2021年5月23日

実は求人数が豊富で、資格や経験が不問だったり広範囲に募集をかけていることが多いのが部品加工の求人です。

部品加工と一口に言っても扱う商品や材料によっても様々な求人があり、やはり工場で勤務することが多いです。

そんな多様な部品加工の求人の種類や仕事の内容、おすすめポイントについてご紹介します。

モノ作りに興味がある方や、機械や部品が好きで工場で働きたい方は必見です。

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部品加工の大まかな仕事内容

部品加工の大まかな仕事内容や会社での役割は、以下のようになっています。

大まかな仕事内容

部品加工の大まかな仕事内容は、やはり部品を加工することです。

加工には機械を使うことも多いですが、手作業部分が残っていることもあります。

また、加工後にきちんとできているかの検査や、検査したものの袋詰め、そして商品発送までを一括して行っている会社が多く、役割が分担されていないこともあります。

部品加工は会社でどういう役割を求められる?

会社内の一部署が部品加工を行っている場合は、製造の発端であったり、検査前のやはりこちらも発端という扱いのことが多いです。

部品加工が止まってしまうと会社が動かなくなるので、滞らないようにスケジュール通りに運用することが求められます。

部品加工にはどんな種類があるの?

部品加工とひとことに言っても、以下のような種類があります。

応募の際にはよく確認してみましょう。

部品加工の募集でよくある施設や事業形態のパターン

まず、よくある施設や事業形態は次のようなものになっています。

機械メーカー

機械メーカーの子会社であったり、機械メーカーの中の一部署としての部品加工です。

メーカー用の部品を製造しており、発注元がそのメーカーで統一されているので一年を通して将来的にも生産にムラが出にくく、安定して製造を重ねている傾向にあります。

自動車工場

自動車工場の中の一部門としての部品加工もあります。

様々な部品を取り扱っていることが多く、日によって製造する部品が違ったり、一日の内でも沢山の部品に触れる機会がある可能性があります。

特に精密さが求められやすい部品加工でもあります。

中小企業

所謂町工場などの中小企業にも、備品加工のお仕事をしている所は多いです。

取引先が安定していない場合は、仕事の量にムラがある可能性があります。

小規模の所が多く、検査や発送までをも担わなければならない場合が多いです。

部品加工の募集でよくある職種

部品加工には以下のようなものが挙げられます。

樹脂加工

プラスチックなども含みます。

切削・接着・溶接があります。

部品加工の中ではパイプなど比較的大型のものを取り扱うことが多いです。

樹脂加工の仕事については、こちらの記事を参考に!

鉄加工

大きな鉄から削りだすという形か、あるいは溶接での加工が多いです。

錆びやすいので錆止め用に油をよく利用し、独特の臭いがする工場が多いのも特徴です。

チタン加工

精密部品にもよく使われているのがチタンです。

眼鏡やセンサー類などの小さな部品を取り扱っている会社が多くなっており、検査も人の目ではなく機械類を用いる傾向にあります。

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部品加工でよくある募集内容とは?

部品加工ではどのような募集があるでしょうか。

よくある募集内容についてご紹介します。

給与相場

地域にもよりますが、それほど高くない傾向であるようです。

ただし、大きな会社の部品加工部署だと少し相場が上がります。

24時間稼働の所では、シフト制が敷かれて、夜間勤務であっても給与が高いと人気があることもあります。

勤務時間や休日、残業

朝8時から夕方5時など、休憩1時間の8時間制をとっている所が多くなっています。

平日出勤土日休みで工場カレンダーがある所が多く、祝日は出勤という形の所もよくあります。

残業は会社によりますが、常態化している所もあります。

福利厚生

怪我を招く大きな機械を使う所も多いので、福利厚生はしっかりしていることが多いようです。

しかし、やはり会社によるので、きちんと確認はしておきましょう。

中小企業では、公的な福利厚生はしっかりしていても手当等は出にくいなどがあるようです。

勤務場所

工場内勤務が基本です。

大きな工場もありますが小さな工場もあり、特に小さな工場では匂いが気になるという方もいるようです。

金属加工では油を使うことも多く手荒れにも繋がるので、自分が大丈夫かは確認しておきましょう。

求められる人物像

部品加工で求められるのは特に以下のような人です。

細かい作業が得意な人

特に金属加工では小さな部品を扱うことが多いですし、加工は1㎜より小さな単位で行う場合が多発しますので、細かい作業が得意な人は特に向いていると言えるでしょう。

ただ、加工は機械任せで大きな機械を延々と扱うという場合もあるので、細かい作業は無理という方も職種によっては問題ありません。

同じ作業でも集中して取り組むことができる人

延々と同じ仕事を繰り返すことも多いのが部品加工のお仕事です。

ずっと同じ機械の前にいてひたすら同じ作業を繰り返す、ということはよくあります。

1ヶ月程度担当替えをしないなんてことも見られますし、なんなら数年間同じ仕事ということもあり得ます。

それでも集中力を切らしたら大きなけがにも繋がりかねませんので、単調作業ができる人が良いでしょう。

必要なスキルや資格、経験

必要なスキルや資格、経験はなしという募集が多いです。

一部部品を取りに行ったり配達などで車の免許が必要な場合があります。

溶接等資格があると優遇される募集もありますが、特に優遇される資格もない会社も見られます。

部品加工の求人で確認したいポイント

部品加工の求人で確認したいのは以下のようなポイントです。

応募の際にはぜひチェックしてみましょう。

何の加工をしている会社か

プラスチック加工では匂いが強い場合があったり、鉄加工では油を使用するなど、何の加工をするかで作業環境が異なることは多いです。

また、部品の大きさでも適正が変わってきます。

何の加工を主に取り扱っている会社かは確認すると良いでしょう。

福利厚生はきちんとしているか

危険なことも多いお仕事ですから、福利厚生がきちんとしているかはぜひ確認して下さい。

保険がきちんとしていないのに怪我などをすると大変です。

年齢制限はあるか

自分の年齢は制限内か…というのも大事なのですが、年齢制限まで一切ないという会社は余程人材不足の可能性があります。

また、入っても人が続かないという傾向も見られます。

注意点として確認すると良いでしょう。

まとめ

部品加工のお仕事について紹介しましたが、いかがでしたか?

部品加工は正社員募集も多く、また未経験者歓迎や学歴不問の求人も多いので応募しやすくなっています。

少しでも気になっている方は、ぜひ詳細を確認してみてはいかがでしょうか。

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