妊娠中は自分自身の体とお腹の赤ちゃんのことを最優先で考えなければいけません。

その上で体調がよく妊娠経過も順調なら、もちろん妊婦でも働くことは可能です。

初産の場合だと妊娠中は特にやることもなく時間を持て余してしまうこともあるでしょう。

体重管理もあるので、適度に動くことも大切です。

そういったことから、妊娠中も働きたいと思う人も多くいます。

妊婦でも安心して働ける仕事にはどんなものがあるのでしょうか。

この記事では、妊婦でも働ける求人について紹介していきます。

妊婦でも無理なくできる仕事にはどんなものがある?

妊娠初期はつわりがあったり、中期以降はお腹が大きくなってきて動くのがしんどくなったり大変になることもあります。

突然の出血や体調不良などもあるので、そういったことにもうまく対処することができる仕事が妊婦にはオススメです。

それでは、妊婦でも無理なくできる仕事にはどんなものがあるのか、詳しくみていきましょう。

事務や経理などのオフィスワーク

企業の事務や経理などの事務職です。

一般的な事務の仕事は、会議資料の作成、書類や伝票の整理、電話や来客の対応、備品の管理や発注などです。

どの会社にも事務職は必ずあるので求人数も多く、一度仕事を覚えれば長く続けることができます。

一緒に働く総合職の正社員は男性が多いですが、事務職は女性が多く、大きな企業なら数人の女性が事務職として働いています。

そのオススメポイントとは?

接客や営業ではないので精神的な負担も感じにくく、座ったまま仕事ができます。

与えられた仕事をきちんとこなせば、残業や休日出勤もなく定時で帰ることができます。

会社によっては時短勤務や出勤時間を変えたりなど柔軟な働き方ができます。

妊娠前から働いているならそのまま妊娠中も働き続けて産休や育休をとる人も多く、その権利もきちんと認められているので、安心して復職することができます。

コールセンター

コールセンターの仕事は、その名の通り電話を通してお客様と話をする仕事です。

かかってくる電話の応対をする受信業務と、電話をかけてセールスなどをする発信業務の二種類があります。

受信業務には、カスタマーサポート(お客様窓口のようなもの)、テレフォンオペレーター(商品の注文やサービス加入の問い合わせなど)、テクニカルサポート(技術やサービスの質問や相談に答えるもの)があります。

発信業務には、テレフォンアポインター(商品やサービスを勧める営業電話)、テレマーケティング(商品やサービスの満足度調査や市場調査)があります。

そのオススメポイントとは?

事前に研修などがあり、そこで基礎知識を習得すれば誰でも簡単に始めることができます。

座ったままの仕事で勤務時間も融通がきいたり、予定外の残業もほとんどありません。

服装も自由なので、ゆったりとした楽な服装やマタニティの服を着ても問題ありません。

受信業務では慣れてくるとお客様に「ありがとう」と言ってもらえたりやりがいを感じられます。

発進業務では契約を取れたり営業成績が良いと給料に反映され、やる気のある人にはやりがいのある仕事です。

在宅ワーク

オフィスに出勤せず、自宅で仕事ができるのが在宅ワークです。

データ入力やライティングなどのパソコンを使うもの、シール貼りや袋詰めなどの内職、翻訳や通訳など、オークション出品代行、アフィリエイト(ホームページやブログ記事に商品やサービスなどの広告を掲載し、そのサイトを見た人が広告をクリックした数に応じて報酬を得るもの)などがあります。

パソコンを使用できる環境や、内職なら商品を保管するスペースなどが必要になります。

そのオススメポイントとは?

出勤しなくていいので、自宅でゆっくり作業ができるという点でのメリットがとても大きいでしょう。

決められた納期や作業量さえ守れば時間も自由なので、体調に合わせて仕事をする日や仕事量を調整することができます。

妊娠期間中だけとか、出産後少し落ち着いてからなど、期間を決めてその時にある仕事をできる柔軟さも魅力です。

あまり高収入は期待できませんが、「妊婦だから」という理由で断られることも少なく、自分のペースでできるのがメリットです。

設計やデザイナーなどスキルを活かした仕事

住宅の設計をする建築設計士、webサイトを作るwebデザイナー、CADオペレーターなど、スキルや経験を活かした仕事です。

一級または二級建築士、ウェブデザイン技能検定、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーター、CAD利用技術者試験など、持っていると有利な資格がたくさんあります。

パソコンを使った事務所内での作業がほとんどですが、時にはプレゼンのため出向いたり、クライアントと打ち合わせなどをすることもあります。

そのオススメポイントとは?

自分の好きな分野で得意なことをできるので、働くことにやりがいや楽しさを感じられるでしょう。

また、資格を持っていれば活かすことができますし、それだけ収入もUPします。

基本的にはパソコンでの作業が多く座って仕事ができます。

仕事量や時間も調整しやすかったり、フリーランスで働くことも可能です。

ハウスメーカーなどは出勤することが基本ですが、作業は自宅で行なって打ち合わせがある時のみ出社するなどの働き方ができることもあります。

妊娠中は仕事を続けて出産で一旦辞めても、復職しやすく働き方も比較的自由に選べるでしょう。

モニター、覆面調査

飲食店や美容院、エステなどのお店に行って実際にサービスを受けます。

そこでサービス内容はもちろんのこと、従業員の対応や店の様子、トイレの衛生状態などを細かくチェックします。

飲食店なら料理の盛り付けや味、提供までの早さなどをチェックします。

または自宅に化粧品などのサンプルを届けてもらって実際に試し、その使用感や使用後の結果などを調査します。

受けたサービスの内容のレポートや調査書をネットや郵送などで提出し、報酬を得る仕事です。

そのオススメポイントとは?

実際にサービスを受けることができる上に、報酬をもらうことができます。

ネイルや美容院といった美容関係など、女性に嬉しいサービスが多いのも嬉しいポイントです。

普段行くことのない店に行ったりサービスを受けることができるので、新しい発見があったり今までしたことのない体験をすることができます。

店に出向く場合には希望エリアの指定ができたり、日にちも自分で選ぶことができるので、一日で何件かを掛け持ちすることも可能です。

履歴書や面接などもなく、未経験者でも気軽に始めることができるでしょう。

時給制ではなく、日払いや出来高払いなので、体調に波があったり長時間働くことが難しい妊婦にはオススメの仕事です。

注意しなければいけないこととして、エステなどの中には妊婦は施術してもらえないものもあるので、事前に確認しておくようにしましょう。

ネイリスト

人の爪や手を美しく見せるために、ネイルをしたりケアしたりする仕事です。

ネイリストと言うとひたすらネイルアートをするだけと思われがちですが、爪先の形を整えたり爪の矯正を行うなどの指先のケアも大事な作業です。

勤務先は単独店舗のネイルサロンの他、美容院やエステサロンに併設されているネイルサロンや、結婚式場などもあります。

ネイルサロンの数は増えていて、大手チェーン店から個人経営店、個人宅などでやっている人もいます。

ネイリストの民間資格は複数あり、持っている検定によって一定の技量があることが認められ、採用の際に評価してもらえることもあります。

そのオススメポイントとは?

細かい作業が多いので、手先が器用で集中して作業ができる人に向いています。

座ったままで接客ができるので、話したりコミュニケーションを取りながら仕事をすることができます。

ネイルサロンに勤務して働くこともできますし、将来独立したり、出産後育児をしながら続けることもできるので、高い目標を持って働ける仕事です。

同僚だけでなくお客様にも女性が多いので、女性が安心して働きやすい環境です。

短期派遣の仕事

短期派遣とは、就業期間が一日や一か月単位などの短期契約で働く仕事です。

その仕事内容はさまざまで、倉庫内などでの簡単な軽作業、データ入力、選挙の受付事務、交通量調査、試験監督、イベントスタッフ、アパレルショップのセール時のレジ・接客スタッフなどがあります。

まずは派遣先に登録し、その後派遣会社から仕事を紹介してもらいます。

数件受けた紹介の中から、仕事内容や日時、勤務地などで希望に合ったものを選び、勤務当日に決められた場所に行きます。

指定された時間に業務を行い、仕事が完了したら終了です。

給与は、即日手渡しされる場合や、後日振込などで受け取ります。

そのオススメポイントとは?

仕事の種類がとにかくたくさんあるので、やりたい仕事を選んですることができます。

軽作業でも重いものを持つことがあったり、販売員やイベントスタッフは立ちっぱなしのこともあり、妊婦にはあまりオススメできませんので、慎重に選ぶようにしましょう。

座ったままできそうな軽作業、データ入力、受付事務などが妊婦にはオススメです。

妊娠中の短期間だけなら、日によって勤務地や仕事内容が違ってもその時々に対応すればいいので気が楽です。

一緒に仕事をする人もその日だけや同じ派遣先に行く期間だけなので、人間関係を気にすることなく自分のペースで働くことができます。

企業の受付

企業の受付で来客者の対応などをする仕事です。

具体的には、来客者の出迎えや取り次ぎ、会議室の予約、電話応対、お茶出し、データ入力、簡単な清掃などを行います。

そのオススメポイントとは?

企業の営業時間内のみの仕事で、中にはシフト制や時間交代などの場合もあります。

残業や休日出勤もほとんどありません。

来客者を最初に出迎える立場なので、清潔な身だしなみで、言葉使いなどもきちんとした対応ができる必要があります。

そのため見た目や振る舞いを気にするようになって美意識が高くなったり、接客が得意になれます。

外資系の企業であれば英語を話す機会も多いので、英語が得意な人や外国の人と話したいという人にもオススメです。

来客者に対応するとき以外は基本的に座っていて簡単な事務作業をするだけなので、仕事内容もそこまで難しいものではありません。

制服があることが多いので、妊娠中期以降お腹が大きくなってきたらどうしたらよいかなど、確認しておく必要があります。

医療事務

病院や診療所の受付で、来院する患者さんの応対や会計をするのが医療事務の主な仕事です。

カルテや診療券の発行、診療申込書の記入をしてもらう、そして専門性が必要なものとしてはレセプト業務があります。

レセプト業務とは、通常の患者さんは保険証を提出して診察を受ける保険診療になるので、その診療費用を保険組合に請求する際の「レセプト(診療報酬明細書)」を作成する業務のことです。

医療事務をするのに必要な資格はありませんが民間の資格や検定がたくさんあり、診療報酬請求事務能力認定試験などの資格を持っていると採用の際に有利になることがあります。

そのオススメポイントとは?

病院や診療所は全国どこにでもあるので、勤務地がたくさんあるということになります。

駅前や大通り沿いではなく住宅地の中にもあるので、自宅から近い所で勤務できれば、昼休みや休憩のときに一度自宅に帰ることも可能です。

基本的にどの病院でも業務は一緒なので、引っ越ししても職種を変えずに同じような仕事をすることができます。

病院が休診日のときは休みで、午前中だけや○曜日だけというような働き方をすることもできるので、時間や体に無理のない範囲で働くことができます。

ほとんど受付に座っていることができるので体への負担は少ないですが、内科や小児科などはインフルエンザや感染症の患者も来院するので気を付けなければいけません。

妊娠中なら眼科、歯科、皮膚科などリスクが低い診療科のほうがいいかもしれません。

まとめ

以上のように、妊娠中でも無理なく働くことができる仕事はいろいろあります。

妊娠中の体調は日によって差も大きく、個人差もあります。

自分に合った仕事内容や勤務地・勤務時間で選ぶことがポイントです。

「いかにたくさん稼ぐか」というよりは、「無理のない範囲でできるなら、働いてお金を稼ごう」という意識で仕事を選んで働けるといいですね。


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