空港保安検査とはどういう仕事?良い面・悪い面やその後のキャリアなどについて経験者が紹介します
知られているようで知られていない仕事は沢山あると思います。
その中の一つが、空港保安検査です。
空港でボディーチェックをしたり荷物検査をする仕事について、皆さんはご存知でしょうか?
今回は、知られているようで知られていない空港保安検査の仕事について、求人の募集内容や仕事内容などを簡単にまとめてみました。
私の経験を活かしてまとめたものになりますので、勤める空港や会社により異なるところがあります。
ご了承ください。
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)
目次
閉じる空港保安検査の大まかな仕事内容
大まかな仕事内容
空港保安検査の仕事について簡単に説明をすると、国内線または国際線の検査場で金属探知機を使ってボディーチェックをしたり、X線を使っての手荷物検査をしたりします。
また、受託手荷物(預ける荷物)もX線で検査し持ち込み不可のものが入っていれば搭乗ゲートで預け荷物の再検査があります。
他にも国際線の検査場前では、簡単なパスポートチェックなどがあります。
空港保安検査の仕事は会社でどういう役割を求められる?
空港保安検査とはその名前の通り、空港の保安を検査し守るという仕事になります。
そのため、職種は警備員で空港の保安を守るのが空港保安検査隊の役割となります。
職種が公務員だと思われがちですが、実際は公務員ではなく警備員になります。
空港保安検査求人でよくある募集内容とは?
空港保安検査の求人でよくある募集内容を簡単に説明します。
私の勤めていた会社を基本にお話しますので、ここからは会社により異なるところが多々あります。
空港保安検査の会社もいくつか種類があるので、自分に合った条件の会社を前もって確認することをおすすめします。
給与相場
平均月給20万円前後です。
しかしシーズンにより給料の差は出てきます。
夏休み、冬休み、春休みは大体月20万円を超えます。
何もないシーズンは、月給18万円ぐらいになることもあります。
勤務時間や休日、残業
勤務時間は、その空港により異なります。
国内線だけなのか国際線もあるのかで、勤務時間は大幅に異なってきます。
また国内線を担当するのか国際線を担当するのか、両方とも担当するのかでも異なります。
国際線がある空港は24時間営業になるため、勤務時間も長くなります。
休日も、勤める会社により異なります。
私の場合は、2勤1休の10日間サイクルでした。
残業は飛行機が遅れた場合は、大体1時間前後の残業がありました。
しかし飛行機が欠航になった時など、早めに帰れることもありました(飛行機の運行状況により、勤務時間が異なることもあります。台風のシーズンなど)。
福利厚生・待遇
研修あり、昇給あり、賞与あり、各種社会保険完備、交通費支給、制服貸与などの各種手当が付きます。
勤務場所
勤務場所は空港です。
主に働く場所は、空港の検査場です。
求められる人物像
空港の保安を守る仕事なので、正義感のある人などが求められます。
必要なスキルや資格、経験
働くのに必要な資格はありません。
必要な資格はX線を扱うような特殊な資格ですので、働きながら取得できます。
また、英語、韓国語、中国語などが話せたら尚更良いです。
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空港保安検査求人のおすすめ求人のポイント
空港保安検査の会社は沢山あります。
その中でも決め手になるのは、どの会社が自分に一番合っているかということです。
仕事内容は基本的にどの会社も同じようなもので、一番見てもらいたいのが勤務時間です。
先ほどもお話した通り、勤務時間は勤める空港により違います。
朝がとても早く、終わるのが遅く、日付をまたいだり泊まり勤務がある会社もあります。
それらをよく見極めて、自分が一番働けそうな会社を選ぶことをおすすめします。
その次に、給料や有給などの福利厚生を見ると良いです。
空港保安検査の求人を見るときには、勤務時間や福利厚生をしっかり確認するのがポイントです!
自分にあった空港保安検査求人の選び方や注意点
これから空港保安検査員として働きたい人に、前もってチェックすべき点を教えます。
雇用形態から探す
空港保安検査員は、正社員や契約社員でしか雇ってくれない会社があります。
ですので、パートタイムで働きたいのか、それとも正社員や契約社員でも良いから働きたいのか、前もってハッキリさせておくと良いです。
職種から探す
職種は先ほどもお話した通り警備員になりますが、仕事を始めるとX線を使って荷物検査をするや、金属探知機を使ってボディチェックをする人など、その仕事内容は様々です。
前もってこれがしたいと思うのではなく、どんな仕事でもやってみようという気持ちが必要です。
会社の業態から考える
会社によって異なります。
ですので、前もって気になる会社をピックアップしておき、その後に会社による違いなどを自分で探していき、自分に合った会社を見つけ出すと良いです。
給与や雇用条件から考える
給料もしっかり確認しておくと良いと思います。
ボーナスは貰えるのかなども前もって確認しておき、給料に見合った業務内容、業務時間も確認するポイントです。
また、給料を見て仕事を決めてしまう人もいると思いますが、給料ではなく、前もって業務内容や業務時間を見て、それに納得できるのかどうかも確認することが大切です。
エリアから考える
寮を完備している会社もあるので、自分が働きたい空港を選ぶと良いです。
空港保安検査求人についてよくある疑問
空港保安検査の仕事について皆さんが気になるところを教えます。
資格は必要なのか
特に必要な資格はなく、働きながら会社で勉強し、資格を取っていきます。
英語を話せないとダメなのか
英語は必ず話す必要があるわけではないので、安心して下さい。
しかし、全く英語が話せないと困ることが多いので、働く上で必要な英語は会社で教えてもらえます。
また、働いていく内に自然と英語を覚えます。
必要な知識などはあるのか
特に必要な知識はありません。
必要最低限の知識は会社で教えてもらえます。
また飛行機などについても、詳しくなくて大丈夫です。
知識も働いている内に後からついてきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
空港保安検査の仕事に興味や関心を持っていただけましたか?
話だけ聞くと簡単な仕事に思えるかもしれません。
しかし、自分が実際にお客さんとして検査場を通る時と、空港保安検査員として検査場に立つのでは全く違います。
また、毎日何十人、何百人もの人と関わり仕事をすることは簡単ではありません。
そこでしか得られない経験などもあり、やりがいのある仕事です。
空港で働きたいと思っている方は、空港保安検査という仕事を候補の一つとして考えてみてはいかがでしょうか?
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