自動車工場で働いていた筆者が、自動車工場求人でよくある募集内容や職種おすすめ求人のポイントをご紹介します。

やっぱり派遣での募集が多いの?

などよくある疑問にもお答えしますね。

自動車工場求人のおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

自動車工場の求人における仕事は多くあります。

ここは一番きついといわれる職場になります。

仕事の内容としては、自動車組み立てがメインで、安全性の必要な工程においては正社員工員が占めていますので、その他の副次的な作業の現場や、アシストで入ることもあります。

皆が、同じように働いて職場と工程が成り立っていますので、作業場における難しい・易しいレベルは、一様となっています。

つまり、どの工程でも難しさは均一になります。

自動車工場求人にはどんな種類があるの?

求人の種類には、まずどのような求人媒体から入っていくかがあります。

手っ取り早いのは派遣社員からになります。

派遣会社で登録して審査の結果、自動車工場に入ることができます。

ほかには、期間工員として、数か月から、数年単位の直雇用における期間工員の募集。

そして、あらかじめ高卒での正社員枠から入っていく方法があります。

激戦区になりますので、倍率はそうとう厳しいと思われます。

自動車工場求人の募集でよくある職種

組立工

組立工というのは、部品の組付けを行って、次第に完成車へと近づけていくライン従事者のことになります。

組立工に必要なのは時間を守ることで、作業時間を高速に回していないと、追いつける速度ではありません。

ですので、組立工というのは、時間との勝負で、体力があるのは当たり前といった意識で回っています。

体に故障があると、ついていけないので、健康であることが原則になります。

検査

検査というのは、完成した部品や、完成車をチェックして市場に出せるかどうかを判断するところになります。

企業でよくやる、チェック項目のレ点のようなものではなく、自動車は人の命を乗せて走りますので、もし、自分の目視確認で発見されなかったことがあり、事故車が起きてしまえば、責任問題になります。

なので、神経を使い、眼を酷使する検査工程となっています。

そのミスを逃さない検査工程でもしミスがあれば、そのあと後の責任問題にて、台無しになりますので、強靭な眼力と、神経力が必要です。

プレス

プレスというのは、自動車のパネルを、プレス機で圧着させ、そのフォルムを形作るところになります。

ほとんどが機械化されていて、スイッチ操作のところでは、人が入れなくなっています。

ただし、昔からプレス機で挟まれて、人体を損傷するというあってはならない事故の現場がありました。

ですので、危険度への意識や、安全確認を怠ることのないようにしなくてはなりません。

つまり、怠惰に適当に仕事をするような人は、決してプレス工程には入れません。

通常正社員の枠内で抑えられる現場になります。

塗装

塗装は機械化されているといいますが、メーカーによっては手動で塗装をしているところがあります。

塗装工程では、産業用マスクをはめて、引火性のガス類で噴霧します。

ですので、危険度意識や健康度チェックが限りなくなされていなければなりません。

塗装工程は、思った以上に作業が重労働であり、その完成塗装のチェックにおいても、神経と眼をすり減らす、体力と神経戦になります。

どういう事業形態や職種が良いか決まっていますか?

事業形態や職種が望ましいかは、まず派遣労働では出向先を望めないことはあります。

また自動車工場の正社員枠に関しても、自分で自分の作業場を選べないので、雇われるほうとしては、命令に従うのみです。

また、営業職の方であれば、基本的に大学卒業は当たり前になっています。

ですので、工場内では、すべての工員が作るために存在しています。

そして、デスクワークになれるのは、ほんの数名しかおらず、工員としてがむしゃらに仕事をこなす以外、選択肢はありません。

定年ギリギリまで、現場に工員として残れる人もいますが、体力と健康へのチェックは自身で行わくてはなりません。

自動車工場求人でよくある募集内容とは?

自動車工場求人でよくある募集は、メインラインではないですが、製造ラインのほかの部署に回される仕事です。

これらは部品専門の工場になっており、部品の子会社や請負会社が担当しています。

しかし、メインラインでの組み立ての作業の時間に間に合わせなくてはならないので、部品工場のほうが、仕事の手さばきは早かったりします。

部品工場の製造ラインにおいても、組立のメインラインと同じ品質を要求されるので、その厳しさは同じだと思ったほうが良いです。

自動車工場の組み立て本部か、サブラインでの部品製造か、子会社での部品製造、そして請負会社での部品製造に分かれます。

募集としては、派遣会社がよく募集を出していますが、配属先がどこであるかは、行ってみなくては解らないでしょう。

募集内容として、二交代・三交代の作業と、寮のセット。

こういったものになります。

日勤帯は皆無でしょう。

給与相場

給与相場は、月の手取りで、20万円~30万円ぐらいです。

また、派遣雇用や、期間雇用によってはボーナス金が支給されることがあります。

勤務時間や休日、残業

勤務時間は、二交代で、通常8時間プラス残業。

三交代で6時間になります。

二交代・三交代では、休日が日曜日に来ることがあまりないので、自分で調整して体調を整えなくてはなりません。

つまり休みの日を選べないのが、自動車工場の基本です。

そして、交代になる人がいないのも自動車工場なので、休むことは厳禁とされています。

三交代制では、6時間の中でも、時間当たりの手取りが高いのと、三交代による手当金が付きます。

福利厚生

福利厚生は自動車会社の規模が大きいと充実しています。

正社員枠の福利厚生は、保養地への招待などがあり、派遣社員の福利厚生は、社員寮の中の備品という形であるでしょう。

社員寮の冷蔵庫や、共用洗濯機などは、天引きの事もありますが、そこに福利厚生があれば、共用ミーティングルームなどがそれにあたります。

勤務場所

自動車工場では、工場内に拘束されて働くことになります。

ですので、工員から営業職に行く話は全く聞かれません。

なので、設計枠にはいれば、設計のままです。

自動車工場の中での拘束時間を果たすだけが、仕事の毎日になります。

引き抜きがあるとしても相当優秀でなくては、その声掛けはありません。

求められる人物像

誠心誠意とか、正真正銘といわれる人間が求められます。

人物像としては、ちゃらちゃらしていなく、真面目で言われたこと以上の仕事を果たす人間。

そして、責任を持ち、自分の工程の義務と自信をもっている人が望まれます。

やる気があり健康状態が良好な人

よく体力は充分です。

という言い方がありますが、これは、妥当とは言えません。

体力とはいっても、自動車工場内の仕事は、勝手に休むことは許されないので、拘束時間は隙間時間すらありません。

ですので、体力以上に責任感と、自制心そして、探求心がなくては自動車工場の仕事に向いているとはいえません。

問題解決能力がある人

決められた仕事を黙々とこなせるだけであるなら、通常の工員です。

働く工員とは、問題解決の手法を知っている人です。

ですので、言われただけをこなすだけであるなら、弁当を作っている方がましでしょう。

問題は次々に起こってきます。

それをチームで会議をし、改善提案を実行に移して、実績を積まなくてはならないのです。

これは、派遣社員であっても、見られています。

その結果として、正社員枠の採用の話があったりするのです。

持っていると有利なスキルや資格、経験

基本的に必要なスキルや資格は最初のうちは必要ないといわれます。

母体企業がしっかりしていれば、資格を取るためのメンテナンスも充実しているので、会社が資格取得費用を出す場合があります。

そのためには、自分の仕事を完璧にこなせることと、次へのステップアップを上長から見込まれるくらいでなくてはなりません。

最初は何もなくて結構ですが、常に評価の対象となる、工員の仕事です。

経験としては、部活などで、インターハイに出場したというような経歴があると便利です。

自動車工場求人のおすすめ求人のポイント

自動車工場求人のポイントは、どの工程にはいるのか、その工場の形式を見ておくことです。

部品工場なのか組み立て工場なのか、派遣会社で出先の住所が解ったら調べてみましょう。

大手企業の工場が待遇が良い

大手企業の工場が待遇が良いというのはあたっています。

確かに設備が優秀であれば、働きやすいのはそうでしょう。

ただし、それだけの仕事の量で、その待遇をみんなで分かち合っているのです。

社員寮完備など福利厚生が充実している

社員寮完備であるのは、正社員枠だけでなく、派遣社員の寮制のところもあります。

会社自体は違いますが、生活するうえではそろっています。

自動車工場求人の雇用形態による違い

自動車工場求人は、遠隔地であれば、派遣雇用の寮制のものがあり、工場の近くであれば、期間工の採用があり、住居を移転する際は、正社員枠の採用があります。

自分にあった自動車工場求人の選び方や注意点

自動車工場求人は、その人手不足から行きたい都道府県ぐらいまでは選べますが、どの工場稼働かは解りませんが、自動車会社ぐらいは選べると思います。

【選び方①】雇用形態や職種から探す

高校や大学の就職コーナーから探すのがよいかと思います。

職種は、自分の向き不向きを知り、組立工員か、部品工場かを選んでいくのがおすすめです。

【選び方②】会社の業態から考える

企業の業態から仕事を選ぶのには、工場の雰囲気というものがあります。

自動車会社が、バスを作っているか、軽自動車を作っているか、普通乗用車を作っているかを、選択するのも調べれば可能です。

自動車会社の中でも、日野自動車はトヨタ系列になり、トヨタ主義がそこにはあります。

ダイハツであれば、ここもトヨタ系列ですので、トヨタに勤務する意味とさほど変わらない現場と言えます。

自動車工場の子会社においても、スバルであれば、スバル主義はあります。

部品工場は子会社か請負会社が入りますので、本社の指示と仕事主義が生きていますので、事前に派遣雇用であれば、母体はどこの企業か調べると、働き方の違いは判るでしょう。

生産量の違いに関しては、工場の数の多さと、繁忙期の違いによって、さまざまあります。

仕事が多いのは、工場の数の多いところであるのは常識と言えます。

つまり傘下としての請負工場の場合は、その自動車会社の本社からの生産を受託しているので、生産が尽きないところでは、請負でも生産が尽きません。

結果として仕事は二交代や三交代を連続しています。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

給与としては、残業を稼いで日々の生活を繋ぐ形がほとんどですので、残業OKや残業志望の働き手が必要です。

【選び方⑤】エリアから考える

自動車工場が多い地方があります。

また、その地域にはその自動車会社系列しかない場合もあります。

エリアとしては、中部地域の愛知県があります。

ここは、トヨタの本拠地になっているので、愛知の海岸付近はトヨタ系列の自動車工場で占めています。

派遣雇用で地域指定がある場合は、どこの自動車会社の拠点かを下調べすると、派遣先のイメージがつきやすくなります。

自動車工場求人についてよくある疑問

自動車工場はきついと言われるけれども、どのくらいきついのだろうかという不安はよくあります。

これは、10kmの中距離ランナーが衰えずに走り抜けるかどうかの基準で見ると良いでしょう。

応募方法は?

応募方法は、期間工で直接雇用の採用枠を見る事。

そして、派遣雇用では派遣会社の採用情報を確認することです。

面接でよく聞かれることは?面接合格の秘訣!

面接でよく聞かれるのは、腰掛や、長いものに巻かれろ的な、もたれかかりの就職欲でないかどうかです。

会社は給与を払うために雇うのではありません。

会社はその重労働に対して、対価を払います。

その受け答えがしっかりしていれば、良いのですがそのことを分かるのは、社会人経験者でしょう。

未経験でも応募できる?

未経験でも応募できます。

やっぱり派遣での募集が多いの?

派遣労働での募集は多いです。

しかし裏を返せば辞めていく人が多いのです。

雇用形態によって給与体系はどう違う?

正社員枠と、派遣雇用ではやはり違います。

正社員は、基本給にプラスして賞与がありますが、派遣社員は時間給での支払いになると思います。

残業って多いの?

工場の繁忙期というものはどこにでもあります。

繁忙期には、残業が続くことが多いです。

資格って必要なの?

資格は特別必要ありません。

部品工場では「ミスなく・速く・休まない」人材を欲しています。

まとめ

自動車工場の求人内容についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

自動車工場は、きついイメージがそろっていますが、他の視点から考えれば、風雨をしのぐ屋根はあります。

そして、作業服はそろっています。

この辺りが、感謝を受け取れるか、従順を強要しているかと取るかは、働く人の自由です。

自動車工場の工員が、これを拘束と感じるのであれば、あまり未来はありません。

自分の手当てが日本の産業を支えた結果としての対価であると感じられれば、自動車工場工員は向いているといえるでしょう。

きついという言葉を発することも禁止しているところもあります。

自分の極限へ挑みたい人は、自動車工場の求人にぜひ応募してみてください。



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