幼稚園の先生になりたいと将来の夢を描いたことはありませんか?

現実的に幼稚園教諭を目指そうと思った時、就職状況が気になると思います。

せっかく苦労して幼稚園教諭の免許を取得しても、就職できなければ意味がありませんよね。

そこで、幼稚園教諭の仕事内容から就職するために必要な事柄、就活対策までを紹介していきます。

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幼稚園での仕事とは?

幼稚園教諭として就職できた場合、全ての先生がすぐにクラスの担任になるわけではありません。

就職先の幼稚園にもよりますが、新卒1年目は2クラスの副担任を務めて先輩のクラス運営を見て覚えていくことが多いかもしれません。

2年目に突入し、幼稚園全体のことやクラス運営について理解を深めた上で、初めてクラスの担任になるパターンが理想なのではないかなと思います。

私の時は新卒の同期が4人でしたが、人員不足だったために1人だけ副担任からスタートしました。

友人の幼稚園では、何年か事務職を担当して幼稚園全体を把握してからという人もいるようです。

では、もう少し詳しく幼稚園の仕事を解説していきますね。

幼稚園での役割の種類は?

クラスの担任

年少児・年中児・年長児のクラス運営を任される担任の先生です。

受け持った子ども達の安全を第一に考え、責任を持って教育していきます。

自分が思い描く教育理念や方法を子ども達に反映できる良い面もありますが、責任は大きいですね。

子ども達に何かあったらまず担任の先生に矛先が向くため、毎日緊張感が伴います。

教室の飾り付けや壁面のデザインも考えて、子ども達が過ごしやすい環境を整えていきます。

クラスの副担任

複数のクラスの副担任の先生です。

新卒の先生や夜間学校に通いながら勤めているインターンシップのような働きをしている学生、パートタイムや時短勤務で働く先生が割り当てられます。

教育・保育補助の仕事と空き時間には雑務をしており、幼稚園運営にとって居なくてはならない存在です。

担任の先生は子ども達全体を引っ張っていくため、意外とじっくり一人一人の子ども達と関われない場面が多いのです。

その点、副担任の先生は補助という形で個々で関われますので、担任の先生から子供の様子を訊かれることもあります。

事務員

電話対応や経理の仕事までこなす事務員の仕事です。

保護者や来客の対応やお便りなどの書類作成、給与計算、在庫管理などの細かい仕事が沢山あります。

幼稚園教諭の免許を持っていなくても働けるため、子どもと関わる仕事がしたいと希望する方が多く勤めています。

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幼稚園教諭として就職するために必要なことは?

就職活動をする時に初めて幼稚園教諭になろうと思っても就職できるものではありません。

幼稚園教諭になるためには必要なことがあります。

必要な資格や条件

幼稚園教諭免許を取得することが必須です。

教職課程を学べる大学や専門学校にて単位を履修すると、卒業と同時に幼稚園教諭免許が取得できます。

また、保育士資格を持っていて保育園で3年以上勤務経験がある場合は、幼稚園教諭の認定試験を受けられる制度があります。

指定の大学で必要な単位を履修すると試験を受けられますが、期限付きの制度であるため注意が必要です。

やっておくべきこと

もし髪の毛を染めている場合は、黒髪に戻すことをおすすめします。

教育実習を履修している人は分かるかと思いますが、暗めの茶髪でも髪の毛を染めているだけでNGの幼稚園があります。

就職活動において一番最初に見られる箇所が何よりも外見です。

ドアを開けて入ってきた瞬間に印象が決定すると聞きますから、第一印象が大切です。

日頃から身だしなみには気を付けておくと良いですね。

求められる人物像

とにかく明るい人

子どもはパワフルで元気いっぱいです。

そんな子ども達に負けないくらい、とにかく明るい先生が求められています。

落ち込んだり悩んだりして感情が落ちてしまう日もありますが、すぐに子ども達に伝わってしまいます。

声が小さいと指示が通らずに子ども達が不安になり、クラス運営も上手くいかなくなってしまったら大変です。

話し上手より聞き上手な人

意外に思われますが、話し上手より聞き上手な人の方が幼稚園教諭に求められます。

話が上手なことは良いことですが、先生が話すよりも子どもの話を聞いて理解し受け止める方が子どものためになります。

幼稚園内の不安なことから下の子が産まれるなどの家庭でのストレスなどを抱えている子はSOSを出してきます。

そこで気が付き、話を聞いてあげられる先生はとても重宝される存在です。

危険を察知して心配りが出来る人

子ども達と楽しく何事もなく日々過ごしていければ良いのですが、子ども達は日々怪我と隣り合わせであるため気は抜けません。

危険なことをしていないか、怪我をする可能性はないかなど、幼稚園教諭は常に気を張り巡らせながら活動しています。

私自身は運動神経が良くない方ですが、子どもが怪我をしそうな時はとっさに手が出ますよ。

また、怪我だけではなく、子ども達の遊びが喧嘩に繋がらないように見守ることも必要です。

戦いごっこが気が付けば殴り合いになっていた、なんてことがないように心配りができる人を求められています。

幼稚園教諭になるための面接にはどんな準備が必要?

採用試験で必ずあるのが園長先生や主任との面接です。

採用される幼稚園教諭としての振る舞いやポイントなどを紹介します。

面接準備

採用試験を受ける幼稚園について、調べられる限り勉強していきましょう。

ホームページがあれば、教育理念から行事、先生の様子など隈なく見て、気に入った良いところや気になるところをチェックしておきます。

面接中に質問する場面で確認できますし、気に入ったところは希望動機になります。

また、面接は第一印象が大切ですから、身だしなみを整えましょう。

清潔感があることが必要ですから、美容院で整えたり、髪の毛を染めている場合は暗い色に戻します。

スーツに皺や汚れがないか、マニキュアは落としたかチェックします。

面接中のポイント

明るくハキハキと、相手の目を見て応対することを心がけてください。

緊張しているとは思いますが笑顔を忘れずに、脚はきちんと閉じて座ります。

聞き取れなかったり分からないことは誤魔化さずに謝罪と共に伝えて、誠実な態度で面接に望みます。

質問には素早く答える必要はないので、早口にならないように分かりやすく丁寧に話します。

どこかに載っているような言葉を暗記するのではなく、自分の考えを自分の言葉で話すと、面接官に気持ちが伝わりやすいと思います。

しかし、いつもの自分を出し過ぎてしまい、友人と話すような言葉遣いが出ないように気を付けましょう。

敬語を使うことが大前提ですが、私たちの意味を持つ「うちら」や「やばい」などの言葉は先生として働いていくには相応しくありませんね。

日頃から言葉遣いに気を付けて生活していけば、うっかりという事態は防げるでしょう。

面接終了後に気を付けるポイント

面接が終わってホッとしてしまい、気が緩んでしまうことがありますが、家に着くまでは気を抜かないようにします。

面接後にはしっかりとお礼を述べて、幼稚園を出た後はなるべくまっすぐ帰りましょう。

幼稚園の近くでタバコを吸って一服したり、友人などに電話をかけて面接の様子などをベラベラ話したりしないようにしてください。

意外と周りの人は見ているようで、外に幼稚園関係者がいてチェックを入れられた、なんてことがあるかもしれません。

幼稚園の仕事のやりがい

子どもの成長に寄り添える

毎日接している子ども達ですが、ある日突然できなかったことができるようになります。

そんな成長を身近に感じると気が幼稚園教諭をやっていて良かったなと思う瞬間です。

成長を目の当たりにして、自分自身も幼稚園教諭として成長していくことが感じられます。

子どもが懐いてくれる

新学期の頃はお互い、先生と生徒のような関係ですが、日々を過ごしていくにつれて子どもが自身に懐いてくれます。

今まで見たことのないような笑顔を見せてくれたり、お話を沢山してくれると心が満ちてきますよ。

家族ではない先生にも愛情を示してくれるため、受け持った子ども達は何年経っても特別な存在になります。

達成感を感じる

運動会やお遊戯会など、幼稚園は多くの行事が目白押しです。

練習の段階では、話を聞かない子や練習に集中できない子などに頭を悩ませていても、本番が近づくにつれてまとまってきます。

出来不出来は関係なく、担任としては子ども達が楽しんで行事に参加してくれることを望んでいます。

ですが、練習ではできなかったことが本番ではできるようになっていたり、子ども達の真剣な眼差しを見ると涙が出るほど感動します。

そして同時に、言葉にならない程の達成感を感じます。

幼稚園への就職を成功させる為に必要な心構えは?

最後までやり遂げる

4月になれば子ども達を迎え入れて、翌年3月には進級か卒園をしていきます。

担任になれば、余程のことがない限り途中で投げ出してはいけない仕事です。

辛くてキツいことも多い仕事ですが、終業式や卒園式を迎えて受け持った子ども達を送り出すまではやり遂げる心づもりでいましょう。

細かいことは気にしない

圧迫面接ではないにしても、面接中に心無い言葉を投げかけられることがあります。

そこで気にしていては、幼稚園教諭として勤めていくのは大変です。

あまりにも常識外れなことを言われたら此方から辞退することも必要ですが、あまりにも神経質に気にしすぎると身が持ちません。

子ども達のお手本になるような振る舞いをする

テレビ番組に出てくるうたのお兄さんやお姉さん程完璧な振る舞いをする必要はありませんが、子ども達の前に立っても恥ずかしくないようにします。

言葉遣いはもちろん、否定的な言葉はなるべく使わない、依怙贔屓せずに平等に接する、思いやりを持った行動を起こすなど、様々な面に気を配りましょう。

幼稚園への就職でチェックすべき求人条件は?

ご自分の心と身だしなみの準備ができたら、求人情報を見ていきます。

幼稚園教諭の求人は意外と多くあります。

他の仕事を探すように雑誌やサイトに掲載していますし、幼稚園教諭の免許を取得した学校に多数の求人情報があります。

卒業してからでも対応してくれる場合があるため、問い合わせてみると良いでしょう。

様々な所から求人情報を見ていく上で、チェックするポイントを紹介していきます。

福利厚生が充実している

給料が他の職種よりも安い傾向にある幼稚園教諭の仕事ですが、比例して福利厚生も不十分な幼稚園があります。

社会保険、厚生年金、失業保険のみの福利厚生しかない幼稚園よりも、扶養手当や住居手当など少しでも充実している求人は要チェックですね。

ボーナス(賞与)が年何回で何ヶ月分か

ボーナスが多く出る幼稚園は経営が安定している証拠ですから、安心して長く働ける職場かもしれませんね。

年2回出る場合でも、1ヶ月分しか出ないと税金が引かれて手元にくる金額は雀の涙程度しかありません。

回数だけではなく、何ヶ月分なのかも注目するポイントです。

様々な年代の幼稚園教諭が働いている

求人情報には掲載されていないことが多いと思いますが、是非チェックしてほしいポイントです。

ホームページがあれば写真から確認できますが、様々な年代の先生がいる幼稚園は働きやすく、結婚や出産などでライフスタイルが変わっても勤めていける幼稚園と言うことが分かります。

逆に中間の30代~40代くらいの先生がいない園は、先生が定着せずにすぐ辞めてしまい、何か人為的な環境が悪いのではと推測されます。

まとめ

幼稚園教諭の就職について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

私が新卒の時に就職した幼稚園は、今となっては失敗だったなと思うところが多々ありました。

福利厚生は最低限でしたし、ボーナスは年2回の1ヶ月分でした。

一緒に卒業した友人達との待遇の差を聞いて愕然とした覚えがあります。

働いていた先生の年代は主任を合わせても20代の先生だけでしたので、人間関係が大変でした。

思えば、求人情報を見ていた時にチェックしたポイントは月額の給与でした。

他の幼稚園よりは給与が少し高かったのと、初めての面接だったので練習感覚で気軽に受けてしまいました。

もしかしたら一生お世話になるかもしれない就職先選びを、私のように失敗する人が減ってくれたらと、伝えたいことを書き綴ってきました。

上記で述べた条件を多く満たしている幼稚園は少ないかもしれません。

ですが、少しでも気になるポイントがあれば、下調べをして吟味をして納得してから就職試験を受けてくださいね。

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