葬儀は故人の最期を見送るために行われます。

葬儀屋は、遺族が心穏やかに故人を見送ることが出来るようにサポートするのが仕事です。

一時は映画「おくりびと」の影響もあって、葬儀屋として働きたいと考える人も増えました。

しかし、実際にはどのような仕事内容なのか、また求人ではどのような募集職種があるのかなど、知らない人は多いでしょう。

そこで葬儀屋の仕事に興味がある人のために、葬儀屋求人でよくある募集職種や募集内容などについてご紹介していきます!

葬儀屋で働いてみたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

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葬儀屋にはどんな種類があるの?

葬儀屋と聞くと、どのような仕事を思い浮かべますか?遺族に代わって通夜や葬儀を執り仕切るイメージを持っている人も多いでしょう。

そのため、葬儀屋は葬儀をサポートするというイメージだけで、葬儀屋にも具体的な職種があるということを知らない人も少なくはないと思います。

葬儀屋の求人で見かけることの多い募集職種について、以下にご紹介していきます。

自分がどのような職種で働きたいかを考えるのに良い参考になるでしょう。

葬儀屋の事業形態のパターン

葬儀屋には、事業形態のパターンがいくつか存在しています。

知らない人からすれば、葬儀屋はみんな一緒に思えるかもしれませんが、実は事業形態がいくつかに分かれています。

そのどれに属するかによって、仕事内容が少しずつ変わってきます。

どんな場所で、どんな風に葬儀のサポートをしたいかによっても事業形態を選ぶことが出来るでしょう。

葬儀屋の事業形態のパターンは、「一般葬儀屋」「病院指定葬儀社」「冠婚葬祭互助会」「JA・生協・共済」などに分かれています。

これらを一つずつご紹介していきます。

一般葬儀屋

私たちが普段想像する一般的な葬儀屋がこの職種になります。

葬儀会社としてのみ扱っている会社もあれば、冠婚葬祭を扱っている会社もあります。

冠婚葬祭を扱っている会社は大手が多いですが、葬儀のみを扱っている会社では大手の他に、個人で経営しているところや中小規模の会社も多いです。

一般葬儀屋では、葬儀の依頼を受けたらご遺体のお迎えに上がり、遺族と葬儀のプランを相談して、通夜から葬儀、初七日までを一人もしくは二人の担当で受け持ちます。

担当社員以外の手が空いている社員は葬儀の手伝いを行い、通夜や葬儀当日には、担当社員とその手伝いをする社員(新入社員が多い)、また派遣やアルバイトなどが式の流れをサポートします。

葬儀の依頼がない日には、事務仕事やホールの清掃などを行うことが多いです。

一般葬儀屋では、仕事内容こそ特殊ですが、会社自体の形態は一般的な会社と似ています。

病院指定葬儀社

病院指定葬儀社とは、病院と契約関係にある葬儀会社のことです。

病院指定葬儀社は、病院と契約を交わし、一定金額を契約金として支払う代わりに、誰かが亡くなった際には、一番初めに遺族に対して自社での葬儀を提案出来る権利を持っています。

そのため、もし病院で誰か亡くなった場合、病院はまず指定葬儀社へと連絡を入れます。

連絡を受けた指定葬儀社は、遺族へ挨拶をしてから、ご遺体を運んだり、ケアをしたりします。

そして遺体を安置するまでの短い時間の間で、自分の葬儀会社での葬儀を遺族へ提案します。

遺族が元々決めていた葬儀会社がある場合には無理を言う事は出来ませんが、まだどこの葬儀会社で葬儀を行うか決まっていない場合には、そこで自社をアピールすることが出来ればそのまま葬儀を受け持つことが出来ます。

葬儀の流れ自体は一般葬儀社と似ています。

冠婚葬祭互助会

冠婚葬祭互助会では、毎月会員から一定金額を掛け金として徴収し、積み立てを行います。

そして結婚式や葬儀などの際には、契約に定められた役務や、その取り次ぎを行います。

冠婚葬祭互助会は、経済産業大臣の認可を受けた組織で、全国に300社近くあります。

また、これらの大半は葬儀会社などによって運営されています。

冠婚葬祭互助会は元々、冠婚葬祭で一時的に大きな支出がかかるものを、会員が積立金を行うことでお互いに助け合うことを目的として組織されました。

現在では組織の数は減少傾向にありますが、反対に積立金は増加していると言われています。

冠婚葬祭互助会は特殊な組織ではありますが、葬儀自体は葬儀会社が運営しているため、一般葬儀会社と大きな違いはありません。

JA・生協・共済など

JAは農業者の組合組織で、「JA葬祭」として葬儀事業も行っています。

農協は全国で広く活動を行っているため、葬儀事業もまた全国で広く行われています。

JA組合員であれば比較的安く葬儀を行うことが出来る反面、地域によって葬儀内容には細かな違いが見られます。

また、JAは葬儀会社と提携しているところもありますが、独自で葬儀事業を展開しているところもあります。

一方で生協は、ほとんどが葬儀社と提携しています。

そのため葬儀内容は一般葬儀社とそこまで大きな違いはありませんが、価格がより明朗になっています。

さらに共済では、入会金を支払い、会員になると葬祭費用が割り引かれます。

複数の葬儀会社や互助会がネットワークで運営されているほか、保険会社や企業、団体の福利厚生制度と提携している場合もあります。

葬儀屋の募集でよくある職種

葬儀屋の仕事というと、通夜から葬儀、初七日までをコーディネートする印象があると思います。

しかし実際には、葬儀の儀式一つひとつでも職種が分かれています。

例えば納棺師や復元納棺師、葬祭ディレクターや葬儀司会など、さまざまな職種があります。

葬儀会社に勤めれば通夜から葬儀までの流れを担当することはありますが、専門的なスキルや資格がなければやれる仕事内容は限られてきます。

一方で、専門的なスキルや資格を持っていれば、場合によっては個人で仕事を受注することも可能になります。

葬儀屋の求人でよく募集されている職種にはどのようなものがあるのでしょうか?

納棺師

納棺師は、ご遺体を棺に納める専門的な仕事を行う人です。

ご遺体の湯灌を行った後で、整髪や髭剃り、薄化粧などをご遺体に施します。

その後で経帷子(きょうかたびら)という死者に着せる着物や、遺族の希望する衣類へと着せ替えを行います。

着せ替えまで済んだら納棺を行い、そこからは葬儀会社へ引き継ぎます。

納棺師は、特別な資格や学歴は必要ありません。

年齢や性別で制限されることもない仕事ですので、なろうと思えば誰でも納棺師になるチャンスはあります。

また、納棺について学べる専門学校もあります。

納棺師は資格が不要なため、ほとんどは入社してから納棺についてのノウハウを学ぶことになりますが、資格がない分も研修はかなり厳しいと言われています。

さらには、必要な知識や技術さえ身に付ければ誰でも納棺師になれるというわけではありません。

深い悲しみに包まれた空気の中で、適切な発言や振る舞いが出来るかどうかという人間性も求められます。

復元納棺師

復元納棺師は、通常の納棺師の仕事に加え、ご遺体を出来る限り生前の姿へと近づけるために復元する技術を持った専門スタッフをいいます。

例えば交通事故や災害などでご遺体が激しく損傷してしまった場合に、とても遺族には見せられる状態ではないため、そんな時には復元納棺師の出番になります。

損傷の激しい部分には脱脂綿や特殊メイクを使って、出来るだけ故人の生前の姿へと近づけます。

面影を感じさせることが出来れば、故人の死を受け止めることの出来ない遺族も、直接故人の顔を見ることによって亡くなったのだという現実を受け止められることが多いです。

遺族が故人との最期の別れを、きちんと顔を見て見送ることが出来るように努めるのが復元納棺師の仕事です。

葬祭ディレクター

葬祭ディレクターは、厚生労働大臣認可の葬祭業に関する専門資格です。

その専門的な知識や技術を用いて式の進行や、運営を円滑に行うスペシャリストです。

葬祭ディレクターの資格は1級と2級があり、2級では家族葬のように、個人葬における受注から会場設営、また式典運営に至るまでの一般的な知識や技能が求められます。

1級では、全ての葬儀の詳細な知識と技能が求められます。

葬儀会社で働く上で、必ずしも取らなければならない資格というわけではありません。

しかし、この資格を取ることで、よりスペシャリストとして葬儀のプランニングを行うことが出来ますし、また資格を取ることで会社内での立場や昇給に繋がることもあります。

葬儀司会者

葬儀司会者の仕事は、文字通り葬儀で司会を務めることです。

葬儀全体の進行役を任されるため、周囲の状態を常に確認し、把握していなければなりません。

通夜と告別式を行う場合には、その2つがセットになっています。

通常は式が始まる2時間前に現場に行き、葬儀会社の人や遺族に挨拶をして、遺族から故人の生前の話を伺います。

そして式が始まるまでに本番で話す内容を決めて、式では司会進行役を務めます。

1回の仕事は大体3~4時間ですが、一つの葬儀が終わった後に、その足で次の葬儀へ向かう場合もあるため、拘束時間は長めです。

葬儀司会者になるためには、特別な資格も学歴も必要ありません。

求人募集に応募して、会社側の求める条件を満たしていればそれで働くことが出来ます。

セレモニースタッフ

セレモニースタッフは、若い人材よりも人生経験が豊富な40代、50代の人の方が歓迎されやすい仕事です。

セレモニースタッフの仕事は、主に通夜や葬儀が滞りなく進行出来るように遺族や葬儀担当者をサポートすることです。

例えば遺族や参列者に焼香の案内をしたり、僧侶へのお茶出しや椅子引きをしたり、お別れの際に花を配ったり、会場の掃除をしたりとさまざまな仕事があります。

葬儀担当者のように表立って動くよりも、陰で動くことの多い仕事でもあります。

セレモニースタッフは何よりも気配りが重要です。

そのため、社会に出たばかりの若者よりも、ある程度人生経験を積んでいる年代の人の方が、良く気が利き働く印象があるため、年代が上の人は採用されやすい特徴があります。

もちろん若い人でもどんどん応募をしていけますが、ある程度年齢がいっても気軽に応募出来る職種としては貴重かもしれません。

生花スタッフ

生花スタッフは、葬儀会社の下請けで仕事を行うことが多いです。

仕事内容は主に花祭壇の設営や供花の作成、分かれ花の準備などです。

花祭壇は葬儀の会場でよく見かける、花で飾られた祭壇のことです。

葬儀のプランによってその華やかさにも違いがあり、もし花祭壇を用意しない場合でも、ご遺影のところなど、一部の祭壇を花でアレンジすることが多いです。

また、供花の作成は、遺族や関係各位から贈られたものを準備して会場に設営します。

この時に花を準備するだけでなく、供えた方の名前を入れる名札も一緒に作成します。

設営場所は遺族の指示を受けて行い、遺族が納得するまで何度も場所を変えて設営することも珍しくはありません。

設営が終わったら、今度は別れ花の準備をします。

別れ花は火葬場へ出発する前に棺に入れるための花ですので、予めお盆や籠などに入れて用意しておくか、式が終わった時点で祭壇の花や供花の花を数名のスタッフが切って回り、ある程度盆に載せたら遺族や参列者に渡していきます。

この他にも、会場の入り口や受付机、焼香台などを花で飾ることもあります。

ドライバー

ドライバーは、霊柩車を運転したり、火葬場へバスを運転したりする仕事です。

大抵は霊柩車のみか、バスのみで募集することが多く、どちらも兼任することはまずないでしょう。

小さな葬儀会社の場合には、バスのドライバーのみを募集して、霊柩車は葬儀の担当者が運転することも珍しくはありません。

霊柩車の場合には、昼でも夜でも関係なく、葬儀の依頼があればその時点で霊柩車を出すこともありますし、また葬儀の際にのみ霊柩車を用いることもあります。

一方でバスのドライバーの場合には、火葬場が夕方までしかやっていないこともあり、主に午前~夕方までの時間帯で仕事を行います。

どういう事業形態や職種が良いか決まっていますか?

あなたはどういった事業形態や職種が良いか、もう決めていますか?もし漠然と「葬儀屋で働きたい」と考えているのなら、自分がどのレベルまで目指すかを一度考えてみてもいいかもしれません。

もし何も思いつかないのであれば、まずは一般葬儀社で仕事をしてみて、その上で葬祭ディレクターになりたいと思えば、資格の勉強をするのも良いでしょう。

最初から希望の事業形態や職種があるのなら、それを目指して求人に応募していきましょう。

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葬儀屋でよくある募集内容とは?

葬儀屋の求人でよくある募集内容は、どのようなものでしょうか?一般的な求人募集の場合、大体の給与の目安や勤務時間、福利厚生があるかどうか、勤務場所などについて書かれていることが多いです。

では、葬儀屋の求人はどのような募集内容になっているのでしょうか?以下に例を挙げていきます。

給与相場

大手葬儀社の場合には、大学卒で一般社員の初任給が20万円前後のところが多いです。

これが小会社や個人経営の会社の場合には13~18万円と、もっと少ないところもありますが、大手葬儀社の一般的な初任給の給与相場としては大体この辺りです。

この相場に通勤手当や地域手当、超過勤務手当や施工手当などが付きます。

また、同業者からの転職の場合には、元々葬儀に関するノウハウを持っているため、初任給よりも高く25万円ほどのところが多いです。

さらに葬祭ディレクターの資格を持っていれば、転職先での給与は手当ても確実について30万円をこえる場合もあります。

他の一般的な会社でも言えることですが、葬儀会社は大手かどうか、経験者であるかどうか、資格を持っているかどうかで給与相場が変わります。

勤務時間や休日、残業

葬儀の予定が入っていなければ、一般的な会社と同様に、9時半頃~17時頃までの勤務時間のところが多いです。

また、大抵の会社は週休二日制になっており、休みの希望を毎月自己申告するところもあれば、最初から一人ひとりの休みが割り振られているところもあります。

もし葬儀の予定が続いており、休みがなくなることがあれば、その分どこかで休みをもらえたり、特別手当をもらえたりする場合もあります。

何もなければ残業も特にはありませんが、葬儀の担当になったり、葬儀のサポートをする側になったりした時には、早出や残業があります。

とはいえ、葬儀はいつ入るか予測出来るものではありませんし、最初から葬儀会社は勤務時間が不規則になりやすいということを承知で応募する人が大半ですので、きちんと手当や残業代さえもらえていればとくに問題になることはないでしょう。

福利厚生

正社員であれば、福利厚生はしっかりとしているところがほとんどです。

また、契約社員の場合には、契約期間のみ福利厚生が付く場合もあります。

派遣社員では派遣先の葬儀会社ではなく、派遣元の会社の福利厚生に入っている場合があります。

アルバイトや短期間のみの場合には福利厚生はほとんど付きませんが、正社員であればまず付いているでしょう。

勤務場所

一般葬儀社の勤務場所は、会社と葬儀場が多いです。

会社は事務仕事や葬儀の準備を行うことが多く、また葬儀場は依頼が入った時にそこを使います。

長時間勤務をするのは大抵そのどちらかで、その他には一時的に火葬場や病院、遺族の自宅などでも仕事をすることが多いです。

また、葬儀司会者の場合には依頼があるごとに向かった先の葬儀場が勤務場所になりますし、生花スタッフの場合には花屋(会社)と葬儀場との往復になります。

求められる人物像

葬儀屋の仕事は、特別な資格やスキルがなくても働くことが出来ますが、だからといって誰でも気軽に働ける場所ではありません。

人の死があって初めて仕事になりますので、故人を喪い悲しみに暮れる遺族の中に入り、その悲しみに寄り添いながら冷静に仕事を執り行うことが求められます。

葬儀屋の仕事をする上では、そうした悲しく重苦しい雰囲気にも負けずに落ち着いて仕事が出来る人でなければ、働くことは出来ないでしょう。

ではどのような人が葬儀屋の仕事では求められているのでしょうか?葬儀屋に求められる人物像を以下に挙げていきます。

真摯な気持ちで勤められる人

葬儀屋では、真摯な気持ちで勤めることが出来る人が向いています。

葬儀を行う上で、葬儀会社は出来るだけ遺族に高いプランでの葬儀を進めたいと本心では思っています。

しかし、故人を喪って悲しみにくれる遺族に対して、一般的な営業職のように、ぐいぐいと営業をかけていくことは難しいでしょう。

会社の利益を上げることも大切ですが、それ以上に遺族との信頼関係を作るためにも、葬儀屋は真摯な気持ちで遺族の気持ちに寄り添い、出来るだけ遺族の希望を叶える形で葬儀を作り上げていく必要があります。

そうして葬儀屋が誠実で丁寧な対応を心がけることによって、遺族も心を開き、担当者を信頼して葬儀を任せてくれるようになるのです。

倫理観・道徳観のある人

葬儀屋はある程度の倫理観や、道徳観のある人でなければ勤まりません。

人の死に携わる仕事ですので、悲しみに暮れる遺族に適切な言葉をかけたり、厳粛な葬儀の雰囲気の中でもその場に相応しい言動を取ったりしなければなりません。

倫理観や道徳観がなければ、いわゆる「空気の読めない発言」をしてしまうことがありますので、葬儀屋で働く以上はある程度の倫理観や道徳観を身に付けている必要があります。

体力がある人

葬儀屋の仕事は、意外に体力勝負です。

ご遺体や棺を移動させたり、葬儀の準備をしたりと、何かと力を使う機会も多いです。

葬儀会社で勤める以上は、担当者もサポート役も関係なく、誰もが力仕事を行います。

女性でも男性と同じように、また当たり前のように力を使いますので、いちいち男性社員に力仕事をお願いするような人は、葬儀会社には向いていないでしょう。

もし毎回のように力仕事を男性社員にお願いしていると、女性からはもちろん、男性からも「使えない社員」と思われてしまいます。

男性社員は力のある人が多いですが、女性でもある程度のタフさがなければ葬儀屋の仕事は勤まらないでしょう。

勉強熱心な人

勉強熱心な人は、葬儀屋で働きながら実力をつけていきやすいです。

葬儀屋では、通夜や葬儀の準備や進行はもちろんですが、さまざまな宗派についての知識や、その場に相応しい言動、振る舞いなども身に付けなければなりません。

言葉使いや振る舞いは場数や経験を積むことで身に付けていくことが出来ますが、宗派やマナーに関する勉強は、自分が学ぼうという意識がなければ中々頭には入ってきません。

葬儀屋で働く以上はある程度の勤勉さが求められますので、勉強熱心な人ほど葬儀屋の仕事には向いていると言えるでしょう。

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必要なスキルや資格、経験

葬儀屋で働くだけならば、特別な資格やスキル、経験は必要ありません。

しかし、収入面や待遇面では、資格やスキル、経験がある人の方が有利になります。

例えば業界未経験者であっても、最初から葬祭ディレクターの資格を持っている人はそれだけ初任給も上がりますし、任される仕事内容も他の新入社員とは違ってきます。

資格はなくても人の気持ちに寄り添った言動や行動が取れるスキルを持っている人も、早い内から葬儀担当者のサポートに回ったり、実際に葬儀を任されたりすることがあります。

さらに経験者の場合には、仕事ぶりが期待されるのに比例して、転職直後から給与や待遇が優遇されていることが多いです。

葬儀の仕事にはどんな会社があるの?

1. 株式会社 日本セレモニー

株式会社 日本セレモニーは、典礼会館と結婚式場を全国に持つ会社です。

典礼会館は全国に170以上展開されており、葬祭ディレクターの中途採用も行っています。

要普通免許ですが未経験でも応募可能で、キャリアチェンジもできるので、長く働きやすい環境があります。

タイミングによって募集が終了している場合もあるため、詳細はリンク先でご確認ください。

2. NK西日本株式会社

NK西日本株式会社は、西日本に展開している、湯灌納棺や海洋散骨などを行う会社です。

納棺士の中途採用を行っていて、個人の自宅や斎場にてメイクアップや着替えなど納棺までに必要なことを行います。

学歴や経験は不問で、普通免許は持っていることが条件となります。

タイミングによって募集が終了している場合もあるため、詳細はリンク先でご確認ください。

その他の葬儀屋の求人は?

上記の会社以外にも葬儀屋の仕事はたくさん募集されています。

見てみたい人は、以下のボタンからチェックしてみて下さい。

\他にもたくさん「葬儀関連」の募集中の仕事があります/

(他の会社も含めて募集を確認できます)

葬儀屋の雇用形態による違い

葬儀屋は、雇用形態によって仕事内容が違ってきます。

例えば正社員であれば、事務仕事から葬儀の担当まで、幅広く責任を持って仕事を任される立場にあります。

契約社員や派遣社員の場合には、正社員ほどの責任ある仕事は任せられなくても、資格があれば葬儀を担当したり、また葬儀をサポートしたりする立場になります。

アルバイトやパートでは、葬儀の担当はしない代わりに、通夜や葬儀で担当者をサポートする立場になります。

自分がどの立場で働きたいかによって、雇用形態を選ぶことが出来ます。

葬儀屋のおおまかな仕事内容

葬儀屋は、ただ「葬儀を担当する」というイメージが強いと思います。

しかし実際には、葬儀のない日にもさまざまな仕事をしており、一つの葬儀を担当する際には、遺族が想像もつかないような仕事をしていることもあります。

そもそも葬儀会社に葬儀を依頼すると、遺族はほとんど自分たちで動くことがなくなります。

葬儀会社との打ち合わせ以外に、親戚や参列者と話をしたり、通夜や葬儀、初七日に参列する以外は待機している時間が長いです。

遺族がそうして待機している間に、葬儀屋はあれこれと裏で働いています。

その仕事内容を大まかにご紹介していきます。

おおまかな仕事内容

葬儀屋は、葬儀の依頼が入るとまずご遺体のお迎えに上がります。

病院であれば病院から遺族の家へとご遺体を運び、安置します。

そして遺族と葬儀のプランを相談し、内容が決定したらそれに向けて準備を進めていきます。

葬儀会場の設営や返礼品の用意、会食や生花の手配を行い、棺も用意します。

遺族の代わりに役所に火葬許可書を取りに行ったり、僧侶をもてなすための準備も行ったりします。

そうして通夜と葬儀の準備が終わったところで、実際に通夜や葬儀を行い、式の進行の合間にも他のスタッフと連携してさまざまな裏方の仕事をこなします。

葬儀から初七日まで、全てが終わったら遺族へ挨拶をして、葬儀会場の片付けをし、報告書をまとめてようやく一つの仕事が終了します。

葬儀の依頼がない日には、法事の用意をしたり返礼品の準備をしたり、またポスティング用のチラシを折ったりします。

事務仕事の他に葬儀会場の掃除も行うことがあり、例え葬儀の依頼がなくても、葬儀屋はまったく暇な時間というのはそうありません。

葬儀屋はどういう役割を求められる?

葬儀屋は、遺族が故人を心穏やかに見送ることが出来るようにサポートをする役割を担っています。

葬儀屋に依頼することによって、昔は遺族がしていたことも任せることが出来るため、遺族は葬儀が終えるまでの間、遺族や親族同士で故人への思いを馳せたり、思い出話に興じたりすることが出来ます。

そうして心から故人を送る気持ちを整えてあげることも、葬儀屋の役割です。

だからこそ、葬儀屋には仕事の出来不出来以外にも、遺族の心に寄り添った言動や適切な行動が取れるようなスキルが必要とされています。

葬儀屋についてよくある疑問

葬儀屋で働いたことのない人にとっては、葬儀屋は未知の世界でしょう。

どんな仕事なのかは何となく調べることが出来ても、それでもやっぱり疑問に思うことは多いと思います。

そこで、少しでもその疑問が解消できるように、葬儀屋の仕事に興味を持っている人が良く疑問に思うような内容を以下にまとめました。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

面接でよく聞かれることは?面接合格の秘訣!

面接では、一般的な会社と同様に、「何故この会社を選んだのか?」という質問をされることが多いです。

葬儀屋の仕事に対してはマイナスの印象を抱いている人も実際には少なくありません。

そんな中で何故あなたが葬儀屋での仕事を希望しているのかを、会社側は一番知りたいと思っていることが多いです。

そのため、面接では志望動機を出来るだけ明確に話した方が合格に繋がりやすいです。

例えば「以前に自分の家で葬儀があった際に、葬儀屋さんに大変親切にして頂いた覚えがあります。その経験から、私自身も遺族の気持ちに寄り添った葬儀が出来たらいいなと考えるようになり、葬儀屋での仕事を志望致しました。」というように、葬儀屋の仕事に対する自分の熱意を伝えるとより好印象になりやすいです。

会社の雰囲気は?

葬儀屋の仕事を知らない人からすると、葬儀会社の雰囲気も、葬儀の時と同様に淡々とした静かで暗いものを想像する人がいるかもしれません。

しかし実際には、葬儀がない時の会社の雰囲気は、一般的な会社とほとんど大差はありません。

しかし、ひとたび葬儀の依頼が入れば、作業時間が限られていますので、その間はバタバタと忙しく、また張り詰めた雰囲気になることもあります。

正社員、派遣社員、アルバイトの募集があるの?

チラシやインターネットなど、さまざまな媒体で常に葬儀屋の求人募集は出ています。

正社員から派遣社員、アルバイトまで、探せばどの職種でも募集が出ていることが多いです。

気になった人は、インターネットで検索すると直ぐに情報が出てきますので、探してみて下さい。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?何となくでも、葬儀屋の仕事とはどのようなものなのかということを分かっていただけたら幸いです。

葬儀屋の仕事は、想像以上に体力や気力を必要とします。

人が亡くなり、悲しみに包まれた雰囲気の中でも、淡々と仕事を行う精神力の強さや冷静な対応力も求められます。

大変なことも多いですが、その分とてもやりがいの感じられる仕事でもあります。

もしもあなたが少しでも葬儀屋の世界に興味を持ってみたのなら、まずはバイトや派遣社員として働いてみるのもいいかもしれません。

そうして、自分に向いていると思ったら、そこから正社員の道を目指すのも良いでしょう。

故人の最期の瞬間に立ち会い、遺族と共に見送る仕事は、とても誇らしい仕事でもあるのです。

【葬儀屋の転職を考えている方は、こちらの記事も参考にしてみてください】

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