ブライダルプレーヤー求人を見て「何?この職業?」と感じた方も多いと思います。

聞きなれない職業ですが、簡単に言うとブライダルプレーヤーは、「結婚式」という幸せな瞬間を音楽で彩る重要な仕事なんです。

誰かを音楽でハッピーな気持ちにできるのなら、楽しそうな職業ですよね?

そこで今回は、そもそも募集の少ないブライダルプレーヤーの求人をどうやって見つけるのかや、給料や勤務時間についてご紹介していきたいと思います。

求人探しのポイントや注意点も注目ですよ。

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ブライダルプレーヤーのおおまかな仕事内容

挙式や披露宴中音楽で新郎新婦のお二人をお祝いすることがブライダルプレーヤーの仕事です。

ピアノ(オルガン奏者)、聖歌隊、フルート、ハープ、ヴァイオリン、トランペットなど様々な演奏者がいます。

また演奏だけではなく、会場内の準備や指輪、ピロー、結婚証書のセッティング、参列者の誘導も担当する場合があります。

ブライダルプレーヤーの求人で確認したい募集内容とは?

ブライダルプレーヤーのみの求人はあまり見かけません。

セレモニーやイベントの演奏者として募集されている場合がほとんどです。

「ブライダル」「演奏」「ピアノ」と検索すると様々な会社があることが分かります。

募集内容の詳細は各々違いますが、音大在学中から男女問わず40歳くらいまでを募集している会社が多いようです。

もちろん仕事を続けていき上限年齢を越えても働き続ける方はいますが、新規にオーディションを受けることができるのは40歳くらいまでが多いです。

オーディションや面接に関する事項をよく確認し、会社に連絡するようにしましょう。

職種

会社によって募集をしているブライダルプレーヤーの種類は違うことがあります。

様々な演奏者を募集している会社もあれば、聖歌隊のみ楽器の演奏者のみを募集している会社もあります。

特に楽器は、どの楽器でも募集しているわけではないようです。

会社の募集内容をしっかり確認してから、応募するようにしましょう。

自分が演奏できる楽器を応募したい会社で募集していない場合でも、「どうしてもこの会社で働きたい」と言う熱意があるのでしたら、会社に問い合わせてみるのも良いでしょう。

オーディション

ピアノ奏者なら「アヴェ・マリア」が課題曲となることがありますが、作曲家はシューベルトなのか、グノーなのか、カッチーニなのか、マスカーニなのか…同じ曲タイトルでも複数の作曲家のものがある作品は要注意です。

また編成や、調性も事前にしっかりと確認しておくことをオススメ致します。

イベント演奏の会社によってはオーディションがないところもあるようですが、それはオススメできません。

金額は多かれ少なかれ、新郎新婦からお金を頂いてセレモニーの中で演奏するのです。

事前に演奏を聴かずに履歴書と写真だけで採用を決めてしまう会社は、仕事場での対応も軽んじている場合があります。

オーディションで上手く演奏できなくても、「こう練習したら良いよ」とか「ここに気をつけやってみて」などアドバイスをもらえることがあります。

「上手くできなかったー」と落ち込む前に、次からどのように気をつけたら良いか自分なりに考えてみましょう。

給与相場

こちらも、会社によってかなり差があります。

1挙式2,500円〜と一日の式の本数で報酬が変わる場合や、一日に何本演奏しても1万円など固定されている場合もあります。

また聖歌隊、楽器奏者、司会者でも値段は変わってきます。

もちろん高級式場で1本1万円の場合もありますが、かなり稀なこととなります。

おおよそ1挙式2,000円〜5,000円が相場です。

結婚式にかかる費用はかなり高いですが、演奏者にはあまりまわってこないのが実情です。

時給に換算すればコンビニや飲食店の方が高い場合もあるので、お金のためというよりも幸せな瞬間に立ち会える「やりがい」を感じたい人向きの職業です。

勤務時間や休日、残業

結婚式自体は土日祝日が多いので、自然と勤務日は世間の休日に重なります。

ブライダルプレーヤーの多くは、平日は違う仕事(一般の会社に勤めていたり、演奏活動をしたり…)をしていて土日のみ式場に出勤しています。

本職の演奏の仕事が休みの時に、ブライダルプレーヤーとして活動する場合が多いです。

式自体は1本20分〜30分で終わりますが、着替えやリハーサルもあるので、開式時間の1時間前には会場入りします。

また式が30分スパンで進む場合は短時間で終わりますが、午前に1本午後に1本の場合はかなり待機時間が長くなります。

式の時間ばかりはその日毎に違うので、拘束される時間は毎回異なるのが実情です。

余程のことがなければ式のスケジュールは予定通りに進みますが、様々な(後述のような)アクシデントにより、式の時間が押してしまう場合もあります。

一日の予定は余裕を持って組んでおきましょう。

福利厚生

ブライダルプレーヤーの多くは、正社員ではなく登録派遣スタッフです。

福利厚生は無い場合がほとんどです。

また式場までの交通費も支給されない場合が多いので、その会社が契約している式場がどの地域に多いか事前に調べておくのも効率的です。

住んでいるところから片道2時間かかる式場に行き、その日の報酬のほとんどが交通費に消えてしまった…という悲しい状況も少なくありません。

勤務場所

都内に会社がある場合、契約式場は東京、神奈川、千葉、埼玉が多いです。

ホテルのチャペル、独立した結婚式場、レストランウエディング…と形態は様々です。

自分の希望の勤務場所を選べるわけではなく、会社から「○月○日 ○○の式場 ○時 」と約2週間前に連絡がきて初めてどこの式場に派遣されるかが分かります。

ホテルにしろ式場にしろ演奏者の控え室は用意されていない場合が多く、裏通路にイスを置いたり会場裏で立って待機したりと様々です。

ガラス張りの式場では真夏は熱中症に注意しなければなりませんし、ガーデン式ならば真冬はカイロを衣装の下にペタペタ貼って防寒します。

華やかに見えるシーンの裏側は、意外と体力勝負で大変なのです。

求められる人物像

「演奏だけしていれば良い」と思われがちなブライダルプレーヤーですが、実は演奏以外の業務も多いです。

新婦のドレスのケア、参列者のご案内、車椅子の方がいらっしゃったり、リハーサルでは緊張されている親御様をケアしたり…演奏以外に気を配らなければならないことが沢山あります。

もちろん予想もしていなかったアクシデントが起こった場合も、落ち着いて対応しなければなりません。

どんな時でも瞬時に臨機応変な対応をできる人が望まれます。

今まで体験したアクシデントは次の通りです。

  • 新郎入場も終わり、いよいよ新婦とご両親の入場!の瞬間にお母様の留袖の帯がほどける。
  • 新郎が緊張のあまり式中に気絶する。
  • リングガールが指輪を運んでいる最中にピローを振ってしまい、指輪がどこかに転がってしまう。

驚くようなハプニングが勃発して内心焦っていても、表向きは落ち着いて対応しなければなりません。

人前で話すことやコミュニケーションをとることが苦手な人でブライダルプレーヤーになりたい、と思う人はいないと思いますが、仕事場では毎回が「はじめまして」のお客様と接しなければなりません。

また、スタッフも固定メンバーではないので、初対面なこともあるでしょう。

そんな中、モジモジと人見知りしているようでは成り立たない仕事場です。

苦手なタイプの人と一緒になっても、サラリとかわせる能力を身につけておきましょう。

必要なスキルや資格、経験

どんな会社でも、音大卒(在学中も可)の経歴を求められることがほとんどです。

学生の内は時間も融通が利くのでアルバイトとして働いていることが多いですが、「ブライダルプレーヤーは責任の重い仕事」ということを忘れずにおきましょう。

一度、牧師が新郎のお名前を間違えて発音してしまったために、そのカップルの結婚式費用は無料に、慰謝料まで払ったケースもあり、その牧師は半年間減俸になったという事故も。

一生に一度の大切な瞬間をお手伝いするわけですから、しっかりと責任を持って行動しなければなりません。

もちろんはじめは誰しもが未経験で、式中の専門用語も初めて聞くものばかりだと思いますが、研修中はしっかりとメモをとったり学ぶ姿勢を忘れずに頑張りましょう。

分からないことは先輩方に訊ねれば、必ず優しく教えてくれます。

知ったかぶりで指輪のセッティングをしたら、新郎新婦の指輪が逆向きだった…なんてことにならないように気をつけましょう!

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ブライダルプレイヤーとして働くのにオススメの会社は?

秘密が守られている

式場名や派遣先を明確に記載している会社はほとんどありません。

例えば、「○○駅の△△式場に派遣されます」といった式場名を特定できる情報は掲載されません。

会社が都内にある場合、大体が「東京、神奈川、千葉、埼玉でのセレモニーにて演奏」と書かれています。

どうしてもどんな式場に派遣されるか知りたい場合は、オーディション前に問い合わせることもできますが、契約先の式場情報をペラペラと教えてくれる会社は少し注意が必要かもしれません。

基本的に挙式中に起こったこと、現場での情報は外部には漏らしてはいけないことになっています。

スタッフに知り合いがいる場合は、どのあたりの式場に行くのか、どんな仕事内容なのか事前に訊いておきましょう。

ポリシーがしっかりしている

ホームページを見ると、どのように新郎新婦のお二人をお祝いしたいか理念がきちんと書かれている会社は、ルールや考え方がしっかりとしている場合が多いです。

「華やかな現場で演奏のお仕事を!」とスタッフ目線の求人内容では、ただ単に流れ作業のように式を消化している可能性もあります。

バージンロードの意味や、誓約にこめる思い、結婚式の一日をどのように過ごしてもらいたいか、など新郎新婦の目線で情報を載せている会社は仕事内容もやりがいあるものとなるでしょう。

詳細の金額は書いていなくても○○○○円〜と数字が書かれている

楽器の種類や聖歌隊など職種によって値段も一律ではないので、詳細な数字が書かれている場合は少ないですが、おおよその報酬や「月に何日稼働したらいくら」といった目安が書かれていると良心的な会社だな、と思います。

どんなにやりがいがあってもボランティアではないのですから、大体の金額を提示してくれていると安心できます。

自分にあったブライダルプレーヤー求人選びの注意点 

演奏以外の仕事について

ブライダルプレーヤーは演奏だけでなく、慣れてくるとアテンドや司会者など様々な業務がまわってくることもあります。

契約後、演奏以外にどのような職種を任される可能性があるのか、心配な場合は事前に確認するようにしましょう。

スケジュール確認の仕方

会社によってまちまちなのが、シフトの申告の仕方です。

2ヶ月も前から稼働可能の連絡を入れなければならない会社から、2週間前、1週間前に空いてる日時を知らせればOKな会社などあります。

突発的な急用が少ない人の場合は、かなり前からシフト申告できる会社を選ぶとお互い安心ですし、なかなか予定が定まらない人の場合は時間に融通が利く会社を選ぶ方が良いでしょう。

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ブライダルプレーヤー求人についてよくある疑問

繁忙期と閑散期

一年を通してみると、結婚式が多いのは3月、4月、5月 そして9月、10月、11月と気候の良い時期が繁忙期となります。

一日に5本〜6本の式を担当することもあります。

また真夏の8月や、真冬の2月はかなり本数は少なく、一日に1本〜2本という閑散期になります。

閑散期にはブライダルフェアーを担当したりもしますが、比較的勤務時間も報酬も少なくなります。

衣装は自前?

ブライダルプレーヤーでよく見る衣装は、白いブラウスに黒のロングスカート、男性はタキシードが一般的です。

よく、衣装は自前ですか?と訊かれることがありますが、音楽を専門的に学んだ人は白ブラウス、タキシードは必ず所持しているものなので、心配要りません。

演奏する曲は決まっていますか?

9割方、演奏の曲は式場毎に決められています。

キリスト教式、人前式など式の形態によって6曲〜7曲ずつ用意されています。

新郎新婦のご希望で、スタンダード曲以外の音楽を指定される場合もありますが、楽譜は会社が用意してくれることがほとんどです。

まとめ

いかがでしたか?

思ったよりも報酬は少なかったでしょうか、多かったでしょうか?

ブライダルプレーヤーの仕事は、他の仕事と比べるとかなり特殊な内容なのではないかと思います。

こんなに様々な仕事をするのに時給に換算したら…と感じてしまうこともありますが、お金を稼ぐことを目的とするなら他の仕事の方がオススメです。

待機時間や準備時間、移動時間など含めると割に合わない場合も多々あります。

人前で演奏することが好きな人、人とお話することが好きな人、自分が脇役にまわれる人、周りに気を配ることができる人 がブライダルプレーヤーに向いています。

新郎新婦やご家族、参列者の方々の笑顔のために頑張れる人は是非、様々な演奏派遣会社の情報を探してみてください!