修学旅行や観光地などで、バスガイドと接したことや見かけたことがあると思います。

素敵な制服を着て、笑顔で凛とした姿に華やかさや憧れを感じ、興味を抱いた方も少なくはないではないでしょう。

そんなバスガイドのお仕事が気になっている、目指している人のために、バスガイドの求人内容や働き方など、詳しく説明していきます。

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バスガイドのおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

バスガイドの仕事は、お客様と一緒に専用バスに乗り、車内から見えた景色を説明しながら、時には時事ネタやジョークなども交え話し、観光名所を巡り歴史やエピソードを伝え、旅行やツアーを楽しんでもらうことが大前提です。

そのほかにも、乗客の体調管理や、車内の点検、掃除、ドライバーの補助としてバック誘導なども大事な業務です。

お客様は人それぞれで、バスガイドと楽しんでくれる気持ちの人もいれば、静かに過ごしたい人、時には車内で音楽だけかけていてくれればいい、という人もいます。

その時のお客様の快適な過ごし方を常に配慮することも必要となってきます。

時間の調整や管理をしっかり行わないと、お客様への時間配分も変わってしまい、スケジュールが乱れてしまいます。

早朝から深夜まで時間がかかることもあるので、自らの体調・健康管理も大事な仕事の一つです。

バスガイドの仕事内容は、こちらの記事も参考に!

バスガイドは会社でどういう役割を求められる?

まずはお客様の満足度を得られること。

お客様の反響は必ず後からついてきますので、いかに満足度を上げるかが問われます。

もう一つ大事なのはドライバーとの信頼関係でしょう。

命を預かり、一緒にタッグを組んで仕事に取り組むので、ドライバーとの信頼関係は大事です。

バスガイドにはどんな種類があるの?

特に種類分けなどはありませんが、仕事をしていくうちに、自分の得意とする観光名所や地域が分かりやすくなってきます。

会社やベテランの教官と相談や打ち合わせを重ねていくうちに、担当エリアの種類分けは出てくるかもしれません。

バスガイドの募集でよくある施設や事業形態のパターン

観光バス会社

主に観光バス会社がメインになります。

派遣会社

フリーランスになった人がバスガイド専門の派遣会社に登録して、日程が合ったときに業務に入ります。

どういう事業形態や職種が良いか決まっていますか?

バスガイドとして一から働きたいのなら、やはりバス会社に応募してしっかりとした研修やサポート体制が整っている場で、経験を積むことです。

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バスガイドでよくある募集内容とは?

給料は?

ハードな仕事の割には給料はあまり高くありません。

ほかの企業で新卒採用された人より低いことも。

給与相場

初任給は15万円~18万円が相場です。

少しずつではありますが、毎年給料は上がっていきます。

しかし、たとえ経験値が上がっていっても、大きく収入が上がることがないのが実情です。

出張手当や時間外勤務手当がつくので頑張った分はお給料に反映されます。

勤務時間や休日、残業

ほとんどが早朝から深夜までの時間帯の中で8時間勤務としている会社がほとんどですが、月に25~30時間の残業が当たり前です。

残業手当はつきます。

休日はおおむね週休二日制です。

福利厚生

その会社によってさまざまですが、会社の寮が用意されていて、寮費や食事代、水道や光熱費が無料だったりします。

会社の交通機関の料金も無料となるところが多いです。

勤務場所

朝の6時にはバスの中に入ってお客様をお迎えする準備を始めます。

求められる人物像

勉強することが好きな人

入社するとどんどん研修をこなしていかなければいけません。

教官や先輩が教えてくれることは必ず覚えていく。

実際にバスの車内から見た風景や道順を、ルートとともにノートにまとめていく。

それを自分流に工夫していく作業。

名所の歴史や観光地の知識。

手渡される資料やファイルは厚く、何冊にもわたり暗記しなければなりません。

しかし、それだけではなく、自ら勉強していくことが大事な仕事です。

自分の個性も生かしていきたいところの一つ。

お客様がネットから情報を得られるようになった昨今、ただの案内だけでは不満に思われてしまうこともあります。

さらに、日々情報は新しく変わっていきます。

ニュースに詳しいとお客様とコミュニケーションを図れるので、毎日の変化にも気は抜けません。

最近は外国からのお客様も増えたので、外国語を話せると重宝されますし、雑学なども取り入れておきたいですね。

ホスピタリティ精神のある人

ホスピタリティがなければバスガイドの仕事は成り立ちません。

心からのおもてなしの精神があれば、必ず伝わります。

この「伝わる」には二つの対象があります。

お客様

お客様はあなたのおもてなしの精神が伝われば、またあなたと一緒に旅行をすることを望み、リピーターとなってかえってきてくれます。

ささやかな気遣いも覚えていてくれるものです。

お客様のお世話をしながら、喜んでくれることを、嬉しいと思える精神が必要です。

会社

あなたのホスピタリティによって、リピーターとなったお客様から仕事が増えるということは、会社に大きな貢献をするということになります。

会社にあなたの頑張りが伝わる大きな手段にもなるでしょう。

体調管理がしっかりできる人

当日体調不良になってしまうと、急きょ代わりに仕事に入ってくれる人がいてくれればいいですが、繁忙期になると人手が足りない、なんてこともよくあります。

日ごろからプライベートでの体調管理が必要です。

枕が変わっても眠れる人

泊りのお仕事も多々ありますので、自分の枕じゃないと眠れない、という人はバスガイドになりたいなら改善しなければいけません。

もちろん自分専用の枕を持ちながらお仕事をする人もいます。

また、必ずしも綺麗なホテルに泊まれるとも限りません。

時には他社のバスガイドと同じ部屋になることも(まれではありますが)あるでしょう。

環境が変わっても、きちんと睡眠をとれるようにしておきたいですね。

乗り物酔いがない人

電車の進行方向が逆であったときに、酔ってしまう人は難しいでしょう。

バスの中では、思った以上に体が揺れるものです。

案内や話しをしながら、進行方向が逆の景色を見続けることは、想像以上に体に負荷がかかります。

実際、せっかくバスガイドになれても、大丈夫だと思っていたはずなのに、この乗り物酔いを克服できずに辞めていってしまう人もいます。

嫌なことがあっても受け流せる人

時にはつらい言葉を投げかけてくるお客様もいます。

楽しく過ごしてもらいたいがためにしたことが、裏目に出てしまうこともあるでしょう。

バスガイドは、常にお客様が目の前にいるお仕事ですので、避けることはできません。

たとえ嫌な気持になってしまっても、上手に隠して受け流せるようになりましょう。

必要なスキルや資格、経験

滑舌の良さと、ある程度歌が上手であると優遇されます。

バスガイドのおすすめ求人のポイント

寮完備

寮があると、生活費はほぼ無料になるし、仲間と一緒に時間を過ごすのは楽しいのでおすすめです。

休暇が取りやすい

体力勝負なうえ、休みが不規則な仕事なので、夏季休暇や有給休暇、生理休暇がある会社がおすすめです。

バスガイドの雇用形態による違い

正社員、契約社員、アルバイトに分かれています。

以前はほとんどが正社員の募集でしたが、最近は契約社員からスタートする会社もあるようです。

正社員はフルタイムで働き、安定した給料と福利厚生とボーナスがあります。

契約社員は仕事内容は正社員とほとんど変わりません。

三か月、半年、一年単位での契約となり、勤務態度に問題がない限り満了時期にそのまま更新となります。

福利厚生もありますが、ボーナスは支給されないことがほとんどです。

正社員を希望すると応じてくれる会社もあります。

アルバイトは一日フルで働き、勤務日数が少ないです。

福利厚生は会社によって違います。

体は楽になりますが、オフシーズンには仕事がまわってこないことも。

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自分にあったバスガイドの求人の選び方や注意点

【選び方①】雇用形態から探す

体力がついていかなくて辞める人がおおいので、自信がない人は早めにアルバイトや派遣に移行することを視野に入れましょう。

【選び方②】職種から探す

先にの述べましたが職種の違いはありません。

【選び方③】会社の業態から考える

未経験者は観光バスしか選択はありません。

経験者で人間関係が苦手な人は、派遣に登録するのも良いと思います。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

やはり経験と安定を選びたいなら正社員を選択しましょう。

【選び方⑤】エリアから考える

土地勘があることが非常に有利になるので、長く住んだ街を案内できるのが好ましいでしょう。

注意点

手当は会社によって本当に違います。

あいまい・うやむやがあるのも事実です。

精神力も体力も必要なハードな仕事なので、手当がしっかりしていないと不平不満が吐出してしまいますので、きちんと確認しましょう。

バスガイドの求人についてよくある疑問

実際にバスガイドとして働きたいけど、どうやって探していいのか分らない。

バスガイドになるための情報を詳しく説明していきます。

応募方法は?

高校や専門学校や大学で求人が出されることが多いですが、ネットで求人を出していることもあるので、チェックをしておくといいです。

面接でよく聞かれることは?面接合格の秘訣!

面接官は、志望動機はもちろんのこと、バスガイドとしての資質があるか判断するため様々な質問をします。

たとえば…

●とっさの対応力があるか知るため、「もしこうなってしまったら、あなたならどう行動しますか」と尋ねることがあります。

●精神力や体力の強さを知るため、「○○なことや○○なことが多々ありますが、あなたは耐えられますか?」と尋ることがあります。

ここで少しでも迷ったりひるんでしまうようなら、マイナスになってしまいますので気をつけましょう。

歌唱力を知るため「何か一曲歌ってください」とリクエストされることもありますが、比較的若い歌を歌うよりも、年齢が高い面接官もいるため、できるだけ年齢層が幅広い、誰が聞いても分かるような曲を事前にリサーチして覚えておくことが大事です。

熱量、タフさ、太い根性があるか、判断力・対応力があるか、笑顔が素敵で元気があるかが、面接官が必ず確認したいことです。

また、バスガイドとして仕事を始めても、ハードさについていけず、入社から一年経ち、残った同期が三分の一しか残っていない、というのはよくある話しですので、体力があることはアピールしておくといいでしょう。

未経験でも応募できる?

未経験でも応募できます。

大体は高校卒業予定者が応募のほとんどを占めますが、中途採用の場合、バスガイドやツアーコンダクターの経験者は優遇されます。

それほかにも、強い意志と資質があるとしっかり伝えられたら採用されるケースもあります。

会社の雰囲気は?

会社によっては、上下関係が厳しいこともあります。

コミュニケーション力を養い、先輩を敬うことを忘れないようにしましょう。

正社員、派遣社員、アルバイトの募集があるの?

正社員と派遣社員とアルバイトの募集がありますが、会社によって経験値で募集内容が変わります。

雇用形態によって給与体系はどう違う?

正社員と契約社員は給与と仕事量はほぼ変わらないですが、正社員は年に2回のボーナスがありますが、契約社員にはないです。

アルバイトは経験値で変わります。

残業って多いの?

先に述べましたが、おおむね残業は月に25~30時間くらいです。

シフトの自由度ってどうなの?

アルバイトの場合、休みが不規則な正社員と違って、働く日数が少ないので肉体的には楽になります。

繁忙期に多く仕事が入りますが、閑散期は仕事がないことがあります。

資格って必要なの?

特に必要となる資格はありませんが、最近は「国内旅程管理主任者」の資格をサービス向上の一環として取得することを取り入れている会社もあります。

この資格は頑張れば通信教育でも取得可能です。

国内の添乗業務を行うことができるので、バスガイドだけではなく、旅行業全般に興味があるのなら有利な資格となります。

また、特別な専門学校を卒業しなければいけない、などの制限もありません。

ただ、観光ビジネス科などの、「観光」を授業に取り入れている学校では、就職するときに有利になることもあります。

バスガイドのなり方は、こちらの記事を参考に!

まとめ

以上、バスガイドについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

華やかな仕事ですが、とにかく勉強と仕事をこなしていき、一人前といわれるまで最低5年はかかります。

でも、縁があり、お客様と一緒に時間を過ごしながら、楽しんでもらえた時の喜びは、バスガイドでしか味わえない感動があります。

是非、参考になれば嬉しいです!



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