失業したとき、転職を考えたときに頼りになる公共職業安定所(ハローワーク)で職員として働きたい!という方に知っておいていただきたいことをまとめました。

公共職業安定所で働きたいと言っても、どのようにしてその職に就くことができるのか?と言われてもピンと来ない方が大多数なのでしょうか。

今回は、そんな公共職業安定所の求人に関して、詳しくご紹介させて頂きます。

公共職業安定所求人のおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

公共職業安定所で提供するサービスには、大きく分けて求職者に対するものと事業主(求人者・使用者)に対するものがあります。

求職者に対しては、雇用保険の給付手続きや職業相談・職業紹介など。

事業主に対しては、求人サービスや、労働保険に関する指導・手続き、また助成金や補助金の申請に関する業務などを行っています。

ハローワークの仕事内容は、こちらの記事を参考に!

公共職業安定所の仕事は、どういう役割を求められる?

基本的には企業と、働きたい人とのマッチングをしています。

民間でも就職支援・マッチングを行う企業は数ありますが、公共職業安定所はもちろん公共の機関ですので、すべてのサービスを無料で提供している点が民間の事業者とは異なります。

公共職業安定所の募集の見つけ方は?

正規職員を希望するのか、非正規職員(臨時職員、嘱託職員など)として働くのかで異なります。

公共職業安定所は、厚生労働省労働局に所属する国の行政機関です。

それを踏まえて、募集の見つけ方を詳しく見ていきましょう。

公共職業安定所の正規職員

公共職業安定所の職員は国家公務員であり、正規職員として公共職業安定所で働くためには国家公務員試験に合格して、労働局に入る必要があります。

ただし、必ず公共職業安定所の職員として働けるわけではありません。

労働局の業務内容は総務部・労働基準部・職業安定部・雇用均等室等にわかれていますので、配属先が公共職業安定所になるとは限りません。

非正規職員(パートタイム)

各都道府県労働局の求人として、公共職業安定所を通じて募集されるものです。

募集期間が短かったり(一週間未満の数日程度のことも)、数名程度の応募人数に達した時点で募集が締め切られたりすることもあるので、希望の求人が出ていないか公共職業安定所の求人情報に常に注意しておきましょう。

職種、勤務部署ごとの求人に分かれており、賃金や勤務条件もそれぞれに異なるので求人票をよく見て応募しましょう。

公共職業安定所求人でよくある募集内容とは?

ここでは非正規職員について、いくつかの職種を取り上げてみたいと思います。

一般職業相談員

公共職業安定所で働く場合に最もイメージしやすいのがこの職種ではないかと思います。

職業相談窓口において、就職や転職の相談を受けたり、求人への応募に関する業務などを行ったりします。

就職支援ナビゲーター、就職サポーター等

特定の求職者を対象とする窓口での対応及び、他機関との連携や就職先の開拓なども含む職種です。

障がいを持つ方や難病患者、若年者、生活保護受給者などが対象になっています。

応募にあたってはキャリアコンサルタントや産業カウンセラー資格の所持や、特定機関でのカウンセリングの経験などが問われることが多くなっています。

公用車で外出することもありますので、運転免許が必要になります。

給与相場

職種によって異なります。

一般職業相談員の時給は1100円程度~で、都道府県によって異なります。

また、経験や資格等によっても幅があることが多いようです。

求人票上は「時給」の記載であっても「日給」による賃金計算になることもあります。

就職支援ナビゲーター、就職サポーター等は時給にして2000円程度~ということが多く、専門的なスキルや知識を求められる分、高水準になっています。

勤務時間や休日、残業

基本的には、土・日・祝が休みで、時間外労働はほとんどありません。

ただし、土曜日も開庁している安定所に勤務する場合には土曜日の出勤も当然ありえます。

また、窓口での求職者からの相談が思わず長引いた際には時間外労働が発生するようなこともあります。

職場自体が厚生労働省の管轄ですので、かなりホワイトな職場といえるでしょう。

福利厚生

雇用保険や厚生年金保険などの社会保険に関しては、さすが厚生労働省の管轄だけあってしっかりしています。

健康診断なども積極的に行っています。

勤務場所

公共職業安定所にも規模があります。

大きなところだと、各部署で求人募集をするため業務内容が限定的になることも多いですが、出張所などの小さい安定所の場合、雇用保険に関する業務や職業訓練に関する業務等を兼任することもあります。

業務内容は求人票や窓口でよく確認してください。

求められる人物像

いずれの部門であっても、基本的には窓口に来られた方の話をよく聞いて問題の解決をするということを目的にした業務になりますので、第一にコミュニケーションに問題がないことが必要になります。

労働市場や、職業への関心・理解を有することも求められています。

必要なスキルや資格、経験

事務的作業も多く含まれますので、ワード・エクセル等が問題なく使えることと、事業所への電話連絡なども行いますので、基本的な電話応対のマナーは身につけておくべきです。

キャリアコンサルタントや産業カウンセラーなどの資格があれば有利になります。

公共職業安定所求人のおすすめ求人のポイント

公共職業安定所の求人ならではのおすすめポイントを紹介します。

やりがいがある

就職支援がしたい、人の役に立ちたいという思いがある方にはおすすめです。

失業した時にどうしたらよいのか困っている方や、転職を希望する方の力になることができます。

融通が利く

職種にもよりますが、勤務時間・曜日なども固定的であることが多いので、急な残業などに対応するのが難しい方には好都合です。

また、公共職業安定所は有給等の休みも比較的取りやすい職場だといえます。

公共職業安定所求人についてよくある疑問

公共職業安定所で働くために必要な知識や資格、雇用形態などの疑問に答えます。

職業に関する知識はどの程度必要?

一般的なことさえ知っていれば、細かい分類などをすべて覚える必要はまったくありません。

申請書類への、正確な職種や資格などの記載が必要となる際は一覧を参照することが可能です。

公共職業安定所で働くにはどんな資格や経験があればいいの?

キャリアコンサルタントや産業カウンセラー等の資格が応募条件として必須なことがあります。

企業での人事・労務管理などの業務経験もアピールポイントになります。

公共職業安定所求人の雇用形態は?

非正規職員の場合、パートタイムでの募集が多くなっているようです。

1年程度の雇用期間の定めがある形になっており、雇用の延長により最大3年の雇用がされた後は公募になる、ということがほとんどです。

まとめ

公共職業安定求人についてまとめました。

主に非正規職員(パートタイム)について取り上げてみましたが、参考になったでしょうか。

求職・転職等の支援を通じて世の中の役に立つ!という実感の得られる公共職業安定所でのお仕事。

まずは公共職業安定所の求人情報を探してみてくださいね。

ハローワークで働きたい時は、こちらの記事を参考に!


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