レセプションの面接を受ける時の注意点などをご紹介します。

そもそも「レセプション」とは劇場やコンサートホールでお客様を案内したりする業務のことで、今回はアルバイト・パートの採用面接ではどんなことを聞かれるのかや、レセプションの服装や髪型、メイクまでおすすめな方法をお教えしちゃいます。

また、レセプションの志望動機については受け答えのコツについてもお話しさせていただきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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レセプションの仕事内容

レセプションは、劇場やコンサートホールに訪れるお客様のご案内をする仕事です。

ホールの顔とも言える華やかな仕事です。

仕事内容は主に「チケットもぎり」、「公演プログラム配布」、「座席案内」、「クローク業務」、「館内案内」です。

お客様と接する仕事ですが、主役は舞台上の演奏や演劇です。

公演がスムーズに行われるようにスピーディーに動く、正しくご案内する心掛けが大事です。

レセプションの採用面接で聞かれる5個のこと

レセプションの採用面接で聞かれることをご紹介したいと思います。

コンサートに行ったことがあるか、レセプショニストがどんなことをしてるか知っているか?

採用担当者として気になる事だと思います。

志望者がこれから行う仕事を理解しているかを聞いています。

受け答えのコツ

行ったことがあり、チケットもぎりや座席案内などのサービスを受けたことがあると答えられるのが理想です。

レセプションの仕事は、音楽や演劇といった特殊な公演ばかりで、色々な決まりがあります。

例えば「演奏中は自由に出入り出来ない」、「ホールの中で飲食や写真撮影が出来ない」、「演奏中に話したり物音を立ててはいけない」等です。

それらを知っていると、とても働きやすくなります。

もし行ったことのない方は、面接までに何度か行ってみることをお勧めします。

お客様相手のお仕事をしたことがあるか?そういう仕事が好きか?

この質問で、レセプションのお仕事が出来そうか、適しているかを見ているのだと思います。

受け答えのコツ

ショップ店員や教える仕事をしていると、お客様とのコミュニケーションに生かせるので、とても喜ばれます。

アピールポイントです。

また、ホテルのフロント業務、営業など、お客さんと何かしらやり取りをした経験も良いです。

レセプションは、世代や性格の違う様々な人を素早くご案内しなくてはならないので、対人スキルが求められます。

全く無い場合、「やったことはありませんが、人と接することが好きです。」と答えれば大丈夫です。

他に仕事をしているか?

他に仕事をしていることは、実はレセプショニストによくあることです。

受け答えのコツ

レセプションの仕事は、例えば演奏家の方や、駆け出しのアーティストの方もされています。

基本的にダブルワークは大丈夫です。

ですので、他に何かやっていたとして、それを話してしまって構いません。

あまりにもレセプションのお仕事に入れないと、面接で落ちてしまうかもしれませんが、例えば夜や土日、休日といった公演の多い時間帯、曜日なら入れますと言っておくと良いです。

しかし、同業他社のダブルワークは禁止していることもあります。

志望動機

志望動機は必ず聞かれる質問です。

受け答えのコツ

音楽や演劇など、その働くホールで行われているものを観るのが好きということ、人と接することが好きということを、自分の言葉で答えるのが良いです。

自分の実体験を話すと伝わりやすいです。

他にも、サービスについて学びたい、磨きたいということも言うと良いでしょう。

自己ピーアール

こちらも必ず聞かれる質問です。

受け答えのコツ

レセプションとして必要な資質を上げますので、自分の経験や他人から言われたことを基に話してもらえたらと思います。

  • 信頼感‥信頼出来そうな外見・雰囲気や、物事を遂行する力
  • 積極性‥積極的に動く力
  • 洞察力‥周囲を見渡して気付く力、気遣う行動が出来る力
  • 自制心‥冷静に客観的に判断する力
  • 責任感‥責任を持って物事を行う力

過去の自分の経験から、こういうことが得意ですとアピールできると良いです。

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レセプションの採用面接での注意点

レセプションの採用面接での注意点をお話します。

服装は何が良いか

スーツか、スーツに見える格好が良いです。

面接でのスーツ着用を指定されることも多いです。

レセプショニストは、仕事中かっちりとした服装をします。

その人が持っている雰囲気も面接で見られますので、「この人と一緒に働いてみたい。」と思われるかという目線で考えると良いです。

スーツは、必ずしも上下セットでなくても大丈夫です。

ブラウスにジャケット、スカートという組み合わせであれば、色もそこまでこだわらなくても大丈夫です。

お化粧はぜひ少し濃い目で

華やかなお仕事ですので、お化粧を少し濃い目にしていくと良いです。

大抵、もっと明るく、しっかりしてくださいと言われると思います。

私はCAさんのメイクを参考にして行きました。

特に口元に赤やピンクの濃い色を付けることをお勧めします。

髪型はまとめ髪で

髪の毛が長い場合、お団子や1つ結びにまとめると好印象です。

お団子は、100均ショップに、飾り付のお団子ネットを売っていますので、それを使うとまとめやすいです。

笑顔を意識する

緊張すると難しいのですが、面接官の方とお話したり、一緒に面接を受ける方達に挨拶をする時、にっこりと笑いかけるような気持ちですると良いです。

私のお勧めは、目を合わせること、楽しいことを思い浮かべることです。

目を合わせると、感情が入りやすいです。

また、好きな人物やキャラクター、動物が目の前にいると思うと、少し緊張が和らぎます。

ゆっくり丁寧にしゃべる

緊張すると、心拍数が上がって早口になったり、舌がからまったりします。

上手く喋ろうとすると、声が出なくなったりします。

面接では、ゆっくり丁寧に話すことを意識すると、丁度良い話し方になります。

次月の自分のスケジュールを把握しておく

仕事を新たに始める時、一番大変なことは、仕事内容や人を覚えること、変化する生活に慣れることではないでしょうか。

レセプションは、面接した月、もしくはその次月から勤務が始まることが多いです。

次月のスケジュールを聞かれる場合、事前に連絡があると思いますので、スケジュール帳等を持参して、分かるようにしておいて下さい。

予定が空いているからといって仕事を詰めすぎないことも大切です。

夜の公演は平日に多く、仕事が終わるのは21時~22時になります。

夜の公演が2、3日続くと体の調子が整えられなくなるように感じますので、夜の公演の次の日はお休みにするのも良いでしょう。

夜の公演の次の日に昼の公演の仕事をするのが一番大変なので、なるべく控えましょう。

まとめ

劇場やコンサートホールのレセプションの採用面接についてお話してきました。

レセプションは、意外と人手不足なのが現状です。

働いてみたい!と少しでも思ったら、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。

華やかでゆったりしているように見えますが、実際は、扉の開閉が大変だったり、緊張感のある瞬間があります。

どのお客様にも快適に、安全に過ごしていただけるように、日々努力が必要です。

難しい場面もありますが、一緒に働く仲間とのチームワークに助けられながら働けると思います。

面接では、実際に働いている自分を想像して、なりたい気持ち、どういうレセプショニストになりたいか、という想像を膨らませて臨めると良いですね。

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