ドレスコーディネーターの3個のやりがい。ブライダル企業で働いていた私の場合を解説します!
女性の永遠の憧れ、ウエディングドレス。
結婚式を挙げた時や参列した際に、美しいウエディングドレスに心を惹かれた事がある方も多いのではないでしょうか?
新婦が運命の一着と出会えるようお手伝いするのが、「ドレスコーディネーター」です。
美しく輝くドレスに囲まれながら、幸せな二人の感動の瞬間に立ち会える、とてもやりがいのある仕事です。
そこで今回は、そんなドレスコーディネーターに向いている人の6個の特徴や、必要なスキル・適正について、経験者が詳しく解説します。
ドレスコーディネーターへの就職・転職をお考えの方は是非チェックしてみてください!
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目次
閉じるドレスコーディネーターの仕事とはどんな仕事?
ドレスコーディネーターとは、その名の通り新婦のウエディングドレスのコーディネートを中心とした仕事をします。
お客様の好みや式場に合わせて、大切な日にふさわしい運命の一着を探すお手伝い。
結婚式のメインといっても過言ではないドレス選びは、誰もが慎重になるものです。
また、挙式や披露宴の打ち合わせよりも先に衣裳を決めることが多い為、何よりも早く「結婚式」を実感できる瞬間ではないでしょうか。
ワクワクや緊張で一杯になっている新婦に寄り添い、心のこもった接客をすることが求められる仕事です。
ドレスコーディネーターの大まかな仕事内容
ドレスコーディネーターの仕事は、上述の衣裳案内の他にも、お客様の挙式日に合わせた衣裳や小物類の手配、予約電話応対や担当スタッフの割り振り、ドレスをより美しく見せる為の徹底したお掃除等があります。
さらに、白無垢等の和装や新郎のタキシード、列席衣裳の案内もドレスコーディネーターの仕事です。
満足して貰えるような衣裳案内をする為にも、婚礼衣装や結婚式について日々学び続けることが求められます。
衣裳の担当とは言っても、結婚式全体の流れを踏まえて決定していく為、挙式会場や披露宴の形式等についても把握する必要があります。
学ぶことも考えることも沢山あり、大変だと感じる日が多くありますが、もちろん、その分大きなやりがいを感じられる仕事です。
ドレスコーディネーターは、大切な一日をウエディングドレスによってより美しく演出するお手伝いをさせて貰える仕事。
自分の仕事が誰かの幸せに繋がると思うと、仕事へのモチベーションは上がります。
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ドレスコーディネーターの仕事は大きく3つに分けられる
新郎新婦への衣裳案内
ドレスコーディネーターのメインとなる仕事は、新郎新婦への衣裳案内です。
2人の希望を訊いて、ぴったりなドレス・タキシードを探し提案します。
ドレスコーディネーターは試着のサポートから契約の手続きまでを担当します。
スケジュールに合わせた衣裳の手配
レンタルドレスの場合は、挙式日に希望のドレスや小物の手配ができるよう準備し、オーダーの場合も挙式前のフィッティングに間に合うよう手配するのが担当のドレスコーディネーターの仕事です。
予約状況管理等
ドレスショップは、基本的には予約制です。
お客様のご案内が入っていない時間帯は、フロントで電話・メール応対をします。
予約状況を確認しながら、連絡をいただいたお客様のご予約時間を調整します。
衣裳案内の具体的な3つの業務内容
試着する衣裳の決定~試着
店内にドレスが飾られている店舗であれば一緒に見て歩き、新婦が気になったドレスを一つ一つ細部まで見せながら魅力を伝えていきます。
ドレスの魅力が伝わるよう高い位置まで持ち上げ、ディテールや素材だけでなく着心地や光のあたり具合によってどう見えるのかなど、そのドレスにより興味を持ってもらえるよう細かい部分まで説明をします。
衣裳の試着サポート
ブライダルインナーの着用からお手伝いをするため、心地良い時間を過ごしてもらえるような細やかな気遣いが必要です。
また、ワクワクと緊張でいっぱいの新婦に楽しんでもらえるよう、明るく優しくサポートする力も必要とされます。
新婦の希望を訊きながら小物を選び、ヘアスタイルも理想の形に近づけて、当日のイメージが沸くように仕上げます。
初めての試着は、新郎もドキドキで待っているはず。
お二人の気持ちが盛り上がるよう、最高の状態でカーテンを開けて感動をより大きくするのもドレスコーディネーターの仕事です。
「一旦検討する」という場合もあるので、様々な角度から写真を撮ってもらうこともポイントです。
衣裳決定~見積作成
運命の一着が見つかったら、式に向けての手配を始めます。
婚礼衣裳は結婚式の出費の中でも特に大きな部分となるため、新郎新婦へ見積書を見せながら一つずつ丁寧に説明をしていきます。
当日衣裳が汚れてしまった場合のクリーニング代などについても、後でトラブルにならないようしっかり伝えます。
衣裳手配の具体的な業務内容
指示書作成
新婦の婚礼衣装は、ドレス(または白無垢)・ジュエリーやヴェールなどの小物・シューズなど、様々なアイテムがセットで必要になります(新郎の衣裳に関しても同様です)。
品番・サイズや個数なども含め一つ一つ明記した指示書を作成し、手配の準備を進めていきます。
自分以外のスタッフがその指示書を見ながら手配することもあるため、備考欄には伝えておくべきことを明記して、スムーズな連携を取ることも必要です。
当日の進行を管理している挙式会場のプランナーとも入念に連絡を取り合います。
予約管理の具体的な業務内容
予約電話応対
電話での予約受付は、その店舗の入り口となる重要な業務。
初めてのことで不安になっているお客様が安心できるような、明るく柔らかい声で電話応対をします。
当日は時間が限られているため、事前に衣裳の希望イメージなどを訊いておく店舗が多いです。
当日どんな流れで試着をするのかを簡単に案内したり、何か不安なことがないかを確認したりするといった配慮もたいせつです。
予約が決まったら、管理シートなどでスタッフ全員に分かるよう管理し、シフトやお客様の年齢層などを考慮しながら担当者の割り振りをします。
ドレスコーディネーターが向いている人の6個の特徴とは?
そんなドレスコーディネーターに向いている人には、どのような特徴があるでしょうか?
6つご紹介します。
聞き上手である
大切な一日を飾るウエディングドレスの決定には、新婦の好みや憧れを聞き出す力が必要です。
多くのドレスデザインの中から理想の結婚式のイメージに合わせた一着を案内する為には、挙式・披露宴会場のイメージや体型だけでなく、普段の洋服の好みや、なりたい印象を聞き出す力が求められます。
衣裳決定後にはアクセサリーやブーケも決めていきます。
なりたいイメージにぴったりなコーディネートを完成させるためにも、話しやすいコーディネーターである必要があります。
新婦の好みや希望は、意外にも雑談の中に隠れていたりするもの。
日頃から自然な会話ができる人に向いていると言えるでしょう。
人を喜ばせるのが好き
日時生活においても、誰かを喜ばせるのが好き。
ドレスコーディネーターは、そんな人にはぴったりな仕事です。
結婚式場が決まって、まず最初のアクションが衣裳選びになる新婦がほとんど。
改めて、「結婚式を挙げるんだ」と実感する瞬間です。
ワクワクとドキドキでいっぱいの新婦に寄り添い、その瞬間がもっと幸せになるようなサポートができる人に向いている仕事と言えます。
ウエディングドレスを何着か選び、試着をして…という流れは誰もが想像できますが、例えば新郎との初対面の瞬間を盛り上げてくれるドレスコーディネーターの方が、より衣裳選びを楽しむことができそうですよね。
そんな風に、誰かを喜ばせられるアイデアを持っている人にはぴったりな仕事です。
ファッションが好き
ウエディングドレスは非日常的なファッションではありますが、シチュエーションや体型、なりたいイメージに合わせて、ドレスから小物までのトータルコーディネートをしていく過程は、ファッションが好きな人にとってはとても楽しく、やりがいのあある仕事と言えるでしょう。
お客様の好みに合わせて、最も素敵な形でコーディネートを仕上げる事が求められるため、日頃からファッションが好きであるということは重要なポイントになります。
新婦の希望を聞きながらじっくり慎重に選んでコーディネートを完成させていく過程は、楽しさと共に大きなやりがいを感じることができます。
楽しみながらアドバイスをする様子は、新婦にとっても頼もしく映るでしょう。
勉強をするのが好き
数多くのドレスデザインとその魅力、提携している結婚式場の詳細、体型やイメージに合わせたデザインの提案方法、ドレスに使われる生地、ドレスやヘアスタイルに合わせたアクセサリーなど、とにかく沢山のことを学ぶ必要がある仕事です。
結婚式は、人生で初めて挙げるというお客様がほとんど。
なんとなくのイメージや憧れはあっても、実際どんな基準でドレスを選んだら良いのだろうと悩まれる方が多くいます。
そんなお客様に対して、頼もしいドレスコーディネーターとしてアドバイスをするためには、日頃から勉強をする姿勢が大切になります。
ウエディングドレスのデザインや品番はもちろん、使われている生地の魅力や、挙式会場との相性、年齢や好みに合わせて「なりたいイメージ」を叶える為にはどうしたら良いのか、自信を持ってアドバイスできることが理想です。
几帳面である
美しくて繊細なウエディングドレスを扱うドレスコーディネーターの仕事。
ドレスを運んだり、お客様に見せて案内したり時には簡単な丈の調整をすることも。
挙式日直前の最終フィッティングの際は、お客様に合わせて細かいサイズ調整をします。
体のシルエットにぴったり合ったドレスでなければ、大切な一日の中でも常にドレスが下がっていないかを気にしたり、写真に写った姿があまり美しく仕上がらなかったりという残念な結果に繋がりかねません。
妥協のない仕事は、衣裳決定後はもちろんですが、最初の衣裳案内の際にも必要なことです。
細部まで美しく見えるように持ち、着た時のイメージを持てるよう立体的に見せるなどの工夫をすることで、そのドレスが持つ魅力をしっかりアピールすることができます。
一生の思い出に残る大切な日を素晴らしい一日にするためにも、「几帳面で、どんなことにも妥協しない」といった姿勢を持てる人に向いていると言えるでしょう。
結婚式への憧れがある
ドレスコーディネーターの仕事をするにあたり、特に重要なのは「結婚式への憧れがある」ということです。
ワクワクする気持ち、ちょっと不安な気持ちが入り混じった新婦と一緒になって、運命の一着を探すお手伝いをします。
既婚・未婚は関係なく、結婚式に対して憧れを持っている人の方が、より新婦の気持ちに寄り添った接客ができるのではないでしょうか。
初対面のドレスコーディネーターに対して心を開くというのは、とても勇気が要ることです。
「浮かれすぎていないかな?」「衣裳を決めるまでに時間をかけすぎているかな?」と心配になる方もいるでしょう。
そんな時に、新婦に寄り添って一緒にワクワクできるドレスコーディネーターは、新婦の満足度を上げることができるでしょう。
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仕事をする為に必要なスキルや資格とは?
ドレスコーディネーターの仕事をするにあたって、絶対に必要なスキルや資格というものはありません。
しかし、下記のようなスキルがあるとドレスコーディネーターとして働くことがより楽しいと感じられたり、仕事に早く馴染むことができるかもしれません。
美しい所作や言葉遣いができる
美しいウエディングドレスがフロアに飾られ、「非日常的」な空間であるドレスショップ。
結婚式へのワクワクがさらに大きなものとなるためにも、ドレスコーディネーターの接客にも徹底した美しさがなければなりません。
丁寧で美しい言葉遣いを心掛け、ちょっとした所作も美しくすることで、お客様の満足度が変わってきます。
日頃から自然にそのような立ち居振る舞いができると、早くこの仕事に馴染むことができるでしょう。
分かりやすく説明する力がある
ほとんどの方にとって初めての経験となる、ウエディングドレス選び。
飾られている状態のドレスを見ただけでイメージを掴める方はほとんどいません。
そんなお客様に、そのドレスのデザインの魅力やこんなシーンではどう見えるか、挙式会場の規模によってどう見えるかということを明確に伝えられるかどうかがドレスコーディネーターの腕の見せ所。
重要なポイントを端的に分かりやすく伝える力があると、役に立つでしょう。
常にお洒落に気を遣っている
ウエディングドレスを選ぶ際、担当のコーディネーターがお洒落な人だと、頼もしさを感じることができますよね。
「一生に一度の大切な衣裳も、この人に任せたら大丈夫かも!」そんな風に思ってもらえるためには、自分のヘアスタイルや身に付けるアクセサリー、ネイルまで抜かりなくお洒落にしていられることが理想的です。
これから結婚式を挙げる新婦が惹かれるような、清潔感や品の良さがあるお洒落が求められます。
体力がある
ドレスコーディネーターの仕事は、土日は特に、常にバタバタとした一日になります。
重さのあるドレスを何着も運び、試着のサポートをし、忙しい日には休憩時間をフルに使えずに慌ただしく過ごすことも。
そんな中でも明るい笑顔と一流の接客でお客様をお迎えします。
疲れている暇はありません。
とにかく一日中動き回る仕事なので、体力に自信がある、もしくは自己管理をしっかりできる自信があるということが求められます。
心を込めた接客ができる
大切な人達に囲まれて過ごす、一生に一度の大切な日。
そんな一日のメインとなるウエディングドレス選びは、誰もがワクワクするもの。
幸せを感じてはいても、時には不安になることもあるでしょう。
そんな新婦の複雑な気持ちを汲み取って、準備期間から楽しんで貰おうとする努力ができるかどうかが、ドレスコーディネーターの仕事では重要なポイントになります。
「この二人に幸せになって貰いたい」そんな想いを込めた接客ができる力が最も重要ではないでしょうか。
その気持ちは、接客を通してお客様に伝わるものです。
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ドレスコーディネーターの仕事で活かせる経験
ドレスコーディネーターに限らず、このブライダルという業界自体、新卒採用はもちろん、キャリヤ採用も積極的に行っています。
というのも、たとえブライダル業界に対して全く知識がなくても、いろんな接客経験を活かしやすい業界なのです。
相手の心理を読み取る接客業~飲食、美容師など
学生時代に勉強だけではなく、どんなアルバイトをしたかというのはとても重要だと思います。
それはどんな企業に入るとしても、会社側も雇う上で相手がそのアルバイトの中で何を頑張ったのかを知りたいはずです。
ブライダル業界の特にこのドレスコーディネーターという仕事であれば、職種は問わないものの接客という経験はとても強みだと思います。
接客こそ対お客様なので、そこで意識してきたことや実践して得た相手の心を掴む力というのはとても大切です。
人前で話す力がつく教師、保育士
教師や保育士といった仕事は人前で話すということに対して抵抗があってはできない仕事ですよね。
私も前職は教育関係の仕事をしていて、そこでの経験が私にとって今のこの仕事に役に立っているところは沢山あります。
ドレスコーディネーターとしても、お客様の前で商品であるドレスやその他の商品のブランド、良さといったことを説明します。
暗記するだけではなく、インプットした言葉をしっかりアウトプットしつつ、台本通りではなく自分の言葉でそれを伝えられることができると言葉にとても説得力が生まれます。
おもてなしの心やマナーが学べるホテルマン
綺麗な言葉遣いや、人に接する時のマナーを学ぶことができるこの仕事の経験も、とてもコーディネーターとしての仕事をやる上で重要になってきます。
高額なドレスを扱う以上、言葉遣い、所作というのは常に見られているという意識を持ちながら接客に臨む必要があります。
ホテルマンも同じように、お客様を迎え入れ最高のおもてなしを提供し、気持ち良く過ごして帰っていただくにはそういう基本的なことを徹底的に学べる最高の環境だと思います。
コーディネーターとして活躍する上で欠かせないのが、個人個人の単価を上げていくことです。
一人一人の売り上げ=お客様の満足度とも言えるこの仕事をする上では上記に挙げたような社会経験豊富な人が成功しやすいとも言えますし、会社もそういう人材を求めています。
その後のキャリアについて
この仕事についた後のキャリアアップの道は?
キャリアアップとしてはコーディネーターという道だけではなく、実際にドレスやシューズ、その他小物をデザインするような仕事もあるなど、経験を積めば携われる道がたくさんあるのもこの仕事のすごいところだと思います。
海外のブランドを扱っているのであれば、商品知識や今までの接客経験を活かして海外への買い付けにも参加できるなど、国を超えて幅を利かせることの出来る仕事でもあると思います。
他の仕事にもこの経験を活かせる?
業界は関係なく、このコーディネーターとしての仕事は営業職に強くなれると思います。
相手が何を求めているのかというリサーチ力や相手を引き付けるような姿勢・態度、そして何よりもトーク力を鍛えられます。
ヒアリングから始まり、実際にドレスをご紹介する中で相手が求めているものと自分が紹介したいものとを、いかにすり合わせていけるかというテクニックや経験値がどんな業界においても活かせるのではないのでしょうか。
ドレスコーディネーターのおすすめポイント
ここまで、ドレスコーディネーターに向いている人の特徴をご紹介しました。
そんなドレスコーディネーターの仕事の魅力とは何でしょうか。
経験者である筆者が、やりがいを感じた5つのポイントをご紹介します。
感動の瞬間に立ち会う事が出来る
何よりも一番やりがいを感じる事が出来たのは、大切なパートナーの美しい姿を見て感動する新郎や家族の表情を見た瞬間でした。
ドレスに身を包んだ時の新婦の嬉しそうな表情もとっても素敵で、こちらまで幸せになる瞬間です。
そんな瞬間をつくり、立ち会う事が出来るというのが、この仕事で一番楽しく、そして幸せだと感じられるポイントです。
結婚式のメインとなる衣裳を任せて貰える
大切な結婚式のメインとも言える、ウエディングドレス。
女性にとっての永遠の憧れであり、身に纏った時の幸せはもちろん、これからずっと残る写真の事を考えても、特に力を入れたい部分です。
そんなウエディングドレス選びのアドバイスをさせて貰うというのは、責任重大な事。
プレッシャーももちろんありますが、誰かにとっての大切な一日を飾る一着を一緒に選ばせて貰えると思うと、同時に大きなやりがいを感じ、それは自信にも繋がります。
美しいドレスに囲まれて仕事が出来る
ドレスコーディネーターの仕事で特徴的なのが、毎日美しいドレスに囲まれて仕事が出来るという事。
フロア一杯に並んだ美しいウエディングドレスを見ていると、バタバタと忙しい一日で疲れていても、改めて「頑張ろう」と思う事が出来ます。
また、ドレスやジュエリー等、美しく輝くものが常に目に入っている事で、自分自身も背筋が伸び、接客中の所作も美しくなります。
「ウエディングドレスが好き」という強い気持ちがある方にとっては、とても幸せな仕事ではないでしょうか。
ファッションに詳しくなる
ドレスコーディネーターの仕事は、扱っているドレスのデザインや品番を覚えるだけでは不十分。
お客様のなりたい印象や、結婚式場で使われている壁や床の色・使われている素材との相性まで考えてアドバイス出来るのが、頼もしいドレスコーディネーターとしてあるべき姿です。
このドレスに使われている生地の特徴は?
光に反射した時の様子は?
新婦のなりたい印象に寄せるならどんな生地?
それらを考えてコーディネートしていく為、洋服のデザインや生地が持つ効果や、センスを感じられる小物合わせをするのが得意になり、ファッション全般に詳しくなっていきます。
他の仕事でも役立つ接客術が身に就く
上述した通り、ウエディングドレスを提供しているドレスショップとは、お客様にとっては「非日常的」な空間です。
ドレスコーディネーター の接客も、一流でなければなりません。
美しい言葉での接客、上品な所作、スマートなエスコートで、新婦に特別感を味わって貰います。
それはお客様の喜びに繋がり、そんな姿を見る事で自分自身も大きなやりがいを感じられるようになります。
ここで身につく上質な接客術は、いつか別の仕事をする際にも必ず役に立つ力。
どこへいっても通用するような接客が、自然と出来るようになります。
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これからドレスコーディネーターの仕事をはじめるには、どうしたらいい?
誰かの幸せのお手伝いをし、自分自身も毎日大きなやりがいを感じる事が出来るドレスコーディネーターの仕事。
魅力たっぷりなこの仕事に就くためには、どうしたらいいでしょうか?
少しでも興味があると感じたらまず何から始めるべきか、実際に応募~面接の流れでポイントとなる事は何か、をご紹介していきます!
何故ドレスコーディネーターになりたいのかを明確にする
まずは、ウエディングドレスについて自分がどこまで興味を持てるか、お客様に案内している様子を想像出来るかという事を考えてみてください。
ドレスコーディネーターになるにあたって、まずはドレスの生地の知識やデザインが持つ効果等、ドレスについて、深い部分までしっかり学んでいきます。
よくあるのが、結婚式に携わる仕事をする事に憧れはあっても、婚礼衣裳だけにフォーカスした仕事となると、少し違和感を感じてしまうという事。
「幸せな二人の大切な日をお手伝いしたい」という気持ちは大切ですが、それだけでは務まらないお仕事です。
まずは、何故ウエディングプランナーではなくドレスコーディネーターとして働きたいのかを明確にしてみましょう。
どんな店舗で働きたいかを考えてみる
結婚式場に入っている衣裳室の中で働くか、路面店で働くかによって、日々の業務内容や一日の流れは変わってきます。
前者であれば、毎日その結婚式場の雰囲気を感じながら衣裳の提供をします。
ウエディングドレスにこだわりを持つ新婦さんであれば、他のドレスショップから持ち込みを考える方も。
式場の中にある店舗の強みは、どこよりもその会場に合ったドレスのアドバイスが出来るという事です。
何故そのドレスをおすすめするのかを明確に伝え、新婦に納得して貰えるような提案が出来る事が理想です。
デザイン数が限られる式場の衣裳室でも、新婦にとっての運命の一着を探すという事がドレスコーディネーターの腕の見せ所。
一方で路面店は、何店舗かの結婚式場と提携しているものです。
提携先の式場の特徴を学び、挙式会場や披露宴会場に合わせて、ぴったりなドレスを提案します。
一つの式場にはいくつかのドレスショップとの提携がある為、ライバルも多くなります。
この店舗でドレスを決めたい!と思って貰えるような、頼もしいドレスコーディネーターである必要があります。
ここで働きたい!と思える店舗を探して、応募する
ここで働きたい、という決め手は人それぞれだと思います。
提供しているドレスのデザインが好き、会社の考え方に感動した、理想の働き方が出来そう…その他にも、福利厚生や勤務地等も見ながら、自分にぴったりな会社を探してみてください。
まずは大手から探してみてもいいですが、今では沢山のドレスショップがある為、妥協せずじっくり探してみてください。
応募したい店舗が決まったら、履歴書の作成。
ブライダル業界に送る証明写真は、真面目一辺倒に写るよりも、上品な華やかさをほんのり感じるような写真がおすすめです。
写真撮影の際は、ブライダル業界の面接用である事を伝えてみてください。
背景を明るいものにしてくれたりと、華やかな印象で撮影をして貰えます。
ドレスコーディネーターの面接対策
面接では、ドレスコーディネーターとして働きたい理由や、自分がこの仕事でどう活躍していけるか、という事をしっかりアピールしていきます。
実際にドレスコーディネーターとして勤務する際、お客様に対してドレスの魅力を分かりやすく端的に話す力が必要です。
面接の際も話す言葉の説得力を見られている為、ドレスコーディネーターになりたいという強い気持ちをしっかり伝えましょう。
また、実際にこの面接官に似合うドレスはどんなデザインですか?といった質問をされる事も。
出来るだけ沢山のドレスデザインを見た上で、その人の印象にぴったりなドレスをイメージする練習も必要です。
結婚情報誌等で事前に知識を身に付けておくのもおすすめです。
まとめ
「結婚式」という大切な一日を美しく飾る、ウエディングドレス。
一生の思い出に残るその一着を、ワクワクと緊張で一杯な新婦にアドバイスするのがドレスコーディネーターの仕事です。
覚える事や、やるべき事が沢山あって大変な仕事ではありますが、その分大きなやりがいを感じ、誰かの幸せのお手伝いをさせて貰っている事が自分の仕事への自信にも繋がります。
毎日美しいドレスに囲まれながら、幸せな二人の衣裳をアドバイスするドレスコーディネーターとして働いてみませんか?
未経験でも、ブライダル系の学校を出ていなくても、この仕事がしたいという強い想いがあれば応募する事は可能です。
大切な一日を、衣裳を提供する事でお手伝いがしたい。
そんな気持ちを持っている方は是非チャレンジしてみてください。
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「ウエディングドレス」に憧れる方も多いのではないでしょうか。「ウエディングドレス」に初めて身を包まれたときの感動は大きなもの。ドレスを纏う自分がいつもよりもずっと素敵に見えるのは、ドレスの美しさはもちろん、担当のドレスコーディネーターが貴女にぴったりなデザイン、サイズのドレスを探し、そのドレスに映えるアクセサリーの提案をしてくれるのも理由の一つなのです。そこで今回は、そんな「ドレスコーディネーター」のお仕事のやりがいについてお話していきます!私はこんなところでドレスコーディネーターとして働きました私は式場の衣装室ではなく、提携先がいくつかある路面店でドレスコーディネーターとして勤務していました