ブライダル映像の仕事と言われて、どんな仕事かピンと来ますか?

ブライダル映像とは、結婚式に関連する映像全般のことです。

結婚式に参加したことのある方であれば、一度は披露宴で流れるプロフィールビデオやエンドロールなどを見たことがあるのではないでしょうか。

結婚式当日の印象的なカットを繋げて結婚式の進行と同時に編集し式の最後に上映する「エンドロール」と、結婚式の様子を全て記録し後日DVDやBlu-rayディスクにして渡す「記録映像」の仕事など、今回はそんなブライダル映像のアルバイトについて詳しくご紹介します。

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私はこんなところでブライダル映像のアルバイトをやりました

私は、ブライダルの映像をメインに制作している映像制作会社でアルバイトをしました。

「記録映像」の編集をメインで行う職種だったため、社内でパソコンを使った作業でした。

一つの結婚式の記録映像を編集して仕上げるのに8時間~10時間かかったため、1日5時間勤務で2日間はかかりました。

長時間の式や編集が難しい内容の場合はそれ以上時間がかかることもありました。

また、土日祝日限定で結婚式場での「エンドロール」の撮影にも入ってほしいと要望があり、式場で撮影のアルバイトもしました。

ブライダル映像のアルバイトの時給は?

時給1,000円~1,200円のところが多いようです。

私のアルバイト先の場合は「記録映像」を1本仕上げて8,000円という業務委託契約で、8時間で仕上げられれば時給換算すると1,000円ですが、実際は10時間以上かかることも多かったので時給にすると800円以下という計算になります。

「エンドロール」の撮影の場合、時給1,000円~1,500円程のことが多いようです。

こちらも、私のアルバイト先の場合は一つの式の撮影で6,000円という契約でした。

結婚式自体は2時間~3時間程ですが、式場への移動時間や事前準備などを含めると6時間くらいかかったため、時給換算すると1,000円程度です。

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ブライダル映像のアルバイトでやりがいを感じたこと

納品したDVDを見て「とてもよくできていて嬉しい」とお礼のメールを送って下さったお客様がいらっしゃり、「一生に一度の思い出作りに関われた」と思うととてもやりがいを感じました。

ブライダル映像のアルバイトをやってて良かったことや身についたこんなスキル

結婚式という重要な儀式の演出に関わることができるので、当日のお客様の反応を直に感じて良かったと感じられることが多いです。

感動していただき、その反応を間近で見ることができる

自分が撮影した「エンドロール」の上映時に、新郎新婦が涙ぐんでいるのを見ると「感動してもらえた」「このカットが撮影できてよかった」とやりがいを感じました。

様々な式の演出を見ることができる

多種多様な結婚式を体験しながら撮影できるので、最新の演出を毎回現場で見ることができました。

会場内でのプロジェクションマッピングや思いもよらないサプライズ演出など…「こんな演出もあるのか」と参考になりました。

時には感動的な演出やスピーチにもらい泣きしてしまうことも。

将来的に演出や映像の仕事に就きたいと考えるなら、とても勉強になる仕事だと思います。

身だしなみや言葉遣い、気配りの心が身につく

式場から外注されている撮影スタッフとはいえお客様から見れば同じ式場にいるスタッフのため、撮影時は黒スーツで身だしなみもキッチリとすることを求められます。

言葉遣いにも注意が必要です。

また、トイレの場所を訊かれたり足りない飲み物のオーダーを受けたりすることもあります。

式場のスタッフと同じように最低限のマナーが身についていきます。

良い構図や感動的な演出方法が覚えられる

撮影を繰り返す内に、綺麗な構図や美しい構図での撮り方を徐々に覚えられます。

先輩の撮影した映像などを参考に自分でも勉強したりカメラの腕を磨いたりする必要もありますが、だんだんと良いものが仕上がるようになると、やりがいを感じることが多くなってきます。

「音楽の歌詞と映像内容を合わせる」「音楽のクライマックスでその日1番のカットを持ってくる」など感動的な演出方法も覚えられます。

ブライダル映像のアルバイトはこんな人におすすめです!

映像に関わる仕事なので、写真や映像に興味がある人なら楽しく仕事できそうです。

また、結婚式など特別な場やイベントに関わることが好きなら、やりがいを感じられるのではないでしょうか。

写真や映像に興味がある人

趣味で写真や映像を撮影したことがある人にはおすすめです。

フラワーシャワーで舞い散る花びらの中とびっきりの笑顔をうかべる新婦や送り出した新婦の背中を見ながら涙ぐむお父様の表情など、結婚式は絵になるシャッターチャンスでいっぱいです。

イベントが好きな人

イベントに参加するのが好き、様々な企画を考えるのが好きという人にも向いている仕事です。

一生に一度の特別なイベントに関わることができ、自分の撮影した映像でその場にいる方に感動や喜びを感じていただくことができます。

ブライダル映像のアルバイトのおすすめの選び方とは?

様々な求人がありますが、研修内容が充実しているところ、時給や報酬がきちんと明記されているところを選ぶのが良さそうです。

初心者でも可、研修期間がある

未経験でも可能と記載がある求人、充実した研修があるところがおすすめです。

中には簡単な研修だけで、すぐに式場での撮影を任されるところもあると聞きます。

結婚式はやり直しがきかず、万が一撮影に失敗したとしても撮り直しができません。

かなりプレッシャーを感じる仕事でもありますので、丁寧に研修をしてくれるところを選びましょう。

時給で報酬が表記されている

日給〇〇円や1件あたり〇〇円という記載がされているところよりも、時給で表記されているところがおすすめです。

「エンドロール」の撮影も「記録映像」の編集も、基本的には作業にかかる時間はその結婚式によって違います。

日給や1件あたりの場合、2時間の式と4時間の式があったとしたら、撮影のための拘束時間や編集時間はかなり違ってくるのに報酬は全く同じ、ということになってしまいます。

式場までの交通費や研修中の時給など細かい点についても仕事を始める前に確認しておきましょう。

まとめ

ブライダル映像の制作に関するアルバイトは、特に私の場合はあまり稼ぐことはできませんでしたが、結婚式という幸せと感動にあふれたイベントに関われるという大きなやりがいを感じながら働くことができました。

将来写真や映像関連の仕事を考えている人、自分の仕事でみんなを笑顔にしたいと思っている人にはぜひ経験してほしい仕事の一つです。

実際に自分が結婚式を挙げる時の参考にもなるかもしれませんよ。

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