こんにちは。

今回のテーマは「人事採用の仕事」ということで、人に関わる最初の仕事である「採用」のお仕事について紹介させていただきます。

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人事採用はどんな仕事?

人事部門のお仕事は大きく分けて3つあり、「採用」「教育」「人事管理」に区分されますが、これら3つのお仕事は独立しているわけではなく、全て繋がっており、人事部門の最終目的である「会社に貢献できる人材を創る」という目標に向かって、それぞれの業務同士で補完し合っています。

そんな中でも「採用」の仕事は、人事の基本である「人」を確保するという業務として、人事の仕事の最初に位置付けられるものになります。

人事採用の大まかな仕事内容

採用の業務は大きく分けて「新卒採用」「中途採用」「パート・アルバイト採用」の3種類があり、それぞれ開始時期と終了時期が違いますが、それぞれの業務を合わせるとほぼ1年中採用業務を行っていることになります。

人事採用の大まかな仕事内容1:新卒採用

新卒採用には大卒採用と高卒採用があり、大卒採用は3月〜6月にかけて、高卒採用は6月〜9月にかけて行われる為、新卒採用期間は大まかに3月〜9月の間ということになります。

新卒採用の業務は「企業紹介」と「選考活動」、「内定者フォロー」というステップで行われます。

企業紹介

まず業務開始前に企業紹介用の資料を作成することから始めます。

企業紹介用の資料としてはパンフレットやホームページ、またはWEB動画や、合同企業説明会のプレゼン資料などがあり、採用活動スタートの3ヶ月程度前より企画、製作が始まります。

各年度のテーマに合わせて、どの様なイメージでどの様な企業の情報を伝えるかを企画会議で決定した後、製作は外部の専門業者に発注することが多いですが、一部パワーポイントやイラストレーターなどを使用して社内で作成する場合があります。

原稿の校正や色指定などを経て、採用活動が始まる3月までに完了させます。

ホームページなどの作成に関しては完了後WEB広告などを併用して企業紹介ページへの誘導を行ったりします。

3月度より合同企業説明会が開催され始めますので、直接ブースを出展して学生に向けて説明を行ったり、リクナビやマイナビなどの採用サイトに参加しWEB上でのアピールを行います。

売り手市場と呼ばれる昨今、就職活動を始める学生の皆さんに対して、企業の第一印象はより重要になってきます。

ホームページやパンフレットの質はもちろん、合同企業説明会でプレゼンを担う採用担当者のイメージも、企業の第一印象として大切になってきます。

身だしなみや表情、態度など、企業を代表する社員として好感度の高い企業紹介ができる様、何度もシミュレーションをしながらプレゼンに臨みます。

選考活動

企業紹介の結果、応募申し込みのあった学生に対し選考活動を行います。

選考の内容は企業によって様々ですが、エントリーシートなどを使用した書類選考、適性検査、面接などが主な内容であり、回数は3回〜4回が多いです。

応募者への日程調整と連絡、採用試験の運営、選考結果のフィードバックなどを行いますが、内定辞退につながらない様、連絡方法、回数、フォローの内容など、学生が好印象を持つ様、誠意をもって対応します。

内定者フォロー

選考活動の結果、採用内定が出た学生に対して、内定フォローを行います。

内定フォローは他の内定者や企業のOB社員との交流会や企業の開催するイベントの参加、マナー講習や企業研究課題の作成依頼などがあります。

企業の魅力をさらに伝えるという目的はもちろん、入社後は同期となる他の内定者との関係作りや、仕事に対するイメージを深めることによって入社後のギャップを少なくすることなど、限られた時間で行う内定者フォローの目的は多くあります。

学生が社会人となるための心と身体の準備期間として、内定辞退の防止だけではなく、入社後の定着率の向上などを含めた企画を考え実施します。

人事採用の大まかな仕事内容2:中途採用

中途採用は新卒採用と並行して、UIJターンが多くなる8月〜10月、人の移動が増える1月〜4月にかけて行うことが多いです。

業務としてはハローワークや転職サイトを通じた求人を経て、新卒採用と同じく企業紹介→選考活動→内定者フォローというステップで実施します。

中途採用者の場合は業界の経験者が多いため、新卒採用と比較して仕事の説明が少なく、給与などの待遇面での説明が多くなります。

また家族がいる方が多いので、住居の手配や、保険の変更やお子様の転校先の確認など、生活拠点を変えるためのサポートを行う業務が追加されてきます。

大卒、高卒というカテゴリで対応する新卒採用と比較して、中途採用は求職者一人一人の状況に合わせた個別対応を行うことが多く、より採用から内定、入社の段階で求職者とコミュニケーションを密に取る必要があります。

人事採用の大まかな仕事内容3:パート・アルバイト採用

パート、アルバイト採用は欠員補充という目的が多く、あまり決まった時期に行う事は無いですが、1年間のうちの繁忙期である8月と12月や、人が多く動く3月〜5月に行うことも多いです。

内容は企業紹介が少なく、求人からそのまま求職者の選考を行う場合が多いです。

パート・アルバイト採用も現在は売り手市場が続いているので、求職者に対するアプローチは素早く丁寧に行い、企業に対し好印象をもっていただく対応を心がけます。

内定者フォローはあまり時間をかけませんが、正社員と比較して入社、退社が容易にできるので、離職を防ぐ為に、最近では入社後1ヶ月間の仕事の教え方などのフォローを厚く取っている企業が増えてきています。

人事採用の仕事はどんな人に向いている?

人事採用の仕事に向いている人1:きめ細かい対応ができる人

採用の仕事は企業紹介から選考活動、内定者フォローまで、求職者と連絡を取ることが多いです。

メールや電話などによる連絡の内容によって入社志望度を上げることができるので、いかに素早く、丁寧に、きめ細かく対応できるかが求められます。

求職者とマメに連絡を取り誠意をもって対応できる人は、採用において成果をを出すことができます。

人事採用の仕事に向いている人2:熱意をもって語れる人

企業紹介などでプレゼンを行う場合、その担当者の印象が企業の第一印象となります。

分かりやすく印象に残りやすい企業紹介をする必要もありますが、経営者に代わり、その企業の良さや仕事の面白さを熱意を持って語れるかが要です。

深く企業を理解し、その経営状況や業務内容が素晴らしいと信じて語れる人は企業紹介において良い印象を与えることができます。

人事採用の仕事に向いている人3:フレンドリーな人

採用活動は基本的に初対面の人と接する仕事になりますので、初めて会った人でも人見知りせずにフレンドリーに接することが出来る人は、求職者の警戒心も緩めることができ、企業に対する印象を高めることができます。

コミュニケーションはお互いがリラックスした段階で行うと円滑に進めることができます。

企業に初めて接する場合は誰でも緊張しますので、初対面の緊張感を解くことのできる人は採用活動に向いている人と言えます。

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人事採用の仕事で活かせる経験

人事採用の仕事で活かせる経験1:デザイン力

企業紹介用の資料の作成の際に活かすことができます。

最近ではWEBによる企業研究が主となっていますので、印刷物だけではなく、ホームページのデザインや動画の作成経験などがある方も重用されています。

人事採用の仕事で活かせる経験2:プレゼンテーション力

企業紹介の段階での第一印象が、企業選択に大きな影響を与えると言われています。

採用ブースなどで直接プレゼンを行う場合は、表情、声量、姿勢など「伝える」ためのスキルが重要です。

内容と併せて効果的に企業の魅力を伝えることができるため、採用活動において成果を出しやすいと言えます。

人事採用の仕事で活かせる経験3:人と関わった機会の多さ

選考において面接官として人物評価を行う場合もあります。

例えば前職で管理職経験が長く、多くの部下と接していた経験を持つ人は、様々なタイプの人間と接しているため、面接においてそれまでに出会った人間のタイプと照らし合わせて人物評価できるなど、的確な判断をすることができます。

「人」が基本の採用活動である以上、人と接する経験が多ければ多いほどそれを活かす場が増えてくるでしょう。

人事採用で働くメリットとは?

人事採用で働くメリット1:人脈作り

社内、社外問わず多くの人間と接し、人を基礎に据えて仕事をするのが人事採用です。

長く経験すればするほど社内に自分が関わった人間が増えていき、社内における人脈形成をすることができます。

また社外においても様々な主催者のイベントに参加しますので、求職に関わる仕事を行なっている業界の多くの人との接点を持つことができます。

人事採用で働くメリット2:経営の中心で働く

経営における主な資源は「人、モノ、カネ」です。

このうち最初に来る「人」を取り扱う人事採用は、その業務を通じてその企業の経営に深く関わることになります。

企業紹介のために自社の歴史や経営方針、仕事の内容やそのやり甲斐について知識を深めたり、経営戦略やそれに付帯する人員計画を作成したりなど、経営の中心で働いた経験はそれ以降の社会人人生において必ず役に立つものとなります。

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人事採用の仕事をするにあたって覚えなければいけないこと

人事採用の仕事をするにあたって覚えなければいけないこと1:雇用に関する法令

「男女機会均等法」や「パートタイム労働法」など、公正な採用を行うために守らなければいけない規則や、「労働基準法」など雇用契約に関わる規則など、雇用に関する法令全般を覚えておく必要があります。

人事採用の仕事をするにあたって覚えなければいけないこと2:企業に関する知識

自社の歴史や経営理念、今後の経営計画や仕事のやりがい、労働時間や休日休暇、給与や昇級昇格などの待遇面、または職場内の人間関係など、求職者の求める情報は多岐にわたります。

良い点は全力でアピールし、悪い点は誤魔化さず、しかしネガティブに捉えられないように気を配りながら伝える必要があります。

その為、その企業に関するあらゆることに対して情報を収集し、自分なりに噛み砕いて整理をしておく必要があります。

人事採用の仕事をするにあたって覚えなければいけないこと3:採用前と採用後の分析から自社にあう人物を判断する

採用活動において出会う求職者一人一人とのコミュニケーションが貴重な経験になります。

人事採用をする場合、情報を全ての人に画一的に伝えるのではなく、一人一人の個性にあった伝え方をすることが理想であり、求職者の志望度も増してきます。

この人はどんなタイプで、どのような伝え方をしたら理解しやすいかを判断できるようになる為には、採用活動を通じて出会った人の個性を分析し、記憶しておく必要があります。

そのような作業を続けていくと、採用時にどの様な印象を受けた人が社内で活躍するかなど、「その企業にあった人物はどのような人か」という基準を自分の中で作ることができますので、「自社で活躍できる人物かどうか」を、面接時点である程度判断することができます。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。

今回は「人事採用」の業務について紹介させていただきました。

人事採用の仕事は自社の魅力を伝えて志望動機を上げるだけではなく、多くの求職者の中から自社にあった人材を見つけ出し、採用に繋げるという側面も持っています。

まだ働いたことのない人が活躍できるかどうかの判断をすることは、想像の域であり、非常に難しく感じます。

社内、社外問わず多くの人に接し、それぞれの個性を観察することで、ある程度出会った瞬間に判断できるようになります。

そのように多くの経験により身につけた「人事担当者の勘」ともいうべきものが採用活動における大きな武器になりますし、効果的なプレゼンや人を惹きつけるコミュニケーション力を駆使し、「この人だ!」と思った人材を確実に採用することが、大きな成果に繋がります。

例え一度の採用活動において1人しか採用できなかったとしても、その人が将来社長になる人物であれば、その採用は成功であったと言うことができます。

人事採用はそのような人の可能性を見極め、可能性にかける側面を持っているとも言えるかもしれません。

そうして採用した人材が社内で活躍するのを見ることが、人事採用の業務における大きなやり甲斐になるのです。




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