2020年12月7日

スーパー銭湯求人が気になっている方は必見です。

小さいお子様から年配の方まで、世代を超えて愛されるスーパー銭湯。

今どきのスーパー銭湯はただお風呂に入るだけではなく、おいしい食事にマッサージなどがあり、癒しの場となっています。

そんなお客さん目線ではわからないスーパー銭湯の仕事内容についてを今回はお話しさせていただきます。

スタッフならではの「銭湯バイトあるある話」まで楽しくお伝えできればと思います。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

スーパー銭湯の仕事は大きく5個の役割に分けられる

受付

スーパー銭湯にお客様がいらっしゃった時、どのスタッフよりも早くお客様と顔を合わせるのが受付です。

スーパー銭湯の顔と言えるかもしれません。

そのため、笑顔での接客・接遇がとても大切になります。

飲食部門

スーパー銭湯の醍醐味の一つがこのお食事です。

入浴後にゆっくりとお食事を摂るお客様が多く、調理をするスタッフ、ホールスタッフ、洗浄スタッフなど分かれている場合もあります。

お昼や夕食時はとても忙しく、すぐに時間が過ぎてしまいます。

館内清掃

館内清掃はお風呂場、脱衣所、館内と分かれていますが、シフトで交代になる場合や専属で自分の持ち場として担当する場合があります。

お客様と接することは多いですが、特に接客を行うというよりは清掃を一生懸命こなすことが業務となります。

ランドリー

館内着やバスタオル、フェイスタオルなど洗濯をする部門があります。

館内で洗濯をしているスーパー銭湯もあれば外部に依頼しているスーパー銭湯もありますので、館内で行う場合のみこのランドリー部門が存在します。

ほとんどお客様と会うことがなく、黙々と作業をすることになります。

マッサージ

スーパー銭湯によっては、マッサージの施設を併設している所もあります。

専属スタッフがおり、癒しを提供します。

マッサージを行うスタッフは経験がある方が主に配属されており、未経験の方はあまりいません。

受付の3個の業務

鍵の受け渡し

スーパー銭湯にもよりますが、下駄箱のカギと引き換えに脱衣所のロッカーのカギを渡す仕事があります。

特に難しい作業ではありませんが、女性ロッカーと男性ロッカーのカギを間違えて渡さないようにしなければいけません。

加えて笑顔がとても大切です。

精算

券売機で全て済ますことができるスーパー銭湯も多いのですが、ホテルのフロントのように帰る際に入浴料や飲食代など全てを精算する所もあります。

そうした銭湯ではお金のやり取りが生じるため、間違えないように細心の注意を払う必要があります。

そして、次にまた来店してもらえるような接客が必要です。

案内

大きな施設であれば、館内の案内をすることや外国のお客様が来た時に対応する必要があります。

施設によっては音声アプリを使って対応することもありますが、英語や中国語を話せるスタッフがいる場合もあります。

外国語を話せるスタッフは、実は時給が高い場合があるのです。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

飲食部門の3個の業務

ホール担当

席を案内し、オーダーを取り食事を運ぶといったホールの仕事を行います。

券売機が設置してある場合は、このホールスタッフがいないことが多いです。

そのため、お水を持って行くことやテーブルを拭くこともセルフになっている場合があり、食券をお客様がカウンターへ持って行きブザーを受け取り、ブザーが鳴ったら自分で食事を取りに行くといったスタイルの銭湯も多く見られます。

ホールスタッフがいる場合は、やはり接客が大切です。

難しい仕事ではありませんが、食事を運ぶ際はお客様にぶつからないように動く必要があるため、慣れない間は緊張することもあります。

調理

基本的に調理は社員の方が行います。

ただ、麺類など比較的調理が簡単なものはアルバイトやパートさんでも行います。

ここでは衛生面などに特に注意が必要です。

手洗いなども徹底されます。

また、ここでの経験は自分自身の生活にも役に立ちます。

手際良く調理ができるようになり、あれば便利な調理器具などを知ることができるのです。

大きな宴会ができるような施設では、プロの調理人がいることもあります。

しかし、小さなスーパー銭湯であればそれ程難しい調理などもなく、マニュアルも徹底されているので安心です。

洗浄

調理スタッフとは別に、洗浄スタッフがいる場合もあります。

大きなスーパー銭湯では業務が分けられていることもありますが、それ程大きな施設でなければ調理スタッフと洗浄スタッフが同じ場合が多いです。

全ての食器や調理器具を手で洗うのではなく、軽く下洗いした後洗浄機で一気に洗い、次に乾燥機にかけていきます。

その後の手作業は、乾燥が不十分なもののみ軽く布巾で拭く程度です。

ごく稀に残食量を計量することもあります。

お客様がどれだけ残しているかを把握し、今後のメニューや量を検討するためです。

館内清掃の3個の業務

お風呂場の清掃

スーパー銭湯に行き入浴していると、時々清掃スタッフと会うことはありませんか。

閉館後などにお風呂場を清掃する仕事も勿論あります。

その他に、お客様がいる間でも備品などの補充やゴミ箱のゴミの回収、お湯の温度チェック、サウナ用バスタオルの補充を行います。

ごく稀に入浴剤を使用している場合は、その補充などの業務も行います。

入浴しているお客様をじっと見ることは、マニュアルで禁止されています。

お客さんが不快な想いをしないような配慮が必要となります。

脱衣所の清掃

脱衣所は床が濡れていることが多く年配の方や小さなお子様が滑って転倒する可能性があるため、床をモップなどでしっかり拭くことが徹底されています。

また洗面所では髪の毛が沢山落ちているため、この清掃も重点項目とされています。

化粧水や綿棒、櫛などが置いてある場合はその補充も行います。

この脱衣所の清掃も、お客様が衣類の脱着をしているためじっと見ることはしないようにしなければいけません。

脱衣所で携帯電話を操作している方がいる場合は、少し距離を取りながら様子を見る必要があります。

写真撮影などをしている方は少ないのですが、そういったことがある場合は注意する必要があります。

館内清掃

風呂場と脱衣所以外にも玄関やホールなどの清掃があります。

ここでは、お客様と笑顔で目を合わせて接客することができます。

トイレ清掃などもありますが、お風呂場などに比べると比較的負担が少ない清掃です。

ただ持ち場は広いだけに、時間との戦いになることも稀にあります。

ランドリーの3個の業務

仕分け業務

スーパー銭湯では沢山の種類と数の洗濯物が次々と出てきます。

スーパー銭湯内で全て洗濯を行う場合は、相当な量があることを覚悟しておいてください。

まず洗う前に仕分けをします。

概ねお客さんが種類別にランドリーボックスに入れてくれているので大丈夫なのですが、その中にやはり種類の違うものが入っていることがあります。

基本的にタオルと館内着は一緒に洗わないなどのルールがあるため、まず仕分けがしっかりできているか確認をしていきます。

慣れればすぐに見分けがつくことに加え、タオルや館内着、その他のものであっても、色をあえて別々にし、すぐに見分けることができるようになっています。

洗濯機、乾燥機の操作

仕分けしたものを次は洗濯・乾燥します。

これは機械が行ってくれるため、操作ボタンを押すだけです。

そして洗濯が終わったら乾燥機へ移し替えるといった仕事なのですが、この機械類が動いているランドリー室は暑く機械音が大きいです。

しかし、これは慣れれば平気になります。

真夏のような暑さではないので、水分さえ摂っていれば汗だくになる程ではありません。

騒音は最初は会話もなかなかできないと感じるくらいですが、これも慣れてくると自然と自分も大きな声で話すようになるため、気にしなくても大丈夫です。

たたみ作業

乾燥が終わった衣類やタオルをたたんでいきます。

全ての衣類やタオルのたたみ方は、その種類によってマニュアル化されています。

特に難しいたたみ方ではないため心配は要りません。

タオルはたたんで、最後に機械を使用し紐でくくるところまで行います。

館内着などサイズが違うものでも、たたんだ後の仕上がりの大きさは同じになるようにしなければいけません。

そのため、たたみ作業には専用の鉄板のような、大きさを均等にする板があります。

この板を使ってたためば、誰がどのサイズのものをたたんでも仕上がりの大きさは同じになるように考えられています。

マッサージ担当

マッサージの施設を併設しているスーパー銭湯であれば、ほとんどの場合未経験のスタッフが施術をすることはありません。

しっかり経験のあるスタッフが行います。

マッサージ担当は、この仕事以外を担当することはほぼありません。

体力をとても使う仕事ですが、やりがいはあると思います。

ちなみに時給も高い業務となっています。

誰でもできるわけではないので、とても貴重な人材として良い待遇を受けることもあります。

特にエステティシャンは稼ぎ頭となるため、尚のこと好待遇となります。

勿論エステなどで使う道具やオイルなどは、場合によっては全て施設が負担するため、技術のみで働くことができます。

経験者が語る!スーパー銭湯の4個の「あるある」

スーパー銭湯で働いているととてもお得な「あるある」や楽しい「あるある」があります。

スーパー銭湯でこの「あるある」のために働いているという方もいるのです。

そんな「あるある」をお伝えします。

入浴無料

これはとてもありがたいです。

仕事の後、無料で入浴することができます。

従業員ロッカーに自分のシャンプーなどを置いておき、いつでもお気に入りのものを使って入浴できます。

これはまさにスーパー銭湯ならではです。

疲れた体をいたわることができ、とても気持ち良いですよ。

家族割引がある場合は、家族は半額で入浴できます。

毎日温泉に入ることは普通では考えられないため、かなりお得です。

食事が割引で食べられる

私のいたスーパー銭湯では、食事を半額で食べることができました。

施設によって割引率は異なると思いますが、定価より安く食べることができます。

また新メニュー開発時には、調理スタッフだけではなくその他の部門のスタッフも試食ができ、感想を言うことがあります。

こうした時は美味しいものを無料で食べることができてお得です。

家で料理をする場合の参考になるなど、主婦や自分で料理する方には自分のスキルを上げるきっかけにもなります。

閉店後であれば、パジャマで帰宅

閉店後の業務を行う場合は入浴をして持ってきたパジャマに着替えて、家に帰ればもうすぐに寝るだけの状態にして帰宅する方が多いです。

これには本当に最初は笑ってしまいましたが、徐々に慣れてくるとためらうことなくパジャマで帰る日の割合が多くなります。

この時、パジャマで帰らないとどこかへ寄るのだなと分かってしまうこともあります。

それを見ているのも楽しかったです。

様々な人と出会える

無料でお風呂に入ることができたり食事を格安で食べることができるなどスーパー銭湯スタッフの特権もあり、楽しく働くことができます。

そのためかスタッフの年齢層も幅広く、様々な世代の方と交流することができます。

そのため、年配の方は「若くなった」と言われることが多くなり、若い方は年配の方から可愛がられるなど、皆で楽しく働くことができます。

スーパー銭湯で接客・清掃・調理など様々なスキルを身につけることができます。

それにより特に若い方のバイトは多く、清掃や調理などはこれまでの経験を活かすことができることから年配の方が多いです。

またスタッフ数が多いことから、小さなお子様がいる主婦の方も休みをもらいやすく、子どもの急な病気や行事などにも対応できます。

深夜まで営業している場合はダブルワークの方も多く、本当にあらゆる人と出会うことができます。

まとめ

スーパー銭湯の仕事はどの部門においてもしっかりとマニュアル化されているため、それほど難しい仕事ではありません。

ただ、土日や祝日などは本当に忙しくなります。

忙しいため時間も瞬時に過ぎていき、すぐに帰宅時間になることもあります。

スーパー銭湯にはあらゆる担当や業務がありますので、自分に合った部門で働くことをおすすめします。

仕事に慣れてきたら違う部門へ移るということも、相談によってはあり得ます。

もし、スーパー銭湯の求人があったら一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)