IT転職におすすめな会社やその特徴。働きやすさや待遇など!
転職。
そのきっかけは突然にやってきます。
忙しい日々をふと振り返り、現在の仕事、職場、今後の将来...。
色々考えたときに、「転職しよう」と思うこともあるでしょう。
しかし、そういうきっかけはあるけど踏み出せない、またはやり方が分からないという方にとって、この記事が少しでも踏み出す1歩や方法の参考になればと思います。
今回は”IT”へ転職するときに絞った記事となっています。
IT転職におすすめな会社や特徴とは?
まず、「よし、転職しよう!」と意気込み、どこにしよかと迷い、IT業界へたどり着いた皆様、いらっしゃいませ。
わたくし自身も元々は銀行に勤めており、そこからIT業界へ転職しました。
その中でまず大枠として、「どの会社がいいのか、オススメなのか」は当然その人個人にもよります。
なので、まずIT企業にはどういうものがあるの?ということから始めてみてはいかがでしょうか。
1.他企業のアプリケーション、システムを開発するIT企業
他企業のアプリケーション、システム開発IT企業の特徴とは?
こちらは主に取引先が他企業になるIT企業です。
他企業から外注を受け、作ってほしいシステムやアプリケーションの要件を踏まえ開発案件に着手していく企業になります。
この形態は1次受けや2次受け3次受けと様々なので、もし確認できるのであれば転職希望のIT企業に確認しても良いかもしれません。
他企業のアプリケーション、システム開発IT企業の働きやすさや待遇は?
大体がBtoBのIT企業になりますのでBtoCの業界や企業に比べるとかなり楽ではないかと思います。
派遣契約やSE契約を締結し取引先に常駐する形態の場合は分かりませんが、自社にいてそういった案件に着手できるのであれば、問い合わせやMTG等もネット上で行うことになります。
しかし他企業からの外注になるので取引先に気を遣うことはもちろんあるため、それなりにコミュニケーション能力も必要になります。
2.自社向け(社内)のシステム、アプリケーション、ツールを開発するIT企業
自社向け(社内)のシステム、アプリケーション、ツールを開発するIT企業の特徴とは?
自社(社内)向けなので、完全に企業の中の一部の部署、という感じです。
中にはそのシステム開発部門のみ別会社として設立し、親会社やグループ会社の営業や本部がつかう基幹システムの開発をしたりします。
自社向け(社内)のシステム、アプリケーション、ツールを開発するIT企業の働きやすさや待遇は?
なんといっても自社(社内)なので、案件の調整が社内でできたり、確認したり問い合わせも社内になるのでとてもやりやすい環境なのかなと思います。
待遇的には直接的に企業の利益を生み出しているわけではないので、営業さんなどに比べたらもしかしたら低いなんてこともあるかもしれません。
そこはその企業の社風や雰囲気をみるしかないと思います。
ITの転職で働き先を選ぶ上での注意点とは?
さぁ、気になる企業はありましたでしょうか。
あくまでどんな業務をメインで行っているかなので、雇用形態や雇用条件はまたそれぞれ違ってくると思います。
年収
まず、年収が重要なポイントの一つになってくると思います。
転職するからには年収も上げたいけど、なかなか難しいことなのかもしれません。
特に現職である程度役職やそれなりのポジションを任せられている方であれば既に相応の年収はあるでしょうから。
ブラック企業に勤められていて、正当な評価と報酬が見合っていなければまた別かもしれませんが。
また未経験者であれば特に転職して年収UPは厳しいと思われますが、そこはITの将来性の明るいところです。
現在業界全体的に人手不足ですし、ITも技術職なのでスキル次第ではかなりの年収UPも期待できるところです。
とは言え、やはりいきなり100万円も年収が下がるとなるとかなりのリスクなのでそこは様々な会社の求人をしっかりと見るべきところです。
勤務時間
IT業界は最近良くなったと思いますが、「デスマーチ」なるものがあったりとにかく帰れなかったり、また休日出勤があるイメージを持たれている方もいると思います。
現在はそんなことは無い、と断言したいところですが、やはりあるところにはある、というのが現状でしょうか。
参画する案件にもよっては普通に定時に帰れたりします。
私が現在参画している案件も今のところ特に炎上などもなく、安定して定時に帰れている状況です。
休日
やはりプライベートも充実させたり、休む時には休みたかったり、ライフワークバランスをとることは大事ですよね。
これはITの転職に限ったことではありませんが、こちらもポイントになるのではないでしょうか。
今現在あるのかは分かりませんが、就活・転職活動をして求人票を見ているときに、「完全週休2日制」と「週休2日制」と表記が分かれていることにも注意が必要ですよね。
そのあたりを抑えて会社の採用情報を見ておけば、土日祝しっかり休みたい方も安心だと思います。
取引先
自社でシステムやアプリケーションを開発しているところもあれば、社内のシステムを担当しているところもありますし、他の企業のシステム開発・運用・保守を担当しているIT企業や、大手企業のグループ会社としてグループ企業のシステム開発・運用・保守を担当していたりとIT企業によって取引先が様々です。
転職を希望しているIT企業の取引先が大手企業で業界的にも今後伸びていくであろう業界の企業であれば、まず安心でしょう。
必ず仕事があります。(※成長中、ITで変革中とあれば結構忙しい案件ばかりかもしれませんが...)
もし取引先が経営不振等の企業であったり、業界的に今後厳しいという業界でしたら不安定かもしれません。
結局ITも現在すべて自動化されているわけではないので、活用する人、このシステム・アプリケーションを開発してください、それに対して対価を支払いますという相手がいなければ成り立ちませんのでそういった観点を持っておくと良いかもしれません。
ITの転職についてよくある疑問
応募方法は?
これは一般の企業と大差ないと思います。
企業が出している求人票に対して応募し、選考を経て入社、という流れになると思います。
余談ですが、就活の際に行ったSPIやSCOA、一般教養などは結構難しいですよね。
私は結構苦労しました...。
また、経験者の方に話を聞くと、自分の今までやってきた業績をデータ化・ポートフォリオ化してそれをサイトとして立ち上げアピールしている方もいました。
面接でよく聞かれることは?面接合格の秘訣!
やはりIT企業なので、IT業界や業務に対しての認識は聞かれると思いますし、なぜ数あるIT企業からウチを選んだのかということは絶対に聞かれると思います。
業界研究や企業研究はある程度やっておいた方が良いと思いますし、私は未経験での入社で、IT関連資格も勉強しながら面接を受けていたので、意欲的なところを評価してもらえたように思います。
※あくまで一例です※
あとは結構IT企業ですと、服装や髪型など自由な企業が多い気がしますし、特にベンチャー気質ただようIT企業だと、あまりかしこまりすぎても、社風に合わなさそうであれば不採用になっているケースもあるように思います。
転職希望のIT企業の社員の殆どが穏やかでみんなとの協調性を大事にする社風なのに、「元々営業やってました!正直行動力あるので自分一人でも勉強とか案件ばりばりこなせます!」みたいな体育会系の方が面接でやってきても人事部としては、社風と合わなくなるのでは...と思うみたいですね。
(※これは自社の人事部の方に聞きました※)
未経験でも応募できる?
もちろん、未経験でも応募できます。
しかし、企業によります。
未経験採用があるIT企業であれば何ら問題はありません。
面接などの選考過程でも意欲やこれまでの業務のやり方や実績で判断してくれると思います。
会社の雰囲気は?
社内の雰囲気に関しては、企業によって実に様々だと思います。
やはりベンチャー気質であれば意識高い系が多いと思いますし、結構イケイケな方もいるように思います。
開発をメインでやっているIT企業であれば、また違うと思います。
やはりプログラマーや開発者には結構クセがある方が多いような気がしますし、その会社、というかその個人個人の主体性が尊重されている社風にもなっていると思いますので、結構自由な雰囲気に感じます。
正社員、派遣社員、アルバイトの募集があるの?
こちらも企業によって、というところです。
雇用形態によって給与体系はどう違う?
もちろん違います。
企業によってはしっかりとしたテーブルがあるところもあると思いますが、ベンチャー気質の企業だと、スキルが身に付き、こなせる案件も多くなればすぐ昇格して給与UPする、という体系もあるかと思います。
残業って多いの?
参画する案件によります。
やはり、たまに炎上したりする開発案件などを見ると、「あぁ...やってるな...」と思わざるを得ませんが...。
そのIT企業の勤務時間や雇用形態によっても違ってくるので、確認すべきポイントかなと思います。
業界的にはかなり減ってきているとのことです。
(※前職はITブラック企業に勤めていた先輩社員Aさんより※)
シフトの自由度ってどうなの?
こちらも上記と同様企業の雇用条件や案件により違うかもしれませんので、一概には言い切れません。
資格って必要なの?
未経験採用であれば特に必要ないと思います。
私が在籍していた銀行ではとにかく金融業界独特の資格を取らないと昇格できない部分がありましたが、IT業界であれば、スキルがあるか否かは目に見えて分かりますので、結構判断しやすいのかもしれませんね。
ITの仕事がおすすめな理由
業界の垣根を超えたお仕事ができる
IT業界でお仕事をする際、例えばアプリケーション開発にしても、様々な業界に携わることができます。
某有名飲食店チェーン店のアプリケーションを開発したり、某大手人材系企業のアプリケーションを開発したりするかもしれません。
IT業界という限られた業界にいながら様々な業界、企業のお仕事に携わることができるのも魅力の一つではないでしょうか。
将来性
銀行員やスーパーのレジ打ち、コンビニ店員などは将来無くなってしまうかもしれない職業として挙げられていますが、IT業界には遠い将来においてもそのような状況はあまりないのではないかと思います。
時代の流れ的にもITが発展している、させていく風潮の中で、IT業界は人手不足とも言われていますので、常に何かしらの仕事があり、職にあぶれることがないのではと思っています。
(※あくまで個人的な意見です※)
ITのお仕事で知っておくべきこと
ITだからといって自分1人で案件を進めるのではない!
よく勘違いする方もいますが(私もそうだったのですが)、ITのスキル、例えば開発のスキルが身に付いたとします。
だからといって自分一人で難でもできるわけではありません。
大規模な開発プロジェクトになればなるほど、開発作業を分担したりして、プロジェクトマネージャーやチームメンバーと連携をとります。
その時に社会一般常識やコミュニケーション能力もなく協調性もなければ、間違いなくプロジェクトにもメンバーにも悪影響が出ます。
IT企業へ転職してスキルを身に着けて独り立ちしたい!という方もその点を理解しておかなければ、採用するIT企業側としても採用を見送るケースももしかしたらあり得るかもしれません。
まとめ
みなさん、いかがでしたでしょうか。
IT企業といってもたくさんありますし、やっている仕事も様々です。
その中から自分がやりたいことを実現できるIT企業を探す手段の一助としてこの記事を参考にしてもらえたらなと思います。
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