「日本各地で働けるのは楽しそう!」

「日本を旅しながら働けそう!」

主に旅館やホテルで働きながら、日本のあらゆる場所に行くことが出来るリゾートバイト。

もちろんリゾートバイトならではの魅力は沢山ありますが、その反面、キラキラしたイメージとは違うリアルなこともあります。

今回は、「これからリゾートバイトを始めたい!」

「今の年齢からリゾートバイト始めていいの?」

「そもそもリゾートバイトって何?」

「どんな派遣会社があるの?」

多くの疑問点について、実際にリゾートホテルバイトを長年している私が答えていきたいと思います。

リゾートバイトはどんな仕事?

主に旅館やホテルで働く求人を扱う派遣会社が、「観光地で働く」魅力を伝える為に、「リゾートバイト」という呼び名が定着しています。

大企業も含めて、全国にあるホテルや旅館も、慢性的な人材不足に悩まされています。

特に長年続いてきた歴史ある旅館は、働き盛りの若い世代の獲得が急務となっています。

リゾートバイトの大まかな仕事内容

基本的なホテルや旅館にある業種がメインになります。

仲居・レストランスタッフ・フロント・客室清掃などが当てはまります。

その他にも、期間限定のスキー場の仕事や、その土地の観光地をお客様に案内するアクティビティスタッフなどの変わった求人もあります。

私は仲居・フロント・売店・客室清掃・予約担当などの仕事を、過去にやったことがあります。

リゾートバイト求人でよくある募集内容とは?

「リゾートバイトにはどんな求人があるの?」

「リゾートバイトって実際どれくらい給料貰えるの?」

ここでは実際の体験談として、募集内容やリアルな給与について、経験している立場でお話しをさせて頂きます。

給与相場

平均的な時給相場は900円〜1100円の間に収まります。

しかし、沖縄県に関しては700〜850円と安くなります。

個人的には私も「沖縄で働いてみたい!」と思いますが、給与面の安さから働く候補から省いています。

あくまでも相場の金額なので、案件によっては1200円や1300円もあります。

これは実際に派遣会社の方と相談して、案件をピックアップして貰うことが大切です。

福利厚生

実家から遠いところで働く場合も、寮が完備されている場所が多いです。

その為、固定費になる水道光熱費、家賃は掛かりません。

しかし、寮のタイプも個室タイプ、相部屋タイプなど種類があります。

これは実際に派遣会社と相談して事前に確認しておきます。(私は相部屋タイプの寮しかない案件はNGにしています。)

短期間で多くのお金を貯めたい人には、リゾートバイトはおすすめです。

求められる人物像

主にお客様に近い職種であることは間違いないので、明るく接することが大事です。

仕事に関しては経験等は必要ありません。

実際に動きながら覚えられることばかりなので、短い期間で自分のモノにするという気持ちが大切です。

実際に多くのホテルや旅館で働いたとしても、場所によって「フロント」の仕事の作業範囲は違います。

スキルとしては活かせるかもしれませんが、私は初めてホテルの仕事をする人と大きな差はないと思います。

必要なスキルや資格、経験

資格は特に必要ありませんが、近年は外国人観光客が多いです。

英語と中国語が喋れるととても重宝されます。

その他、レストラン・フロント・客室清掃など、過去に多くの業種を経験していると、それぞれの立場からの視点で物事が見えます。

そのような人が居ると、一つの行動に対してどの業種に影響が出るかが見える為、とても大きな武器になります。

求人情報と実際働いた時のギャップ

結論から話すと、何か一つや二つは妥協するという覚悟が必要だと思います。

月の残業時間、職場から寮までの距離、食事の内容まで、自分にとって絶対に譲れないモノは伝える必要があります。

個人的な観点として、全ての要素が良かったと思ったことはありません。

リゾートバイト求人のおすすめ業種6個の特徴とは?

「リゾートバイトにはどんな仕事があるの?」

いざやってみようと思っても、多くの業種がある為に、迷う方も多いのではないでしょうか?

主に募集されている業種をピックアップし、それぞれの業種の特徴についてお話ししていきます。

仲居

旅館特有の職種です。

主にお客様のお出迎えとお見送り、宴会場での御食事の提供を行います。

男女比は女性が9割、男性が1割ほどです。

女性メインの職種ではありますが、力仕事が多いです。

仲居は基本的に時給は高いですが、その分辞めていく人も多い仕事です。

仲居の仕事に就く場合は、必ず派遣されている人の状況を事前に聞いておくことが必須です。

派遣社員の延長率を聴きながら、その旅館が従業員を大切にして居るかを見極めることが大事です。

フロント

チェックインの手続き、チェックアウトの清算対応が主業務です。

それとは別に多くのホテルや旅館では、組織全体の司令塔の役割を担っています。

団体客の対応事項に対して、他部署に指示出しをするのは主にフロントの役割です。

いかに全体を効率良く動かしていくかを考えて、目的に対してどのような手を打つかを考える力が必要です。

時には目上の方に対しても言わないといけないこともあります。

そのような行動にも躊躇しない気持ちも必要です。

客室清掃(裏方業務)

チェックアウトした客室を清掃する業務です。

基本的にはお客様の前には出ませんが、体力的な仕事が多いです。

チェックインが15時でも、お客様は14時に来てチェックインしたいと言うのはざらにあります。

また部屋に髪の毛が落ちているだけでも、ホテルの口コミの評価に影響します。

スピードと正確さを求められる業務です。

売店業務

売店のレジ打ち、商品の棚卸し、試食の準備などを行います。

チェックアウト時に売店は物凄く混み合います。

スピードとレジ打ちを間違えない正確さが大切です。

また訪れるお客様の総数を想定して、事前にどれ位の商品を出しておくかを考えることも必要です。

レストランサービス

主にホテルに特化した業種です。

夕食や朝食の対応を行います。

バイキングの場合は、良く出る料理を常に把握して、差し替えに時間を掛けないことが大切です。

お客様が多い時間には、食べ終わった食器を片付けないと、席に案内出来ないこともあります。

それぞれの役割を担いながら、周りを助け合う力が必要です。

予約担当

宴会の予約や、宿泊予約の電話の対応を行います。

宴会の場合は、準備するもの、アレルギーを持つ人、お酒の手配等の情報を全て聞いておく必要があります。

値引きなどの交渉もされることがありますが、確認をしながら進める必要があります。

宿泊に関しては、オーバーブッキングを避ける為に、常に宿泊サイトの部屋数と実際の空き部屋数を確認する必要があります。

予約で聞いた情報の精度が、対応の細かさに比例する為に、とても重要な仕事です。

リゾートバイトはこんな人に向いている!

今までの体験から、どんな人にリゾートバイトが向いているかを、まとめていきます。

日本の色んな場所に行きながら仕事をしたい人

リゾートバイトの一番の魅力は、「日本各地で働ける」ことだと感じます。

私はこの仕事で、会社員として働いているといけない場所にも行くことが出来ました。

時には北海道の有人島で島暮らしをしたこともあります。

普通に生きるだけでは出会えなかった景色に出会えたことが、私の財産だと感じます。

多様な職種を経験したい人

私自身も、過去の職種を見てみるとバラバラです。

様々な場所で多様な職種を経験して来ました。

多くの職種を経験する中で、個人的には多様な立場で物事を見る力が付きました。

多様な職種に携わって、自分の適性を知りたい人にはおすすめです。

入社したい会社だけど試しに働いてみたい人

「会社は有名だけど、まずは派遣で働いて様子を見たい。」

そのような形で活用するのもおすすめです。

まずは働いてみることで、実際に働きやすければ、正社員を希望するという選択肢もあります。

リゾートホテルの仕事に向いている人の特徴は、こちらの記事も参考に!

逆にリゾートバイトに向いていないのはこんな人!

次に、リゾートバイトに向いていない人について、私の主観で、お伝え致します。

あくまで個人的な主観ですが、参考にして頂ければ嬉しいです。

新しいことを覚えるのが苦手な人

同じ場所で何年も働く時は例外ですが、私の場合は、一定期間で働く場所を変えているので、定期的に業務を覚える期間が発生します。

新しいことを定期的に覚えることが辛いと感じる人は、オススメしません。

接客が好きではない人

ほとんどの業種で、お客様との接客は避けられません。

「お客様と近い仕事をしたくない」

「接客が楽しいと感じない」

という人には辛いかもしれません。

今の環境が辛くて、逃げ道としてリゾートバイトを選ぶ人

「会社員で働くのが辛いから、リゾートバイトをしてみよう」

今ある環境を理由にして、リゾートバイトを始めても上手くいかないことが多いです。

リゾートバイトでも、求められるものは高いレベルを要求されます。

「外部環境を変えたら全てが変わる」と思ってリゾートバイトを始める人のほとんどは、短期間でその現場を離れて行きます。

その為に、環境の変化だけを求めると、リゾートバイトを始めてから苦しむことが多いです。

リゾートバイトのやりがいとは?

「やりがい」については、その個人によって感じる部分が違う為に、一概には言えません。

今回は私が感じる「やりがい」をお話しさせて頂きます。

接客した人に名前を覚えて貰った時

仲居をしていた時は、対応した団体のお客様が、名前を覚えてくれた時に「やりがい」を感じます。

人間の心理として、名前で呼んで貰うという行為はとても嬉しいです。

2時間ほどの宴会時間の中で、名前を呼んで頂くまでの仕事が出来たと、とても嬉しい気持ちになります。

直接、褒め言葉を言われた時

決して自分が関わった業務でなくても、払ったお金以上の価値を感じて貰えると嬉しく思います。

「凄くいい思い出になりました。」

「過去泊まったホテルで一番良かったです。」

そんな言葉は、働いている中でずっと記憶の中に残る言葉になり、とても嬉くなります。

経験者だからこそ分かる求人を選ぶコツ!

求人の選び方についてですが、私はある一定の基準で選んでいます。

様々なホテルや旅館を渡り歩いた私が考える、求人の選び方をお伝えします。

時給は出来る限り高いものを選ぶ

時給と業務の大変さは経験上、比例しません。

また実際には提示された時給以上の金額を、派遣会社の取り分としてホテルや旅館側は支払っています。

他の求人よりも高時給を提案出来るということは、会社自体が大きいか、人材に対してお金を掛ける社風が存在していると推測します。

働く私たちとしても、貴重な時間をお金に変換している訳ですから、時給は高いものを選ぶのがおすすめです。

現在働いている人の期間延長率を聞く

働いているスタッフが「もっと働きたい」と思う案件は、自然と期間延長率が高いです。

派遣会社としては、ここでイメージが別れる為に、あえて濁して伝えてきます。

「派遣された人数の大体何割が延長しているか?」

この部分については、細かく聞く必要があると感じます。

現在働いている人の稼働時間を聞く

いくら時給が素晴らしく良くても稼働時間が出なければ、貰える給与は少なくなります。

自分が働きたいと願う就労時間かどうかを、確認する必要があります。

その為に、現在働いているスタッフの稼働時間を聞くことも大切です。

スタッフに聞けば細かく教えてくれるので、月の総稼働時間が理想に見合っているかは確認をしておくべきです。

経験者がまとめる派遣会社とその特徴を紹介!

「リゾートバイトの派遣会社の特徴を知りたい!」

リソートバイトを始めようと思った時に、一番重要なのは「派遣会社選び」です。

派遣会社によって違いが多くある為、少し簡単に説明致します。

ヒューマニック

リソートバイト派遣会社の最大手です。

会社の規模と所持案件数はトップクラスです。

案件によって担当が居る為にフォローが手厚い印象があります。

しかし、他の派遣会社に比べると時給は低いです。

アプリリゾート

リゾートバイト派遣会社では第2位の規模です。

登録派遣人数はヒューマニックに次いで多いです。

案件数はヒューマニックより少ないですが、北海道エリアの求人は強い印象があります。

時給水準はヒューマニックよりも高いです。

また働くとポイントが付与され、ある程度ポイントが貯まれば、電化製品などに引き換え出来るサービスがあります。

グッドマンサービス

派遣会社の規模としては大きくないですが、時給水準は派遣会社内でもトップです。

案件はヒューマニックやアプリリゾートに比べると少ないです。

リソートバイトを長くやっている方には、おすすめの会社です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はリゾートバイトの全容から、経験者だけが知っている裏話などをお話し致しました。

メリットもデメリットもありますが、私は、とても楽しみながらホテルの仕事をしています。

あまり公表されない部分を全て含めて、「リゾートバイトやってみたい!」という人のきっかけになって頂ければ幸いです。


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