新聞配達の仕事に向いてる人の特徴は?楽しい?メリット・デメリットについてもご紹介!
新聞配達求人に興味のある方はぜひ最後までご覧いただけたらと思います。
新聞配達は昔からある馴染のある求人かと思います。
また、新聞少年のイメージもあり、難しくはなさそうな印象もありますが、実際はどうなのか気になるところです。
そんな皆さんのために、経験者の立場から新聞配達の仕事内容やおすすめ求人のポイントにについてご紹介したいと思います!
この記事を読んでから、新聞配達員の募集にぜひ応募してみてはいかがでしょうか?
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(正社員希望の人限定)
新聞配達のおおまかな仕事内容
おおまかな仕事内容
新聞配達は新聞販売店でのお仕事となります。
ですので、その従業員として以下のような仕事を行うことが求められます。
- 新聞配達(朝刊・夕刊)
- 集金
- 営業
- 電話番、お店番
- 折込チラシの作成
- その他付随業務
新聞配達(朝刊・夕刊)
新聞販売店でのメインの仕事は当然、新聞配達ですね。
新聞の印刷工場から配送されてくる新聞を販売店で受け取り、朝刊であれば折込チラシを入れてから配達に出かけます。
一般紙だけでなく、スポーツ新聞や業界紙・専門紙(例えば小学生新聞など)も一緒に配達します。
夕刊については折込チラシは少なく、また種類も一般紙とタブロイド紙が若干ある程度です。
集金
毎月の月末にお客様のところを訪問して、月額代金を回収する仕事です。
口座引落やクレジットカード払いのお客様は集金不要ですので、全てのお客様を訪問するわけではありません。
営業
新聞を購読されていないお客様を訪問して、購読をお願いするセールスの仕事です。
新聞販売の業界では「拡張」と言います。
また、現在のお客様を訪問して現契約の期間延長をお願いすることもあります。
電話番、お店番
新聞の配達終了後にお店の中で、かかってくる電話に対応するために待機する業務です。
「新聞が届いていない」「間違った新聞が届けられた」といった苦情の場合には新聞を届けてお詫びするといった対応を行います。
また、「しばらく家を不在にするのでその間は配達しないでほしい」といった休読、あるいは新聞申込などの電話がかかってくることもありますので、メモをとって必要な対応をするようにします。
折込チラシの作成
翌日朝刊の折込チラシを作成するお仕事です。
それぞれの新聞に効率良く折込チラシを入れられるように、ひとまとめにします。
折込チラシ作成用の機械を使って準備することも多いです。
その他付随業務
具体的には店内の清掃、配達用バイクの手入れ、配達ではなくお店前の自動販売機で個別売りする新聞とお金の管理、などの業務があります。
新聞配達にはどういう役割が求められる?
新聞配達では全てのお客様に毎日一定の時間までに必ず新聞が届けられなくてはなりません。
ですので、決まった時間までに出勤し、担当するお客様全てにきちんと(例えば、雨の日には新聞を濡らすことなく)確実に届けることが、新聞配達で求められる役割です。
配達する人は日ごとにシフトが決まっていて交代で休んでいますので、自分の勤務日には極力休まないことも重要です。
新聞配達でよくある募集内容とは?
ここでは、お給料・勤務時間や休日などのよくある募集内容について説明していきます。
給与相場
正社員
月給18万円~30万円くらいのことが多いです。
幅があるのは、営業成績によってお給料が異なるためです。
つまり、月によってお給料は変わることになります。
ボーナスはお店によって異なりますが、年間で月給の1ヶ月~2ヶ月分くらいのことが多いでしょう。
アルバイト
朝刊配達だけで月8万円~12万円、夕刊配達が月2万円~4万円、集金業務が月1万円~3万円くらいのことが多いです。
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勤務時間や休日、残業
勤務時間
朝刊が3時間~4時間くらい、夕刊が1.5時間~2.5時間くらいのことが多いです。
また、夕刊配達後の夜間に2時間~4時間程度、集金、営業、折込チラシ作成、お店の付随業務いずれかの仕事を行います。
休日
週に1日~2日、4週で4休または6休ということが多いでしょう。
残業は、集金がどうしても忙しい場合以外にはあまり発生しません。
但し、配達する店員が退職・休職して配達員不足となった場合には、休日にも出勤しなくてはならないこともあります。
福利厚生
正社員であれば、健康保険、厚生年金保険、雇用保険といった社会保険は全て加入します。
但し、小規模な販売店では加入していないこともあります。
また、全ての従業員は労災保険に加入しています。
労災保険の保険料は全額事業主負担ですので、従業員による負担額はありません。
その他正社員には、寮や下宿、賄いが用意されている場合があります。
但し自己負担額は販売店により異なります。
なお、販売店によっては給料の前払い制度や、一定金額までの金銭貸付制度があることもあります。
それから特筆すべきことは、正社員向けの積立金制度。
新聞社からの補助を得て新聞販売店が従業員確保の施策として行っているもので、一定期間積立を継続することで上乗せされた金額を受け取ることができるというものです。
これも販売店、新聞社によって異なりますが、例えば月々2万円を2年間(24ヶ月)積み立てる(計48万円)ことで同額の48万円が上乗せされ、合わせて96万円を受け取ることができるといった制度です。
勤務場所
特に朝刊配達では早朝に出勤しなくてはならないことから、寮や下宿に住まない場合には、自宅付近の新聞販売店で勤務することになるでしょう。
朝刊以外の場合でも、やはり自宅近くの新聞販売店で勤務することが多いです。
求められる人物像
新聞は、お客様からすれば毎日きちんと届けられて当然です。
ですので、まずは確実に新聞配達を行えるような自己管理が継続的にできるというのが求められる人物像です。
勤務態勢
毎日決まった時間にきちんと出勤できること。
体調不良などによる急な欠勤をしないこと。
確実さ、丁寧さ
担当する全てのお客様に毎日誤りなく新聞を配達できること。
時間指定のあるお客様のところへは毎日指定時間までに配達すること。
雨の日には新聞を濡らすことなく丁寧に配達できること。
勤勉さ
配達同様に集金や営業をきちんと勤勉に行えること。
難しい業務ではなく、1件1件行っていくことが成果に繋がるので、コツコツと取り組めること。
必要なスキルや資格、経験
新聞配達は未経験歓迎のお仕事です。
スキルや経験はなくても問題ありません。
但し、バイクで配達することが必須の販売店の場合には、原付免許が必要です。
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新聞配達のおすすめ求人のポイント
新聞配達の求人では、条件があまり詳しく記載されていないことも多いですが、条件は販売店ごとに大きく違いますので、なるべく詳細が記載されている求人がおすすめです。
月給について
給料は営業成績によって変わるため、幅を持たせて書いてあることが多いです。
そのため、最低いくらなのか、というところに気をつけて見ると良いでしょう。
複数の求人がある場合には、最低金額が高いところがおすすめです。
休日について
販売店の従業員がギリギリな店舗では、休日も最低限に設定してあることも多いです。
そのため、なるべく4週6休以上の条件の求人がおすすめです。
福利厚生について
福利厚生が充実していると余裕のある販売店であることが窺え、おすすめの求人であると言えるでしょう。
社会保険は法定通りであることが多く、差がつきにくいかもしれません。
そこで、寮や金銭貸付制度について記載があるかを確認しましょう。
そういった福利厚生制度がある販売店の求人がおすすめです。
営業について
営業目標が厳しいと、大変ですよね。
そこで、営業の目標が厳しいのは避けたい…という場合には、日本経済新聞の販売店の求人がおすすめです。
日本経済新聞は経済紙であり、読者の固定傾向が一般紙より強いことから営業の効果が大きくなく、営業目標も厳しくないことが多いです。
ただしその分、営業成績で稼ぐことは難しいかもしれません。
その点には注意が必要です。
新聞配達の雇用形態による違い
新聞配達の場合、フルタイムのパートさんという存在はあまりいません。
通常、フルタイム=正社員、それ以外はパートさんということになります。
パートさんの場合には社会保険には加入しませんので、自分で国民健康保険・国民年金に加入することになります。
なお、販売店の求人広告には載りませんが、以下のような立場で働く人がいます。
新聞奨学生
学生の立場で新聞販売店に勤務しながら学校に通っています。
店舗での勤務については正社員とほぼ同様です。
店舗とその奨学生の条件によっては、配達以外の業務の一部又は全部を行わないことがあります。
拡張員
特定の新聞販売店に属さずに、様々な販売店のエリアでセールスを専門に行います。
個人単位の場合もあれば、セールス専門の会社に所属していることもあります。
この新聞奨学生と拡張員は、独特の雇用形態と言えるかもしれませんね。
新聞配達についてよくある疑問
ここでは新聞配達のお仕事に関して、よくある疑問について説明していきます。
応募はどうしたら良いの?
求人広告を見て電話をしてみてください。
しかし受付時間が記載されていない場合には、いつ電話すれば良いか心配かもしれません。
その場合には、日中の時間であればいつでもOKです。
平日でなくても大丈夫です。
ただし、日曜日と祝日は夕刊がなく新聞販売店が閉まっていることもありますので、午前中の方が繋がりやすいかもしれません。
面接の日程を伝えられたら、履歴書をご用意ください。
その他、面接の準備について気になることは何でも電話で聞いて下さいね。
経験や資格はどんなものが必要?
新聞配達は未経験でも全く問題はありません。
最初は先輩従業員が丁寧に指導してくれますので心配不要です。
「新聞を間違えずに配ることができるかな?」と不安に思うかもしれません。
しかし、毎日配達している内にすぐ覚えるでしょう。
安心して下さい。
最初は順路帳というお客様名・新聞の種類・順路を記載した短冊を見ながら配達します。
配っている内に頭も身体も順路帳の内容を記憶していきますので、間もなく順路帳を見ずに配達できるようになるでしょう。
また、特別な資格も必要ありませんが、バイクで配達している店舗では原付免許が必要となります。
原付免許は自動車免許や自動二輪免許と異なり簡単に取れますのでご安心下さい。
面接で聞かれることはどんな内容?
履歴書を持っていき、その内容を見ながら面接をしてもらうことが多いです。
よく訊かれることをいくつか挙げてみましょう。
経験の有無
面接では履歴書を見つつ、経験の有無から訊かれることが多いと思います。
もちろん、未経験でしたら、その旨を伝えてもらえれば心配ありません。
応募動機
それから、応募したきっかけについて訊かれるでしょう。
この点についても、ありのままに答えていただければ大丈夫です。
「未経験可の求人だったので」「寮があるので」など、あなたの希望条件に合った点を伝えれば良いでしょう。
勤務可能日数や休日の希望
どれだけ働けるか、休みを希望するか訊かれ、逆に店舗側としてどれ位働いてほしいか、休みはどれ位になりそうかという要望や見通しを示されます。
営業目標について
営業目標がどれだけ厳しいかについても、気になるところです。
目標は販売店により異なりますが、必ずしも楽な目標ではない店舗が多いと思います。
これは、目標を販売店が独自に決めているわけではなく、新聞社の販売局という部署が事実上目標を販売店に示す構造になっているためです。
しかし、新聞はまだまだ多くの家庭で購読されているものですので、販売促進グッズ提供と共に売り込むことで比較的容易に契約を獲得できるでしょう。
新聞契約は各新聞ごとの奪い合いですので、謂わば各新聞が交代で購読をお願いしている家庭もあります。
エリア内の家庭をコツコツと訪問していくことで、営業成績は上がっていくことでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
新聞配達の仕事内容や求人に関して色々と書いてみましたが、新聞配達の仕事への理解は深まったでしょうか。
この記事を読まれた方は、新聞配達のお仕事に関心のある方ではないかと思います。
もし、この記事を読んで新聞配達の仕事を検討したい、挑戦したい、そのような気持ちが出てきたら、ぜひ求人に応募してみて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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新聞は、誰しもが一度は読んだことがあるでしょう。購読している方は毎朝必ずポストに届いていると思います。新聞は各新聞社の記者が世の中の問題について様々な観点から分析し、記事に起こして読者に伝えるというメディアの一つであります。今回は、新聞を各ご家庭に配達する新聞配達の仕事についてご紹介させて頂きます。仕事内容は配達だけ?働いていて良いことはあるの?とか、この経験は活かせるの?とか疑問が多くあると思います。少しでもその疑問を払拭するお手伝いができればと考えています。新聞配達はどんな仕事?各新聞販売店と購読契約を結んだ読者のご自宅や事務所へ、迅速かつ確実に朝刊又は夕刊を配達する仕事です。新聞配達の大