外資系企業の面接で聞かれることと受け答えのコツ、服装などの注意点とは!?
外資系企業のおすすめな会社をここでは詳しくご紹介させていただきます。
転職先として人気なのが「外資系企業」なので、あなたの参考にしていただければ幸いです。
しかし一概に外資系といっても、実際にはどんな企業や業務があるのか分からない人も多いと思います。
そこで今回は、外資系の人気企業や特徴、国内企業との違い、働き先を選ぶ上で気を付けるべき事などについてを詳しく解説します。
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外資系企業でオススメの会社とその特徴とは?
外資系企業でオススメの会社について、5つのタイプに分けて解説していきます。
1.外資系コンサルティング会社
外資系企業の中でも、とりわけ人気があるのが「コンサルティング」を行っている会社です。
コンサルティング会社は、企業や政府・自治体などが抱える課題に対するソリューション提案を行っており、「事業戦略に関する企画立案」や「マーケティングなどの分析業務」を実施してクライアントのビジネスをサポートしています。
また、コンサルティング会社といっても、企画やコンサルティングなどの上流部分だけでなく、下流部分にあたる実務部分も同時に受託して行っている場合もあります。
国内にも有名なコンサルティング会社は存在しますが、高いレベルを求めて外資系コンサルティング会社への転職を望む人が多く存在します。
外資系コンサルティング会社の代表例
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ボストンコンサルティング
- ローランド・ベルガー
- アクセンチュア
- デロイト トーマツ コンサルティング
- プライスウォーターハウスクーパース(PwC)
外資系コンサルティング会社の特徴とは?
外資系コンサルティング会社の特徴は、何といっても、その事業規模の大きさになります。
例えば、「マッキンゼー・アンド・カンパニー」の場合、アメリカに本社を構えるグローバル企業として、世界65カ国に130ヶ所以上の拠点を構え、取り扱う案件は年間1,500件を超えると言われています。
対象としているクライアントやプロジェクトの多くは世界でも名だたる有名企業や国家プロジェクトばかりで、規模も案件もスケールが違います。
このような、全世界をまたにかけて、グローバルなビッグプロジェクトに参加できるというメリットが、外資系コンサルティング会社にはあります。
給与水準も日本の一般企業とは比べ物にならないレベルで、若手で年収800万円以上も珍しくなく、20代・30代で年収1000万円~2000万円の人も多く存在します。
外資系コンサルティング会社の働きやすさや待遇は?
外資系企業に共通する部分になりますが、仕事の進め方やスケジューリングについては、セルフマネジメントが基本となります。
日本の企業にありがちな、社員全員が同じ時間、同じ場所で勤務する工場労働スタイルというものは、外資系企業には存在しません。
1日の労働時間や休日の取得などについては、全て「自己裁量」ということになります。
更に、待遇面に関係する部分では、いわゆる「成果主義」での評価が基本となります。
つまり、期初に会社と交わした目標計画に対する出来高に対して給料が支払われるという仕組みになっています。
仕事の進め方や労働量から得られる報酬まで、全てが自分次第というのが外資系企業の基本であり、そのなかでもコンサルティング会社は、より成果主義の度合いが強く、成績如何によって、次年度の契約更新の可否に関わるというのが特徴になります。
2.外資系金融会社
コンサルティング系の企業と同じく人気を集めているのが金融会社になります。
金融会社に含まれるものとしては、銀行、保険、証券、ファンドなど資産運用や投資業務などの金融サービスを取り扱う企業があります。
日本企業との違いとしては、グローバルマーケットでのビジネス展開を行っているという、フィールドの広さが一番の特徴となります。
コンサルティング会社など他の外資系と比べて、取り扱い金額が大きいプロジェクトを経験できるのも魅力です。
外資系金融会社の代表例
- ゴールドマン・サックス(総合金融企業)
- モルガン・スタンレー(総合金融企業)
- J.P.モルガン(総合金融企業)
- バンクオブアメリカ・メリルリンチ(投資銀行)
- シティグループ(総合金融企業)
- AIGグループ(保険)
- プルデンシャル生命(保険)
- アフラック(保険)
- HSBC(銀行)
外資系金融会社の特徴とは?
外資系金融会社の特徴は、日系の金融企業に比べて、より幅の広い金融商品・サービスをグローバルマーケットで展開をしているため、国内金融ビジネスよりもダイナミックなビジネス展開に関わることができるという点になります。
国内金融機関のサービスの在り方というものは、それぞれの国の政策や法律などによって大きく異なるため、提供できる商品やサービス内容が違います。
そのため、外資系金融会社のように、世界各国を対象に、さまざまな金融商品・サービスを提供できるほうが、よりダイナミックなビジネス展開を行うことができるようになります。
日本国内では提供されていない商品やサービスに触れることによって、最先端のフィンテック(金融テクノロジー)やトレンドを学んだり、新しいグローバルな金融トレンドを作り出すような、国内企業では難しい金融ビジネスに従事できることが魅力の一つです。
外資系金融会社の働きやすさや待遇は?
外資系企業の中でも、待遇面において給与水準が高いことで有名なのが金融会社です。
反面、非常に高い目標設定と徹底した成果主義が求められるために、並外れたハードワークが必要となる点にも注意が必要です。
3.外資系メーカー
様々な商品や製品の製造から販売を手掛けるメーカーにも外資系の会社があります。
世界を代表するトップメーカーは、グローバル市場をフィールドにして、一般消費から、さまざまな産業分野までのトレンドを牽引するビジネスにおけるトップランナーに位置する優良企業ばかりです。
それぞれの分野におけるパイオニアとして、常に新しいビジネスフィールドを切り開き続けている経営哲学や開発、販売のノウハウを学べることなどは、ビジネスパーソンとしてのキャリアにおいてプラスになるものばかりです。
外資系メーカーの代表例
- プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)(日用消費財)
- ネスレ日本(食品)
- ELCジャパン(エスティローダー)(化粧品・スキンケア)
- スリーエム ジャパン(化学・電気・一般消費財)
- デュポン(化学)
- GE(ゼネラル・エレクトリック)(電子機器)
- ヒューレットパッカード(電子機器)
- ジョンソン・エンド・ジョンソン(ヘルスケア)
- ファイザー(製薬)
外資系メーカーの特徴とは?
各分野の世界的トップメーカーとしての製品開発力や新製品開発のスピードなどが、国内企業に比べて、非常に優れているという点です。
グローバル市場でビジネス展開を行っていることで、保有する資金力や人材の数と質が、国内企業を遥かに凌ぐ規模を誇っています。
そのため、新製品や新しいビジネスフィールド開拓に対して、潤沢な資材を投入できることから、スピード感をもって、新しい分野でのビジネス構築を行い、世界各国におけるビジネスリーダーとして、市場成長を支える存在となっています。
外資系メーカーの働きやすさや待遇は?
コンサルティング会社や金融会社同様に、セルフマネジメントが基本となるので、自己裁量で仕事をしたいタイプにとっては、非常に合理的で、効率的な業務進行を行うことができます。
また、外資系企業に共通となりますが、家族との時間を大切にすることに対して、全体的な理解を得やすいため、ちょっとした理由でも休むことが、躊躇なく行えるというのも待遇面でのメリット言えます。
全ては、自己管理のもと、与えられた目標に対して、しっかりと期日内にやりきることが前提となります。
4.外資系IT企業
現在、日本とグローバルに大きな差が生まれている分野が「IT(情報産業)」の分野です。
ここ数年で、日本国内のあらゆる場面で、インターネットやITデバイスを使用することが増え、今や日常生活には欠かせないマストアイテムとなりつつあるIT関連の製品およびデバイスですが、残念ながら「ガラパゴスIT」とも称されるように、日本独自のシステム構造によって進化させてしまったために、この分野での日本企業の存在感はグローバルでは皆無に近いものがあります。
情報産業は人工知能(A.I.)などの発展に伴い、今後増々成長することが見込まれる分野です。
外資系情報関連企業の代表例
- Amazon
- IBM
- Microsoft
- Cisco
外資系情報関連企業の特徴とは?
既成概念にとらわれない姿勢が、労働環境の中にも浸透しています。
この点については、外資系vs日本企業という枠組みではなくて、IT系企業群vs従来のビジネス企業でとらえるほうが正しいと思いますが、オフィスという存在の概念であったり、勤務時間という時間管理の概念であったり、ドレスコードなどのビジネスマナーという概念などが、一切排除されているフィールドという点が最も特徴的です。
彼らが取り扱う、情報デバイスやITインフラがもたらす最大の利点は、時間や場所、空間を超越して、情報や価値を共有することを可能にするということです。
そのため、オフィスに通勤をして働くのではなくて、自宅や外出先、海外の旅行先などで自由に仕事をすることが当たり前であったり、担当する業務自体が、形ある商材をマニュアルに沿って作り上げるというよりも、新しい価値創造に重点があったりと、これまでとは全く違ったビジネスが存在しているというのが特徴です。
外資系情報関連企業の働きやすさや待遇は?
その他の業種よりもさらに、自分のライフスタイルに合わせた自由な働き方が可能となります。
報酬についても、IT系のエンジニアともなれば、業界トップレベルでの高い給与水準が提示されることでも有名な分野です。
外資系企業を働き先に選ぶ上での注意点とは?
外資系企業に関する注意点を解説します。
全てが自己裁量で自己責任
外資系企業では基本的に、セルフマネジメントで業務を進行していきます。
ポジティブに捉えれば「自分の自由に業務進行ができる」と考えられますが、ネガティブな捉え方をすると「誰も指示をくれない」ということになります。
与えられるのは期日と目標のみになるので、あとは自分で考えて、自分で実施するということになります。
そして、全ては自己責任となるので、何か問題やトラブルがあったとしても、基本的には自分自身で解決をしなければなりません。
成果がなければ評価はシビア
もう1つ、外資系企業に共通しているものとして「成果絶対主義」があげられます。
成果に対して報酬が支払われる、という至って単純明快な理論になりますが、契約上でコミットした成果をあげられなければ、報酬もガクッと下がるというシビアな世界になっています。
アメリカをはじめとする欧米各国は「契約社会」となるので、契約した内容以外での評価や温情などというものは存在しません。
日本企業のように、成績が振るわなかったとしても、プロセス面や社内における諸業務といった目標以外での評価はされないということを認識しておきましょう。
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(正社員希望の人限定)
外資系企業の待遇は?
年収ベースで考える報酬というものは非常に高く、正直なところ日本企業では受け取ることが難しい水準の報酬を得られる可能性があります。
ただし、全ては成果主義となるので、成績に応じて毎年変動があるものになります。
また、日本企業のような「手当て」などの支給がないので、家賃補助や家族手当といった給与外収入への期待はできません。
全ては自分の成果によるというのが、外資系の基本と理解しましょう。
まとめ
外資系企業に関するオススメについて解説をしてきました。
日本企業のような、年功序列でマニュアルに沿った集団業務が肌に合わない、自分のペースで、自分の力によって高い報酬を得たいというタイプには最適のフィールドと言えます。
自分自身の仕事に対する適正をよく判断して、エントリーすることをオススメします!
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