
互助会営業とはどんな仕事?仕事内容や役割、なり方など詳しく解説します!
互助会の営業とはどんな仕事でしょうか。
そもそも互助会ってなんでしょう。
若年層の方は馴染のない職業かもしれませんが、簡単に言えば冠婚葬祭の営業業務です。
ポスティングの仕事や加入の勧誘などの営業が主ですが、ここではそんな互助会の業務内容をさらに詳しくご紹介していきます。
互助会を知らない方も知っている方もこれを機に興味を持っていただけたらと思います。
ぜひ最後までご一読いただければ幸いです。
そもそも互助会とは、冠婚葬祭事用に貯めておく積立金のことです。
恐らく、若い人であればご両親や祖父母に聞いてみると、「あー、互助会ね」って言ってくれるかもしれません。
互助会を運営している企業は、営業でお宅を一件一件回って互助会どうですかと案内して回るのが仕事です。
互助会の契約は一人当たり一口から加入できて、最高で3口~4口くらいまで加入できます。
また一口当たりの金額は月掛け1000円~2000円中には3000円のものまであります。
契約の満期は100回~200回とあります。
いずれも各互助会運営企業によって内容が異なってきます。
互助会で集められたお金は掛け金と呼び、掛け金の一部は国で管理されていますから安心です。
また経済産業省認可の事業ですし、互助会を運営している企業は全て、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会というところに登録をして事業をしていますから契約されるみなさんにも安心いただけるかと思います。
互助会に加入していざ、使用するとなったとき一口単位で使用が可能です。
なので、二口持っていても必要に応じて使用する口数を決められます。
主な使用用途としては婚礼や葬儀がメインとなりますが、企業によっては七五三や成人式などにも使用が可能です。
よくあるのが契約した時と使用する時では契約内容が変わっていて契約当時のサービスだったり、割引ができないのではないかということは心配の種ですよね。
ですが、互助会についてはご安心ください。
どんなに契約が古いもので今と契約内容が異なっていても当時の契約内容通りに使用可能です。
例えば孫の結婚式費用として、祖父母が20年前に契約した互助会を当時の契約内容のまま使用することができるのです。
まずは営業の第一歩として、ポスティングをしていきます。
ポスティングとは文字通りチラシを各家庭のポストに入れていくことです。
慣れるまではチラシが上手くポストに入らなかったり、家によってはポストの場所がわからなかったりと結構疲れる仕事です。
ポスティングの数をこなしたら次は実際に営業をします。
営業内容としては、互助会の加入有無、互助会の案内、説明会への参加希望、最低でもこのくらいの案内はします。
中には話も聞いてくれないってところもありますが、聞いてくれるところには積極的に案内していきます。
営業で参加者を募ってホールで説明会を開催します。
説明会では、前半の二時間くらいを講師のお話、終活についての話に時間を使います。
講師は毎回人が違って毎回話すテーマも違いますが、主に、お金や老後の話題が多いです。
残りの時間は、実際に葬儀をしたときは通夜振舞いという料理が出てくるので、通夜振舞いを実際に食べていただきます。
通夜振舞いに関しては無料ではなく少額ワンコインいただきますが、内容の濃いものになります。
その後は担当スタッフとお話をして終わりというのが説明会の主な流れです。
給料は歩合制を取っている企業がほとんどです。
給料の内訳は基本給+インセンティブというのが主です。
基本給は13万~15万くらいです。
インセンティブは契約を取った互助会一口当たりでもらえます。
一口8000円~2万円です。
やはりここも各企業によって差があったりしますが、月20万~25万くらいが平均値と言えます。
互助会の営業をしたいけど、どんな企業に勤めればいいのかわからないという人や、必要な資格だったり求められる経験があるのかと不安に思う方もいるかもしれません。
そんな方の不安を少しでも取り除ければと思い、互助会の仕事に就くための情報をご紹介していきますので、是非参考にして見てください。
互助会の営業職に就きたい場合、お住まいのエリアの互助会運営企業や冠婚葬祭業をしている企業があると思います。
ハローワークや求人情報誌、企業HPなどを駆使して探してみてください。
求人が出ているのであれば恐らく掲載されている可能性が高いです。
掲載がない場合は求人募集をしていないか、直接企業に問い合わせてみるのも一つかもしれません。
冠婚葬祭業で働く上で特別必要なスキルや資格経験はありません。
未経験者でも歓迎の職種になりますから誰でも応募可能です。
ただ、営業職なので営業経験があったほうが有利にはなりますが、経験がなくても不採用になると言うことはないのでご安心ください。
入社後はしっかりとした研修があるため、冠婚葬祭に関する知識が全くなくても大丈夫です。
互助会運営企業で働いているほとんどの人が中途採用で転職してきた人です。
新卒でずっとという人は滅多にいません。
では何が転職を決める決め手となったのか。
転職で成功していくために必要なことをここではご紹介していきます。
一般的な企業と違って歩合制だと淡々と仕事をしているだけでは給料が上がりません。
契約を取っていかないと給料は増えないため、常に歩合制だということを念頭にいれておくことは大事です。
その意識があるだけで仕事のパフォーマンスは変わってきます。
契約を取らなければ生活ができないわけですから仕事にも熱が入ります。
やはり、商品を説明する上で知識不足では商品の魅力はちゃんと伝えきれないですよね。
なぜ、互助会に加入しておくことが必要なのか。
保険や貯金となにがどう違うのかなど、お客様は知識がないわけですから正しい情報を教えてあげれば確実に必要性に気づいてくれます。
いかがでしたでしょうか。
簡単ではありますが、互助会についてご紹介してきました。
冠婚葬祭は生きていれば必ずやって来るものです。
できることなら、出費は抑えたいですよね。
また、少額でも毎月毎月掛けておくことで色々なお得があるのも互助会のいいところです。
この短い中では互助会の良さを全てお伝えできませんが、掛けて得はあっても損はしないのが互助会の良さだと思います。
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