日本の伝統文化の一つである「和菓子」。

どの地域に行ってもその土地特有のものが販売されていたり、季節に合わせて色とりどりのものを目にすることができるとても美しいお菓子です。

食べても美味しく、視覚的にも美しい和菓子は私達日本人の身近な存在であり、スーパーやコンビニと行った場所で手軽に購入できます。

しかし、ご進物やお供え物などに利用するのはやはり和菓子屋さんで購入した和菓子でしょう。

若い世代は普段和菓子屋さんに足を運ぶことは少ないかもしれませんが、季節の花などを象った美しい上生菓子などが並ぶショーケースは心が踊ります。

今回はそんな和菓子屋さんで働く販売員について詳しくご紹介して行きましょう。

日本の伝統文化に興味がある方、上品な振る舞いを身に着けたい方は和菓子屋で働いてみるのはとても良い経験になりますよ。

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和菓子販売のおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

お住いの近所に和菓子屋さんはありますか?

今は洋菓子に押されているように思える和菓子ですが、やはりここぞという時やご挨拶などに和菓子はつきものです。

和菓子販売の仕事はご年配のパートさんやご家族での経営が多いイメージがありますが、実はそんなことはありません。

大学生のアルバイトや20代の若い社員から60代の主婦の方まで様々な年代の人が働いている職場です。

和菓子販売の大まかな仕事は、お客様のお出迎えから始まりご要望に合わせて商品を選んだり梱包をしたり、状況に合わせて熨斗を作成してお渡しするのが主になります。

どのような目的でのご来店なのか、どこへ持参される商品なのかなどをお客様と会話をしながら聞き出すコミュニケーション能力が必要な職種でもあります。

また、日本のご進物は目的によって熨斗の種類はもちろん、お菓子の色や熨斗に使う墨の色、更には包み方まで様々なマナーがあるので和菓子販売員はその部分も考慮する知識が必要になります。

正社員となると接客販売に加えて会社への報告、お客様の反応を連絡したりお菓子や資材の発注業務も加わります。

店内をいつも清潔な状態にしておくのも和菓子販売員の大切な仕事ですので、清掃業務も行います。

この様にお店を営業する上でお菓子製造以外のすべての部分を担うのが和菓子販売員のおおまかな仕事内容です。

和菓子販売の仕事は会社でどういう役割を求められる?

和菓子販売員は直接お客様と接するため、会社の「顔」または「営業」のような役割を求められます。

会社の顔として恥ずかしくない立ち振舞いや言葉遣いを求められますし、お客様に商品を売り込むのも大事な仕事です。

食品スーパーや量販店などとは少し違い、店頭に立ちお会計をするのみの仕事ではありません。

特に和菓子は特別な機会に利用することが多いので、一般の販売業よりも親身になって接客をする必要があります。

その時の対応に失敗してしまえば、そのお客様はもうご来店してくれません。

このように和菓子販売員はお客様にとってはその会社を代表する役割であり、会社にとっては自社の商品を売り込む立場の仕事です。

和菓子販売の働き先の種類にはどんなところがあるの?

和菓子販売員の働き先はいくつか種類があります。

働く場所によって訪れる客層が違いますので、詳しくご説明して行きましょう。

路面店

老舗の和菓子店や大きな企業であれば路面店を持っていることが多いです。

路面店にご来店されるお客様はその店のことを知っている、または以前利用したことがある方がご来店される一方で観光客などの一見さんが多いのが特徴です。

地方の観光都市やその土地を代表する和菓子の取扱があるお店の場合は一見さんの客足も絶えません。

ゆっくりと商品を選びたいお客様と、観光途中で立ち寄られる方が混在してご来店するのが路面店の客層と言えるでしょう。

また、路面店の場合店内で飲食スペースを設けているお店もたくさんあります。

その場合は購入していただいた和菓子と共にお茶を運んだり、注文を受けたりする飲食業のホールスタッフのような仕事も加わります。

デパ地下

デパートの食品フロアにも有名な和菓子屋が入っていることがありますよね。

デパ地下の販売員は、ご進物についてのマナーなどを熟知しておく必要があります。

都市部であっても観光客は訪れにくいのですが、何か特別な行事がある時にはっきりとした目的を持ってご来店されるお客様がとても多くなるのが特徴です。

御礼、内祝、御挨拶、志、御供、御伺いなど表書きも様々ですし、熨斗の種類も異なります。

お客様が迷われていたらすぐに商品についても、熨斗掛けについてもアドバイスができるような知識の豊富さが必要です。

駅ビル・空港

交通のハブとなる大きな駅には駅ビルがありますよね。

その中にも和菓子屋は多く見られます。

特に地方のご当地和菓子を取り扱うお店であれば主な駅はもちろん、空港などに出店していることもありますよね。

駅ビルで和菓子を購入されるお客様はお土産としての利用が多く、乗り物に乗る前の限られた時間でご来店されることが多いです。

そのためデパ地下のように商品説明をしたり熨斗掛けの機会は少なくなりますが、手早くお包みをしてお会計を済ませることが必要です。

また、お店にもよりますが先の二つの店舗に比べご来店客数も多くなるのがこの駅ビル、もしくは空港内です。

人の動きが激しくなるお盆やゴールデンウィーク、年末年始などは目が回るほど忙しい店舗もあるでしょう。

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和菓子販売求人でよくある募集内容とは?

続いて和菓子販売の求人について見ていきましょう。

和菓子販売員の募集はお店のホームページやハローワーク、またはインターネット上の求人サイトに掲載されていることが多いです。

給与相場

和菓子販売員は求人を出している企業が多くあるので給与相場は一概には言えません。

しかし地方都市で月給16万円から、東京都内や有名な観光地であれば月給19万円くらいが正社員の給与相場だと覚えておきましょう。

勤務時間や休日、残業

勤務時間は朝9時、10時から夕方の6時、7時くらいまでと言って良いでしょう。

お店のオープンの時間にもよりますが、一般的に8時間勤務の店舗が多いです。

また、デパ地下や駅ビルの場合残業はほとんど発生しません。

路面店の場合もお客様の入り具合によって少しの残業はありますが、何時間も残業をしなければいけないと言うことは少ないでしょう。

一般的に土曜日、日曜日のお休みは取りづらく、平日に交代で休日を取ることになります。

月の休日日数は8日か9日と言ったところでしょうか。

このように、和菓子販売員は給与は決して多くありませんが、自分の時間を確保しながら働ける職場です。

福利厚生

デパートや空港に入っているお店であれば福利厚生もしっかりしています。

社会保険完備と記載されている求人がほとんどです。

まれに個人で営業しているお店の場合福利厚生が受けられないこともありますのでしっかりと募集要項に目を通しましょう。

有給休暇、賞与などもきちんと取れる募集がほとんどです。

求められる人物像

和菓子販売員に求められる人物像は何と言っても人当たりの良さです。

どれだけ美しい和菓子を取り扱っていても、販売員がしかめっ面では良くありませんよね。

強引に商品を売ろうとする過剰な営業も和菓子販売には相応しくありません。

仕事のスピードや学歴、職歴よりも重視されるのはいかに感じよく接客できるかの一点につきます。

お客様としっかりコミュニケーションを取ることができ、更に商品のアピールをできる物腰の柔らかさが必要です。

和菓子販売が向いている人の特徴は、こちらの記事を参考に!

必要なスキルや資格、経験

和菓子の販売員に必要な資格はありません。

未経験歓迎の募集が多く、年齢も気にする必要はありませんので主婦の方のパートにも向いています。

接客業や営業、他業種でも販売員の経験のある方は採用されやすいと言えるでしょう。

また、今はご進物の知識がなくても心配ご無用。

大抵のお店でしっかりと研修を行ってくれますから、その時に覚えましょう。

日本の細やかな心遣いが感じられて感心してしまいますよ。

和菓子販売求人のおすすめ求人のポイント

続いておすすめの求人を見分けるポイントをご紹介して行きましょう。

求人数が多いので迷ってしまいますが、ポイントを押さえながら良い求人を探してくださいね。

全国、またはその地方に何店舗か経営している

和菓子販売員を選ぶ第一のポイントは母体となる会社の大きさです。

地方に一店舗のみ、と言う商売の仕方を選んでいる会社もありますが、やはり大きな企業であればあるほど社員の待遇は良くなる傾向にあります。

就職した矢先にお店がなくなってしまう、と言う事態を避けるためにも母体となる会社についてはしっかりと調べましょう。

複数の店舗で求人を出している企業は避ける

何店舗もテナントがあり、そのうちの複数で求人募集を出しているお店は避けましょう。

人手が不足している企業です。

人手が不足していても営業は続けなければいけません。

少ない人数で営業をするために、販売員にあちらの店に行ってほしい、残業をしてほしいなど要求が増え負担が増えるのです。

負担が増えた結果また辞めてしまう人が出てくると言った悪循環に陥っている可能性があります。

同じ理由で長期間募集を出し続けているお店も避けましょう。

新しく和菓子販売員を目指すのなら、良い企業、良い待遇で探すべきです。

店舗の拡大や海外進出などのための募集

和菓子販売員の求人募集には、店舗の拡大のための募集や海外進出のための人員補充などとはっきりと記載されている案件があります。

この求人は狙い目です。

店舗を拡大するだけの余裕がある企業はこれからの成長も期待でき、その企業で安心して働くことができます。

洋菓子やレストランに比べると和菓子屋は閉店しにくいと言われていますがやはり老舗のブランドが強く、新しく店舗を作るのは難しいのです。

その中で海外に目を向けたり新しい店舗を作るのは企業が好調な証拠です。

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和菓子販売求人についてよくある疑問

最後に和菓子販売員について、よくある疑問や質問にお答えして行きましょう!

販売員は正社員以外の働き方はあるの?

和菓子販売員は、正社員以外での働き方も用意されています。

契約社員、派遣社員、アルバイト、パート、短時間社員など様々ですのでご自分のライフスタイルにあった働き方を選ぶことができます。

大学生のアルバイトの方もたくさんいらっしゃいますよ。

和菓子販売員ってキツイ仕事?

販売員の一日の労働時間は約8時間、休憩時間ももちろんありますが基本的には立ちっぱなしです。

工房から運ばれてきた和菓子を運んだり、資材を運んだりと言う力仕事も業務に含まれます。

ある程度の体力が必要な仕事と言えるでしょう。

希望の店舗で働けるの?

たくさんお店がある場合、希望の店舗で働けるのかどうか気になりますよね。

正社員の場合、まれに店舗移動が行われることがあります。

企業によっては引っ越しを伴う転勤をお願いされることも。

しかし基本的には希望に沿った場所での勤務となります。

派遣社員として勤務に当たる場合は移動はほぼありません。

男性の販売員もいる?

和菓子販売員は女性のイメージが強いですが、男性の販売員ももちろんいます。

同じように店頭に立ち接客をしたり、中には運搬業務を兼ねる人もいます。

接客の仕事は初めてだけど、応募できる?

接客の仕事経験が全く無い場合でももちろん応募できます。

研修がありますし、先輩販売員たちが教えてくれますので安心ですよ。

海外のお客さんは多い?

和菓子は日本の伝統文化で今海外でもとても注目されています。

見た目も美しく、洋菓子に比べると日持ちもするしヘルシーだと考えられており場所によっては一日の半分以上が海外からのお客様というお店もあります。

英語やその他の言語が話せる方であれば重宝されるでしょう。

もちろん必須ではありませんので自信がなくても大丈夫です。

アルバイトの時給はいくらくらい?

正社員ではなく、パート・アルバイトで働く場合は時給計算になります。

平均的には時給1000円から1200円の間となるでしょう。

実は派遣社員で働くほうが時給が高い場合もあります。

シフトに融通はきく?

店舗スタッフの数にもよりますが、大体のお店でシフトの融通はきかせてくれるでしょう。

長期の休みを交代で取ったり、有給もきちんと消化できるお店が多いです。

まとめ

今回は和菓子販売員に注目してその仕事内容や募集についてご紹介しました。

たくさんの働き口がある和菓子販売員の仕事について少し知っていただけたでしょうか。

お客様の生活を彩る和菓子を、目的に合わせて販売する仕事はおもてなしの心を大切にしたとても日本らしい職業と言うことができます。

日本の接客サービスは間違いなく世界一!

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