客室乗務員の仕事に向いている人とはどんな人でしょうか。

向き不向きがあるとしたらどんな要素なのか、そして実際に客室乗務員になったとしたらそのあとのキャリアにはどんな可能性があるのでしょうか?

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客室乗務員はどんな仕事?

みなさんご存知の通り航空機内での接客サービスが主な仕事です。

しかしその「接客サービス」は多岐にわたり、お食事やお飲み物のサービスに加え、安全面への配慮はもちろん、発着地・到着地の情報をお客様に提供することもあり、いわゆる「空のコンシェルジュ」といっても過言ではありません。

それだけスキルが求められるやりがいのある仕事だと言えます。

客室乗務員の大まかな仕事内容

ここではまず、客室乗務員の仕事について今一度確認してみましょう。

仕事上の役割とは?

お客様にお飲み物、お食事のサービスをするのが主な仕事と思われがちですが、実際は保安要員としての任務が第一です。

いかなる時も安全にお客様に空の旅を楽しんでいただけるよう努めることが重要です。

客室乗務員の仕事はどんな人に向いている?

接客スキルや語学力など、ある程度入社後の訓練次第で向上するものもありますが、客室乗務員として適している「物事に対する思考や感受性」をすでに持っている人もいます。

では実際、どのような人が客室乗務員に向いているのかみてみましょう。

誰かの役に立つことにやりがいを感じる人

どうすればお客様に喜んでいただけるのか、何か困っていることはないかなど、さりげなく察してサポートすることに達成感や喜びを感じる人は、常に自分のサービススキルを磨いていける素質を持っています。

一歩先を読んで行動できる人

機内では刻一刻と状況が変化していきます。

少し先の状況を予測して備えることができると、サービスにも余裕が生まれ、お客様や同僚など、その場にいる人たちに安心感を与えることができます。

チームワークを大切にする人

機内には、国内線だと10名前後、国際線だと20名弱の客室乗務員がいます。

それぞれの役割分担がありますが、自分とは違う業務担当の乗務員のヘルプをすることもあります。

逆に自分の業務を他の乗務員に手伝ってもらうこともよくあります。

機内は時間も空間も限られているため、とっさのアイコンタクトでの助け合いが必須です。

まるでスポーツの団体競技のようですが、このようなチームプレーを重んじることができる人は客室乗務員の素質ありといえるでしょう。

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逆に客室乗務員の仕事に向いていない人の特徴は?

客室乗務員に向いていない人とは具体的にどんな人でしょうか。

そんな疑問にお答えします。

初対面の人と接するのが苦手な人

初対面の人になかなか進んで挨拶ができない、何を話して良いかわからないのでうつむいてしまう、という人はそのままだと客室乗務員の仕事は難しいかもしれません。

ただ、「苦手だけれど、克服したい」「初めての人にも明るく接したい」という前向きな気持ちがあるのなら、それは練習次第でかなり改善するはずです。

しかし、「もともとすすんで挨拶をする習慣がない」「必要性を特に感じていない」という人は客室乗務員のような接客業には向いていないでしょう。

一人で籠って黙々と作業したい人

人には得手不得手があります。

世の中には、人に対面して心地よい空間づくりというサービスを提供することが得意な人もいれば、一つのことを突き詰めていく研究者タイプの人や、静かな環境で集中してモノづくりをする芸術家肌の人もいることでしょう。

適材適所という言葉があるように、自分が持っている適性とも向き合ってみると良いですね。

体力面が心配な人

寝る時間も働く時間も不規則な客室乗務員の仕事は、健康な体と体力があってこそ成り立ちます。

「少し動いただけで疲れて寝込んでしまう」「心配事があると何も手につかない、食べられない、眠れない」という方は、日々の客室乗務員としての業務に疲れ切ってしまう恐れがあります。

ぜひ日常の中で体力づくりを心がけてください。

ジムでがっつりやるトレーニングでなくても良いのです。

リフレッシュも兼ねてウォーキングをしたり、「今日は階段を使わない日」というのを設けて実践するのも良いですね。

客室乗務員の仕事で活かせる経験

客室乗務員としての業務の中で活かせる経験はたくさんあります。

過去の他業種での仕事や、学生時代に培ったものなど、数えるときりがないほどです。

ここではその一部を紹介します。

一つのプロジェクトを複数で成功させた経験

仕事でも学生時代のサークルでも、何か一つの目標に向かって集団で取り組み成功させた経験は何事にも代えがたい有意義なものです。

その達成感と、成功させるまでの努力の経験は、必ず客室乗務員という職業においても役立つことでしょう。

スポーツを続けていた経験

学生時代のクラブでも、趣味で続けていたものでも、スポーツで培った体力や、チームプレーの経験は貴重です。

これは一朝一夕に身につくものではないため、体に染み込んでいるもののはずです。

とっさの判断や機転のきいた状況判断に役立つでしょう。

資格特有の職業

例えば看護師や介護士、保育士などです。

人命に関わる仕事をした経験は、大きい意味で客室乗務員とも繋がるものがあります。

また、持っている資格の技能そのものが日々の業務に直接役立つこともあります。

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客室乗務員で働くメリットとは?

世界を舞台に仕事ができる

客室乗務員の仕事をしていると、視野が世界規模になってきます。

実際に異国の地を行ったり来たりすることで、今までサラッと読み流していた外国のニュースも、とても身近なものに感じることでしょう。

様々な年齢層、バックグラウンドの方に出会える

日々乗務していると、様々な路線を担当することになります。

ホノルルなどのリゾート路線や、国内の大型ビジネス路線など、搭乗されるお客様の様子も便ごとにガラリと変わります。

また時には、諸外国の要人がご搭乗になることもあります。

日常生活ではなかなかこのような機会はないため、これは機内ならではの経験でしょう。

美味しいものに出会える!

これは業務から少し離れた部分かもしれませんが、フライトのステイ(宿泊)先で、各国の美味しいものを堪能するチャンスが多々あります。

必ずしも高級店というわけではなく、現地の方が日常行くような隠れた名店に、乗務員の口コミで行くこともあり、これも一つの楽しみとなっています。

その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

客室乗務員としてのキャリアをアップさせるためには、自身のサービスの力量をあげるとともに、業績を上げることが必要です。

一般企業で業績というと、売上や契約数を想像しますが、ここでいう業績とは、客室乗務員としていかに前向きに取り組んでいるかを可視化することです。

いちばんの近道は、業務に直結する資格を取得することでしょう。

また、基本的なことですが日々の勤務に対して真摯に臨むことも重要です。

客室乗務員の中にも職位があり、新人のアテンダントから、客室内の責任者であるリードキャビンアテンダント、そしてチーフキャビンアテンダント(ともに日本航空の場合)というように、段階を踏んでキャリアアップしていきます。

中には部署のマネージャーになる女性客室乗務員も大勢いるため、向上心を持ち続ける限り大きくステップアップしていける可能性を秘めた職業だといえます。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

客室乗務員の接客スキルは折り紙つきです。

「お客様をおもてなしする心」がすでに育っているため、同じ接客業ですがサービス形態の違うホテルや高級レストランで経験を活かすことも可能です。

また、接客業ではなくても、客室乗務員として培った大人としての立ち居振る舞いや、スマートな対応の仕方は、どんな職業に就いたとしても必ずプラスになることでしょう。

まとめ

客室乗務員の仕事に向いている人のタイプと向き不向き、キャリアについてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。

客室乗務員を目指した時、もしも「自分には向いていないのでは?」と思っても、それを改善し克服しようとする気持ちがまずは重要なのかもしれませんね。

客室乗務員は、様々なスキルが身につく素晴らしい職業です。

誇りを持って仕事をしていける客室乗務員を目指して頑張りましょう!


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