北海道内の高校を卒業し、就職を希望した人の就職内定率は97.9%(平成31年度)となっており、平成22年度以降就職内定率は増加の一途を辿っています(北海道教育委員会ホームページより)。

では、具体的にどういった高校を卒業しておけば就職に結びつきやすいのでしょうか。

北海道内で就職に向けた進路指導に力を入れている「今、注目しておくべき就職に強い高校」をご紹介します。

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北海道で高卒でも就職率が高い高校9選

北海道旭川工業高等学校

http://kyokko.ed.jp/zenniti/htdocs/

旭川工業高等学校は、専門知識を活かし、技術者として活躍することができる人材を育てる高校です。

技術者としての専門知識を学ぶことができる学科が豊富で、工業化学科、建築科、土木科、電気科、情報技術科、電子機械化、自動車科など幅広く知識を習得することができます。

また、資格取得にも積極的に取り組んでいる高校なので、在学中に数多くの資格を取得しておけば就職のとき大変有利です。

文武両道に励むことができる高校生活

旭川高校といえば、多くの生徒が国家資格(危険物取扱者、施工管理技術検定、電気工事士、ボイラー技士、基本情報技術者など)を取得するなど資格取得に熱心な高校ですが、勉強面だけでなく部活動も大変さかんにおこなわれています。

全道大会や全国大会に出場を果たしている部活も多く、中でも工業高校の強みを活かした工業系の部活では、「ロボット競技大会」をはじめ「高校生ものづくりコンテスト」、「マイコンカーラリー大会」などで毎年大活躍しています。

就職内定率は100%

就職内定率がとても高く、例年ほぼ100%を維持している状況です。

平成31年度も各学科における就職希望者全てが見事に内定を獲得しています。

就職に強く、就職したあとも即戦力として活躍できる人材が毎年旭川高校から輩出されています。

旭川農業高校

http://www.kyokuno.hokkaido-c.ed.jp/

農業、食品、環境関連の企業への就職に強いのが旭川農業高校です。

農業高等学校としての歴史が長いこの高校では、現在4つの学科(農業科学科、食品化学科、生活化学科、森林化学科)があります。

資格取得にも積極的に取り組んでいる高校なので、その気になれば奥深い知識と技術を習得して就職に活かすことができます。

ユニークな進路行事

1年次には「働き方ワークショップ」、2年次には「卒業生との座談会」、3年になると職業安定所と進路相談員が連携をとりつつ面接指導をおこなうなど、小人数(場合によっては個別)の体験型進路行事を積極的に取り入れています。

また、すでに内定が出ている生徒には、内定者向けの研修会なども実施しているので、実際に就職するにあたっての不安がありません。

また、旭川農業高校では、卒業生へのアンケート調査などを実施し、「長く継続して働く力」を育むことにも力を注いでいます。

進路行事などを通して生徒一人ひとりの仕事への意識付けをおこなうだけでなく、卒業生の実態調査などから就業後に必要になる力も視野に入れた指導を受けることができるので、社会人としての基礎が十分身についた状態で高校を卒業することができます。

訓子府高校

http://www.kunneppu.hokkaido-c.ed.jp/

少人数という環境で、就職という未来への大きな夢を大切に育んでいきたい人に是非チェックしておいてほしい高校が訓子府高校です。

訓子府高校は単に就職に強いというだけでなく、入学時に「8つの支援」として調子府町から下記のような助成金をもらうことができる嬉しい特典つきの高校です。

とても恵まれた環境で勉強に打ち込むことができるので、自分の将来についてじっくりと考えるゆとりも生まれてきます。

【調子府町から受けることができる8つの支援】

  • 入学準備支援(入学準備金5万円が助成されます)
  • 通学支援(バス通学定期代の2/3が助成されます)
  • 給食支援(1食240円程度で給食を利用することができます)
  • 教科書代金支援(1年次の教科書代金が全額助成されます)
  • 進路指導支援(進路や資格取得などにかかる学習費用が全額助成されます)
  • 修学旅行支援(修学旅行時、3万円の助成を受けることができます)
  • 就職活動支援(就職に必要となる資格取得費用の2/3が助成されます)
  • 放課後学習支援(週1回外部講師から授業を受けることができます)

2年生から自分の未来を真剣に考えます

訓子府高校では2年生の時点で自分が就職するのか、あるいは進学するのかを決定して、それぞれのコースに分かれます。

就職を希望している生徒には、インターンシップをはじめ、職場見学やボランティア活動など社会人として身につけておきたい知識と教養を高める機会が多々設けられています。

北海道稚内高校

http://www.chikou.hokkaido-c.ed.jp/?page_id=34

就職率と進学率、どちらも高い実績を収めている高校が稚内高校です。

「稚内だからなんて言わせない」という高校のPRどおり、生徒一人ひとりが自分の夢を確実に現実のものとしていっています。

「看護師になりたい」、「ビジネスの基礎を身につけて社会人として活躍したい」といった夢をもっているあなたには是非チェックしておいてほしい高校です。

単位制を導入

稚内高校には、下記3つの科が設置されています。

  • 普通科……難関大学への合格を目指して勉強します
  • 商業科……社会の即戦力となる人材を育成します
  • 衛星看護科・専攻科看護科……看護師を育成します(5年一貫教育)

普通科と商業科では、生徒一人ひとりが自分に合った科目を選択して勉強することができる単位制を導入しています。

ビジネスパーソンを育成する風土

稚内高校の商業科では、あらゆる角度から本物のビジネスパーソンを育てる取り組みがおこなわれています。

ビジネスの基礎(電卓計算、珠算、ビジネスマナーなど)をはじめ、決算報告や取引記録のつけ方、原価算出方法、その他、今の時代必要不可欠な存在となっているコンピュータについても専門的に学ぶことができます(ワープロ、表計算、ネットワーク、画像処理、プログラミングなど)。

また、マーケティングについても学ぶことができるため、本物のビジネスパーソンへと必然的に成長していきます。

北海道苫小牧工業高校

http://www.tomakou.hokkaido-c.ed.jp/?page_id=15

苫小牧工業高校は、北海道内の高校で最大規模の敷地面積を誇っている工業高校です。

スゴイところは、敷地面積だけではありません。

就職率についても、生徒数が多いにも関わらず就職希望者全員が希望の会社へ就職するという「就職率100%(平成29年度、平成30年度)」を誇っています。

就職率もすごいのですが、卒業生の活躍も見逃せません。

なんと苫小牧工業高校の校舎は、卒業生が設計から施工にいたるまでおこなっているのです。

卒業生の技術力の高さを学校自体が物語っているところも苫小牧工業高校の魅力だといえるのではないでしょうか。

産業界のニーズを正確にキャッチした教育

苫小牧工業高校には6つの学科が設置されています。

  • 土木科……「開発」と「防災」をテーマにスペシャリストを育成します
  • 建築家……建築技術者を育成します
  • 電子機械科……機械を知り尽くした「ものづくり」のプロを育成します
  • 電気科……電気関係のプロ(電気工事士、電気主任技術者など)を育成します
  • 環境科学科……化学面から地球環境にアプローチする学科です(道内では2校しかない学科です)
  • 情報技術科……コンピュータ関連の技術発展に貢献できる人材を育成します

適格な進路指導

苫小牧工業高校では履歴書の書き方指導、面接指導はもちろん、求人票の正しい見方、相談会、個人面談指導など、きめ細かな就職指導がおこなわれています。

その成果もあり、卒業生の早期離職率が少ない(20%を下回る)高校としても実績をあげています。

北海道美唄尚栄高校

http://www.b-shoei.hokkaido-c.ed.jp/

美唄高校と美唄工業高校が平成23年4月に統合して誕生した学校が美唄尚栄高校です。

開校してまだ間もない学校ですが、空知管内唯一の総合学科の高校です。

まだまだ数少ない総合学科

総合学科は平成6年度から導入された学科です。

普通科(普通教育をメインに学ぶ)、専門学科(専門知識を学ぶ)に並ぶ学科です。

【総合学科の特徴】

  • 生徒一人ひとりが自分で幅広い選択科目から科目を選択することができる
  • 希望する職業を考慮しつつ勉強することができること

美唄尚栄高校では、普通科だけでなく、専門教科(商業科、工業科、家庭科、農業科)も総合的に学ぶことができます。

自分自身の将来にどんな教科が必要なのかじっくり検討して幅広く学ぶことができるので、確実に自分の夢を現実にすることができます。

商工会議所、企業と連携したインターンシップ

美唄尚栄高校では、早い時期から生徒が「社会を意識すること」に力を入れています。

実際の職場をイメージする手段のひとつとして、商工会議所や企業と連携してインターンシップ(社会体験実習)、校内企業説明会などを積極的に実施しています。

就職率も大変高く、就職率100%の実績を積んでおり、ありとあらゆる分野で卒業生たちが活躍しています。

北海道留萌高校

http://www.rumoi.hokkaido-c.ed.jp/

留萌高校と留萠千望高校が平成30年4月に統合して誕生した学校が北海道留萌高校です。

出来て間もない学校ですが、統合前のそれぞれの学校の利点を活かした教育をおこなっており、普通科と専門の職業学科(電気・建築科、情報ビジネス科)が併設されています。

将来、広い知識と技術が求められるゼネラリストになるのか、あるいは専門分野の知識と技術を深めてスペシャリストになるのか、あなたの希望次第で道が開かれていく高校です。

就職を希望するなら職業学科

職業学科には、電気・建築科と情報ビジネス科の2つがあります。

  • 電気・建築科……2年生から「電気コース」と「建築コース」に分かれて、それぞれの専門知識・技術の習得をします。
  • 情報ビジネス科(商業専門学科)……幅広くビジネスに対応できるようにコンピュータの知識と技術を習得します。

統合前の特性を活かした進路指導

北海道留萌高校では、統合前のそれぞれの学校が今まで蓄積してきた普通科、工業科、商業科のノウハウを活かした多種多様な進路指導がおこなわれています。

就職におけるサポート体制も万全で、職場(現場)見学をはじめ、インターンシップや現場実習など実際の社会を早い段階から体感することが可能です。

北海道札幌東豊高等学校

http://www.sapporotouhou.hokkaido-c.ed.jp/

生徒たちの未来のために……。

そして、生徒一人ひとりが社会にでたとき、「自分は必要とされている人間なのだ」と感じ、喜びながら仕事に励むことができるように……。

生徒自身がもっている「思い(好奇心)」を受け止めて、背中を押してくれる。

そんな理想的な風土が根付いているのが北海道札幌東豊高等学校です。

進学、就職共に高い決定率

北海道札幌東豊高等学校は、例年、進学率、就職率共に高い決定率を誇っています。

特に就職内定率は100%(平成31年度実績)。

北海道内の公立高校の平均を大きく上回っています。

「当たり前」を遂行する力

日常生活という当たり前のことを、当たり前におこなう力。

それこそが、実は社会に出てから最も求められる力だといっても過言ではありません。

社会人の一員として世の中に出たとき、生活習慣をはじめ、集団生活での協調性や思いやりなど、社会人として当然身につけておきたい「当たり前」への指導が徹底されています。

適切なキャリア教育

インターンシップや講習、模試、検定などを活用して、3年間一人ひとりの生徒が確実にランクアップすることができるカリキュラムのもとで進路指導がおこなわれます。

生徒の「やってみたい」気持ちに寄りそった進路指導だからこそ、高い内定率が出せるのかもしれません。

北海道札幌工業高等学校

http://www.sakko.hokkaido-c.ed.jp/

札幌工業高等学校は、平成28年に創立100周年を迎えた歴史と伝統がある高校です。

「ものづくり」界をリードする人材育成に力を入れており、卒業生たちは札幌市内を中心に、北海道の内外問わず全国各地で活躍しています。

基礎基本を徹底的に学ぶことができる

札幌工業高等学校には4学科(機械科、電気科、建築科、土木科)があります。

単に知識や技術だけを習得するのではなく、豊かな人間力(人間性)を兼ね備えた社会人へと成長できる風土が根付いた高校です。

  • 機械科……コンピュータ制御の工作機械、コンピュータ製図などを勉強します
  • 電気科……電気関係のスペシャリストを養成します(電気工事士を受験します)
  • 建築科……建築という現場の第一線で活躍することができる人材を育成します
  • 土木科……土木技術者を育成します

全ての学科で「基礎・基本」を大切にして、それぞれの分野でしっかりとした考え方を生徒一人ひとりが持てるように育成しています。

資格取得に適した環境

札幌工業高等学校は資格取得にも力を入れており、各科それぞれで生徒たちが積極的に資格取得を目指して頑張っています。

専門的な資格を取得することができるので、確実に就職へと道が開かれます。

まとめ

北海道内で就職率が高い高校をいくつかご紹介しました。

内定率が高い学校は、いずれも生徒一人ひとりの未来(就職)を視野に入れた進路指導に力を入れている学校です。

就職を希望しているのであれば、インターンシップをはじめ、履歴書指導、面接指導、求人票の見方など、就職時に必要になることを丁寧に指導している学校をチェックしておきましょう。

専門知識を習得することができる高校は全体的に就職率が高いですが、就職で必要となるのは知識や技術力だけではありません。

人とのコミュニケーション能力や協調性など「人間力」も就職を決めるうえでは重要なポイントです。

知識面だけでなく、人間力にも力を入れている高校は就職率にも反映されています。

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