官公庁とはどういうところでしょうか?

私たちの近所にも官公庁と言える組織は沢山あります。

おおまかに言いますと、国や地方公共団体・役所などのことを官公庁と言いますが、さて、どんな仕事をしているのでしょうか?

当たり前の様にその辺にある、あの標識や道路整備、地域のゴミの収集だって国民の税金を資金とし、円滑に整備や環境維持を業務としてくれています。

日常の生活上で当然の如く得られる情報や風景化しているもの、日本国内外の災害時の救済や国交においても大切な仕事をしてくれていたりもします。

さて、官公庁の仕事はどんなことをし、どの様な職種があるんでしょうか?

官公庁の仕事にはどんなものがある?

中央省庁っていう言葉をニュースなどで耳にする事はありませんか?

その組織は国の行政機関のことをさします。

因みに中央省庁を1府12省庁でまとめてその様な言い方をします。

その概要を説明します。

総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省 ・国家公安委員会(警察庁)のことを言います。

1府とは国のトップで内閣・総理大臣から始まり、省庁が12個あり、庁が1つ(警察庁)のことをまとめて1府12省庁と言います。

これが中央省庁であり、ここまでが国の管轄の業務です。

この国12省庁の地方出張機関もあります。

それは、国から業務指示を受けて庶民と関わりが近いのが、地方公共団体・役所で、それらを全て合わせたのが官公庁と言います。

そして、それぞれの組織が住所を有している管轄ごとに国民の生活を助けてくれている業務をしています。

警察庁・警察署

警察庁とは国の行政機関であり、国家に関わる日本国民の安全を守り、各都道府県警察の監督を行なう国家公務員です。

警察署は都道府県警察のことを指し交通部門や生活の安全部門、刑事部門などがあり、その地域で発生した事件を担当してくれています。

地域の安全を見守ってくれている交番のお巡りさんも官公庁の職員です。

教育委員会

教育委員会とは、教育に関する事務を仕事とし、地方公共団体に置かれる行政委員会であり、こちらも官公庁です。

こちらの団体にもたくさんの課に分かれていて、それぞれ違った教育に関する業務を行っています。

例えば、学校教育課では、幼稚園、小、中学校の運営や学校敎育についての指導の窓口です。

また、生涯教育課では、子供や婦人会や高齢者など幅広い年齢層を対象とし、社会教育を目的とした総合学習の手助けを行なっています。

各地域のカルチャーセンターや公民館、図書館などで教室や学習のイベントを開催されていたりします。

公立学校

公立学校の教員とは、都道府県の教育委員会が実施する教員採用試験に合格をした者です。

資格を持った上で各都道府県の公立学校に教員として採用されて、初めて学校の子供の教壇で子供たちに授業を行うことが出来ます。

教員も官公庁の職員であり公務員資格を有した者です。

最近では、少子化により特に地方では、学校の閉校や合併などで教員採用枠が減少傾向にあります。

現状としては、常勤体制での採用というよりは非常勤体制の採用が多くあり、なかなか厳しい業界であると思います。

消防署・消防庁

こちらの業界も地方公共団体の官公庁職務の一つ、消防署です。

仕事内容はご存知の通り、地域の火災時や災害時の救護活動に従事し、国民の保護を目的とした業務を行なっています。

また、大規模な災害発生時には日本国内、国外に関わらず自衛隊だけの出動ではなく、消防庁から業務命令が下り救助、医療、応急、復旧を行います。

その様に国内だけに係わらず国外での活動もあり、消防庁では、国際消防救助隊という部隊も配属しています。

また、消防署とは別に消防組合という各市町村の民間人が共同で結成し、消防署職員と共に協力し、消防業務に取り組んでいる組合もあります。

官公庁の仕事はどんな人に向いている?

人に物事を教えるのが好きな人や、状況判断が正確にできる人などが向いていると言えます。

高齢者の方や行政のルールが解らない人にも、丁寧に教えてあげなければいけません。

民間企業にも新入社員や後輩を指導するのが上手な人や責任感があり、この人になら任せておけるという様な人望が厚い人っていますよね。

官公庁では突然にどんなトラブルが舞い込んでくるかも知れません。

物事を冷静に解決へ導ける人や、時間をかけて事務作業をこなせる人が向いていると思います。

8時間近くはパソコンや書類と向き合う仕事をしてますし、所属期間は何回も同じ様な事例を日々繰り返し行なっていける人が良いでしょう。

読書が趣味な人など長時間同じ様なことに向き合えて、根気強い人にはぴったりの仕事です。

ここから、詳しく向いている人の特徴についてご紹介します。

効率よく学べる人!学ぶことが好きな人!

担当する部門の知識は必ず習得しておかなければ仕事はやっていけません。

知的で事務作業を得意とする人が理想ですが、努力を重ねていけば問題はありません。

出世をして行く毎に複雑な活動の報告書や調査やまたは、国が関わる大きなプロジェクトに関わる場合もあります。

その場合には、大きな額のお金が予算とされますので、間違いがあっては責任重大です。

その様に行政の複雑な計算などもしていかないといけませんので、調査に時間をかけ資料をまとめたり、文章を書くのが得意な人が向いています。

生涯勉強をしていかなくてはいけませんので、理想は効率よく!

地道に学ぶ事を得意とする人にはぴったりです。

正義感の強い人

特に救済業務へ従事する職員には、正義感の強くて社会貢献をすることに抵抗のない人が向いていると言えます。

あってはならないことですが、自分を犠牲にするような危険な業務を行わなければならない土地や状況にも職務配置されます。

例えば、自分と関わりの深い人が偶然にも救護を要請した場面の職務を担当したとします。

不幸な場合もあり職務として関わるのは大変辛いことでしょう。

仕事が手に付かない時もあるでしょう。

人間なので当然のことです。

その場でも持ち前の正義感を発揮し、自分に与えられた天職だと考えることができる人。

悲しい局面でもテキパキとした判断が出来、困難に負けないくらいの強い前向きな精神がある人が真の正義感だと思います。

公私ともに公務員として振る舞える人

休みの日や業務時間外でも公務員としての自覚を持ち、人道的に振る舞い、目立った行動を慎む事ができる人です。

これはあくまでも世間一般の問題行動を例えますが、暴力行為、交通ルールなどを守る事などです。

誰しもが当てはまる飲酒運転をしてはいけないなどの普段の生活上での大切な常識を指します。

近年は公務に関わる人の残念なニュースを目にします。

一時のストレス発散を間違えた形で行動化してしまい、積み上げたキャリアは一瞬で壊れ、とても残念に思います。

また、公的な相談や応対を用される時でも、近所の知り合いや友達などにも癒着をせずに公平な立場で判断をしなくてはいけません。

これは、官公庁などで働く人間としては当然のことなのです。

立場を踏まえた常識を持ち堂々とした対応で、ゆきすぎたお付き合いは気を付けなくてはいけません。

官公庁で仕事をするために活かせる、今までの経験は?

人それぞれに得意、不得意はあるのもです。

官公庁で働くためには、これまでの経験や活動も活かせれれば、一石二鳥ですよね。

官公庁職員に採用されれば、安定した仕事だと喜べますが、そこからがスタートであり所属先毎の新しい環境に慣れるのは簡単な事ではありません。

どんな風な経験が活かせるのかを見て行きましょう。

被災地や災害地でのボランティア活動

近年繰り返し起きている自然災害には、ボランティアに関わる人材を必要としています。

未曾有の災害後の復興支援を援助する活動は、社会貢献を行う官公庁業務上ではとても貴重な経験です。

災害の地に官公庁職員や公務員の職にある看護師や医師なども自発的に出向いています。

けれども、災害の度合いによりボランティアの人材が不足しいる様な現状です。

最近では自らの意思で学生がボランティアに参加しています。

若いエネルギーが大変な活躍を発揮してくれています。

その様に対岸の火事などと思わずに、自発的な助け合いの精神を持った活動が大いに認められるでしょう。

地域や福祉のボランティア活動

地域においては、子供見守り隊という声かけ活動や一人暮らしの高齢者宅への見守り活動、地域の人たちとイベントなどの交流活動があります。

地域毎に子どもたちを対象にしたスポーツ教室や手づくりの工作教室などを、コミニティーセンターなどで開催することもあったりします。

定期的によく見かけるのは、学生などがよく街頭に立ち募金活動のお願いなどを行なっているのも、奉仕の精神が磨かれていいでしょう。

これらを経験したい場合は、管轄の官公庁が募集をしていたり通っている学校や、民間の介護施設などにも尋ねてみるといいでしょう。

最近では、都道府県毎のマラソン大会などにも学生が、ボランティアとして楽器演奏などで激励し、参加者ランナーの応援のお手伝いをしています。

楽しんで行うボランティアもありますから、自分に向いているのを選ぶことで良い功績を残せます。

官公庁で働くメリットとは?

不況などに左右されず、雇用体制が良い!

大手企業とは違いお給料が低い職務もありますが、雇用体制がしっかりと保証されています。

福利厚生の充実で特に産休・産後の休暇が合わせて2年間取れる官公庁だってあります。

育児に専念できる期間が長いと女性にはありがたいですね。

公務員資格により初任給にも差があったりはしますが、年に2度の賞与も保証されてます。

稀に民営化される行政もありますが、官公庁では不況により倒産する事はなく、退職金も充実されており老後の生活が安定しています。

それに、数年前までは民間人とは年金制度が少し違った様で、公務員共済制度というものがありました。

その後厚生年金に統合された様なのですが、今現在でもまだ多少の格差があり受け取れる年金が少し高めの様です。

ルールや秩序が整っている

やはり官公庁には社会が望ましい状態を保つための秩序があります。

それを円滑に行う手助けをするのが、官公庁の仕事ですので職員の人間関係にも、同じ様に守られたルールがあります。

近年、世間ではパワーハラスメントなどの問題があるかも知れませんが、官公庁ではその様な事があれば即、公にされてしまいます。

現代はストレス社会ですので上下関係があからさまな様では、官公庁の業務に差し支えが出ます。

規模にも寄りますが、比較的みんなが声を掛け合い、プライバシーな部分には厳重に扱えることが自然と出来る様な風土がある様に思います。

その様に個人の人権を尊重した行動している部分などがありルールが整っていると言えます。

その後のキャリアについて

官公庁で仕事をした後のキャリアアップの道は?

やはり、官公庁と同じように誰かのために働くというスタンスはNPO団体、特定非営利活動財団などの営利を目的としない会社がいいと思います。

立場は、就職者や設立者などに関わらず行政機関などの業務に詳しい経験があるため補助金、助成金の知識もあり多様化する社会のニーズにも適応が強いためです。

官公庁という大きな組織よりも非営利団体というコンパクトな体制が、個人個人への対応に柔軟なために官公庁よりもフットワークが軽いためでもあります。

官公庁で培ったキャリアを庶民の身近な存在として応えていくことに発揮できそうです。

行政書士

行政書士とは、行政書士法に基づく国家資格の保有者が出来る業務です。

これは国の公務を行ってきた官公庁職員は法に詳しくもあります。

資格の条件としましては、官公庁の職員として行政事務を20年以上担当した者は、行政書士としての資格が経験から認めて貰え得ることが出来ます。

又は弁護士や税理士、弁理士、公認会計士などの資格を持つ人も行える仕事です。

行政書士法に基づき、依頼人から代行で官公庁に提出する書類などを作成し、顧客の相談などに応ずる専門職です。

官公庁での業務で学び得た実績や責任感がキャリアアップとなりその後の人生に飛躍出来ます。

まとめ

官公庁の業務を経験し、他部署の業務をも観察し情報を得て現状に基づいた形でまとめて見ました。

官公庁の職員はノルマもなくゆったりと仕事が出来ていていいなぁと感じた頃も正直ありました。

けれども、全ても官公庁職員に値することですが、複雑な知識がないと行えない仕事なのが現状です。

色々な事案が日々舞い込んできます。

知識だけでは手に負えなく、人と人とのコミュニケーションも大切な業務です。

これらが揃って業務が前に進んでいけるのです。

公務員試験には資格により年齢の制限などもあったりします。

しかし、チャンスがあるならば、これまでに匹敵する経験などがなくとも官公庁の職に飛びこんでみるのも良いものですよ。

職業柄、先輩や上司は必ず教えてくれます。

興味がありましたら、是非経験してみてください。

官公庁求人を探す時は、こちらの記事を参考に!


関連キーワード

官公庁求人