トリマーがどのような仕事をしているかご存知でしょうか?

みなさんは犬をカットしている姿しか見ないと思いますがトリマーには様々な業務や役割があります。

トリマーという仕事に興味がある方に向けて、トリマーの仕事内容や、やりがいについて紹介したいと思います。

トリマーの仕事は大きく4個の役割に分けられる

トリマーは犬をカットするだけが役割ではありません。

犬を飼うと様々な悩みごとやトラブルがあるのでそれを防ぐのもトリマーの役割です。

今回は大きく分けて4つのトリマーとしての役割を紹介したいと思います。

第二の獣医!病気の早期発見もトリマーの役割

トリミングは犬をオシャレにするだけが目的ではありません。

犬を清潔に健康的な日常を送れるようにするのもトリマーの役割です。

その為にもトリミングをする前にはしっかりと犬を観察して健康かどうかを確認しています。

具体的にどのようなことを確認しているかを少しですが紹介したいと思います。

皮膚の異常

皮膚が赤い場合には、アレルギー性皮膚炎、アトピー、細菌感染等様々な病気が考えられます。

場合によっては飼い主さんと相談して、通常のシャンプーを使わずに薬用シャンプーを使うこともあります。

刺激の強いシャンプーを使ってしまい、さらに症状を悪化させない為にもトリマーはしっかりと皮膚の状態を確認しています。

耳の異常

耳をしきりにかいていたりすると外耳炎や耳血垂の可能性があります。

他にも耳から悪臭がしていると耳疥癬の可能性もあり、ほっておくと酷いことになりますので、しっかりと飼い主さんに伝える必要があります。

口や歯の異常

口臭が酷い場合だけでも歯周病や尿毒症、口内炎、と様々な病気が考えられます。

しっかりと口臭の原因を病院で診察してもらうようオススメすることもトリマーのお仕事です

このようにトリミングをする前に確認だけでも様々なことが分かります。

以前トリミングに来た時と比べ変わった様子が無いか等、様々なことを観察してトリマーはトリミングをしています。

飼い主さんとのコミニケーションも必須!悩みを聞くのもトリマーの役割

犬を飼っている飼い主さんの中には様々な悩みを持っている方がいます。

無駄吠えや甘噛み、トイレを覚えない等の問題行動が上げられます。

犬の幼稚園やトレーニング教室に通わせるとなると時間もお金もかかってしまうので通わせることが出来ない飼い主さんも沢山います。

一人で悩みを抱え込んでしまい鬱病になってしまうケースや間違ったしつけ方法をさせない為にもトリミングに来てくれた飼い主さんとのコミニケーションはとても大切です。

飼い主様がいなければ犬は生きていくことが出来ません。

なのでしっかり飼い主さんの相談を聞きカウンセリングすることも役割の一つです。

トリミングはカットだけではない!怪我を防ぐのもトリマーの役割

トリマーのお仕事と聞くと、犬を可愛く美しくカットしているイメージがあると思います。

可愛くするのもお仕事ですが怪我を防ぐのもトリマーの役割です。

爪切り

爪が伸びすぎると肉球よりも先に爪が地面についてしまうので転倒の恐れがあります。

他にも狼爪が伸びていると肢の肉に狼爪が突き刺さり病院に行かないといけなく大変です。

ペットショップやホームセンター等にも爪切りは売っていますが、切りすぎによる出血が怖い飼い主さんもいます。

そういった飼い主さんの為にも爪切りだけをするのもトリマーのお仕事です。

肛門腺絞り

肛門腺にある分泌液を出さずに放っておくと肛門腺が炎症を起こしてしまいます。

肛門腺の絞り方が分からずに放置してしまうと破裂してしまうので、肛門腺絞りもトリマーのお仕事です。

歯磨きや耳掃除

歯磨きやや耳掃除を嫌がる犬は沢山います。

嫌がる犬を無理やり飼い主さんがしてしまうと、余計に歯磨きや耳掃除が嫌いになってしまい良くありません。

放置してしまうと歯や耳の病気の原因になってしまうので、歯磨きや耳掃除もトリマーのお仕事です。

このようにトリミングだけではなく、怪我防止の為に様々なことをするのもトリマーの役割です。

飼い主さんを満足させるカット!流行りを知るのもトリマーの役割

現在では犬に服を着せたりリボンを付ける等飼い主さんも犬のオシャレに気を使っています。

ブログの写真や雑誌等を持ってくる飼い主さんもいます。

そういった要望に応えるのもトリマーの役割です。

他にもドッグショーに実際行き流行りのカットを勉強することも大切です。

勉強会や有名なトリマーさんのブログやインスタグラムをチェックするのもトリマーの役割です。

トリミングだけじゃない!トリマーの3個の業務

トリマーは一日中カットだけをしている訳ではありません。

他にどのような業務があるかを紹介いたいと思います。

ホテル業務

トリマーは旅行や出張に行く飼い主さんに代わりに犬のお世話をします。

お世話といっても沢山あるので具体的に紹介したいと思います。

犬のお散歩

犬によっては家の中ではオシッコやウンチを我慢してしまう犬がいます。

オシッコやウンチを我慢してしまうと健康にもよくありませんので散歩に連れて行くのもお世話の一つです。

トリミングサロンの中にはドッグランや広い庭がついているトリミングサロンもあります。

そういったトリミングサロンの場合は散歩に連れて行かない場合もあります。

犬にご飯を与える

当然ですが犬にご飯を与えないと飢え死にしてしまいます。

犬を預かる際に普段食べているご飯の量を聞き、しっかりとご飯を与えるのもお世話の一つです。

犬の健康状態のチェック

慣れない場所に泊まることによる緊張や不安から体調を崩しやすくなります。

ウンチの柔らかさやオシッコの色、食欲があるか等様々なことをチェックをするのもお世話の一つです。

車が必要な業務

トリマーになるには車の運転免許が必須とも言われるぐらいです。

具体的にどういった業務のときに車を使うのか紹介していきたいと思います。

犬の送迎

お迎えに来れない飼い主さんもいますので、代わりに自宅に送ってあげます。

主に新人トリマーの業務になると思います。

新人の頃はカットまではさせてもらえないので、先輩トリマーがトリミングを行い新人トリマーが送迎する形になります。

具合の悪い犬・怪我をした犬を病院に連れて行く

トリミングはハサミやバリカン等、刃物を使うことが多いので怪我をさしてしまうときもあります。

怪我をさせてしまった場合や、急に具合が悪くなった場合はトリマーが犬を病院まで連れて行きます。

ペットシーツやドッグフードの買い出し

基本的にトイレシーツ等はまとめ買いするトリミングサロンがほとんどです。

荷物も多くなるのと思うので、車で買い出しを行うトリミングサロンが多いと思います。

車の免許を持っていれば就職に有利!

このように車を使った業務は沢山あります。

特に新人の間はカットをさしてもらえる機会が少なく、送迎や買い出しが業務の中心になると思います。

働き始めると、忙しく免許を取得する時間もないので学生の内に取りにいくことをオススメします。

どうしても免許が取れない場合は?

ペットショップやホームセンターの中にあるトリミングサロンの場合は買い出しに行く必要がありません。

トリミングサロンによっては、送迎をおこなっていないトリミングサロンもあります。

自分が働きたいトリミングサロンは送迎をおこなっているのか、事前にチェックすることも大切です。

事務業務

あまりイメージには無いと思いますがトリマーにも事務業務があるので、どのような事務作業があるか紹介していきたいと思います。

ブログやインスタグラムの更新

トリミングをして可愛くなった犬の写真を撮りブログにアップします。

飼い主さんはトリミングをしている時の犬の様子が分かりません。

なので犬がどのような様子だったのか等を写真や文章で伝えます。

気になるお店のブログをチェックしよう

自分の働きたいトリミングサロンが、どのような犬種をカットしているか等を知ることができます。

店内の動画を載せているトリミングサロンもあるので、店の雰囲気を知りたい人は一度ブログをチェックしてみて下さい。

カルテの記入

犬によってはスムーズに行えない作業もあります。

顔に水が掛かるのが怖いワンちゃんの場合はシャワーを使わずにスポンジで顔を濡らしてあげる必要があります。

他にも以前に比べてどこか体に変化が無いか等を知る為にもカルテに健康状態や特徴を記入します。

苦労だけじゃない!トリマーの良い所は?

ここまでの記事を読むと忙しく覚えることも沢山ありますが大変なことばかりではありません。

飼い主さんから感謝されたり、技術の上達を感じられることもありトリマーの仕事にも良い所が沢山あります。

トリマーのやりがいを感じる瞬間は?

トリマーは技術職なので、上達するに連れてやりがいを感じられます。

どのようなときにやりがいを感じられるか紹介したいと思います。

技術が上がり指名される

新人の頃は与えられた犬をカットすることがほとんどでが、経験を積むに連れて指名されるようになります。

沢山いるトリマーの中で自分を選んでもらえると自信やモチベーションにも繋がり、やりがいを感じられます。

犬がトリミングを好きになってくれる

トリミングが怖くて暴れたり噛んでしまう犬も沢山いますが、回数を重ねるに連れて徐々にですがトリミングに慣れてきてくれます。

今まではさしてくれなかった作業が出来るようになったときにはやりがいを感じられます。

カット出来る犬種が増えていく

最初から色々な犬種をカットできる訳ではありません。

先輩のカットを見学したり、競技会やドッグショーに足を運び勉強をします。

出来るようになるまでは大変ですが、自分の思うようにカットできたときにはやりがいを感じます。

飼い主さんが喜んでくれる・感謝される

自分のカットした犬を見て飼い主さんが喜んでくれるとやりがいを感じます。

また問題行動の解決や病気の早期発見等、飼い主さんに感謝されることは沢山あります。

自分が誰かの役に立ったことが実感できるのもトリマーの良い所です。

社会貢献に関わっている

犬の殺処分は社会問題にもなっております。

ボランティア等で保健所の犬を綺麗にしたあげることにより飼い主さんが見つかる場合もあります。

犬の命を守ることが出来たときにはとてもやりがいを感じられます。

こんな人にトリマーは向いている!トリマーの面白いところは?

犬によっては性格が違うので、トリミングをしていて飽きることがありません。

接客業なので飼い主さんとも関わりもあり面白い職業です。

どのような人にトリマーが向いているのか紹介したいと思います。

時間配分を考えるのが好きな人

トリミングは長すぎると犬が疲れてしまいます。

飼い主さんの都合もあるので希望した時間に作業を終わらせる必要があります。

どの作業をどれくらいの時間で行えば間に合うかを考えるのが重要なので、計画を立てるのが好きな人はトリマーに向いています。

人と接するのが好きな人

技術はそこそこでも、飼い主さんとのコミュニケーションを取るのが上手な人は指名されます。

技術よちも、喋りやすさを重視する飼い主さんも多いので、人と接するのが好きな人はトリマーに向いています。

絵を描くのが好きな人

動物専門学校の授業でも犬の絵を頻繁に描きます。

実際にトリミングが上手いトリマーの共通点として絵が上手いことがあげられます。

絵が上手い人はカット後の完成した形もイメージができるので、スムーズにハサミを動かすことが出来ます。

人に指導するのが好きな人

トリマーによって、カットの方法や犬の保定の仕方は様々です。

自分の指導が後輩の技術上達にも繋がり、達成感を感じられます。

トリマーとしての技術を磨き、専門学校の先生になることもできるので、指導するのが好きな人にはトリマーに向いています。

まとめ

このように、トリマーはカット以外にも様々な仕事があります。

命を預かるという責任もあるので大変なこともあると思いますが、それ以上にトリマーをしていて良かったよ思うことがあると思います。

技術の上達や飼い主さんからの言葉等、努力が形として返ってくるのでやりがいも感じられる職業です。

自分にはトリマーが向いていないのではないかと感じることもあると思いますが、頭数をこなせば必ず上手くなるので、最後まで諦めずに頑張りましょう。