ホテルバイトの求人には、沢山の種類があるのはご存知でしょうか?

今回は、これを見ている方が自分に合った求人を見つけられるよう、学生時代にホテルバイトをした経験を基に、ホテルの宴会バイトについて詳しく書いていきます。

よくある募集内容からおすすめ求人の特徴、向き不向きまでお話しいたします。

これを読んで自分は向いているかもしれないと思った方は、是非ホテルの宴会バイトにチャレンジしてみてくださいね。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

ホテル宴会バイトはどんな仕事?

ホテル宴会場でのウェイター・ウェイトレスの仕事です。

結婚披露宴やパーティー等が行われることが多いので、「人生の大切な日」のお手伝いをするのがホテルバイトの仕事です。

接客業ですが、レストラン等の飲食店とは異なりフォーマルなシーンで仕事をしますので、服装やマナー等厳しい場合が多いです。

ホテル宴会バイトの大まかな仕事内容

例えば、披露宴等では、宴会が始まる前にテーブルセッティングを行います。

宴会が始まったら、お料理を出したり飲み物を配ったり空いたお皿を下げたりします。

宴会の裏側で働く、会場のドア係やクローク等も含まれます。

ホテル宴会バイトとして幅広く募集され、数ヵ所の役割をローテーションで担当する場合もあります。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

ホテル宴会バイトでよくある募集内容とは?

ホテル宴会バイトの募集内容には様々なものがあります。

数ある募集の中から、自分に合うものを見つけましょう。

時給相場

地域やホテルにもよりますが、ホテル宴会バイトはレストラン等の飲食店や居酒屋と比べると高時給のところが多いです。

1,000円から始まり、経験を積んでいけば1,600円ほどまで上がる印象です。

毎週土日にシフトを入れるだけで、かなり稼ぐことができます。

ホテル宴会バイトの経験がある場合は、高時給からスタートできることもあります。

シフト

結婚披露宴やパーティーは、大安吉日と重なる祝日や週末に行われることが多いです。

そのため「月の◯回以上は必ずシフトを入れるように」と言われる場合もあります。

一つの宴会がおおよそ2時間〜3時間の場合が多いので、それに合わせてシフトが組まれます。

基本的に朝から夜までの一日中シフトを入れることが好まれますが、都合が悪い場合は午前のみ、午後のみというようなシフトの組み方が可能なところもあります。

平日に披露宴やパーティーは少ないため、平日に働きたい人はあまりおすすめできません。

「平日はレストラン、週末はホテル宴会のバイト」というように二つの仕事を掛け持ちして働いている人が多かったです。

雇用人数が多いところでは、事前に伝えれば長期の休み等も比較的受け入れてくれるところが多い印象です。

求められる人物像

人と話すのが好きな人や人を喜ばせたいというような人が向いています。

自分の接客でお客様も喜んでいただき感謝の言葉をかけてもらう瞬間は、やはり嬉しいものです。

そのような一つ一つの気配りを大切に仕事をすることができ、お客様からの言葉をやりがいと感じて働けるような人が、ホテル宴会バイトを楽しめると言えるでしょう。

また、細かな気配りができることがとても大切です。

今お客様が何を求めているのか、しっかり観察をして行動に移すことがお客様の感動に繋がります。

必要なスキルや経験

宴会バイトの仕事は、未経験からスタートすることが可能です。

ほとんどのホテルで初期研修の場を設けているので、テーブルマナーを学んでから働き始めることができます。

レストラン等の飲食店でアルバイトをした経験があると、仕事に慣れるのが早いかもしれません。

経験があると、時給が上がりやすいところもあります。

ホテル宴会バイトのおすすめ求人4個の特徴とは?

ホテル宴会バイトを選ぶ際は、下記の点をポイントにしてみると良いでしょう。

派遣会社に登録をする

ホテル宴会のバイトは、派遣会社に登録をして各職場に配属されることが多いです。

この場合だと勤務先のホテルが一ヵ所に絞られず、数ヵ所のホテルで働くことも可能です。

仮に働いたホテルが自分に合わなければ、派遣会社の担当の方と相談し別のホテルで働くことができる場合もあります。

もう一つホテル宴会バイトをする方法として、「ホテルの直属で働く」という場合もあります。

直属の場合は毎回同じホテルで同じ仲間と働くので、アルバイト同士で仲良くなりやすかったり仕事に慣れやすいというメリットがあります。

しかし宴会やパーティーが長引いた場合、派遣のアルバイトは早めに切り上げ直属のアルバイトが最後まで働くことが多いため、直属のアルバイトは勤務時間が長くなるというデメリットがあります。

時給が高いところを選ぶ

未経験でも高時給で働けるところが多いので、「時給が高いからハードルが高そう」と思わずにどんどん高時給のところに応募することをおすすめします。

勤務地が家に近いところを選ぶ

ホテル宴会のバイトは朝が早く、仕事中は立ちっぱなしで夜も遅いところが多いです。

交通費は支給される場合が多いため電車で通勤してもお金はかからないかもしれませんが、体力面を考えれば勤務地は家に近いところを選んだ方が良いでしょう。

知り合いの紹介

もともと知り合いが働いているところを選ぶのも一つの手です。

知っている友人がいれば、安心して働くことができます。

また、ホテル宴会バイトは常に人を募集しているところがほとんどなので、友人からの紹介だとお互いに何か特典がもらえることもあります。

ホテル宴会バイトはこんな人に向いている!

ホテル宴会のバイトには向き不向きがあります。

長く続けられる人もいれば、すぐ辞めてしまう人も多いバイトです。

私が実際に経験して感じた、ホテル宴会に向いている人は下記のような人です。

接客業が好き

どこの担当をしたとしても人と接することが基本なので、やはり接客業が好きな人が向いていると言えます。

お客様からの「ありがとう」をやりがいとして感じて働ける人が、ホテル宴会バイトを楽しめる人だと思います。

私が結婚披露宴を担当したときは、新郎新婦の幸せそうな顔を見ながら仕事ができたので、とても楽しく働けました。

「人の幸せを自分の幸せと感じて働ける人」にとっては、とてもやりがいのある仕事です。

体育会系の人

ホテル宴会バイトは一日中立ちっぱなしとなることも多いです。

宴会やパーティーでは一つの料理を全てのテーブルに出していくため、スピード感も求められます。

ある程度体力がないと、長く続けるのは難しい仕事です。

表向きは華やかですが、裏側はとても忙しく時間に追われるため、体育会系で体力に自信のある人が多いような印象でした。

向上心があり、前向きに頑張れる人

食器や銀器を並べる位置等、覚えることがとても多いです。

向上心があって何事も前向きに頑張れる人が、長く仕事を続けているような印象でした。

また、華やかな世界に見られがちですが、実際は仕事に厳しい人も多いです。

例え厳しいことを言われたとしても、前向きに努力できる人が長く続けられる職場です。

将来ホテル業や結婚式関係の仕事に就きたい人

将来、サービス業で働きたいと考える人がアルバイトをしている場合もありました。

将来に繋がる勉強ができ、アルバイト時の成績が評価され、そのまま契約社員となったり正社員になる人も一定数いました。

就職後のギャップをなくすためにも、一度アルバイトとして入り裏側を見ることはとても大切なことだと思います。

また、そういった将来に繋がる目的がある人は、例えアルバイトでも責任を持って取り組むことができます。

アルバイトから多くの学びを手に入れることができると思います。

ホテル宴会バイトに向いていないのはこんな人!

大変な仕事なので、やはり辞めてしまう人も一定数います。

どんな人が辞めてしまうのかまとめてみました。

長時間働けない人

ホテル宴会のバイトは、朝から夜まで一日中働くことが多いです。

学校の授業の都合で長時間のシフトを入れられなかったり、体力的に長時間働くのが苦手な人は向いていないと言えます。

人と接することがあまり好きでない人

ホテル宴会のバイトは、体育会系のところが多いです。

そのため、仲間意識を持って協力して働くことが求められます。

接客業があまり好きでなかったり、仲間意識を持って働くことが苦手な人は、大変に感じてしまうかもしれません。

平日に稼ぎたい人

披露宴やパーティーを平日に行う場合は少ないので、平日の仕事はほぼないと言っても良いでしょう。

学校終わりの平日に稼ぎたいというような人には向いていません。

おしゃれを楽しみたい人

ホテル宴会のバイトは、服装、髪型等に規定があるところが多いです。

ほとんどのホテルで制服がありますが、自分で用意する場合もあります。

白いワイシャツや、靴は革靴で黒いものだけというような指定があることが多いです。

女性の場合はパンプスの着用規定等も見られます。

清潔感を求められるため、髪の毛はセット後に必ずスプレーしなければならなかったり、爪の長さのチェックもあり、派手なネイルは禁止されています。

髪の毛の色は黒と決められているところもあるため、明るく染めている人はバイト前に黒染めスプレーをしている姿も見られました。

おしゃれを楽しみたいという人には規定が多く、厳しいかもしれません。

朝早いのが苦手な人

ホテルバイトは基本的に朝早くから始まることが多いです。

朝の8時ごろには全ての着替えを済ませて会場に入り、準備を始めます。

清潔感が大事なので着替えや髪のセットにも時間がかかります。

会場に入る前に髪のセットのし直しや爪の切り直しを要求される場合もあるので、余裕を持って出勤する必要があります。

身支度のために朝早く起きることが必須です。

どのバイトをするのにも言えることですが、時間を守ることが大切です。

ホテル宴会バイトのやりがいとは?

私はホテル宴会のバイトで2年間ほど働きましたが、大変な分やりがいもある仕事です。

感謝される

自分のサービスでお客様を喜ばせることができるのはやはり嬉しいものです。

結婚披露宴終了後に「あなたのおかげでとても居心地が良かった」と言われた時は、とても嬉しかったです。

ホテル宴会は、レストラン等の飲食店とは異なり「非日常」のイベントであるとも言えます。

お客様にとっての大切な日を特別なものにできたと感じた時、とてもやりがいを感じます。

学べる環境にある

私はホテル宴会のバイトを始めるまで、結婚披露宴でのマナーやコース料理の食べ方等全く分かりませんでした。

研修期間を通して一からマナーを学び、今では友人の結婚披露宴に招待されてもテーブルマナーや服装についての心配をせず自信を持って出席することができます。

こういったことは学校では詳しく学ばないので、バイトを通して実践できるというのは大きいと思います。

仲間ができる

拘束時間が長いため大変だと感じることも多いですが、その分バイト仲間とは絆が生まれます。

私が働いていたホテルは体育会系の人が多かったので、仕事後に飲みに行ったりすることも多かったです。

また、人と接することが好きな人たちが集まっているので明るく活発な人が多く、飲み会もかなり盛り上がります。

稼げる

ほかのバイトよりも高時給なので、大変な分かなり稼げます。

残業もありますが残業代が出るところがほとんどなので、月末の給料明細を見て金額の多さに驚くこともありました。

週末のシフトなので休みの日に友だちと遊べなくなってしまいますが、それさえ我慢すればかなり稼げてお得なバイトだと思います。

自慢できる

「ホテルでバイトをしている」と言うと、周りから「すごい」と言われることが多かったです。

就活時にも、自己PRに繋げていました。

ホテルで働いていたというのは「マナーがしっかりしている」「清潔感がある」等のプラスなイメージを持ってもらえることが多かったです。

まとめ

いかがでしたか?

ホテル宴会バイトも様々なので、自分に合った場所で働くために、求人をチェックする際は念入りに確認することをおすすめします。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)