど至るところで行われます。
司会進行や小さいお子様と一緒になって遊んだり、ゲームなどのアトラクションの説明をしたり、プレゼントを渡したりと業務は多岐にわたります。
資材の搬入や搬出などの業務は若い男性スタッフを希望されることが多く、アトラクションの司会などは女性スタッフを希望されることが多いです。
コンサートやスポーツ競技
東京では毎日のように大規模なコンサートやスポーツ競技が行われています。
大会場になれば大人数のスタッフが必要になりますので、複数の派遣会社のスタッフから大量にスタッフが派遣されます。
現場では、いくつかのチームに分かれて体系的に動いていきます。
自分勝手な行動は絶対許されません。
イベントの趣旨に則って、正確に業務を遂行していきます。
学生向けの企業説明会
就職活動をする学生向けの企業説明会はその企業の社員の動員だけでは足りないため、企業説明会の期間中イベントスタッフを動員します。
学生向けのイベントという特性上学生のエントリーはNGで、ある一定以上の年代のスタッフが配置されます。
学生さんと言えども人生の掛かった一大イベントですから、気分を害されないように細心の注意を持って業務にあたらなければなりません。
モーターショーなどの展示会
展示会の催し物は司会進行はもちろんのこと、会場誘導や受付、自動車の洗車、車の移動などの業務になります。
自動車関連のイベントは数多く開催されています。
スタッフに求められるスキルとしては自動車免許は必須で、車の運転が得意な人は歓迎されレギュラーとなる可能性が高いです。
医療系の学会イベント
医療系の学会イベントもイベント会社がイベント進行を請け負います。
お医者様はもちろんのこと、製薬会社の方も多数来場されイベント主催者には製薬会社の方も大事なお客様です。
業務としては、受付、クローク、場内誘導、セミナー進行補助などの業務があります。
クライアント側の意向としては、学生さんのような若い方よりは社会人経験のある程度ある年代の方を希望する傾向があります。
年を重ねた登録スタッフの方にはおすすめのイベントです。
東京イベントバイト求人でよくある募集内容とは?
イベントのアルバイトはイベントを開催する会社がその都度、必要なアルバイトを募集することもあります。
しかし一般的なのは、イベントの主催会社がイベントに特化した派遣会社にスタッフを依頼するというケースが殆どです。
そのイベント専門の派遣会社がイベントスタッフを常時募集しています。
就業までのフロー
基本的には、イベントスタッフ派遣会社がクライアントからの依頼人数を自社に登録しているスタッフでまかないきれなかった場合に、補充的に求人サイトで募集します。
ネットで応募後派遣会社のオフィスで面接を受け、登録手続きを行います。
その後はそのイベントスタッフ派遣会社から仕事情報のメールが送信され、気に入った内容の求人があった場合にエントリーを行います。
案件によってすぐにOKが出る場合と、クライアントに確認を取ってからOKが出る場合とがあります。
東京はイベントの本数も多くイベントの種類も多いので、幅広い年代の登録スタッフに割と満遍なく仕事が割り振られているようです。
職種
主な職種は受付や物販、案内、イベントMCなど様々です。
前述の通り、男性の場合は搬入出や構築などの運搬作業が発生することもあります。
その他、イベントによって割り振られる仕事内容が異なります。
ほとんどの場合職種を提示された状態で案件に応募するため、自身の得意不得意や資格を活かして職種を選択することができます。
給与相場
給与相場はスタートが1,000円前後の場合が多く、拘束時間が8時間以上だと残業代の対象になります。
派遣会社によって違ってきますが、勤務日数を重ねていくと時給が上がっていきます。
ADランクやディレクターランクに上がると更に時給はアップし、収入は安定します。
昇給だけではなく、昇格制度があるのが魅力的です。
勤務時間や休日、残業
仕事の性質上定時や定休日という概念がなく、イベント単位の勤務体系となります。
そのためイベントがない日は休みということになります。
能力が高く、クライアントからのリクエストの多いスタッフは数ヶ月先までスケジュールが埋まるほどの人気ぶりですが、現場のNGが多い人はあまり仕事は入りません。
非常に個人差があります。
福利厚生
福利厚生については、ディレクターランクに昇格すると社会保険や厚生年金に加入できたり、有休休暇が付与されたりするイベント会社はあります。
また、知り合いを派遣会社に紹介すると紹介料の支給がある派遣会社もあります。
また懇親会やバーベキューなどを開催し、会費の何割かを負担してくれる会社もあります。
求められる人物像
イベントというのは、主催者が多大な時間と費用を費やして実現に漕ぎ着けた訳ですから、失敗は許されません。
アルバイトとは言え、生半可な気持ちでは決して務まりません。
実際にコストは発生しませんが、そういうリスクを負っている人たちのいる現場で一緒に働くわけですから、コスト意識をしっかり持って無駄のない仕事ができる人が求められます。
イベントスタッフに求められる人物像は、責任感を持って何ごとも誠実に行うことができる人です。
また、ホスピタリティを持ってお客様やクライアントと接することができる人です。
東京イベントバイトのおすすめ求人のポイント
東京で開催される数多くのイベントの中からおすすめ求人をご紹介します。
夏休みや冬休み期間中開催されるイベント
イベントはどうしても単発なため、収入が不安定です。
しかし夏休みや冬休みなどの期間中ずっと開催されるようなイベントだと、シフト勤務のため日数が確保されます。
収入を安定させたい方にはおすすめです。
このような長期間の勤務ですと、クライアントや同僚とも打ち解け翌年以降にまたリクエストで呼ばれる可能性も高まります。
地方などの泊まりこみのイベント
往復の交通費や宿泊代はもちろんクライアント払いで、食事が三食支給されたり、出張手当や宿泊手当などが別途支給されたりすることもあります。
地方に出張する泊まりこみのイベントの仕事は、お金を沢山稼ぎたい人にはおすすめです。
地方に出張するイベントとしては、夏フェスや鈴鹿や菅生などで行われる自動車レースなどが挙げられます。
パーティーやディナーショーなどの仕事
基本的にイベントは1日仕事で、学生さんはなかなか勤務に入りづらいのが悩みですよね。
そんな方におすすめなのは、パーティーやディナーショー。
夕方からの勤務が多いため、学生さんにはおすすめできます。
但し夕方からの勤務の場合は準備のスケジュールもタイトな場合が多く、多くの業務を短時間でこなさなければなりません。
拘束時間が一日勤務よりも短いからといって、半日勤務のほうが楽というわけではありません。
東京イベントバイトの仕事についてよくある疑問
ここまででかなりのことをご紹介しましたが、まだまだ分からないことだらけな方ばかりかと思います。
ここでは、東京イベントバイトの仕事についてよくある疑問にお答えします。
イベントをお客様と一緒に見たりすることができるか?
できません。
イベントスタッフは仕事として、きっちりと割り切って仕事に徹しなければいけません。
それができなければ、厳しいようですがイベントスタッフとして失格です。
どうしてもそのイベントを見たければ、やはりお金を払ってお客さんとして見るべきです。
最も大事なことは、主催者側の1人として、来場されるお客様が満足されるようなイベントを提供することに全力を尽くすこと。
その心掛けが確かなら、イベントを見たいという発想は生まれないはずです。
エントリーした仕事をキャンセルできるか?
基本的にはできません。
例えばイベントが直前で中止となった場合は、主催会社は莫大な損害請求を被るわけです。
たかがバイトかもしれませんが、やはりプロ意識を持って一度請け負った仕事は必ずやり遂げるという高い志を持って取り組まねばなりません。
病欠の場合には病院の入院証明や診察証明が必要です。
軽い気持ちでエントリーしないように心掛けて下さい。
勤務中、休憩はありますか?
休憩はあります。
イベントによって休憩回数や休憩時間はまちまちですが、交代で休憩を取らせてくれます。
当然のことながらイベントの進行が最優先ですから、忙しくなれば休憩回数は少なくなる場合もあります。
くれぐれも自分が他の人より休憩回数が少なかったとしても、その不満を現場で言わないように注意して下さい。
通常どこの現場でも、スタッフが少しでも多く休憩が取れるように気を配っている現場がほとんどなので、そういう不満は絶対に口にしないでください。
イベント会場までの交通費の支給はありますか?
基本的には交通費は出ますが、派遣会社やイベントによって待遇が異なります。
全額支給もあれば、スタッフ全員一律で同じ金額の支給など様々です。
全額支給される場合でも、IC運賃で最安運賃が基本です。
また派遣会社が予め交通経路を調べて、支給する場合もあります。
一日拘束の勤務で、半日のみの出勤は可能ですか?
基本的にできません。
アルバイトというよりは個人事業主というのにイベントスタッフは近いと思います。
イベント運営の一部を請け負うという考え方が求められるので、請け負った仕事に全て自分の都合を調整するくらいの考えがなければこの仕事は務まりません。
稀に短時間のイベントの募集がありますが、その時間の業務を個人事業主として請け負ったわけですからしっかりと務めなければいけません。
制服の支給はありますか?
イベントによっては制服の貸し出しがあります。
また、スーツ着用の仕事もあります。
制服貸し出しのイベントの際は最後に返却しなければなりませんので、丁重に扱わねばなりません。
スーツ着用の場合はきちんと折り目のついたスーツを着用し、糊付けされたYシャツを着用、ネクタイはキチンと結んでください。
制服支給の場合でも下のズボンは黒のチノパンなどTPOに合わせたものでなければならず、Gパンやハーフパンツは厳禁です。
制服を返却の際は、きちんと折り畳んで返却するようにして下さい。
年齢制限はありますか?
原則的に年齢制限はありませんが、イベントによって適正や相性などの要素や、能力や経験という部分でのマッチングというものも出てきます。
クライアント側の要望や仕事を請け負う派遣会社側の判断も入ってきます。
自身での希望とそれらのことが合致して、ご自身の仕事の方向性が定まっていくでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、東京イベントバイト求人でよくある募集内容やおすすめ求人のポイント、気になる疑問についてお答えしました。
一見華やかに見えるイベントスタッフの仕事も、実は意外と地味な仕事です。
イベントスタッフにしてみればイベント開催日だけの勤務ですが、イベントを主催する側はその何日も前からそのイベントの開催の為にかなりのお金と時間を費やしています。
そのイベントが失敗すればその担当者の首が飛ぶだけでなく、その会社が大きく傾くなんてことも少なくありません。
もちろんイベントスタッフがそこまで心配する必要もないのですが、そうした背景はしっかりと認識した上で勤務にあたって頂きたいと強く思います。
そのような気持ちで取り組んで頂いて、沢山の素晴らしいイベントを作りあげ、自分自身を成長させて下さい。