ポスティングは時間の拘束が少なく、自分だけでなく家族の体調を考慮しながら手ごろに収入を得られる仕事として注目されています。

求人雑誌やネットでの求人情報でも常に掲載になっていますし、問い合わせもあるようです。

果たしてポスティング求人の実態はどうなのか。

筆者がかつて10年以上経験した内容を元にご紹介させていただきたいと思います。

ポスティングのおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

業者や行政が発注したチラシを各自が受け取り、担当したエリアの住宅のポストに投函していきます。

配布時間は自由ですが、基本的には日中でいわゆるお日様が出ている明るい時間です。

どの業者も、早朝から夕方位までを基準にしています。

確かに住宅の敷地内に入るので非常識な時間に配布すれば不審者として見なされても当然かと思います。

配布物の受け取りは多くは自宅の指定場所に業者が配達しますが、中には会社に取りに行き配布となる場合もあるようです。

また、配布は指定された期間内に終え、終了報告をして完了となります。

ポスティングは会社でどういう役割を求められる?

会社にとってポスティングはなんといっても広告、宣伝を担っている思われます。

会社は、例えば「1000枚配布すれば、何件のレスポンスがあるか。」ある程度のデータは掴んでいてそれを期待して配布しているのです。

近年ネットの普及が著しく、ネットを頻繁に利用しているユーザーにとっては、画面から次々と送られる広告からクーポン等も利用しながら商品に反応する場合もあると思われます。

しかし、チラシはポストを開ければ、いやでも目に飛び込んできます。

普段は目も向けないけれど、時に興味を持ち始めた食品や、健康等の内容があった場合ふと目にとめて利用する場合もあるかと思われます。

それが数少なかったとしても、多くのチラシを定期的に重ねて配布すれば何らかの利益が得られると思います。

その一反を担っているのがポスティングの仕事ではないでしょうか。

ポスティングの種類

一口にポスティングと言っても、配布する種類によって報酬は変わってきます。

更に長所も短所も変わっていると思われます。

ここで考えられる3パターンに分けて考察してみます。

業者からのチラシ

不動産会社を中心とした住宅に関するチラシで主にB5やA4の一枚チラシや、デリバリーの食事に関する両面印刷の1枚チラシや二つ折りのメニューのようなチラシ、更に美容や修繕会社などあらゆる会社が営業の為に定期的に配布されます。

ポスティングを委託された業者は複数の企業のチラシをうけおっているため、同時に数社のチラシを配布することになります。

その方が収入は上るので仕事としてはメリットがあるように思います。

しかし、チラシは配布を拒否されるポストも多くなってきているようです。

近年戸建てのみならずマンションの集合ポストにも個別に「チラシ投函禁止」とか「チラシの投函はお断りします」など丁寧な言葉であっても明確に拒否される場合があります。

マンション全体が拒否され、管理人が厳しく見張っている場合もあります。

戸建てでは張り紙がしてなくても、たまたま住人に出会った際、「要らない」と優しくであろうと冷たくであろうと、拒否されることもあり、気持ちが萎えそうになります。

それに心折れなければ続けられると思います。

行政やタウン情報誌等

チラシというより、情報誌でタブロイド判で数ページの物、いわゆるフリーペーパーと言われる形態です

今は行政の区報・市報がポスティング業者に委託して全戸配布している形態が増えているようです。

又、リビング新聞等、エリアごとに新しい店舗や話題の店等の気になる情報を発信する新聞があります。

これも広告が主な役割で、時にはこの新聞事態にチラシを挟んで配布させる場合があります。

行政の情報誌はまず拒否されることはないと思われます。

マンションにおいても問題なく投函できます。

ただ、タウン誌は拒否される場合もあります。

たまたま出会った住人に「何の新聞?」と問われ、名前を伝えて「うちには入れないで」と言われると「わかりました」と笑顔で答えても、冷たい風が吹いた気になります。

反対に「ありがとう」とか、「楽しみにしてるのよ」とか言われると「ありがとうございます」と心から答えます。

筆者はこの仕事を11年続けられたのはこの瞬間があったことも理由の一つと思っています。

メール便

上記2パターンとは異なり、契約したエリアの宛名が明確に記載された業者からのハガキやカタログ等をポスティングします。

この場合、あて先が決まっている半ば郵便物と同じなので拒否されることはまずないと思われます。

ポスティングの募集でよくある施設や事業形態パターン

ポスティングの募集は常時されているように思います。

エリア別に区切られて、一人が一度に2時間から3時間で配布できるエリアに分かれているようで、主に町名で区切られています。

住宅募集のチラシには住宅情報のみならず、それ自体にポスティングの募集が常時掲載されています。

大体が専業主婦や定年された壮年に健康の為やお小遣い稼ぎにというキャッチフレーズで募集されているように思います。

最近は、美容関係の体験募集や、デリバリーのクーポン付きのメニューの配布が大半を占めているようです。

確かに、多くの場合自宅に配布物が届けられ、自分の生活時間帯を考慮して配布できる仕事なので取り掛かりやすいのは間違いないと思います。

ポスティングバイトでよくある募集内容とは?

新聞折り込み等の紙媒体の募集される場合があります。

この場合、ネット等を利用しない年齢の方にとってはわかりやすいしこの層の方の応募は多いと考えられます。

更に仕事募集のネット情報で、在宅ワークで検索していけば条件にあったエリアだったり、内容をある程度絞り込んで探すことが出来ます。

ただ、最終的には電話、更には面談を経なければなりません。

時給相場は?

あくまで相場ですが、チラシでは1枚2円~7円くらいです

時給にすると750円から900円くらいかと思われます。

カタログ等冊子などの重量換算で単価は上がっていきます。

その場合は時給が1000円以上になることも考えられます。

シフトの入れ具合は?

自分が好きな時に好きなだけ働けます!

本人の生活時間帯で組めます。

週1の配布の場合も週2~4もあります。

配布物を受け取ってから2~3日以内に配布終了の報告を入れなければなりません。

そこを守れば配布する時間帯は常識的な時間なら自由に計画できます。

必要なスキルや経験ってあるの?

特にスキルは必要ありませんが、健康な足腰は必要です。

更にエリアの地図を基に配布計画を立てるので、ある程度地図は理解できた方がいいと思います。

経験を重ねていけば、配布計画ルートの組み立てに無駄がなくまりますしポストの設置場所の見つけ方も迅速になるように思います。

おすすめ求人の特徴とは?

チラシによってはアダルト系の物もあります。

そのような物に関わらないためには名の通った求人情報媒体を通して探すことをお勧めします。

更に、電話等の対応を通して想像できる会社としての活力、迅速さなどを考慮して即座に契約しないで一旦検討時間を持つことが賢明かと思います。

また、会社名をネットで検索して口コミ評価を確認してもいいかと思います。

ポスティングの仕事に関するよくある質問

次に実際興味を持たれた方がもたれる質問事項を考えてみたいと思います。

給与相場ってどのくらいですか??

配布する住宅形態でも給与は変わります。

一般的に戸建てより集合住宅が安くなっています。

戸建ては単価は上がりますが、一軒に時間がかかります。

まして大きな家が立ち並ぶ地域では効率が下がる可能性があります。

一方集合住宅は単価は下がりますが、集合ポストに投函すれば短時間で多数配布できます。

特に大きな集合住宅、例えば団地などは効率が良くなります。

ただ、集合住宅はまとめて拒否される場合もるので注意しなければなりません。

どちらにしても、一か月にして給与はどれくらいになるかと問い合わせすれば、1万円~3万円前後と答えられる場合が多いと思いました。

ですので副業やお小遣い稼ぎという括りになります。

この給与はあくまで一人が1エリアと想定した場合です。

2エリア以上を担当した場合、当然ながら時間もかかりますから収入も上がります。

皆さんはどのようにして配布しているのでしょうか?

配布するツールとしては首都圏等、住宅が集中している地域では、基本は徒歩で、自転車を併用する場合もあります。

チラシが少ない場合は大きなバッグに入れていけるのですが、重いので1集落にカートや自転車の荷台に配布物をまとまて運んでそこから集落に配布し、又次の集落に移動して配布するようになります。

この仕事のメリットって何ですか?

形態でも書いたように基本的に歩くのが主流になるということはウオーキングに匹敵する運動量になります。

実際に健康増進の為に始めたという人も多くいらっしゃると思います。

健康診断などで、高血圧、血糖値の上昇、更には中性脂肪の増加、肥満予備軍の指摘を受けた場合、運動を何かしなければと迫られれば手っ取り早いのはウオーキング。

だけどただ歩くだけはもったいない。

犬の散歩だとかっこいいけど、犬は飼えない。

更に犬は居ても小型犬でウオーキングほどにならない場合も多々あると思います。

そのような場合ウオーキングという運動もしながら、収入にもなると思えば、ポスティングは有効に利用できる仕事と考えられます。

更に、時間を有効に利用できることが挙げられます。

人にあまり会いたくないのであれば、なるべく早朝にすれば清々しい朝の空気の中で黙々と仕事を進められます。

少しでも汗をかいて、体調だけでなく体系にも変化が現れれば喜ばしいことだと思います。

逆にデメリットって何でしょうか?

先にも述べた通り、配布を望まない住居にも配布に行くことで拒否される場合も多々想定されるということがあります。

また、天候にも左右されます。

雨がひどい場合はポストが濡れてしまっているので、配布物もどうしても濡れてしまいます。

一枚一枚濡れないようにビニール袋に入れるなどという作業は考えられないし、一軒一軒ポスト口をタオルで吹くなども考えられないので、雨が上がるのを待つか、せめて小雨になるタイミングを待つしかありません。

どの配布物にも締め切りはありますので、特に梅雨時、冬季は天気予報のチェックは欠かせません。

収入面では、時間を自由に使えるとはいえ、大きな金額にすることは難しいと考えられます。

生活を支える程度の収入が必要の場合はこの仕事は適していないと思います。

あくまで副業程度の収入と考えなくてはなりません。

福利厚生って良いのですか?

ポスティング中に事故にあったりした場合どうなるのか。

ましてや自転車等利用する場合は心配なところです。

多くのポスティング採用業者は保険等に加入し、万が一の事故にも保障の体制は整えていると思われます。

歩いていても転び、ケガする場合もありますし、まれに住居のポストを破損してしまったり、配布物をつんでいた自転車が倒れて住居の一部を傷つけてしまったりと思いもよらないことも起こりえます。

そうした場合は即座に雇用業者に連携を取って支持を仰げば大丈夫と思います。

このような時に重要なのは事故が起こった時間帯と考えられます。

認められた勤務時間帯であるか重要になってきます。

採用の際、こうした場合の対処の仕方も確認し契約書等に明記されているかチェックは必要です。

勤務時の服装などはどうすればいいのですか?

ポスティングですので、基本的に動きやすい普段着の服装で大丈夫です。

まさにウオーキングしているような運動着、帽子等の着用も構わないです。

花粉が飛び散る時期はマスクの着用も致し方無いですが、大事な事は最低限度の清潔感は必要かと思います。

極端に汚れていたり、ほころびたりしていると、怪しい印象を受けられてしまい、ポスティングしてほしくない気持ちを増幅するようにも思います。

チラシのポスティングではまだ普及していないようですが、タウン誌やメール便のポスティングでは業者名を明記したカード等をわかるように携帯する場合が増えてきているようです。

確かにポスティングは住宅の敷地内に入っていくのですから、不審者と間違われない努力は必要です。

ましてや不審者の苦情は後を絶ちませんし、実際に事件も起こっているのですから当然です。

もし不正したらどうなるのですか?

メール便は全てバーコードで管理されていて配布する段階で、一人一人に配布されている携帯用のバーコードリーダーでスキャンし全て業者に報告が行くので、ごまかしようがないのです。

ただ、宛先の決まっていないチラシやタウン誌は、ふと怠け心がおこり、勝手に処分、いわゆる捨ててしまう不正をしてもわからないのではないか、などと思ってしまうかもしれません。

しかし、これがわからないようで必ずわかってしまうようです。

業者は綿密なデータを基にチラシを配布計画しているので、一定のエリアからあまりに反応が無いと、まず配布されているか怪しまれチェックが入ります。

タウン誌の場合も定期的に期限内に配布がなされているのか、調査が入っているようです。

更に住民からも届いていないと直接苦情が寄せられることがあるようです。

不正がわかった場合はそれなりの損害賠償も請求されることもありますので、軽く考えてはいけません。

まとめ

ポスティングはある程度年齢制限もなく、健康な方であれば、特に資格も必要なく、自分の生活時間帯で組み立られる仕事です。

更には健康の為・美容の為にも一役かってくれる上に収入が得られる仕事ではありますが、大きな収入には結びつかず、あくまで副業であり、生活費の補填・お小遣いと考えられます。

又、手ごろな仕事であっても収入を得るにはそれなりの責任感と覚悟は必要です。



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ポスティングのアルバイトをやってて良かった5個のこと

最近の求人媒体を見ていると、服装や就業時間などなかなか自分の自由にできるお仕事が少ないですよね。もちろんある程度のルールは必要だと思いますが、学校に通っていたりWワークの人は、フレキシブルに働けるお仕事を探しているのではないでしょうか。私も気軽にできるWワークを探しているときにポスティングのアルバイトを見つけました。実際決められた就業時間はなく、常識の範囲内で自分の好きに働くことができましたから、体的にも精神的にもとても楽でした。ノルマもなかったので、メインの仕事が忙しい時はほとんど働かないなんてことも許されていました。我ながら本当に良いアルバイト先に出会えたと思っています。今回はポスティング