互助会営業とはどんな仕事?仕事内容や役割、なり方など詳しく解説します!
互助会って聞いて皆さんはどんな印象も持つでしょう。
ある程度の年齢を重ねている方であればわかると思いますが、今の若い方たちは互助会って聞いても全くわからないって方が多いのではないでしょうか。
ここでは互助会のことについて詳細にご案内していきたいと思いますので、すでにご存知の方も全く知らないって方もこれを最後まで読んでいただくことによって互助会への理解が深まり、また必要性にも気づいていただけるのではないかと考えます。
目次
閉じる互助会って知ってる?そもそも互助会って何だろう?!
そもそも互助会ってなんだろうってところからご紹介していきます。
単簡にいうと、互助会とは結婚式やお葬式の時に備えてためておく積立金のことを指します。
積立金は月掛け1000円~2000円を一口として加入いただくものになります。
月掛け金の値段については各互助会運営会社によって異なります。
これを聞くと互助会に入っているわって人も中にはいます。
皆さんのご両親やお爺ちゃんお婆ちゃんであれば加入しているって人も多いと思います。
ですが、加入率とは対称に互助会って用語がなかなか知れわたっていないのも事実です。
互助会の仕事とはどんな仕事?
一般的には地元で冠婚葬祭業をやっている企業があると思います。
そこの企業に勤めている社員が地元のお宅一件一件回って互助会の案内・営業をして回るのが主な仕事になります。
他にも実際に結婚式やお葬式が必要になってから終わるまでサポートしていくことも仕事内容になります。
互助会の役割とは?
結婚式やお葬式の費用を積立金から支払うことができる
そもそも互助会の加入目的というのが結婚式やお葬式が発生したときの費用を貯めておくというのが一般的になります。
事実、結婚式やお葬式は一般的な規模でやろうと思ったらそれなりに大きな金額になります。
結婚式であれば事前に貯金をしたり、貯めておくことができますが、お葬式の場合、そろそろ山だってことはわかっても何ヵ月前からわかっているものではないので、金銭的な準備ができていってことも考えられます。
そのために、生前から互助会に加入していざというときの為に積立しておこうというものです。
安全性
では、そもそも互助会とはどこの企業が運営しているシステムなのか。
積立して使用する前に会社が倒産したら積み立てた分は返ってくるのかなど実際に加入を検討される方はよく疑問に思います。
ですが、ご安心ください。
互助会とは経済産業省に認可された事業なのです。
また互助会で集められている積立金に関しては、互助会保証(株)と地方法務局が2分の1に相当するお金を保全していますから万が一、運営会社が倒産しても最低でも積み立てた半分は戻ってくることになります。
互助会を運営している会社はみな、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)に登録をしています。
契約内容は一生保証
互助会を契約するに当たって心配されるのが契約内容です。
契約する際に、約款の説明などをさせていただき、そこでご紹介するのですが、契約内容については一生保証しますというものになります。
例えば、祖母が亡くなり、遺品整理をしていたら20年前に祖母が契約をした互助会の契約書が出てきたとします。
この場合、現在と当時とでは契約内容が異なっていても20年前の契約内容通りに使用ができるというものになります。
この内容保証はとても素晴らしく、互助会の大きなメリットの一つでもあります。
ご家族のどなたでも利用可能
互助会は契約した人以外にも使用が可能になります。
それはそうですよね、葬儀に使おうと互助会に加入しても本人しか使用できなければ亡くなったあとは使用権がなくなってしまいますから。
ですから、契約者のご家族であれば誰でもご利用可能というのも大きな役割です。
ただし、三親等以内のご家族様限定となります。
また、名義変更もできます。
互助会の具体的な仕事内容とは?
具体的な業務
営業
互助会は個人を対象とした事業なので営業といっても、どこかの取引先の会社に足を運ぶなんてことはありません。
基本的には地元のエリアを歩いて一件一件回って互助会のご案内をして回ります。
その他に説明会のご案内や互助会の加入有無などを聞いて回ります。
説明会
説明会は営業をして回りながら希望者が当日ホールまで来ていただき、そこで、お金の話だったり老後の話、互助会の話などをして、より互助会の必要性を感じていただく説明会になります。
また、終活ついて考えていただく場でもあります。
終活って言うとみなさんまだそんな歳じゃないとか。
まだ早いって言う方が多いのですが、大人になってから将来の人生設計を立てたことはあるでしょうか。
終活とはこれからの将来設計を考えるものなのです。
これは年齢関係なく考えることができますし、その将来を考えるなかでもし、自分の葬儀をやることになるとしたら誰を呼んで欲しいかとか要望を書いておけるのです。
終活についてあくまでも重く考えずに気楽に考えていただく場が説明会でもあります。
葬儀
互助会運営会社の互助会に加入しているお客様がお亡くなりになったとき、電話一本で担当スタッフが直接出向き、遺族の方とこれからの葬儀の日取りや段取りなどを打合せします。
葬儀が終わるまでお手伝いさせていただくのが仕事になります。
仕事の流れ
営業
基本的には営業です。
営業で地元を回り、互助会や説明会への参加を募ったりします。
そもそも営業で互助会や説明会の参加者を集められないと何も始まらないのが現状です。
営業で一件一件回りながら、不在のお宅にはチラシをポスティングしたりとそう簡単に結果が出てこないのが営業だと思います。
ですが、互助会の内容や、必要性を知らないで、営業の人が来たってだけで、嫌な顔をされるときもあります。
そのため、話を聞いてもらえたら互助会に入るって方も多くいます。
ただ、外回りは当然ですが、天候によってかなり左右されるので、梅雨や冬はしんどいです。
説明会
これは各互助会運営会社によって異なるかもしれませんが、一般的には友引の日にこの説明会を開催するところが多いです。
友引は六輝の中の一つです。
カレンダーによく書いてあるかと思います。
友引の日は字のごとく、友を引く という意味合いがありますから良縁事(結婚式などの祝い事)には適日となりますが、基本葬儀などの悪縁事はこの日にしません。
そのため、葬儀と被って説明会に来れないなんてことが起こらないように友引の日に開催することが多いです。
説明会は営業で回って参加者を募ることはご紹介したと思います。
自分が呼んだ参加者は自分のお客様となりますから、自分が担当になります。
説明会で、お金や相続、互助会の話をしたあとに、実際に通夜振舞いの時に出される料理を味わうことができます。
食事が終わると、お客様のところに担当者がいき、互助会の説明を再度紹介して、必要性を感じて加入を勧めます。
互助会はどういう人と仕事で関わるの?
仕事をする上で対人関係はとても重要になってきます。
どんな人と関わって仕事をしていくのか。
みんながみんな人当たりがよく対応しやすい人ばかりであれば苦労はしませんが実際はそうではありません。
人それぞれ個性や相性がありますから事前にどういう人と関わっていくことになるのかを把握しておくことはとても大事なことです。
地元の人
営業で外回りが基本業務になりますから、事務所にいる時間よりも外にいる時間の方が圧倒的に長いです。
そのため、地元のエリアまたは、指定されたエリアに住んでいる住人と関わることが多いです。
昼間から家にいるのはほとんどが高齢者や主婦の方が多いです。
中にはポスティングもさせてくれない家もあります。
全く話を聞いてくれないこともほとんどです。
また話を聞いてくれたはいいが、既に互助会に加入しているという方も多いです。
互助会の給料事情は?
給料事情に関して言えば、歩合制をとっているところがほとんどです。
やはり営業職になるので、そこは冠婚葬祭業といってもシビアになります。
基本給+インセンティブです。
基本給に関してはある種最低保障給のようなものなので、13万~15万くらいです。
インセンティブは獲得した互助会の数が相当します。
互助会1本につき、8千円~2万円と振れ幅が広く獲得した互助会のランクによって変動します。
そのため、稼ぐ人であれば50万近く月に稼ぐ人もいますが、平均で月20万~25万くらいになります。
互助会でやりがいを感じること
冠婚葬祭業においてどのようなことでやりがいを感じるのででしょうか。
仕事でのやりがいというのはとても大事で、毎日のモチベーションにも大きく影響してきます。
せっかく就くのであれば続けていきたいと思うのは当然のことで、そこにやりがいを見出だせないと飽きてしまったりします。
次はこの仕事のやりがいについてご紹介していきます。
契約獲得
営業職において一番のやりがいに繋がるものといったらこれでしょう。
営業は契約を取れてなんぼですから取れないとどんどんヤル気もなくなってしまいます。
また契約がとれたときの達成感はとても大きいものです。
契約を取れば自分の給料となって還元されるので取ったら取っただけ喜びも大きくなることでしょう。
歩合制のいいところはこのやりがいにあると思うので、これにやりがいを感じない人は恐らく向いていないのかと思います。
二大儀式に立ち会える
二大儀式とは婚礼と葬儀のことです。
また二大葬儀の中で最も立ち会うことが多いのが葬儀です。
人は生きているなかで何回葬儀に出ることがあるでしょうか。
年を重ねれば重ねるほど増えていくわけですが、この仕事は一年間でものすごい数の葬儀に立ち会うこともあります。
結婚式の数というのはおおよそ予想がたちますが、葬儀に関しては予想がたちません。
一日で何件もあることだってあります。
この仕事は、人の様々な儀式に何度も立ち会うことができるのが魅力の一つといっても過言ではありません。
特に、葬儀は遺族の悲しみに見寄り添いながらもしっかりと最後まで見送る必要があります。
また、遺族とも四十九日や一回忌など関わる機会も多いです。
そんなときに遺族から良い葬儀をしてくれてありがとうと感謝されることがあります。
正直これほどやりがいを感じることはありません。
この仕事は、葬儀をした後にありがとうって言ってもらえるくらいの仕事だということです。
互助会に向いている人のタイプは?
この冠婚葬祭業は、向いている人と向いてない人がはっきりと別れる職種といってもいいでしょう。
そのため、向いていない人にはオススメできないです、ここでは冠婚葬祭業に向いている人の特徴をご紹介します。
なので、これに当てはまらないということは向いていない可能性が高いので、別の職種を選んだほうがいいと思います。
向上心・負けん気が強い人
営業は向上心と負けん気が強くないとやっていけないです。
常に上を向いていないと契約はとれないですし、負けん気がないと追い返されただけで諦めたりしてしまいます。
当然契約が取れなければ給料は安く、生活も苦しくなります。
例え契約が取れなくても自分なりに考えて行動して契約を取ってくる人もいます。
そのような人であればやっていけるでしょうが、ずっと同じやり方で契約が取れないままだと上司からのプレッシャーにも耐えられません。
なので向上心は大事です。
また要らないと言われても何度も何度も口説き落とそうと粘る人も向いていると言えるでしょう。
むしろ営業ですからそれくらいのガッツはあってもいいです。
互助会の必要性がわかっている人
当然ながら自分の会社の事業が必要と感じていなければ、上手く互助会の良さを伝えることができません。
なぜ互助会に加入することが必要なのか。
どういうメリットがあるのか。
どう使えるのかなど丁寧に分かりやすく説明できないことには始まりません。
中には入社後の研修で互助会について学んでも必要性がわからず、お客様にどう伝えていいのかわからないって人がいます。
そう言う人は正直に向いていないと言えます。
また、互助会については研修を受けなくても、インターネットがあれば簡単に仕組みや互助会ってどういうものなのかって調べることができます。
自分で調べてみても要らないし、良さがわからないのであればこの仕事は難しいでしょう。
外回りが苦じゃない人
一日の大半を歩いて回っています。
季節や天候に関係なくです。
豪雨や台風などとても外回りできるような天候でないと判断されたとき以外は毎日外回りです。
屋外に出れて、ある程度自由に仕事ができるのが楽しいって人は向いているでしょう。
事実外回り中はある程度の自由が効きますからどう回るのか、どのように訪問するのかは教えはありますが自分で考えてできます。
また本来良い行動とは言えませんが、自分で休憩を取るタイミングも自由なので、サボっている人もいます。
結果を出してサボっている分には上司が見ても目をつぶってくれますが、結果が出ていないと怒られていますので自分の力量に応じてサボることも可能です。
それとは対称的に、室内の快適な環境で働きたい人や、オフィスワークがいいって人には少し不向きな職種になるかもしれません。
互助会の仕事で大変なこと
仕事をしていれば大変なことの一つや二つはあって当然です。
ですが、前もってなにが大変な仕事がわかっていれば心構えができることも事実です。
なので次は冠婚葬祭業の大変なことをご紹介していきます。
給料
働くからにはどうしても給料と言うものは気になってきます。
また労働者として給料を気にすると言うことは正当なことです。
一般的な企業であれば勤務年数に応じて年々給料が増えたり、役職手当てなどがもらえます。
ですが、互助会の営業はあくまでも営業で歩合制を取っている企業が多いです。
なので、いかに契約を取るかが給料アップに繋がります。
最低保障給だけではアルバイト程度にしか稼げないのでとても生活できていけません。
互助会の契約が、ある程度毎月安定して取れるようになるまでは給料が大変だと思います。
また契約のノルマがないのでそこは余裕なのですが、契約が取れない月は自分で加入する人もいます。
ですが、各互助会運営会社によって異なると思いますが、一人当たり加入できる互助会の口数が決まっているとこが多いです。
だいたいが、一人3口から4口までのところです。
その背景として、一人で何口も加入すると互助会本来の 生活に支障をきたさない程度の少額といモットーを失うからと使いきれないからという理由があるからです。
ともあれ、この仕事をするからには給料が安定しないことは覚悟しておく必要があります。
休日が少ない
各営業所や各互助会運営企業によって異なりますが、休日が隔週土曜日・日曜祝日ってところや、隔週土曜日・平日ってところが多く一ヶ月の休日は7日~9日くらいです。
週休二日は欲しいって人が多いのではないでしょうか。
また、残業になることも多いです。
残業理由は様々ですが、説明会の会場準備や事務処理、中には契約が取れないため、残業して外回りする人もいます。
そのため、プライベートの充実はあまりないといえる環境が多いです。
これでも全然大丈夫って人でないとこの仕事でやっていくのはストレスがかなり溜まってしまうと思います。
互助会の仕事に就くためにはどうしたらいい?
冠婚葬祭業はなくなることのない職種といっても過言ではないと考えます。
職種としては安定していて将来性もあるものです。
では互助会を運営している冠婚葬祭企業に就職するにはどうしたらいいのか、また求められるスキルや資格はあるのなど、詳しく紹介していきます。
互助会に就職するために
地元に冠婚葬祭事業をやっている会社があるはずなのでそこの求人情報を探してみましょう。
他の求人情報と同じようにハローワークだったり、求人情報誌だったりに載っています。
もし載っていないのであれば求人を出していないということでしょう。
どうしてもというのであれば企業に直接確認してみるのも一つです。
必要なスキルや資格、経験は?
特別必要なスキルや資格はありません。
主な仕事内容としては営業がメインになりますから、営業経験があったほうが有利に働くかもしれませんが、未経験でも大丈夫です。
また、知識に関しても入社したあとにしっかり研修で学びますから入社前から知識を入れておく必要はありません。
互助会で転職を成功させるために
冠婚葬祭に絡むこと以外は普通の営業職ですから、特別変わったことが要求されるわけではありません。
転職で成功させるために何が必要か。
何をもって成功と呼ぶのかは人それぞれだと思います。
給料アップ、人間関係、社風などそれぞれです。
なので次は成功するために必要なことについてご紹介していきます。
営業が苦でない人
まずこの仕事で成功する上で最も必要なことです。
営業が苦手な人はどうしても成績が伸びず、給料も増えません。
また契約がとれないと上司からプレッシャーをかけられることもあります。
対して営業が得意な人には稼ぎやすく、続けていきやすい仕事かもしれません。
葬儀に抵抗のない人
入社してからはしばらく営業で回ることしかしませんが、円件を積み、ある程度営業がこなせるようになったら実際に葬儀に参加することになります。
中には他人の葬儀あっても出たくないって人や、悲しくなるって人もいます。
そういった人は転職してもそこを割りきったり、乗り越えない限りキツいかもしれません。
社員の年齢層が高い
入社したときの職場の年齢層って大事ですよね。
同年代の人がいればいるほどやりやすかったり、仲良くなれたり、人間関係を作っていく上で職場の年齢層・男女比率などはとても大事です。
ですが現状は平均年齢は30代~40代がメインの職場で男女比率も7:3くらいで男性が多いのも現状です。
冠婚葬祭業なので若い人はなかなか入社してこないというのが背景としてあるようです。
また若い人は入ってきても離職率が高いようです。
ほとんどの社員がどこかで営業をしてきた人が転職先として選んできていることが多いです。
また、ウェディングプランナーなどになると若い女性の方が多いのですが、どうしても営業職となると男性のほうが多い傾向は拭えないようです。
互助会の将来性は?
互助会は国で認可されている事業なので互助会がなくなるっということはないと思います。
ですが、需要がなくなればわかりませんし、将来性のない事業で積み立てなんかしたくないって思うのも当然です。
なので次は互助会の将来性、伸びしろについてご紹介していきます。
葬儀需要は伸びる
結婚式に関して言えば年々若干ですが、数は減ってきています。
晩婚化が進み、今さら結婚式をしなくてもよいという人、若くして結婚したけれどお金がかかるから式は挙げずに入籍だけするって人、様々な理由から結婚式を挙げるカップルが減りつつあります。
とはいってもお葬式に関しては誰もが通る道になります。
また、日本では火葬することが法律で決められていますから、どうしても業者に頼む必要があります。
そのため、葬儀という儀式に関して言えばなくなることのないものです。
そのため、需要制は充分にあると思います。
互助会の特典
実は互助会というのは積み立てはもちろのこと、加入者は様々な割引だったり、特典があるんです。
この割引内容や特典は各冠婚葬祭企業によって異なるサービスですが、例えば七五三や成人式衣装の値段が安くなったり、格安でバスツアーに行けたりと企業も様々な工夫をして特典をつけています。
そのため、なかには積立てよりも特典目的に互助会に加入される方もいます。
割引や特典内容によってはもっと需要を伸ばせるものだと思います。
需要に合わせた二大儀式
少し前までは婚礼であれば沢山人を呼んで盛大にやっていました。
ですが、今はその需要が少なくなっています。
というのも少し前までは結婚式の資金は男性側の両親が持つというのが古き慣わしでした。
ですが、近年は経済的不況もあり、両親が結婚式の資金を全額出すところは少なくなりました。
そのため、結婚資金はカップルで負担することが多くなり、規模も小さくなってきています。
そのため、近年ではゼロ婚というものも注目を浴びています。
ゼロ婚とはいただく祝儀の範囲で挙式披露宴を行うことです。
もちろん規模は小さくなりますが、人気の結婚式プランの一つになっています。
また、葬儀であれば昔のように親戚同士の付き合いも薄れてきたご時世ですから参列に呼ぶ人の数も少なくなってきています。
近年では、家族葬という家族や親族だけで葬儀を執り行うプランの需要が高まっています。
家族葬なら規模も小さく、葬儀費用も少額に抑えられるのが理由の一つだと思います。
このように婚礼も葬儀も需要に合わせてさまざまなプランが出てきています。
この先も新しいプランが出来て、古き昔の手法は取られなくなるのかもしれません。
互助会の仕事がおすすめな理由
しっかりとした研修
当然ながら互助会についてなにも知らないって人も多いです。
そのため、入社してから半月から一ヶ月の間は雑学を学びます。
ここで互助会の歴史からその会社で運営している互助会についてなど学んでいきます。
次に営業の研修です。
外回りのやり方から、案内の仕方などを学びます。
このように研修がしっかりとしているため、未経験者歓迎の職種です。
冠婚葬祭事のマナーや常識が身に付く
普段生活している分には冠婚葬祭のマナーや常識って必要ないですよね。
必要ないから誰も知識として取り入れようとしないですよね。
今の時代ネットで調べれば出てくる。
確かにそうです。
でもとっさに知識を求められたときに正しい答えをいえないと社会人としては少し恥ずかしいですよね。
六輝の種類から意味、招待状の正しい返し方、長寿祝いやご祝儀の相場など知っているようで知らないことは多いと思います。
また、若いうちからこういった知識を身に付けていると感心されます。
互助会の必要性がわかる
当然ながらそこに勤めている社員が互助会の必要性を感じていなければお客様にもうまく説明できないですよね。
実際に雑学で互助会の必要性について学ぶのですが、本当に必要だと感じました。
というよりも皆さんも結婚式や葬儀に直面したときは絶対に必要性を感じるのです。
今は他人事のように考え、また自分には必要ない、遠い先の事って考えてしまうため不要に思うかもしれません。
どうしてもお金がかかってしまうものです。
同じ葬儀でも値段が安く済むほうと高いほうとどちらを選びますか?
もちろん同じ葬儀であれば安いほうがいいと考えるのが普通です。
絶対に来る葬儀、残された家族に金銭的な負担をかけないためにも、生前から互助会に加入しておくことが必要なのです。
比較的加入してもらいやすい
営業というとどうしても高くて要らないものを売り付けられているって印象が強いと思います。
ですが互助会は冒頭でもお話ししたように月掛け一口1000円から2000円とそう高くないのです。
なぜ互助会の一口あたりの価格がこんなに安いのかというと、互助会の積立金はあくまでも生活質を落とさない程度の少額で集めているからなのです。
もちろ満期になればそれ以降毎月引き落とされることもないので安心です。
それに互助会への加入は将来のためでもあり、不要なものではないので説明すれば比較的加入していただきやすいものになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまで長いこと互助会についてご紹介していました。
互助会は加入するだけでお得になります。
また若いときから加入しておけば結婚式の費用にも使えますし、浮いたお金で新婚旅行にもいくことだってできるかもしれません。
人は生まれてから死ぬまで冠婚葬祭事に囲まれています。
どんなに冠婚葬祭事に縁がない人でもお宮参りや七五三、最近では二分の一成人式など関わることがほとんどです。
また、自分の冠婚葬祭以外にも両親の長寿祝い、友達の結婚式など、案外身近なところに冠婚葬祭はあります。
それに案外お金がかかります。
そんなときに、互助会に一口でも加入していれば、割引が効いたり、安く済むのです。
せっかくの冠婚葬祭事ですから後々にお金かかったなって思い出よりも、その内容が思い出に残るようにしたいですよね。
でも、人は目に見えないものにお金を払うことをとても毛嫌いします。
ではなぜ、人は生命保険には加入するのでしょうか。
もしもの時に備えての加入ですよね。
であるならば互助会も、もしもの時の備えとして加入しておくことにメリットはあってもデメリットはないと思います。
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