年賀状仕分けアルバイトの時給ややりがいは?やって良かった4個のことやそこで身に付く力とは?
私達の生活にとって身近な存在である郵便局ですが、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
「年賀状のバイト」や「郵政民営化」「雨降りの中の配達」などいくつか浮かんできますね。
郵便局で働くパートやアルバイトの方のことを「ゆうメイト」といいます。
よく年末になると郵便局から「ゆうメイト」募集の案内が届きますので、一度は目にしたことのある方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は郵便局でのアルバイト(ゆうメイト)について、どの様な求人があるのか、その仕事内容などにスポットを当てていきたいと思います。
その他、郵便局バイト求人の特徴や仕事のやりがい、どんな人が向いているかなども併せて見ていきましょう。
もし郵便局でアルバイトしてみたいという方がいらっしゃったら、ぜひ参考にしてみて下さいね。
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(正社員希望の人限定)
目次
閉じる郵便局のバイトはどんな仕事?
最近SNSなどの普及で郵便局を利用する方が減少してきたなどと言われていますが、それでも手紙や荷物の発送・受け取り、貯金に保険などまだまだ利用する機会が多くあります。
窓口を見渡すと「郵便」「貯金」「保険」といった看板が目に入るかと思いますが、郵便局でのバイトの主な仕事は郵便物を取り扱う業務となります。
一方、貯金や保険などの業務は主に正社員が担当します。
現金書留など現金を扱う業務は郵便事業になりますが、これについても正社員が対応します。
郵便局ではハガキや封書といった郵便物のほかに「ゆうパック」という荷物の配送サービスも行っているので大型で重い荷物を運ぶこともあります。
ゆうパックで運ぶギフトやお中元などの販売も扱っているので、場合によっては営業なども担当することがあります。
郵便局のバイトの大まかな仕事内容
「ゆうメイト」は、基本的には郵便物の区分や仕分け、配達などが主な仕事となります。
では郵便物の取り扱いといってもどんなものがあるのでしょうか。
以下をご覧下さい。
- 内務:郵便物の区分、区分機の操作、窓口業務(お客様応対、切手販売)など
- 外務:郵便物の集配や配達など
大まかに分けて、この2種類となります。
実際にどんなことを行っているのか内勤から見ていきましょう。
各ポストから集配された郵便物などに消印を押します。
はがきや薄いものでしたら機械で一気に押しますが、厚みのあるものは手作業となります。
この時に切手など料金が不足している場合は付箋を貼って差出人に返送します。
皆さんは郵便物にバーコードが印刷されているのを見かけたことがあると思いますが、これは効率化を狙い自動区分機などで区分する為に導入されたものです。
自動区分機にかけるとバーコードが印字され配達順に区分されていきます。
こちらも厚手のものは手作業となります。
更に郵便物以外にも扱うものがあります。
航空便・船便などの貨物、お中元、お歳暮のギフトです。
クリスマスや正月など季節や行事ごとに業務委託されたトラックが大量の荷物を搬入します。
それらを区分するのはもちろんパートやアルバイトが担当します。
その他、必要に応じて不在で届けられなかった方へ電話連絡することもあります。
次に外務ですが皆さんが日常目にする郵便屋の仕事がそれにあたります。
バイクや自動車などで郵便物を引き受けに出向いたり配達を行います。
勤務シフトについては、24時間稼働している大きな集配局の内務は、早番、日勤、遅番、夜勤、深夜勤などがあります。
アルバイトが担当する仕事をざっと見てきましたが、業務内容については地域や勤務する郵便局によって違いがありますので、応募される勤務先などに問い合わせてみてください。
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郵便局のバイトでよくある募集内容とは?
内務では郵便物の区分・仕分け、入力業務、切手販売など窓口対応などになります。
また外務ではバイクや自動車による郵便物の集荷や配達となります。
年末年始には年賀状の仕分けや並べ替えなどの募集があります。
時給相場
時給と言っても勤務される地域や郵便局によって変わってきます。
ある都市の例をあげると940円から1200円が相場のようです。
この相場は内務についてのものですので、配達など外務についてはもう少し高くなります。
詳細は求人票や面接担当者に確認して下さい。
シフトの入れ具合
こちらも地域や郵便局によって異なります。
年末年始の年賀状のバイトでは12月中旬から1月上旬の間の勤務となりますが、希望によりそれ以降も働くことは十分可能です。
勤務時間も人によって様々ですが大体3時間から8時間となります。
突然の欠勤などで人員不足になった場合は残業をお願いされることがありますので覚悟しておきましょう。
実際に勤務されている方の内訳を見てみると、主婦/主夫や学生の方が多く見受けられます。
学生ではこれがバイトデビューとなる人もいます。
勤務を希望される時間帯、曜日、期間などがあれば応募先や面接の際に担当者に問い合わせてみるのも良いでしょう。
また扶養範囲内でお願いしたいという場合も勤務についても相談に乗ってくれるので確認してみて下さい。
求められる人物
一番に挙げられるのは社会人として責任を持って業務を遂行できる方でしょうか。
パート・アルバイトであっても、社会人として責任感を持ちマナーを心得ていることが求められます。
手紙は「信書」ともいわれ、取り扱いについて法律で決まっている重要なものです。
お客様からお預かりした大事な信書を蔑ろにするような方は向いていないでしょう。
時折ニュースなどで配達出来なかったので川などに捨てたと報じられることがありますが、このようなことが起きると郵便事業への信頼性の低下にも繋がります。
また、一般の仕事でも同じことですが、いわゆる「報連相」が大切となります。
何か不測の事態が起きた時など、自分の手で負えない場合は速やかに上司に相談するといったことも必要です。
窓口業務などはお客様と直接接しますので、挨拶や礼儀などがしっかりできる方が求められるでしょう。
もちろん職員間の挨拶も大切なのは言うまでもありません。
必要なスキルや資格、経験
内務の仕事は、特別経験がなくても全く心配はいりません。
現場の職員やバイトの諸先輩などが教えてくれるので大丈夫です。
分からない事があればどんどん質問してみましょう。
ただ聞くだけでなく、しっかりメモを取ることも忘れないで下さいね。
必要なスキルや資格についても特にありません。
強いていえばパソコンで入力業務を行うことがあるので、テンキーなどが使えると良いですが、これについても教えてくれるので全く問題ありません。
一方、配達の業務を希望される場合はバイクや自動車の運転免許が必要となってきます。
こちらの業務は免許証がないと話になりませんので、配達業務を希望される方は免許取得をしておいてください。
郵便局のバイトがおすすめの7個の理由とは?
郵便局でバイトをすることのポイントを挙げてみます。
仕事の成果が実感出来る
自分たちが担当した郵便物や荷物が、次の配達局へ運ばれていくのを見ることで、「よくやったなあ」などと達成感を味わえることもあるでしょう。
労働基準法に則って勤務できる
法律を守って勤務できることで働きやすさに繋がります。
休憩時間や休日などしっかり取れるのは何よりです。
職員同士が親しみやすく、働き甲斐を感じる
業務の面でお互いにサポートしあったり、休憩時間には楽しくおしゃべりするなどとてもフレンドリーです。
日本の地理に詳しくなれる
7桁の郵便番号は都道府県、市区町村などを表しています。
それらに触れる機会が増えるので、日本の地理に詳しくなるといった面白い面もあります。
仕事が単調でも、時折雑談を挟みながら楽しく作業ができる
単調な仕事だからこそ、時折の雑談が気分転換にも繋がり、モチベーションの向上にもなります。
数カ月に一度、時給アップの見直しがある
長く勤めれば務めるほど、給与アップにつながります。
その他に勤続期間に応じて有給休暇が付与されるようになります。
勤続年数に応じて、正社員登用試験が受けられる
ある一定期間に達した人は、正社員登用試験を受けることができ正社員としての道が開かれます。
本格的に郵便局員として勤務したいと考えている人には、嬉しい待遇となります。
郵便局のバイトはこんな人に向いている!
郵便局でのバイトをおすすめするポイントを見てきましたが、ではこの仕事にはどんな人が向いているのでしょうか。
人とコミュニケーションをとることがあまり好きではない人
内務の仕分け作業や外務の仕事のほとんどは単純作業です。
お客様からの質問に答えたり同僚と息を合わせてのチームプレーは少ないです。
必要最低限の報連相ができていれば良いので、接客やコミュニケーションが苦手な人に向いています。
自分のライフスタイルを楽しみたい方
比較的希望通りに休日を取りやすいのも郵便局でのバイトの特徴です。
また定時で退社できるのも大きなポイントでしょう。
さらに勤続期間が長くなるにつれて、バイトでも有給休暇をつけてくれるようになります。
仕事の後など、空いた時間を自分の好きなように活用できるのも嬉しいものです。
この日は勤務、この日は休日などと計画を立てて有効に利用してみて下さい。
細かく単純な作業が苦でない方
内務(郵便)での仕事というと、どうしても単調になりがちです。
区分機で仕分けできなかった郵便物を黙々と区分棚に仕分けたりします。
大切な郵便物の住所など間違わないように神経を使いますが、そのような細かいことでもこなせる方も向いていると言えます。
チーム意識を持って作業に取り掛かれる人
これについても他の仕事同様大切なことです。
郵便業務を例に挙げますが、1枚のはがきを処理するのに多くの職員が関わっています。
集配、料金の確認、消印、区分・仕分け、配達などです。
もちろん他にも業務はあります。
郵便局での仕事はとにかく確認作業が多いです。
お客様の信頼を目標に一連の作業を毎日、毎日、その局が一丸となってこなしていくのです。
逆に郵便局のバイトに向いていないのはこんな人!
次に郵便局でのバイトに向いていない人について見ていきましょう。
いろんな所に行ってみたいと思う人
これは郵便局らしい事情からですが、休憩を含めて局の外に出るということは殆どありません。
窓口業務などが混雑してきた場合には、都度対応しなければなりません。
一般のサラリーマンやOLですと、昼時には近くのお店に行って食事をするということが当たり前ですが、郵便局では少し違ってきます。
お昼休みは休憩室で持参したお弁当を食べたり仮眠などをしてゆっくり過ごすのが一般的です。
出張などで全国を回りたいと考えている方には少し不向きに思われます。
仕事の量や時間配分などを自分で決めたい人
郵便局というのは基本的にお客様がいて成り立っているものです。
利用する方が少なければ、それだけ業務量も減ってきます。
また日によって利用する方の数は異なります。
その為「今日はこれだけやって帰ろう」とか「何時までにこれを片付けよう」などと自分で決めることはできません。
自分のペースで仕事をしたい方には不向きと言えるでしょう。
郵便局のバイトのやりがいとは?
どんな仕事でもそうですが、より早くこなせるようになったり上司などから仕事を任せられるようになってくるとやりがいを感じてくるものです。
そこで郵便局ではどういった感じなのか色々な方の体験談をみてみましょう。
ものを届ける仕事の責任と達成感
ものやハガキを届けるために多くの人の手がかかっています。
全国の郵便局で集められたものをみんなで協力して宛先に届けるというスケールの大きいチームの一員でいること自体へのやりがいがあります。
年賀状を元旦に届ける時も大仕事を終えた達成感は大きいです。
自分でお金を稼ぐ喜び
学生さんなど郵便局での仕事がバイトデビューとなる人がいます。
初めてのバイトで一生懸命働いて頂いた給料を受け取ったときの喜びは感慨深いものです。
お金を稼ぐことの大変さを経験できたという声もよく聞きます。
その他
バイトを経験した方の中には、仕事のメリハリがついて効率が向上したという人や、集中力が身についたという人もいました。
まとめ
郵便局でのバイトについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
時給や募集内容、またどんな人が向いているかなどをお伝えしてきました。
学生さんや主婦など、多くの方がパートやアルバイトとして頑張っています。
業務内容も難しいものではありません。
分からないことは現場職員などが丁寧に教えてくれるので大丈夫でしょう。
郵便局でのアルバイトを希望される方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
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