新聞配達の仕事に向いてる人の特徴は?楽しい?メリット・デメリットについてもご紹介!
新聞配達バイトはキツいイメージがありますよね?
早朝から新聞配達のバイトで自転車やバイクで何件もはしごして走り回るのは体力も要りますし、正直どういう点がこの職業のメリットなのか想像もつかない方も多いかと思います。
しかし、実際どのような業務内容なのかや、気になる疑問を私の経験を基にお話させていただきますので、少しでも良い点などを理解していただけたらと思います。
気になった方はぜひ求人に応募してみてくださいね。
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(正社員希望の人限定)
目次
閉じる新聞配達はどんな仕事?
自転車や50ccバイクを使用して購読契約を結んだお客様の所に新聞を配達する仕事になります。
新聞配達のバイトの大まかな仕事内容
販売所に運ばれてくる新聞にチラシを挿み、各地域ごとに仕分けして積み込み、配達に出かけます。
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新聞配達のバイトおすすめ求人の特徴とは?
新聞配達と言えば朝刊配達のイメージがありますが、新聞社によっては夕刊を発行している所もあり夕刊配達も募集しているので、求人情報をくまなく探してみましょう。
短期のバイトをするならこんな求人がおすすめ
短期と言っても最低6ヶ月は従事するという条件を会社側に求められることを考慮して応募しましょう。
配達担当エリアにつきましては、販売所を東西南北と大まかに四つに分け、各販売所で更に細かい地域へと細分化を行っていきます。
自分の希望するエリアになるかどうかは面接の段階で話を詰めていく必要があります。
朝刊・夕刊どっちが良い?と問われたら、短期の場合であればどちらも行うことをおすすめします。
一つの販売所で朝刊も夕刊も配達できれば支障はないですが、新聞社の違いで夕刊を発行していない所もあるので、その場合は朝刊・夕刊配達の会社を別々にしてダブルワークの形をとることで解消できます。
私自身もこのような就業体系で長期間従事していました。
長期的に働くならこんな求人がおすすめ
長期的に働くことを考えているのであれば、朝刊・夕刊配達のみならず集金業務も加えてコツコツと忍耐力を持って従事することが大事ですね。
不明瞭な目的より、目標金額貯めるといった明確な目標を立てることが仕事へのモチベーションアップに繋がります。
販売所によってノルマの有無はあるかもしれませんが、正社員には適用されるにしてもアルバイトにそこまでの責任を負わせることはないでしょう。
集金業務は毎月24日から月初にかけて行われます。
わずかな期間で100件から200件ほどの個人宅をまわることになります。
集金できた件数による歩合給の所もあるので、求人を確認した上で面接の時に質問してください。
新聞配達のバイトはこんな人に向いている!
どんな仕事に就いても向き不向きがありますが、実際のところ仕事を始めてみないと分かりません。
しかし、始めていきなり自分には合わないといった場面に遭遇してしまったら精神的に参りますよね。
そうならない為にも少しでも参考にして頂けたらと、実体験を含めご紹介します。
体を動かすのが好きな人
新聞配達と言えば肉体労働です。
バイクでの移動に関してはそこまでキツくないですが、エレベーターのない配達先となると結構な運動になります。
配達する部数が多いほど重労働になり、体力を消耗します。
自転車配達に至っては、移動を含めて全てがエクササイズになっていきます。
仕事中は常に有酸素運動になるので、適度な休憩と水分補給をしながらコツコツと続けていくことで健康的な引き締まった身体に変わっていくことが実感できるでしょう。
早朝の空いている時間に仕事をしたい人
一般的には1日の労働時間は8時間ですが、業種によっては収入が足りずに生活をするのが困難だということで、副収入を得る為にダブルワークを考えている方もいらっしゃると思います。
そんな時、朝早いですが2時間〜3時間働いて収入になる新聞配達はおすすめです。
他の人が就寝している時間に働いて収入を得ることは普通に考えると億劫になりがちですが、目標を持って取り組むことでモチベーションを維持しつつ続けていけば、結果収入として反映されるので実感に繋がるのではないでしょうか。
時間を守れる人
多くの仕事でもそうですが、自分で時間管理ができる人材を会社は求めています。
出勤時間になっても来ないとか、欠勤や遅刻の連絡がないとか、入店した途端にこういうことをされると販売店としては迷惑です。
時間通りに出勤し、平均配達終了時刻の午前7時位に配り終わるというルーティンを構築することができるようになるのが望ましいです。
販売店は配達員に信頼をおいて配達を任せているので、それに応えることも大事でしょう。
一人で黙々と仕事をしたいと思う人
新聞配達の利点の一つと言えば、人間関係の悩みが少ないということも挙げられます。
販売所で新聞にチラシ広告を挿み、積み込み、配達に出るまでは他の配達員の方と会話も交わすこともあります。
挨拶程度はしておいた方が無難ですけどね。
しかし一度配達に出てしまえば気も遣わなくても良く、自分のペースで仕事ができます。
遠出が好きな人
配達エリアの希望が近場であればそこまではないですが、遠出が好きとか様々な街を巡りたいという想いがあるなら、遠方のエリアを希望するのも良いかもしれません。
自分の知っているエリアだと新しい発見は少ないとは思いますが、全く土地勘のないエリアでの配達は、新鮮で好奇心旺盛な方にしてみれば楽しみながら仕事に従事することができるでしょう。
逆に新聞配達のバイトが向いていない人はどんな人?
自分の性格を把握しているのであれば向き不向きを判断するのは容易でありますが、これからの求人応募の際の一助になればと思います。
時間にルーズな人
どのような仕事に就いてもそうですが、自分で時間管理できない人を会社は雇い入れることはしません。
しかし、面接の際にはそこまで突っ込んだ話をすることもあまりありません。
前職の勤務態度や面接に臨む姿勢を見て判断するからです。
入社した途端に平気で遅刻したり連絡もせず無断欠勤したりと、こういう行動を繰り返していると会社からの信用はなくなっていき、最終的には解雇を通達されてしまいます。
かく言う私も、最初の頃は夜中に大雨が降っていたら行くのが億劫なので適当な理由で休んだりとか仮病とか使ったりしていました。
自分の生活リズムを変えるのが困難な人には向いていないでしょう。
体を動かすのが嫌いな人
新聞配達は自分の身体が資本になりますので、体力に自信がないとか汗をかくのが嫌だという方には向いていないかもしれません。
季節や天候によっても配達条件は変化していくので、対処できない人にとってはキツいだけの仕事になってしまいます。
安易に短時間で稼げるという言葉だけに注視するのではなく、時々重い新聞を担いだり、エレベーターのない配達場所の階段での昇り降りもあるということを考慮した方が良いかもしれません。
意志が続かない人
新聞配達に一番必要なのは根気です。
同じ地区を同じルートでほぼ毎日配達に行くので、安易な気持ちで始めると途中で心が折れます。
それに加えて大雨の日・台風の日・大雪の日など悪天候が続いたりすると、仕事中泣きたくなり仕事を投げ出したい気持ちになります。
一線を超えると「何でも来い!」という気持ちにもなりますけどね。
目標を持たず仕事するよりも、「体重減らすぞ!」とか「貯蓄増やすぞ!」などと強い意志を持って取り組んだ方が楽しいですし、結果として長く働けると思います。
新聞配達のバイトでよくある募集内容とは?
どこの新聞配達の応募内容も仕事柄、似たり寄ったりの形式が多いです。
同じような内容だからこそ、しっかりと検討して面接に臨む必要があります。
時給相場
多くの販売店が時給を1,000円〜1,100円位で設定している様です。
場所によっては時給に加えてインセンティブ(歩合制)を取り入れている所もあり、配った部数によって収入も変わってくるようです。
シフトの入れ具合
新聞配達は年に数回の休刊日を除いて毎日が仕事になります。
休みも入れつつきっちり固定額を稼ぎたいなら、週6日シフトがおすすめです。
週3日~4日のシフトでもそこそこ収入になります。
シフトについては自分の希望する休みをしっかりと伝えておき、シフトが出来上がったら怪我・病気のような理由以外は休まないように体調管理をしましょう。
求められる人物像
新聞配達では、長く働いてくれる人材がを求められます。
短期でも募集している販売所もありますが、できることなら長期で従事してもらえる方が新たに指導する時間の負担が少なくなるので好まれます。
後は責任感が強い人ですね。
与えられた仕事をしっかりと遂行でき、誤配や不配時の対処や不慮の事態にも連絡を行えると信頼感が強まります。
必要なスキルや資格、経験
特別に必要なスキルは要りません。
必要なのは原付免許とやる気です。
最初の内は誰しもが未経験なのですから上手く仕事をこなす必要はありません。
まずは覚えることが大事です。
新聞を積んだ際のバランス感覚も効率の良い配り方も、配達先とルートを覚えてから考えていけば良いのです。
あとはやる気と根気を持って仕事に従事してください。
派遣やバイトは正社員とどう違う?
正社員は新聞配達はもちろん、読者の新規開拓の営業業務や集金業務や雑務等の販売所の業務を担っています。
各種社会保険完備されており、安心して仕事に取り組める環境になっています。
派遣の場合は人材派遣という形で販売所と契約を結ぶので、正社員と同じ待遇・業務になり、月収もさほど正社員と変わらない所が多いです。
アルバイトはと言うと最低でも雇用保険の加入があるくらいで、全ての業務を任されることはありません。
仕事の量や責任の度合いは変わる?
正社員や派遣の場合は販売所と言えど各新聞社に属しているので、ノルマが課されることはあります。
新規読者の獲得を月間テーマとして掲げている販売所は多いので、それに付随して仕事量は増え、責任も重大になります。
バイトの場合は、誤配や不配を起こさないように気を付けなければなりません。
気を引き締めて仕事に従事しましょう。
仕事内容は変わる?
基本的には仕事内容に変化はないと考えられます。
配達業務・集金業務・ポスティング業務が大きな柱になるので、正社員・派遣は全ての業務を任されますが、バイトは募集要項に沿ったいずれかの業務に従事することになります。
それぞれ求められるスキルは?
バイトとしては、配達業務・ポスティング業務に従事する場合は運転技術と危険察知能力があれば大丈夫ですが、集金業務となると多少なりとも正社員・派遣と同じ接客のスキルが必要になります。
収入面は?
正社員・派遣の場合は一通りの全ての業務を任されているので、その分の給与は支払われます。
平均月収23万円程の給料が多いようです。
バイトの場合は出勤できる日にちによって異なりますが、月平均3万円~6万円位なので正社員・派遣の方とは開きがありますね。
新聞配達のバイトになるために他にも知っておきたいこと
雨や雪などの悪天候はつらい
新聞配達にとっての敵は天候です。
気持ちの良い晴れならば仕事も順調に進んで達成感に浸って帰宅できるのですが、一度雨が降ればカッパは着ないといけないし、新聞は一部ずつラッピングしないといけないし、雨が止んだらサウナスーツ着てるみたいだし…と精神的に堪えます。
その為、天気予報は毎日欠かさず確認してから準備しましょう。
体力が必要
最初から重い物が持てないというのは問題ですが、配達を始めて1ヶ月〜2ヶ月はキツいかもしれません。
階段の昇り降りや新聞を積んだ時のバイクや自転車の重さや乗り降りと、至る場面で体力は必要になります。
近場なら販売所に半分置いて、分けて配達するやり方もありますけどね。
仕事を続けていく内に身体が順応していきますよ。
急な休みは取りづらい
シフトが確定しているのであれば急な休みは難しいかもしれませんが、当日は販売所に電話してもまだ誰も出勤しておらず連絡が取れないこともあるので、代表者の番号や販売所が開いてる時間に連絡をするのが良いでしょう。
柔軟に対応してもらえるとは思いますが、対応して頂いた時は感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
新聞配達バイトのやりがいは?
忍耐力と継続力がつくことだと思います。
如何なる仕事においても楽な仕事はありません。
続けていくことで熟練度が上がり自分の力となっていきます。
また、季節毎の朝の空気や仲良くなったコンビニの店員さんとの雑談とか普段ない出会いがあるかもしれませんね。
まとめ
今回は新聞配達に関する記事を執筆させて頂きました。
天候などを考えると大変な仕事ではありますが、他の人が就寝している深夜の時間帯に新聞を配達している方には脱帽です。
当たり前のように届く新聞が多くの配達員さんによって支えられていると、執筆しながら再度実感することができました。
苦労した分報われることもあります。
仕事を通じて自身を成長させられるよう取り組んでいきたいものです。