空港保安検査とはどういう仕事?良い面・悪い面やその後のキャリアなどについて経験者が紹介します
皆さんは空港保安検査という仕事を知っていますか?
空港を利用する際に、必ず皆さんが通る検査場でボディーチェックや荷物検査をする仕事のことです。
今回は、その空港保安検査の仕事に就くのにどのような人が向いているのか、また具体的にどんな仕事をするのかなど皆さんが気になる点をお話していきます。
保安検査の仕事はどんな仕事?
空港保安検査とは一言でいうと、空港の保安を守る仕事です。
職種は警備員となり、名前の通り空港の保安を検査し守る仕事となっています。
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空港保安検査の大まかな仕事内容
気になる空港保安検査の仕事内容について簡単に説明します。
ボディーチェック
空港を利用する際に必ず通らないといけないのが検査場です。
そこでまず初めにボディーチェックです。
お客さんに門型の金属探知機を通ってもらい、そこで反応があればボディーチェックをします。
小型の金属探知機を使ってボディーチェックをします。
反応があるところを調べ、もう一度門型の金属探知機を通ってもらい、反応がなければOKです。
それでも反応があるようであれば、最終的に手指確認と言ってお客さんの体を触らせてもらい確認します。
X線検査
検査場を通過する際に、手荷物をX線で検査します。
手荷物の中に持ち込み不可のものが入ってないか、もし持ち込み不可のものが入っていればその場で検査になります。
お客さんのカバンの中を確認させてもらい持ち込み可能なものであればそのまま通過させ、持ち込み不可のものがあればその場で対処します。
処分しても良いものならその場で処分となり、お客さんがどうしても処分したくないのなら、一度カウンターに戻ってもらい荷物を預け直すか、郵便で配送になります。
X線検査(受託手荷物)
機内に預ける荷物もX線の検査があります。
まとめてX線で検査し持ち込み不可のものが入っていたら、ゲートでの再検査になります。
ゲートでの検査で、もし持ち込み不可のものだと分かればほとんどのものが廃棄処分となります。
パスポートや搭乗券チェック
検査場を通過する前にパスポートや搭乗券のチェックをします。
何を確認しているかというと、搭乗時間に余裕があるかやパスポートを持っているか、パスポートと搭乗券の名前が間違っていないかの確認です。
飛行機の出発時間を把握し、お客さんの搭乗時間が間に合うかなども注意しなければなりません。
もし搭乗が終わってから検査場を通過しようとしているお客さんがいれば、その場で止めないといけません。
お客さんが通過したところで、すでに出発した飛行機は戻ってきません。
また、パスポートの名前と搭乗券の名前を確認することで、テロなどの危険を防げます。
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空港保安検査の仕事はどんな人に向いている?向いている人の4個の特徴とは?
ここでは、空港保安検査の仕事に向いている人の特徴を挙げてみます。
正義感がある人
空港保安検査という仕事は、空港の保安を守る仕事になります。
そのため、正義感がある人にはとても向いている仕事だと思います。
検査場での検査は、お客さんを事前に事故から守る検査ともなります(刃物類などの検出や高気圧で爆発してしまうもの検出など)。
日本語以外の語学を活かしたい人
空港には日本人以外のお客さんも多くいます。
韓国人や中国人の観光客が一時期とても増えましたが今ではアジアからだけでなく世界各国から沢山のお客さんが日本を訪れます。
そのため、日本語以外に英語や韓国語、中国語などを話せる方や自分の持っている語学を活かしたい方などにはとても向いていると思います。
また、これから新しく語学を学びたい方などにも向いている仕事かもしれません。
人と関わることや接客が好きな人
空港には毎日何百、何千という人が訪れます。
バケーションシーズンにはそれ以上のお客さんが訪れるかもしれません。
毎日沢山の人と関わる場所となる空港で働くのは、人と関わることや接客が好きな方にはもってこいの場所かもしれません。
また、日本人だけでなく世界各国から様々なお客さんが訪れるため、あらゆる人と出会うことができます。
人と関わるのが好きな方には、それも刺激的で良いのではないでしょうか?
飛行機や空港が好きな人
飛行機や空港が好きな人にはラッキーな仕事かもしれません。
毎日飛行機を見ながら仕事ができるし、飛行機や空港についても沢山の知識を身につけることができます。
勉強しなくても自然と身についていくため、空港で働くのはとても楽しいです。
また、自分の持っている飛行機や空港の知識を活かせるかもしれません。
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空港保安検査の仕事で活かせる経験
空港保安検査の仕事で活かせる経験についてお話しします。
留学経験
一番は、やはり語学力だと思います。
語学力がないために海外のお客さんとコミュニケーションが取れずに困るということがあります。
私自身も何度も経験してきました。
少しでも英語が話せる、韓国語や中国語が話せるというだけで随分変わってきます。
以前に海外留学の経験がある人も働いていましたが、やはりそういった人が周りから頼られていました。
語学力はなくても大丈夫ですが、あって損はしないと思います。
留学経験などは必ず生かせる経験だと思います。
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その後のキャリアについて
この仕事に就いた後のキャリアアップの道は?
空港保安検査でキャリアアップをしたいならば、キャリアとスキルを磨くことです。
空港保安検査について必要な資格(国家資格や空港保安資格)を取得すると手当が支給されキャリアを積むとスキルアップしていきます。
チームで仕事をするので、スキルはチームリーダーや指導者、班長、責任者などとどんどんアップしていきます。
資格を取得できるようになるのは、大体2年目からです。
他の仕事にもこの経験を活かせる?
もし空港保安検査の経験を他の仕事に活かしたいのなら、グランドスタッフが良いかもしれません。
グランドスタッフは少しレベルが上がりますが、空港保安検査と同じ内容を勉強することもあります(もちろんそれ以外のことも勉強します。もっと専門的なことなど)。
空港保安検査として働いていた経験は必ず活かせます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
空港保安検査の仕事について、どういった人が向いているのか、またどのような経験が活かせるのかお分かりいただけたでしょうか?
また、これを機に空港保安検査という仕事について少しでも興味を持っていただけたら良いなと思います。
空港保安検査の仕事が気になる方は、まずはネットで簡単にどういった求人があるかなど見てみてください。
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空港保安検査の仕事が向いている人の4個の特徴や必要なスキル・適正とは?
皆さん、空港保安検査という仕事をご存知でしょうか?あまり聞き馴染みのない仕事かもしれません。空港保安検査とは、空港検査場でのボディーチェックや手荷物検査をする仕事です。今回は、空港保安検査の仕事内容、空港保安検査の仕事が向いている人の特徴や必要なスキル、適正について詳しくお話していきたいと思います。空港の仕事って、何だかかっこいいと思いませんか?空港での仕事に興味がある方や空港保安検査の仕事に少しでも関心のある方は、是非こちらの記事をチェックしてみてください。空港保安検査という仕事で、特別な経験をしてみませんか?空港保安検査とはどんな仕事?まず初めに、空港保安検査の仕事とはどんな仕事なのか簡単
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