2020年7月6日

健康のために、きれいになるために、運動を始める人は多いのではないでしょうか?

運動をのやり方は様々ですが、そんな運動する人を応援するのがジムであったり、体操教室と言われるところ。

そんな体操教室の求人で働きたい!興味がある!けど、内容がわからない。

そんな人のために、現役の運動施設で働く筆者が、よくある募集内容やオススメポイント、気になる疑問についてお答えしていきます。

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(正社員希望の人限定)

体操教室にはどんなものがある?

体操教室といっても様々な種類がありますので、ここでは代表的なものをいくつかご紹介します。

施設によって特徴が異なるので、今回は対象年齢、内容、料金などで比較していきます。

幼児・児童向け体操教室

対象年齢:2歳~小学生まで

内容:器械体操や新体操から水泳、サッカー、跳び箱など体育の授業のような運動を指導してもらえます。器械体操などのコースだと、後々選手コースまで目指せる体操等を指導しています。

料金:月謝制

公共の体育館でのスポーツ教室

対象年齢:全年齢(幼児~高齢者)

内容:幼児向けの親子教室から中高齢向けの健康増進を目指した運動教室まで幅広く行っています。

各体育館にて何種類もの教室があり、卓球、ダンスなどのスポーツ的な内容から健康教室のように運動+食事の指導も入るような内容のもの、他にはヨガのようにリラクゼーションを目的とした内容まで様々な内容があります。

詳しくは近隣体育館のホームページなどで紹介されているので1度見てみるとイメージしやすいでしょう。

1回終了方式から複数回方式(週〇回、全3ヶ月)で開催しています。

料金:体育館使用料+参加料

スポーツジム

対象年齢:全年齢(児童~高齢者)

内容:施設内にあるトレーニングマシンなどを使って、有酸素運動、筋トレ等を行います。

施設によってスタジオやプール、テニスコートなどもあるので、その人個人の好み、体力等に応じて運動することができます。

基本的にトレーニングマシンなどを使うときは、使用者本人が自らの体力や目的に応じてトレーニングをしていく形になります。

もし、トレーナーについてもらいたい、トレーニングメニューを作って欲しいといった場合、多くのジムが別料金が発生する場合が多いようです。

スタジオ、プール等を使う場合、追加の使用料はない場合が多いです。

特にスタジオと呼ばれる教室では、体育館のように日時によって様々なメニューのレッスンが組まれており、興味のあるところへ参加することができます。

料金:月謝制 

体操教室求人でよくある募集内容とは? 

正社員・アルバイトどちらでも募集している場合が多いです。

ただし、正社員とアルバイトでは仕事内容、月給(時給)、拘束時間などが大きく異なる場合が多いので出されている求人票等をよく見て検討することが必要です。

募集内容として多いのはトレーナー、受付事務、店長候補の正社員などが多く、募集内容をしっかり確認することが大切になります。

では、ここからは私の職場の場合の給与、勤務時間、スキルなどを紹介します。

参考にしてください。

給与相場

月給:基本給150,000~180,000円~+インセンティブ+出来高によって報奨金あり

勤務時間や休日・残業について

勤務時間:午前9時00分~午後7時00分(休憩1.5時間あり)

休日:日祝日+平日1日 完全週休2日制

残業:平均15分~30分/1日 (最長でも1時間程度)

必要なスキルや資格、経験

特になし。

専門の知識などがなくても、入社後社内研修+日々のトレーニングで必要な知識、技能は学べます。

対人コミュニケーションが必須ですので、「人と会話することを楽しめる」「健康づくりで人の役に立ちたい」といったマインドが重要です。

ただし、事前に専門的な知識があると早くなじみやすいというところはあるかもしれません。

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体操教室のおすすめ求人のポイント  

最近では健康ブームと言われ、多くの体操教室やスポーツジムなどがあります。

そのため、多くの求人を見つけることができるでしょう。

ジムの名前や給料だけ見てといったポイントで選ばず、しっかりと中身を確認しましょう。

その上でオススメの求人ポイントをご紹介します。

休みがしっかりしている

体が資本の仕事です。

しっかりと休みがとある、とれるところは体力的に長く続けやすいのでオススメです。

見るポイント:年間休日、週休〇日休み

福利厚生がしっかりしている

健康保険や雇用保険などはもちろんですが、交通費等の手当がしっかりある方が安心して働けます。

見るポイント:福利厚生、交通費の支払い

基本給以外に報酬がある

基本給以外の報酬があるか、ないかで収入は大きく変わります。

インセンティブやボーナスがあるかはしっかりチェックしましょう。

見るポイント:基本給、その他報酬。手取り金額など

体操教室の仕事で身に付く経験やスキル

体操教室の仕事に就くことで、その仕事独自の経験を積むことができます。

仕事に就くことで、身につくスキルや経験をご紹介します。

対人コミュニケーションスキル

会員さんとのコミュニケーションが必須なので、自ずとコミュニケーション能力がアップします。

特に相手のモチベーションを上げるための承認力や指導する立場であるというところから指導力やリーダーシップを取るといった力もつけることができます。

仕事で身につけたスキルも私生活面で活かすことができます。

マネジメントスキル

会員さんに目標設定をしてトレーニングしてもらう、施設の目標を設定し結果を出す、など日々の活動にマネジメントが必要になります。

毎日、PDC(Plan・Do・Check)サイクルを回すようになるので、シンプルにレベルアップした活動ができるようになります。

自ずと普段の生活の中で問題が発生してもシンプルな考えで問題解決することができるようになりますし、日々の成長にもつながります。

セールス力(営業力)

施設の新規会員獲得や会員の継続サポートなどが必要になります。

そのため、セールス力(営業力)もつきます。

ゲストのやる気を高め、体の悩みを改善するための運動を提案するといったセールス力が身についたり、既存会員に新規会員向けのキャンペーンを紹介する。

といった業務を行っていくと、セールス力がついていき、もし転職を考えたときに他の仕事をしようとするときに役立つかもしれません。

自分に合った体操教室の求人の選び方や注意点

数多くある、体操教室の求人・・・自分に合った仕事はどれ?と思う方へ選び方の注意点を知って自分に合った体操教室で働きましょう。

【給与や雇用条件から考える】

求人票に書いてある給与や雇用条件から考える場合・・・

しっかり確認すべきなのは「勤務体系」と「雇用時間」シフト制なのか、シフトの場合、夜遅い勤務があるのか、勤務は何時から何時までか。

施設によっては24時間というスポーツジムも出てきています。

生活リズムが合わなくて続けられなかった・・・体を壊したとならないようにしっかりチェックしましょう。

「給与」に関しては、基本給のチェックはもちろんですが、基本給以外の報酬や手当の部分も大切です。

手取りでいくらになるのか確認した方がいいでしょう。

もし可能ならば面接時に聞けるといいかもしれませんね。

【業務内容から考える】

体操教室の求人と一口に言っても、業務内容は募集によって様々。

運動を指導するトレーナーの募集なのか、受付事務などの募集なのか、どちらもこなす総合職なのか、よく見ていないとフロアの清掃業務という場合も・・・自分のやりたい内容が入っているか求人票で確認したり、面接の段階で最初に確認しましょう。

【勤務地から考える】

勤務する施設がどこなのか、自宅の近くなのか遠いのか。

転勤もありなのか、ないのか。

自宅が近い場合、近所のスーパーなどで会員さんとバッタリ・・・なんてこともあります。

それがいやと考えるなら通勤時間が多少かかっても自宅から少し遠いところがいいでしょう。

多くの会員さんが自分の生活圏内のところに通うので、自分の生活圏内と比べると選びやすいでしょう。

もし、そういったところが気にならない場合は家から近い方が通勤時間が短くすむのでそれだけで負担(体にとっても、交通費にとっても)が軽くなります。

転勤に関しては、施設を運営している企業や団体が複数施設を管理・運営している場合転勤することもありますので、面接等で聞いておいた方がいいでしょう。

注意点

一見、華やかに人を指導して元気いっぱいなイメージのある体操教室の求人ですが、内容は施設によって大きく異なります。

求人に募集する上で一番の注意点は情報収集をすることです。

その施設がどんなところなのか、どんな客層が利用しているのか、あらかじめホームページなどで調べてイメージを作って求人に応募する方が、後から「こんな業務してたの?」「いきなり経験のない種目の指導をすることになった・・・」などといった問題が起こりづらいのでよく注意しておきましょう。

体操教室求人についてよくある疑問 

体操教室の求人票を見たけど「ここはどうなっているの?」「どんな人が採用される?」などの疑問についてお答えします。

あくまで私の職場の場合ですので、参考までにお考えください。

福利厚生

正社員、アルバイト・パートともに、しっかりと福利厚生が整っています。

交通費あり(上限あり)

他にも中小企業向けの福利厚生事業所に加盟し、そこのサービスを受けることができます。(例:割引チケット、イベントチケット斡旋など)

求められる人物像

これまでの学歴、職歴よりもその人の持つ第一印象(会員さんから見て明るく、さわやかな印象であったり、愛嬌がある方が好まれます。)やコミュニケーション能力(人と話すのが苦にならない、好き)、成長意欲(経験がないところからのスタートでも自分を高める意思があるか)がある人が採用されやすいです。

外見については運動施設なので、男性の場合、長髪は避けましょう。

女性の場合、あまりお化粧が派手でない方がいいでしょう。

面接で聞かれる内容

志望動機・・・どうしてこの仕事を志望したのか、その背景について

今までの職歴・経験について・・・前職がある場合どんな仕事をしていたのか内容についてやなぜ辞めたのかについて

主にこの2つを軸にプラスして更に「自分の長所、これからどう貢献していきたいか、今までの人生を振り返って」などその人の内面から向いているかどうかを見ていきます。

他にも「働く上での希望(勤務時間、トライアル期間の業務内容など)も聞かれます。

休みはどうなってる?

完全週休2日制です。(日祝、祝日のない週は+平日1日)

休日出勤がある場合、振り替えで休日を取るかl休日出勤手当が出ます。

他にも有休があり、勤続年数が上がってくると有休を使って連休にすることもできるようになってきます。

仕事内容は?未経験者でも大丈夫?

主に、会員さん向けに運動指導をします。

運動指導に経験がない場合でも1から学べる研修があり、ノウハウも確立されているので未経験者も大丈夫です。

他にも、新規会員獲得のための営業や新規会員への入会案内等も研修の中で学び、現場でもまずは上司とトレーニングをしてからスタートしますので、運動指導の経験はあるけど営業とかは・・・と言う人も安心できる環境です。

仕事内容として他には、店舗運営のマネジメント、清掃などの雑事も含めて行い、後々多くを任される環境になります。

まとめ

いかがでしょうか?

体操教室の求人について少しは知っていただけたでしょうか?

体操というと器械体操?新体操?といったところから連想する人が多いかもしれません。

ですが、最近では医療費増加などの社会問題を受けて、健康寿命の延長を目的に、ダイエットのためだけでなく、生活習慣病の予防・改善、関節痛の予防・改善など新しいニーズに合わせた体操教室が公共の体育館であったり、企業が運営するジムであったりで盛んに行われるようになってきました。

もちろん最初のイメージ、体操=柔軟体操を教えてくれる教室もあります。

ただ、ここは幼児から児童、つまり子供を対象とした教室です。

今の時代ですとターゲットは中高齢に向けた教室が多いようです。

そのため、必要とされるニーズによって求人も増えています。

ただし、自分にあった求人を選ばなかった場合、長続きしないというのも事実。

せっかく人を健康に、美しくするためのサポートができる仕事。

自分も成長しながら働ける場所を見つけて多くに人の健康に貢献していきましょう。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
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