2021年6月15日

休日に家族や友達と遊びに行きたくなるレジャー施設は楽しくワクワクした気分になり、中でもテーマパークは子供から大人まで楽しめる人気の場所です。

そんなテーマパークで働いてみたい!と思ったことはありませんか?

ワクワクした気分になれる場所を職場にできたら、仕事をするのもとても楽しそうですよね。

「実際にテーマパークで働くにはどうすれば良いの?」「テーマパークの仕事内容って?」など、今回はあまり知られていないテーマパークでの働き方をご紹介していきます。

テーマパーク求人の募集内容について、おすすめの求人情報のチェックポイントなども詳しく見ていきましょう!

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

テーマパークのおおまかな仕事内容

楽しい!ワクワクする!などのイメージが強いテーマパークでの仕事は、そのイメージを大切にしなければなりません。

お客様に悪いイメージを与えないように、一人一人が常に笑顔で接客することがとても大切です。

仕事内容としてはとても幅広く、仕事の担当ごとに業務が全く違うため内容も様々です。

受付や園内の掃除、チケット販売、店舗でのグッズ販売や飲食販売のレジ担当、レストランでの調理スタッフやホールスタッフ、アトラクションを動かす係やお客さんの誘導係など、多くはお客さんと接する接客業になります。

テーマパークの求人にはどんな種類があるの?

「テーマパークで働きたいけど、そもそもどういう求人や職種があるのか分からない」と、おおまかに働いてみたいというイメージを持っているだけで、実際に働くにはどういった職種があるのか、どういった求人のパターンがあるのかを知らない人も多いかと思います。

まずはテーマパークの求人募集でよく見るパターンを順番に詳しく見ていきましょう。

テーマパークの求人募集でよくある施設のパターン

求人情報でよく募集しているテーマパークの施設別のご紹介です。

これは職種から選ぶのではなく、働く場所から仕事を選ぶということになります。

売店

屋内・屋外どちらにもあり、グッズ販売や飲食を売る場合など売店によって売るものは様々ですが、主にお客さんに接する接客のお仕事です。

グッズ販売が中心の店舗での仕事は、レジ打ちが基本的な仕事になります。

開店前や閉店後には品出しをして、商品を陳列する業務を行ったりします。

飲食を売っている売店の場合は、軽く調理をしてお客さんに提供したりドリンクをコップに入れてお客さんに提供したりとレジ打ちの他にも飲食物を用意する業務がありますが、調理するというほど手間をかけるものは少ないので調理が苦手な方でも働くことができるでしょう。

レストラン・フードコート

調理スタッフとレジ・ホールなどの接客スタッフに分かれます。

フードコートはお客さんが商品を受け取る場合が多いので、ホール担当という業務はなく調理かレジ打ちをすることが主になるかと思います。

レストランはテーマパークと言っても特別なことはなく、基本的には普通の飲食店と同じ業務です。

長居するお客さんは少なく回転は普通のレストランよりも早いため、片付けを要領良くこなすことが回転率を上げるポイントとなるでしょう。

ステージ・劇場

テーマパークによっては、パレードが催されたり、パフォーマンスを披露するための専用ステージや劇場が併設されていることがあります。

そのような場所では、演技をするパフォーマーや運営を補助する誘導員などが必要となってきます。

パフォーマーは技術も必要なため狭き門かもしれませんが、将来人前に立つ仕事をしたいと考えている人にはスキルアップの場にもなるかと思います。

期間限定店舗

夏季限定など期間限定のお店での求人も多いです。

夏に開催されるプール期間だけの売店スタッフや受付・案内係、期間限定のグッズ販売ショップの店員など、期間限定と言っても業務内容は普通に売店や案内係として働くものと変わりません。

しかし期間限定での求人なので、当然契約期間が決まっています。

希望すれば通常営業での売店スタッフや案内係などとして働くこともできるので、契約期間が終了するまでに社員の方に相談してみるのも良いですね。

テーマパークの求人募集でよくある職種

次に、職種から仕事を選ぶパターンです。

受付

テーマパークの入口でのチケット販売や入口受付、園内の総合案内所などの受付をします。

お客さんを相手に仕事をするのですが、受付ということもあり様々なことをお客さんに訊かれることが多いです。

チケット売り場では料金についてや園内の状況についてなど、総合案内所では園内のアトラクションやトイレの場所、喫煙所や迷子センターの場所を訊かれることも多く、働くテーマパークについての知識が必要になります。

販売スタッフ

売店やグッズ販売店舗などの販売スタッフは主にレジ打ちの仕事が多く、お客さんからお金を受け取ってお会計をします。

お金を扱う仕事なので丁寧・正確且つ迅速に行わなければなりません。

商品棚に商品が少なくなってきている場合は品出しをするなど、在庫チェックも大事な仕事です。

お客さんには商品の陳列場所を訊かれることが多く、どこにどの商品が置いてあるかを把握しておく必要があります。

調理スタッフ

飲食店での調理や洗い物などの仕事です。

小さな売店のような飲食店から大きなレストランのような飲食店まで様々なので、働く前に確認しておくことが大切です。

売店のような小さな店舗での調理スタッフの場合、器は使い捨ての物で提供することが多く洗い物などはあまり発生しません。

レストランなどの大きな飲食店の場合は業務の幅も広がるため、覚えなければならないことも沢山あります。

清掃スタッフ

園内を綺麗にする清掃スタッフの募集もよく目にしますね。

テーマパーク内の地面や床に落ちているゴミを拾ったり、ゴミ箱のゴミを集める仕事です。

園内をいつも綺麗に保つための仕事なので、常に動きながらゴミを探して、落ちていたら拾うという業務です。

他には汚れている場所を拭いたり磨いたりしていきます。

この業務は動く範囲も広く、お客さんがいるテーマパーク内を移動しながら仕事をするためお客さんにトイレや喫煙所の場所、アトラクションへの行き方などを訊ねられることも多く、園内のどこに何があるかを把握しておく必要があります。

アトラクションスタッフ

テーマパークには必ずあるアトラクションですが、アトラクションに乗る際には列に並びトロッコやカートなどに乗って楽しみますよね。

その時に案内・誘導したりアトラクションを動かす仕事です。

お客さんが列を作っている場合はしっかり列に並んでもらえるよう列付近にスタンバイしながらお客さんを案内したり、トロッコやカートなどに乗る際には足元に注意してもらうように声をかけながら誘導したりする業務になります。

お客さんがしっかりとアトラクションに乗り込んだのを確認したらスイッチを押すなどの作業もあり、責任感が伴う仕事です。

ステージアシスタント

パレードやショーなどのイベントがある場合にイベントのアシスタントをする業務です。

ショーなどを始める際に合図のアナウンスをしたり、ショーをスムーズに進めるためのアシスタント業務を行います。

お客さん個人個人に関わるというよりは、多くのお客さんの前で話したり、ショーに登場するキャラクターの誘導をしたりといったアシスタントをします。

ショーの前後には準備や片付けなども行います。

テーマパークで働きたいと思って求人情報から選ぶ際には、上記でご紹介したように施設から選ぶパターンと職種から選ぶパターンがあります。

仕事内容をしっかりと見て自分に合った所を見つけられると良いですね。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

テーマパークの求人でよくある募集内容とは?

様々な職種や働く場所があると分かったところで、次はテーマパークの求人情報に記載されているお給料や休日などの細かい募集内容について詳しく見ていきましょう。

給与相場

テーマパークで働いた時に貰えるお給料の相場は、正社員で年収約250万円~300万円程度。

月収20万円程はあるかと思います。

とは言えこれもテーマパークの規模や立地によって様々で、有名で大きなテーマパークの場合などは年収が600万円の所もあり、ピンキリです。

テーマパークで働いている人の多くは正社員ではなくアルバイトやパートが多いため、年収というよりは時給で見ることが多いかと思います。

テーマパークで働いているアルバイトやパートの時給は900円~1,500円程が多く、こちらもテーマパークの規模や仕事内容などによって差が出ています。

勤務時間や休日、残業

基本的にはシフト制となっています。

シフトで決められた勤務時間での交代制になり、アルバイトやパートの場合は昼間だけや夕方から夜までといった時間別に働く人が多いです。

365日営業しているテーマパークが多く土日はお客さんも沢山来園するため、基本的には土日は出勤となります。

シフト制で平日に休みを取り時間別で交代してまわしていくので、残業もあまりありません。

お客さんの対応をしている場合などは、キリの良いところで仕事を切り上げて退勤します。

福利厚生

社会保険が完備されているなど福利厚生はきちんとしている所が多く、正社員になれば手当や育児休暇などの休暇や有休も付きます。

しかし多くはアルバイトやパートのため、手当などはないこともあります。

昇給や交通費は支給してくれる所が多いので、しっかりとチェックしておくと良いですね。

他にも社員割引としてテーマパークに安く入園できる特典などがある所もあります。

勤務場所

テーマパークは敷地が広い場合が多く、テーマパークの裏側を通り自分の配属先へ向かいます。

事務所でタイムカードを押したり制服に着替えたりして、配属されたアトラクションやレストラン・お店などに行き働きます。

敷地が広く従業員専用通路などを通らないと行けないため遠回りしたりと歩く距離が長くなる場合もあります。

求められる人物像

テーマパークは楽しくてワクワクする場所です。

お客さんはテーマパークに来ることを楽しみにしている人が多いため、最高の笑顔で接客し、お客さんに満足してもらえる対応をしなければなりません。

そのため、明るくいつも笑顔で誰にでも優しく接客できる人が求められます。

老若男女問わず来園されるため言葉遣いもきちんと丁寧に対応し、困っている人がいたら助けたり声をかけられるような気配りのできる思いやりがある人が、企業が理想としている人です。

テーマパークは人が多いため、常に周りの状況を把握できる力のある人も求められる人物像と言えますね。

テーマパークの求人でチェックするポイント

いざ働こう!と思って求人情報をチェックしてみても、様々な職種があったりとどれに応募したら良いかと迷ってしまいますよね。

そこで、おすすめの求人ポイントやチェックするべき場所をご紹介していきます。

シフトの自由さ

シフト制で勤務することが多いテーマパークでのお仕事ですが、自分のライフスタイルに合った時間に勤務できるようなシフトに入れる場所が良いですね。

また休みを取る時などに融通が利くように、シフトが自由に選べると記載されている所がおすすめです。

時給と仕事の内容

時給が良いと仕事内容がとても大変だったり勤務時間が夜に偏っているなどの場合が多く、時給と仕事内容を見比べて自分でもできそうであれば応募するのがおすすめです。

時給だけで見るといざ働いてから「思っていたよりも仕事がキツい」となり兼ねないので、仕事の内容などをしっかりと確認しておきましょう。

福利厚生の内容

福利厚生はきちんとしているテーマパークが多いですが、中にはあまり条件が良くない場合もあります。

またテーマパークというと郊外にある場合が多く、通うのにも少し時間がかかったり交通費が嵩むこともあるため、交通費支給などの条件もチェックしておく必要があります。

自分に合ったテーマパークの求人の選び方や注意点

次に、求人の選び方や注意点を見ていきましょう。

自分に合った求人の探し方はどういうものなのか?探し方別にご紹介していきますね。

【選び方①】雇用形態から探す

フルタイムでしっかりと働きたい、稼ぎたい場合は正社員がおすすめです。

有給や賞与などの条件もしっかりとチェックして応募しましょう。

昼間に決まった時間で毎日働きたいならパートがおすすめです。

時間や休日を日によって変えたり、長時間働きたい場合などはアルバイトをおすすめします。

【選び方②】職種から探す

上記でご紹介したように、テーマパークで働くには様々な職種があります。

自分に合った、自分にできそうだと思う職種をピックアップして、そこから探してみるのも良いですね。

職種の仕事内容をしっかりと見て探すというパターンです。

【選び方③】会社の業態から考える

アトラクションが多い施設や、夏季であればプールに力を入れている施設など会社の業態から選ぶのも一つです。

自分の好きなテーマパークがあればそのテーマパークに絞って探したり、プールやイルミネーションなどのように季節によって力を入れている時や場所で探すのもありですね。

【選び方④】給与を基準に探す

時給や月給などをメインに考えて選ぶ方法です。

お仕事を探す時は職種などを決めるのと同時に、「このくらいの給与が貰えたらいいな」という希望の給与をある程度決めてから探すかと思います。

テーマパークの仕事と一口に言っても仕事内容によって時給や月給に差があるので、給与の金額と仕事内容を合わせてチェックし、納得できる金額であれば応募するのも良いですね。

【選び方⑤】エリアから考える

通勤しやすい場所や通勤できる範囲で探す方法です。

テーマパークは飲食店や病院のように町に幾つもあるような場所ではありません。

自分の住んでいる都道府県内などに絞って探し、通勤手段なども考慮し、その後職種などもチェックして考えてみて下さい。

注意点

ご紹介したように、何を中心に考えるか優先順位を決めて自分が求める条件に合う所を探すことが大切ですが、優先順位が低い項目だからと言って全く確認しないのは危険です。

「働いてみたら想像と違う」となり兼ねないので、優先順位が低いものでも求人票をしっかりとチェックして応募しましょう。

テーマパークについてよくある疑問

「求人情報の記載では仕事内容や条件も良さそう!でも自分にも本当に働けるかな?」などテーマパークで働く際に疑問に思うことってありますよね。

では求人情報には細かく載っていないようなよくある疑問を解決していきましょう。

未経験でも大丈夫?

テーマパークで働くために経験が必要なことはあまりありません。

調理スタッフなら調理の経験、カメラスタッフならカメラマンの経験などのように専門的な仕事であれば経験がある方が優遇されますが、多くの場合は未経験でも働くことができます。

資格は必要?

経験の必要の有無と同様で、資格が必要ということはあまりありません。

しかし調理師免許を持っていると優遇されるなど、仕事内容によっては有利になることもあります。

どちらかというと資格の有無というよりも人柄や性格などの方が採用の条件になるかと思います。

髪型やメイクなどは?

これはテーマパークによって様々かと思いますが、基本的には明るい髪色や派手なネイルはダメという所が多いです。

テーマパークで働くということはそのテーマパークのイメージを背負っていることになるため、自己主張が激しい身なりは禁止されています。

まとめ

テーマパークでの働き方や求人情報についてご紹介してきましたが、仕事内容やよくある求人の募集内容、施設別や職種別の募集や求人情報のチェックポイントなど、しっかりと目を通して確認しておかなければならない部分は沢山あります。

しかしテーマパークで働くことはお客さんに夢や楽しい時間を与えられる特別な職業です。

そんなワクワクする楽しさが沢山詰まった職場で働けるなんて、とても素敵なことですよね。

自分に合った求人情報の条件があれば、ぜひ応募して働いてみてくださいね!

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)



テーマパーク求人についてもっと深堀りした情報を見る

テーマパークで働くには?どんな仕事があるの?勉強すべきことや必要なスキルをご紹介!

楽しくてワクワクするイメージの強いテーマパークで働くことができたら楽しそう!こんな楽しい場所で働きたい!と思っても、実際に働こうとなると、どんな仕事をするのか、必要な資格やスキルはあるのかなど様々な疑問が出てきますよね。この記事ではそんなテーマパークの仕事について、仕事内容やよくある求人情報、働くにあたって必要なスキルはあるのか?などを細かくご紹介していきます。テーマパークの仕事に興味がある人は、最後まで目を通してみて下さいね。テーマパークの仕事にはどんなものがあるの?一言でテーマパークの仕事と言っても、テーマパークでは様々な職種の人が働いており、沢山仕事があってテーマパークが成り立っています

テーマパークアルバイトの時給ややりがいは?やっていて良かった4個のこととは?

「夢の場所」や「楽しい場所」というイメージのテーマパーク。テーマパークの仕事はどのようなことをするの?お給料はいくらくらい?など、テーマパークでアルバイトとして働くにあたって知りたい仕事内容や時給、やりがいなどをご紹介していきます。テーマパークで働いていて良かったことなどもご紹介していくので、これから働いてみたいと思っている方や既に働いている方などテーマパークの仕事について興味がある方は目を通してみて下さいね。テーマパークのアルバイトってどんな仕事があるの?テーマパークのアルバイトという括りだと、とても多くの求人が検索結果に上がってくるかと思います。なぜならテーマパークには飲食店やアトラクショ

テーマパークの仕事はどんな人に向いているの?仕事内容や向き不向き、やりがいについて解説します

テーマパークの仕事をやってみたい方は、ぜひこの記事を最後までご覧ください。世の中には様々な仕事があり、これから自分がどんな仕事に携わっていこうか悩んでいる人も多いかと思います。そんな中でも今回は、一般的に楽しそうと思われるテーマパークの接客などの具体的な業務内容についてご紹介していこうと思います。誰もが笑顔になれる場所で働けるテーマパークスタッフのやりがいについてもお話していきますので、気になる方は参考までにご一読いただけたら幸いです。テーマパークの仕事の種類と大まかな仕事内容テーマパーク内には何種類ものロケーション(仕事の配置や種類)があります。幾つかご紹介しましょう。入場口での受付・入場券