私たちの毎日の生活の中に必ずある「食」。

とても大切なものですよね。

美味しいものを食べることができるのは美味しい食品を作る人がいるからです。

食卓を彩ってくれる様々な食品の中でもやはりメインとなる「肉」。

そんなお肉を加工する食肉加工の仕事ってどんな内容かいざ考えてみるとわからないですよね。

身近なようで知られざる食肉加工の世界についてご説明させて頂きます。

「食肉加工の仕事」が自分に向いているか診断するにはこちら →

まずは「食肉加工」の仕事例をチェック

食肉加工の仕事はどんな仕事?

食肉加工の仕事は主にお肉を皆さんがスーパーで買うような状態に加工するお仕事です。

例えば豚肉をスライスしてパックに詰めたり、ミンチにしたものを計って詰めたり、ハム・ソーセージを作ったりします。

食肉加工の大まかな仕事内容

食肉加工には色々な仕事があります。

毎日のように食べるお肉の舞台裏はあまり知られていませんよね。

お肉のスライス

メインとなる仕事はお肉のスライスです。

スーパーやお店に並ぶ100g・200g単位のスライスから飲食店などに卸す業務用の1㎏単位のものなど、様々なスタイルで切ります。

主にスライサーという機械でスライスし、それを袋詰めという場合が多いですが、特別なカットスタイルのものは手切りをしたりする場合もあります。

生肉を切る事もありますが、冷凍肉を切ることが多いので、室温も低い中での作業となります。

手で切る場合は慣れるまで腕や手首に力が入り疲れますが、慣れるとあまり体力は使わない仕事です。

大きな工場ではスライサーを使うことが多いので、スライサーはほとんど力は使わず機械が切ってくれるので、力に自信がない女性でも慣れれば簡単にできるようになります。

お肉の加工

加工肉の製造をしている所としていない所がありますが、加工肉(ハム・ソーセージ)を作る場合様々な種類の商品があります。

ソーセージの場合、お肉をカットしてカッターという機械で細かく切り混ぜ合わせ、スタッファーという機械で腸に詰め、スモークしその後1本1本に切り離し袋詰めします。

ロースハムやベーコンなど他にも色々な加工品がありますし、工場によってはお惣菜を作っていたりします。

お肉のスライスよりは工程が複雑で難しいですが、料理に近いので、楽しくできます。

様々な調味料や香辛料、時には添加物なども使いますので、知らなかった味付けの勉強にもなります。

パック詰めや梱包

どの商品も真空袋などに詰めて、商品の出荷先の形態に合わせて梱包します。

この作業は単純なようでいて、商品の出来上がり状態の最終確認となりますので、厳重にチェックしながらします。

異物混入などに気をつけながら、衛生面に徹底し、作業をします。

工場によっては金属探知機などに通して検品してから出荷するところもあります。

最近は衛生面などに神経質な時代ですので、どこの工場もこの作業は非常に大切にしています。

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食肉加工の仕事はどんな人に向いている?向いている人の5個の特徴とは?

色々な人が働く食肉加工の仕事ですが、イメージとしては工場内であまり目立たない地味なイメージがあるように感じます。

しかし、食肉加工の仕事にはこんな人向いているんです!!

コツコツ頑張り屋さんな単純作業が得意な人

食肉加工の仕事は機械を使う場合も手作業の場合も基本的には地道な作業が多いです。

ひたすらお肉を決まった形にカットしたり、出来上がった加工肉をスライスしたり、コツコツ作業が多いです。

そのため複雑な事や特別なテクニックは必要ないのでコツコツと根気強くできる方にはぴったりです。

スピードを求めるところもあるかとは思いますが、正確にきちんと頑張れる方が好まれるように思います。

料理好きな人

メインの仕事はお肉のカットなど、包丁を使う機械が多い仕事です。

スライサーなどの機械を使う仕事を任されない限りは一日中包丁作業ということもあります。

包丁は使い慣れないとなかなか難しく、食肉加工のように切りにくい冷凍肉などを何キロも切っていると、腱鞘炎になりそうになったりします。

ただ、包丁の使い方さえマスターすれば、余計な力を入れずに綺麗に切れるようになってきます。

料理好きな人は包丁を握る機会も多いので、肉のカットもすぐ慣れやすいです。

また、単純なカットだけでなく、筋を引いたり、小骨をとったりなどの作業も包丁使いがうまいとすぐできるようになります。

暑がりな人

食肉加工の工場はどこもオールシーズンかなり涼しいです。

大型冷蔵庫や冷凍庫で作業する場合、氷点下の世界です。

普段暑がりな人はずっと涼しい仕事は快適で良いですよ!

冷凍庫作業などはかなり寒いので厚着をして入れますし、工場内も寒すぎるほどには冷えていないので、程よい感じです。

私自身とても暑がりなので、工場勤務は汗だくだくになって働かなくて良かった点は嬉しかったです。

お肉好きの人

やはりお肉の仕事ですので、お肉好きの人には楽しいお仕事です。

とは、言ってもほとんど作るのは精肉スライスだったり、食べたくなるものを作れるというわけではありません。

ただ、加工肉を製造する工場の場合、ハム・ソーセージを作るので失敗してしまったものや、端材をもらえたりする工場もあります。

お肉好きには嬉しいですよね。

やはり作る商品が好きな人が作ると商品にも思いが伝わります。

工場作業は単調なようでいて、思いが詰まった仕事ですので、お肉が好きな人はピッタリです。

物づくりの好きな人

食肉加工=肉を切るというイメージしかない・・・という方も多いです。

しかし、ただ単純に形を整えたりしているかというとそうではありません。

スライスは依頼主のご要望に合わせて正確にしていきますが、加工肉のハムやソーセージはまさに料理と一緒で創造するものです。

もちろん大きな会社の工場はレシピがあり、正確にその通りに作る場合が多いですが、ハムやソーセージは気温・湿度に合わせて熟成の期間を変えたり、スモークする時間を変えたりすることもあります。

ただの単純作業ばかりではなく、「何かを作る」仕事ですので、料理好きに限らず物づくりが好きな方には向いている楽しい仕事です。

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逆に、食肉加工の仕事が向いていない人って?

食肉加工の仕事はどんな仕事か表にでないので、分からない方も多い分自分には向いているのかどうなのか不安になりますよね。

作業が簡単な場合が多いお仕事ですが、残念ながら向いてないかもという人をご紹介します。

飽きっぽい人

どうしても一つの作業を何時間も何十時間もするのが苦手という人にはあまり向いていないかもしれません。

食肉加工のメインとなるのは肉のスライス・カットです。

ひたすら何時間も、場合によっては一日中切り続けることもあります。

そして次の日もまた次の日も基本的には肉のスライスの仕事が続きます。

私はどちらかと言えば飽きっぽい方でしたので、長時間の単純作業は慣れるまでとてもきつかったです。

ただ、慣れてくると作業に集中しながら自分の世界に入れるので、時間が過ぎるのが早く感じますよ。

冷え性の人

暑がりの人にはとても嬉しい涼しい環境ですが、どうしても冷え性の人には辛い冷蔵庫や冷凍庫での作業。

冷蔵庫や冷凍庫に入らない食肉加工の工場もありますが、工場内もあまり温かい環境ではないので、どうしても手足が冷えがちです。

ましてや冷え性の人は冷えやすいので、数日勤務しただけで耐えられないという方もいます。

最近は体温をキープして温めてくれる肌着など様々なインナーウェアがありますので、そういったものを工夫して使うとそこまできつくはないです。

作業着の下は何も着てもOKな所が多いですので、重ね着をしてもいいかもしれませんが、お腹が弱かったりすると辛いかもしれません。

血が苦手な人

肉のスライスをしていると、筋を取ったり、骨を取ったりする中で、血の塊が残っていたりすることもあります。

食肉加工の工場では豚などの肉が解体されたそれぞれの部位で仕入れ先から届き、その肉をスライスするので、そんなに生々しい感じはしないのですが、やはり血などが苦手な方は気分が悪くなるかもしれません。

私も最初は血や肉特有の匂いに慣れませんでした。

ただ、豚や鶏を一番初めから捌くというような所はほぼないと思いますので、そこまで血が大量にということはないでしょう。

肌が弱い・手荒れしやすい人

食肉加工の仕事は肉のスライスの他にハムなど加工品を作ったりする場合も多く、素手又は衛生手袋をつけて香辛料などを練ったり、塩漬けの水をかき混ぜたりしないといけないことがあります。

洗い物も毎日大量に出ますので、食器洗い機などがある工場でない限りは毎日お湯(肉の脂汚れが多いのでお湯じゃないと落ちません)で、業務用の強めの洗剤を使って洗わなくてはなりません。

そのため、手が荒れやすい人はおそらくほとんどの確率で手荒れします。

私は手荒れしない方なのですが、食肉加工の仕事をしていると、冬場はかならず手が荒れてしまいます。

手袋をしたり工夫すればそんなにひどくはならないのですが、体質的に荒れやすい方は大変かもしれません。

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どんな会社に食肉加工の仕事があるの?

1. 販売店舗のある、株式会社 牛肉商但馬屋

食肉加工をしてその場で販売するスタイルの仕事もあります。

例えば、株式会社 牛肉商但馬屋では、各地に18店舗展開しています。

対面型の販売と、セルフレジでの販売に分かれています。

店舗の売り上げが上がれば賞与に反映されます。

タイミングによっては募集が終了している場合もあるため、詳細はリンク先でご確認ください。

2. 製造・卸を行っている、株式会社スズチク

株式会社スズチクは、高級和牛が全体の9割を占める会社です。

倉庫内での作業と配送の中途採用をしています。

MT普通免許が必要ですが、肉カットなどを含めない作業で、社会人未経験でも挑戦できます。

タイミングによっては募集が終了している場合もあるため、詳細はリンク先でご確認ください。

その他の食肉加工の仕事は?

上記の会社以外にも食肉加工の仕事はたくさん募集されています。

見てみたい人は、以下のボタンからチェックしてみて下さい。

食肉加工の仕事で活かせる経験

知られざる一面の多い食肉加工の仕事ですが、日常的なことが多く活かせるお仕事です。

家庭での料理経験

やはり包丁を使うことが多い仕事ですので、包丁使いが活きてきます。

日ごろから包丁を握っている方は慣れているので、仕事に慣れるスピードも速いです。

また、加工肉を作る場合、香辛料の計量だったり様々な場面で日ごろのお料理でしているシーンが多くあります。

最近は総菜関係を作っている工場も増えてきているので、そのような所であればなおさら料理経験は活きますね。

専業主婦が長く、社会復帰・仕事復帰に不安がある方も、ご家庭で包丁を使い慣れている方ならどなたでもすぐにできる仕事ですので、是非活かして頂きたいです。

包丁での作業より機械操作が多い工場もあったりしますが、肉を扱った事があるかないかで違う部分はあると思います。

スーパーなどでの計り売りの経験

食肉加工では毎日肉をスライスし計量します。

計り売りの経験がある方は100gが大体どのくらいの重さなのか、手や感覚が覚えているものです。

100g、200gの感覚が分かっていると計量のスピードはかなり早くなります。

スーパーのお惣菜の量り売りや、お茶の量り売りなど、どんな量り売りでも活かせます。

私の場合、食肉加工の仕事でかなり肉を計ったので、目でも手の感覚でも大体何gなのかわかるようになっていきましたが、最初は全然わからず時間がかかりました。

珍味の量り売り経験のある方は最初からある程度感覚で分かっていたので覚えが早かったです!

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その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

食肉加工の仕事は肉のスライス・加工などが主ですが、キャリアを重ねていくことで肉の目利きが身についたり、肉に合わせたスライスや加工ができるようになります。

食肉加工の工場の従業員から修業を経て、独立する人もいます。

経験により身に付いたスキルや職場によっては「食品衛生管理士」などを取得する機会を貰える事もあるので、そのような資格を取れば食肉加工を主とした会社をすることもできます。

食肉加工は食品の基礎を学べますので、食肉加工の会社を立ち上げるだけに限らず、お肉を扱う飲食店を経営したり、今までに培った経験・知識・技術を活かして、高収入も望めます。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

食肉加工の仕事は衛生面を徹底しているところも多く、HACCP(ハサップ)についての知識が身についたりすると、他の食品業界でも応用できます。

自然と身に付いた衛生面への気遣いや、丁寧な仕事はどの食品業界でも重宝されます。

そしてスピーディーな肉の下処理やカットの技術は飲食店のキッチンで働く際など、大変役立ちます。

お肉の筋などの処理は甘いところが多いですが、その筋や小骨などにも慣れていると処理スピードが速く、飲食店でも大量の肉の下準備をする中で綺麗に肉の下処理をできるので、お料理も美味しくなります。

また、地道なコツコツとした仕事に慣れている為、他の業界の工場ライン作業・事務・清掃など色々な分野で経験を十分発揮できることと思います。

まとめ

身近なようであまり知られていない食肉加工の世界。

少しはお分かりいただけたでしょうか?

私自身も勤めるまで漠然とか仕事内容がわかりませんでしたが、働いてみると奥が深く楽しい仕事です。

是非少しでもご興味がある方は食肉加工の世界に飛び込んでみてください!

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