客室清掃員の仕事はシーズンを問わず募集があり、アルバイト・パートの中でも狙い目の仕事の1つです。

一見地味な仕事に見えますが、勤務場所はホテルなので、主に女性に人気があります。

また、宿泊するお客様に喜ばれるやりがいのある仕事です。

今回はそんな客室清掃員の仕事内容や、よくある求人の募集内容について紹介しますので、既にご興味のある方もそうでない方も、求人を探す前にぜひ参考にお読み下さい。

客室清掃員のおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

客室清掃員の仕事は、ホテルをはじめとする宿泊施設で、お客様が宿泊する客室を清掃する仕事です。

次に宿泊するお客様、もしくは連泊中のお客様が心地よく過ごせるよう、客室を隅々まで清潔に美しく保ちます。

具体的にはベッドメイキング、リネン交換、アメニティなどの備品補充、客室全体の掃除機掛け、バスルームのクリーニング、ゴミの収集を行います。

客室清掃員はホテルでどういう役割を求められる?

ホテルの仕事にはフロントマン、ベルパーソン、レストラン業務、ランドリー業務、宴会場のウェイター、皿洗いなど様々な種類の仕事があり、その中で客室清掃員は、お客様が宿泊する客室の清掃を担当します。

客室の印象はホテルの評価に大きく影響します。

そのため、ホテルサービスの中核を成す客室を、美しく保つ客室清掃の仕事は、ホテルの名誉を支える重要な役割を担っています。

清掃員というと地味な仕事だと思われがちですが、実は誇るべき立派な仕なのです。

客室清掃員にはどんな種類があるの?

客室清掃員の仕事を募集しているのは、大きく分けて清掃会社かホテルです。

ここでは事業形態のパターンをご紹介します。

客室清掃員の募集でよくある事業形態のパターン

清掃員派遣を行う清掃会社

多くは、ホテルの客室清掃を専門とする清掃会社が清掃員を募集し、提携先のホテルに派遣する形です。

派遣といっても通常は、数日・数週間単位で次々と別のホテルに派遣されるということはなく、一度派遣されたホテルで一定期間および長期間働くことになります。

また、清掃会社の中にはホテルだけではなく、オフィスビルや商業施設、公共施設への清掃員派遣を行っている会社もあります。

そのような会社に登録した場合は、ホテルに派遣されるとは限りませんので、あくまで客室清掃員を希望する方は、はじめから客室清掃員に絞って募集している求人を探すか、応募の際に派遣先の詳細を問い合わせするなどしてよく確かめましょう。

ホテル専属の受託清掃会社

ホテルと専属で提携し、ホテル内に事務所を構えて仕事を受託している清掃会社が、客室清掃員を募集することもあります。

大手の有名ホテルなども、プロの清掃会社を業者としてホテル内に導入して、客室清掃を一任しているところが多いです。

リゾートホテル・シティホテル・ビジネスホテルの清掃事業部

各種ホテルの清掃を担当する事業部や人事部などが直接、客室清掃員を募集することもあります。

規模の大きなホテルになると、定期的に一定の人数を募集しているところもあるので、まめに求人をチェックすることをおすすめします。

客室清掃員でよくある募集内容とは?

客室清掃員の、気になる給与の相場から求められる人物像までを紹介します。

実際の求人を探す前にぜひ参考にしてみて下さい。

給与相場

東京都内でアルバイト・パートの場合で時給1000~1200円が相場ですが、中には1400円という求人もあります。

一方、地方都市になると、アルバイト・パートの場合で時給850~1000円と若干相場が下がります。

また、東京都内、地方都市ともに契約社員、正社員の場合は月給17万~20万以上というように、勤務条件によって月給に幅があります。

勤務時間や休日、残業

アルバイト・パートの場合、週2日から勤務可能という求人が多いです。

平日のみ、土日のみOKなど、シフトに関しては融通の利く求人もあります。

勤務時間は、チェックアウトからチェックインの合間が稼働時間のメインになり、およそ3~5時間になります。

契約社員・正社員になると、1日8時間労働を基本に休日は週休2日、もしくは3日に1休などのシフト制を採用している会社もあります。

残業手当がある清掃会社、ホテルも多いですが、求人には掲載されていないこともあるので、直接尋ねてみましょう。

福利厚生

交通費支給、制服貸与のところがほとんどで、交通費は全額支給の場合と、1日の上限が定められている場合があります。

さらに有給制度や昇給制度、グループ施設利用割引が設けられているなど、好待遇の求人もあります。

勤務場所

勤務場所は主に、観光にあるリゾートホテルや都心に多いシティホテル・ビジネスホテルなどになります。

清掃員派遣会社に採用された場合でも、提携先のホテル内部に事務所を置いている場合が多いので、ホテルに直接通勤することがほとんどです。

ホテルで裏方として働く他業種のスタッフにも会うので、気持ちの良い挨拶や礼儀など、最低限のマナーとコミュニケーション忘れないようにしましょう。

求められる人物像

基本的には若い人から年配の方まで出来る仕事ですが、しいて言えば、下記のような人物が望ましいとされています。

体力のある人

室内の仕事とはいえ、清掃作業はやはり体力が必要です。

自分のペースでゆっくり清掃できればラクなのですが、チェックアウトからチェックインの合間に清掃を終わらせなければならないので、時間に限りがあります。

そのため1部屋〇分以内と時間を計算して、テキパキと作業を進めなければなりません。

キングサイズのベッドメイキングや広々としたバスルームのクリーニング、絨毯の掃除機かけなど体力を使う作業が多く、それを何部屋も繰り返すので汗をかくほどです。

一息つく間もなく体を動かさなければならないので、体力に自信がある人の方が向いています。

神経が細やかな人

スピーディに清掃を進めなければいけないからといって、見落としがあってはホテルの評判に傷がつきます。

手際よく清掃を進めると同時に、グラスの手垢一つにも気づく繊細さが求められます。

とはいえ、こうした細やかな神経は、実際に仕事を始めてからでも身につくものなので、はじめから完璧である必要はありません。

人が見ていなくてもまじめに仕事ができる人

客室清掃は基本的に1人で行う仕事で、1人1人が責任を持って自分の持ち場をきれいにしなければなりません。

人が見ていないからといって手間を省いていると、後々お客様からのクレームにつながります。

ホテルという非日常の空間でお客様が心地よく過ごせるよう、常に最善を尽くすことが求められます。

必要なスキルや資格、経験

客室清掃員の仕事には特に必要な資格はありません。

経験がなくても採用されやすく、若い方から年配の方まで、幅広い年齢層の方々が活躍できる仕事です。

客室清掃員のおすすめ求人のポイント

清掃というと、誰にでも出来て面白みに欠けると思われがちですが、ホテルの客室清掃ともなると、プロのテクニックがたくさんあり、意外と奥が深いものです。

また勤務場所がホテルということもあり、大勢のお客様に喜んでもらえるのでやりがいもあります。

プロの清掃テクニックが学べる

正しいベッドメイキングの仕方を知っていますか?

ホテルに宿泊すると、部屋がきれいで心地良く感じますよね。

特に、あのキッチリと整えられた清潔なベッドを家でも再現できたら素敵だと思いませんか。

ホテルの客室清掃の仕事では、ベッドメイキングをはじめゲストに快適に過ごしていただくためのプロの清掃のコツがたくさんあります。

そのコツとテクニックを学ぶと、自宅の清掃も美しくできるようになります。

黙々と仕事に集中したい方におすすめ

客室清掃は、基本的には1人で黙々と作業を進める仕事です。

清掃会社やホテルの方針、客室の広さによっては2人1組などチームで作業を進めることもありますが、例えチームでもお喋りしているような暇はなく、それぞれが自分の担当作業に集中し、テキパキと清掃を進行します。

人と深くコミュニケーションを取ったり大勢の人と連携する仕事ではないので、接客が苦手な方や、なるべく自分で仕事を完結させたい方、静かに仕事に集中したいという方にはぴったりの仕事と言えます。

豪華ホテルの内部を見られる

客室清掃と言えども勤務場所はホテル。

豪華なホテルの場合は、室内に高価な家具や食器類などが使用されており、特にスイートルームの清掃を担当する場合は、普段はあまり見れないような贅沢な空間を垣間見ることができます。

また時折、客室を出るお客様と廊下ですれ違って暖かいお言葉をかけられることもあるなど、ホテルの一員として働いていることを実感できる仕事です。

自分にあった客室清掃員の求人の選び方や注意点

まずはアルバイトかパートがいいのか、それとも契約社員か正社員がいいのか、自分の希望をはっきりさせておくと求人が絞りやすいです。

その上で、好きなホテルで働くことを優先するか、時給や待遇を優先するかを決めることをおすすめします。

客室清掃員の仕事は概ね時給が高めなので、どの求人もあまり時給が変わらない場合は、憧れのホテルで働くことに挑戦してみても良いでしょう。

せっかくのホテル勤務なので、やりがいを感じられるよう数多くの求人をしっかり見比べて、自分の基準に適う求人に応募して下さい。

【選び方①】雇用形態から探す

客室清掃員の募集は、ほとんどがアルバイトかパートです。

しばしば契約社員、まれに正社員の募集もあります。

正社員を目指すのであれば、はじめから清掃会社およびホテル清掃事業部の正社員募集に的を絞った方が良いでしょう。

なお、正社員の場合も清掃作業には携わりますが、多くの場合、将来的にはアルバイト・パートの清掃員をまとめたり、清掃後の客室の最終チェックを行ったりというようなマネージャーとしての役割を担うことになります。

【選び方②】給与や雇用条件から考える

アルバイトやパートでは週2日からなどシフトの融通が利く代わりに、勤務日数が少ない場合は高給は望めません。

契約社員、正社員は多くは週5日以上、勤務時間も当然アルバイトやパートと比べると長めですが、安定した月給が魅力です。

扶養内で働きたい方はアルバイトかパートの求人を選んで担当者にシフトを相談しましょう。

【選び方③】エリアから考える

狙い目はリゾートホテルが多い観光地か、シティホテル、ビジネスホテルが集まる都心部です。

特に県庁所在地の都市、もしくはその周辺都市に住んでいる方であれば、求人を見つけるチャンスは多いでしょう。

【選び方④】好きなホテルから考える

「憧れのホテルで働きたい」「泊まって快適だったあのホテルで働きたい」そのような思いも立派な動機になります。

有名なホテル、もしくはそのホテルと専属提携している清掃会社から求人が出ることもあるので、こまめに求人をチェックしましょう。

特に狙い目は、ホテルのオープニング前です。

筆者も、全国的に有名な某シティホテルが住んでいた市内にも建設され、オープニング前に大規模に出されていた求人に応募して、アルバイトの職を得たことがあります。

また、特にビジネスホテルは全国あちこちの都市で新設されているので、その分チャンスも多くあります。

客室清掃員についてよくある疑問

ここまで読んでいただいた方にはある程度、客室清掃員の仕事についてご理解いただけたと思いますが、最後に、よくある疑問にお答えします。

未経験でも本当にできるの?

誰でもはじめからベッドメイキングなどプのロの技術を持っているわけではないので、多くの清掃会社およびホテルでは独自のマニュアルと研修期間を設けています。

新人は一定期間ベテランの先輩と一緒に稼働して、清掃の手順とコツを学び、通常数週間で技術が認められたら一人立ちします。

現場によっては一つ一つ丁寧に教えてもらえるというよりも、先輩の仕事ぶりを自分の目で見て真似しながら覚えていかなければならないこともあり、厳しく感じるかもしれませんが、研修期間を乗り切れば仕事を任せてもらえます。

細かいテクニックは、働きながら自分なりにも磨いていくことができるので、未経験の方もまずは挑戦してみることをおすすめします。

どんな人が多く働いているの?

オフィスビルや商業施設の清掃の場合、男性の清掃員も多く働いていますが、ホテルの客室清掃は女性の清掃員が多く、男性が少ないのが一般的です。

年齢層は幅広いですが、概ね40代以降の主婦が多く、土日休日のシフトになると20代の大学生、副業として働いているOLさんなどもいます。

まとめ

いかがでしたか?

客室清掃員の仕事と求人についてご紹介しましたが、ご興味持っていただけたでしょうか。

アルバイト・パートでもプロとしてのやりがいをもてる客室清掃に、ぜひ多くの方に挑戦してみていただきたいという思いで書かせていただきました。

この記事を参考に、ぜひ早速求人を探してみて下さい。


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