1970年代に活躍した中山律子さんをご存じでしょうか?

女子プロ1期生で、通算タイトル33勝を達成し、永久シードを獲得したプロボウラーです。

TV中継でのパーフェクト達成のインパクトは予想を遥かに超えた社会現象を引き起こしました。

そんなボウリングに関わる仕事内容、募集内容、求められる人物像、求人を選ぶポイント、身に付く能力等についてご紹介したいと思います。

ボウリング場での大まかな仕事内容

ボウリング場に存在する施設により仕事内容は異なりますが、一般的な仕事には、ボウリング場に来られたお客様に対する受付やご案内などの接客、精算、レーンのメンテナンス、ボールのクリーニング、機械のメンテナンス、売上・経費管理などがあります。

受付業務

ボウリング場に行かれた方はご存じだと思いますが、ボウリングを始める前にフロントで、申込書に代表者が名前、住所、人数、ボウリングシューズの有無等を記入しますよね。

この申込書を受付、プレーするレーンを決定し、レーンをご案内するのが受付業務の仕事になります。

レーンを決定した後、レーンの電源をオンにしてボウリングのプレー及びスコアカウントが自動で出来るようにします。

また、お客様のプレー料金を精算するのも受付の仕事になります。

予約管理

お客様から予約の電話が入ることがあります。

この時に電話で応対し、希望の日時、人数、予定のゲーム数、代表者の氏名、連絡先等を確認し、予約当日のレーンスケジュールを確認の上、予約を受け付け、予約レーンを確保するのが仕事になります。

予約の多い、週末や祭日などは、予約以外のお客様がプレー出来るレーンを確保するなど、予約でいっぱいにならないよう配慮します。

ボウリングレーンのメンテナンス

プロボウラーの試合をご覧になったことがおありでしょうか?

ボウルがピンに近づくとぐぐっとカーブがかかり、大きくボウルが曲がりはじめます。

これはレーンに塗ってあるレーンコンディショナーというオイルが大きく影響しています。

ボウリングのレーンにはオイルが塗られているのですが、その塗り方にルールがあります。

レーンの長さは、ファールラインから1番ピンスポットまで約18.28mあるのですが、レーンのファールラインから約9~12m辺りまでは、レーン中央部を厚めに、両サイドは薄くオイルを塗ります。

そこから先、ピンデッキまではオイルを塗りません。

ですから、オイルの塗られていない乾いたゾーンにボウルが入ると抵抗が増し、ボウルの回転通りにボウルが大きく曲がり始めるのです。

ピン倒れの回復作業

ボウリングのピンを自動的に立てる機械を自動ピンセッターと言います。

ところが、時々ピンがきちんと立たずに倒れてしまう場合があります。

そんな時、ダッシュして機械裏まで走ります。

自動ピンセッターの電源をオフにし、つまっているピンを取り除き、手動でピンが正しくセットされる状態にしてから再び電源を入れ、ピンが正しくセットされるのを確認します。

正しくセットされれば作業完了です。

ボール磨き

ボウリングのボウルは、たくさん投げるとレーンのオイルがだんだん付着していきます。

この付着したオイルはボールの動きにも大きく影響してしまうため、開店前にこのオイルを拭き取ることが重要です。

ひとつひとつ手作業では大変なので、自動で拭き取り磨いてくれる機械がありそれを使用します。

オイルが浮き出てきてしまった場合は、オイル抜きをし、汚れがひどい場合には新しいボウルと交換します。

清掃

ボウリング場内のフロアやテーブルなどを清掃します。

それ以外にもゲームや卓球場等が設置されている場合はその清掃があります。

また、喫煙所を設置している場合には、さらに喫煙所の清掃を行います。

ボウリング場の仕事でよくある募集内容とは?

アルバイト・パート・正社員の募集があります。

アルバイト・パートは、ボウリング場に来店されるお客様に対する受付やご案内などの接客、精算やお名前の入力などの事務業務が多いです。

その他には清掃のみの募集もあります。

正社員の募集ですと、ボウリングに関わる業務全般になります。

機械のメンテナンスなどの研修を受ける場合もあります。

職種 

受付、接客、データ入力などの事務作業と清掃作業がメインになります。

給与相場

アルバイト・パートですと、時給 1,000円~1,300円くらいが相場です。

オールナイト営業をしているボウリング場ですと、夜10時~翌朝5時までは、時給が25%アップになります。

正社員ですと、月給 20万円~25万円くらいが相場になります。

年齢や経験によって異なります。

入社後、管理職への道もあり、管理職になればそれなりに給与も上がります。

「年収例」

  • 入社1年・25歳…年収350万円
  • 入社10年・35歳…年収450万円
  • 入社15年・45歳…年収700万円

勤務時間や休日、残業

ボウリング場は年中無休で営業しているところが多いので、土日祝日が休みということはありません。

4週8休制を実施している会社が多く、休める曜日はローテーションになります。

それ以外に、4日~6日くらいの夏季休暇、年末年始休暇などがあります。

また、入社してから半年経過すると10日間の有給休暇が発生します。

勤務時間は、早番・遅番のシフト制をとっている会社が多いです。

ボウリング場の営業時間が8時~25時の場合ですと、早番は、7時~16時(休憩1時間)、遅番ですと16時~25時(休憩1時間)になります。

残業になることは、あまりありません。

福利厚生

福利厚生の充実度は会社により大きく異なります。

一般的には、昇給年1回(4月) 、賞与年2回(7月・12月)、交通費全額支給 、社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金) 、時間外手当、出張手当、住宅手当、役職手当、退職金制度、制服貸与、社員旅行などがあります。

その他に、保養所を持っていたり、インセンティブなどの報奨金制度を設けている会社もあります。

駐車場が完備されている所が多いので、自家用車での通勤が可能な場合が多いと思います。

勤務場所

勤務場所は、駅の近くか郊外のどちらかが多いです。

都会を好むのか郊外を好むのかで勤務地を選ぶ事が可能です。

求められる人物像

明るい人

来場者に対する接客がございますので、明るく丁寧に接客出来る方が求められます。

ボウリングをしたいお客様が訪れるので接客はそれほど影響しないのではと思われる方もおられるかもしれませんが、アンケートなどをしますと、「フロントの〇〇さんが好みで来るのを楽しみにしています。」などと書かれていたり、スタッフの対応がお客様が来場する動機に影響していることがわかります。

気の利く人

ボウリグでは、ピン倒れやボウルがつまったり、アプローチレーンの滑りが悪かったり、ボウルに傷が入ったり、結構いろいろな出来事がございます。

それをいち早く気づくような気の利く人が求められます。

なんでも指示待ちでは困ってしまいます。

責任感の強い人

アルバイトやパートを雇う場合が多いので、社員であればアルバイトやパートの従業員を管理する事になります。

管理能力も求められますが、大切なのは責任感です。

始業時間に遅刻などしてしまったら、アルバイトやパートさんは入場することが出来ず、仕事を始める事が出来なくなってしまいます。

そういう面で責任感が強いことが求められます。

ボウリグが好きな人

「好きこそものの上手なれ」ということわざがありますが、ボウリングが好きですと仕事に来るのも楽しくなりますし、仕事を覚えるのも早いものです。

ボウリングが好きでやる気のある人は大歓迎です。

役立つスキルや経験

サービス業などで接客をされた経験は大変役に立ちます。

また、ボウリグ場には卓球場やゲームセンターが併設されている事も多いので、ゲームセンターなどで働いた経験も役に立ちます。

また、レーンや機械のメンテナンスがございますので、清掃のスキル、工学の知識があれば役に立ちます。

ボウリング場求人のおすすめ求人ポイント 

ボウリング場は、ゲームセンター、アミューズメント施設、パチンコ等を経営している会社が経営している場合がほとんどです。

ですから、大手の企業が経営している場合が比較的多いので、結構な好待遇を期待出来ます。

独身寮がある

独身の方ですと、独身寮の有無は選択するポイントになるのではないでしょうか?

独身寮は年齢制限があったりしますが、入ることが出来れば寮費はかなり安いので、その分給与が増額したのと同じになります。

社員旅行がある

同僚との付き合いを好まない方もおられるでしょうが、和気あいあいとするのがお好きな方は、社員旅行も楽しみなのではないでしょうか。

会社によっては毎年社員旅行で海外に行くところもあります。

併設施設が充実している

ボウリング場を経営している会社は、映画館、カラオケ、ダーツ、ビリヤード、卓球、ゲームセンターなどを運営しているところがあります。

例えば、松竹ボウルですと、松竹系の映画だけでなく、他の映画館の無料チケットが手に入ると、映画を無料で観る事が出来たりします。

カラオケ、ダーツ、ビリヤード、卓球などが好きでしたら、空いてる時間は無料で使用できるでしょう。

自分にあったボウリング求人の選び方や注意点

どの様な雇用形態を望んでいるのか、給与はどれくらい欲しいのか、勤務地の希望はあるのか、プロボウラーに関心があるのか等、まず自分の希望を確認して下さい。

その上で、給与等の待遇、勤務時間、勤務地、福利厚生、雇用形態等を調べて選ぶ事をお薦め致します。

【選び方①】雇用形態から探す

アルバイト、パート、正社員の募集があります。

ボウリング場の勤務はシフト制の場合が多いので、アルバイト、パートの場合は、早番、遅番を選択することが可能です。

【選び方②】給与や待遇から考える

給与は相場は存在するものの、会社によって差があります。

給与は多いにこしたことはありませんが、それ以外にも考慮すべきポイントがあります。

ボーナス(賞与)はあるのか。

住宅手当、役職手当、退職金はいくらなのか。

独身の方でしたら、独身寮の有無なども確認して総合的に判断しすることをお薦めします。

【選び方③】エリアから考える

ボウリング場の立地は、都市型、郊外型に分かれます。

都会に住みたいのか郊外に住みたいのかを考えて選ぶことが可能です。

また、ボウリング場は全都道府県に存在しますので、住みたい或いは住んでみたい地域があればその希望を叶える事も可能です。

【選び方④】その他の条件で絞り込む

各種イベントの開催の有無、福利厚生の充実度、併設施設等も検討して下さい。

各種イベントには、リーグ戦の開催、お正月の餅つき大会、抽選会、お菓子や野菜の詰め放題等を実施しているところもあります。

イベントが好きな方にはお薦めのポイントです。

注意点 

社員の平均年齢が異常に若い場合は要注意です。

なぜなら、それは退職率が高い場合が多いからです。

課長や支配人の年齢などを確認してみて下さい。

ボウリング場の仕事を通して身に付く力

接客能力

来店されるお客様に対する受付やご案内を行いますので、接客能力が身に付きます。

その他、取引業者との接客もあります。

メンテナンス能力

ボウリング場以外ではなかなか役に立つ機会はないかもしれませんが、レーンメンテナンスや機械メンテナンスの仕事がありますので、メンテナンス能力が身に付きます。

ボウリングが上達する

ボウリングの知識が身に付きますので、レーンの特性やボウルの特性等が分かるようになり、また、練習する機会もたくさんありますのでボウリングが上達します。

プロボウラーを目指す事も夢ではありません。

まとめ

ボウリングに関わる仕事内容、募集内容、求められる人物像、会社を選ぶポイント、身に付く能力、注意点についてご紹介して来ましたが、参考になりましたでしょうか。

ボウリングに興味のある方、プロボウラーを目指している方、都会で暮らしたい方、郊外で暮らしたい方、アミューズメント施設が好きな方等、いろいろな方がおられることと思います。

ボウリング場の仕事は、そんな様々な方々のご希望に応える事が出来る仕事ではないかと思います。

ご希望の会社、夢が叶えられる会社に巡り合えることを願っています。