住宅展示場の受付は、きれいなモデルハウスのなかで仕事をするため、華やかな印象を持っている人も多いはず。

具体的にどんな仕事をしているのか気になりますよね。

そんな住宅展示場の受付の仕事について、詳しく解説していきます。

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住宅展示場受付の仕事とはどんな仕事?

住宅展示場のモデルハウスに来たお客様を一番最初に対応します。

マイホームを検討している人にアンケートを取得したり、モデルハウスの中を案内したりと、接客に近い仕事です。

また、モデルハウスの管理や事務処理などの仕事もおこないます。

住宅展示場の受付は、家を売ることではなく、お客様に家について知ってもらうためのサポートをする仕事といえます。

住宅展示場受付の仕事に就くためにはどうしたらいい?

まず、住宅展示場の受付は正社員よりも、アルバイトやパート、派遣社員で働いている人がほとんどです。

そのことを踏まえて、どのようにして住宅展示場の受付の仕事に就くのか紹介します。

住宅展示場受付の仕事に就職するために

正社員として働く場合は、ハウスメーカーや工務店などに就職をすることで、住宅展示場の受付になれる可能性があります。

しかし、実際には、アルバイトやパート、派遣社員の求人募集に応募をすることで住宅展示場の受付の仕事に就くことができます。

ただし、人気が高い仕事のため倍率が高く、採用されるのがなかなか難しい場合もあるため注意が必要です。

資格は必要?

必要な資格はありません。

あるとかなり優遇されるのは、事務で役立つMOSや宅地建物取引士の資格です。

しかし、これらの資格を持っていないから採用をしないということはないため、知識や技術を高めたい人は取っておくのもよいでしょう。

必要なスキルとは?

お客様の対応をする仕事であるのため、丁寧な言葉遣いや気配り、配慮が自然とできることが必要です。

ハイレベルな対応でなくても、お客様に失礼のない対応ができれば問題ありません。

住宅展示場受付の仕事の役割とは?

お客様に安心感を与える

住宅展示場に来るお客様は家について興味があり、気軽に家を見学したい人も多くいます。

モデルハウスに入ってすぐに営業の人に出迎えられると、身構えてしまうことも少なくありません。

そこで、営業ではない受付の人が最初に対応をすることで、見学や質問をしやすい雰囲気を作ることができます。

住宅展示場の受付は、お客様の緊張を解くことが役目といえます。

営業のサポート

営業は外回りが多く、住宅展示場にいる時間が少ないため、資料づくりやDM発送、モデルハウスの管理など、細かい仕事に手が回らないということがあります。

住宅展示場の受付は、営業が忙しくてできない業務を代わりにおこない、陰で支えることが役目です。

さらに、営業が仕事を快適にできる環境づくりもするため、営業の人をあらゆる面からサポートをします。

お客様と営業の橋渡し

住宅展示場の受付は、お客様の本音を引き出し、それを営業に伝える仲介役です。

お客様の求めていることを営業が的確に対応できれば、信頼にもつながります。

お客様と営業の信頼を築く上で、重要な役割を果たしています。

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住宅展示場受付の仕事の具体的な仕事内容とは?

具体的な業務

モデルハウスの清掃やガーデニング、備品管理

お客様がいつ来ても快適にモデルハウスを見学できるように、細かいところまで清掃をおこないます。

お客様によって注目するポイントも違うため、見えないところまできれいにしておくことが大切です。

さらに、お子さんの来場も多いため、壊れたおもちゃやインテリアなどがないかしっかり確認して、必要であれば交換しておきます。

さらに、ガーデニングも仕事のひとつです。

水やりや花の植え替え、配置のコーディネートもおこない、外観からこのモデルハウスに入りたいとお客様に思ってもらうように努めます。

アンケート取得やモデルハウスの案内

モデルハウスに来たお客様に、家についてのアンケートを記入してもらいます。

その時に、お客様の細かい情報や家についての関心の高さ、どんな家を建てたいのかなどを会話のなかで聞き出していきます。

ここでどれだけお客様の情報を的確に読み取るかが重要です。

また、モデルハウス内の案内は、営業が不在の場合のみ、受付が対応します。

この時に、お客様からモデルハウスの間取りや機能、設備など詳しく質問される場合があるため、家についての知識をつけておくことも必要です。

DM発送

営業の顧客やモデルハウスに来て下さったお客様にDM発送をするため、その封入作業をします。

営業一人当たりの顧客数が多く、根気が必要な業務です。

封入する前に、お客様の住所のラベル作りや見学会のチラシの印刷など下準備もおこないます。

イベントの準備

土日や大型連休に合わせてイベントを開催するため、その準備も業務のひとつです。

例えば、お菓子のつかみ取りやハイパーボールすくい、ヨーヨー釣りなど、特にお子さんに喜んでもらえるイベントを考えます。

商品や道具の準備、イベントの雰囲気を出すための飾りつけもします。

事務処理

取得したアンケートの入力や営業が使う資料作成の手伝いをします。

他にも、見学会のチラシやモデルハウス内の展示物の作成などパソコンを使った業務も多くおこないます。

仕事の流れとは?

来場があるとき

お客様を玄関までお出迎えし、そのあとにアンケートの記入をお願いします。

その後、営業に引き継ぐかまたは、営業が不在の場合はそのままモデルハウス内を案内します。

お客様をお見送りした後、アンケートの内容をパソコンに入力していきます。

来場がないとき

接客をしない分、清掃やモデルハウス内の展示物の交換、DM発送の準備などをします。

時間がある場合は、外に出てガーデニングをおこないます。

住宅展示場受付の仕事はどういう人と仕事で関わるの?

仕事をする上で、重要なのは人との関わりです。

住宅展示場の受付はどんな人と関わりながら仕事をしているのかご紹介します。

お客様

お客様は様々な理由で住宅展示場に来場されます。

ちょっとモデルハウスを見学したい人、真剣にマイホームを建てることを検討している人、モデルハウスのインテリアを見に来た人など、家への関心の高さはそれぞれです。

住宅展示場の受付は、そんな目的が違うお客様と関わって仕事をしていきます。

営業の人

営業は、住宅展示場で一緒に働いている仲間です。

社内では一番関わりが強く、営業と受付のチームワーク次第で売り上げも変わっていきます。

受付はアンケートを取り情報をキャッチし、営業はそれを引き継いでお客様に的確な対応をするため、お客様への対応を連携しておこなうことが多いです。

本社または支社の人

本社や支社へ住宅展示場の状況把握や管理をする上で関わりがあります。

電話やメールで報告をすることがほとんどで、直接仕事をするという場面はあまりありません。

住宅展示場受付の仕事の給料事情は?

住宅展示場の受付はアルバイトやパート、派遣社員の場合は時給が高めの場合が多いです。

特に派遣社員は、時給1,000円~1,500円程度と高時給で働けます。

アルバイトやパートでは、時給950円~1,200円程度と幅広く、他のアルバイトやパートよりは少し高めの時給が期待できます。

しかし、地域や所属するハウスメーカーや工務店によって違うので注意が必要です。

そして正社員は、月給15万~20万円程度が多く、賞与はあるものの決して高い給与とは言えません。

住宅展示場の受付の仕事は、給料面では正社員よりも、派遣社員やアルバイト、パートで働くことをおすすめします。

住宅展示場受付の仕事でやりがいを感じること

やりがいがあることで仕事に対してのモチベーションが上がり、その仕事を長く続ける要因にもなります。

ここからは、住宅展示場の受付の仕事はどんなところにやりがいを感じるのか紹介します。

お客様の目的にあった対応ができたとき

住宅展示場の受付はお客様がどんな目的で、何を知りたいのかを聞き出すことが仕事です。

お客様に失礼がない対応をすることが第一であるため、あからさまに聞くのではなく、自然な会話のなかで読み取っていきます。

その読み取ったことが適切であれば、営業から商談がスムーズできたと褒めてもらえたり、お客様が顧客となってくれたりと、営業に貢献できてお客様にも満足してもらえたと達成感があります。

細かい変化に気づいてもらえたとき

受付の仕事は、掃除や備品の補充、ガーデニングなど細かい業務もたくさんあります。

隅々まで掃除をしたり、なくなりそうな事務用品を補充しておいたりと当たり前にしている細かい業務に対して、営業から感謝の言葉をかけてもらうと、気づいてくれたんだと嬉しい気持ちになります。

住宅展示場受付の仕事に向いている人のタイプは?

仕事内容や役割を紹介しましたが、では、次にどんな人が住宅展示場の受付に向いているのか、その特徴をつにまとめました。

この仕事をしたいと考えている人は、当てはまるかチェックしてみてください。

気配り、配慮ができる人

お客様や営業に対して、相手のことを考えて行動できる人が求められます。

例えば、お客様と営業が快適に商談ができるように、お茶出しのタイミングを計ったり、お子さんがいるのであれば遊び相手になるなど、周りを見て機転が効かせることが必要です。

子どもが好きな人

住宅展示場には親子での来場が多く、商談中やモデルハウスの見学の間は、お子さんの遊び相手として接する機会があります。

安心して商談や見学をしてもらうために、子どもとコミュニケーションをうまくとれる人は重宝されます。

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住宅展示場受付の仕事で大変なこと

やりがいがある一方、住宅展示場の受付の仕事で大変なこともあります。

ここでは、具体的にどんなことに大変さを感じるのか紹介します。

ひとりで対応することが多い

これは、住宅展示場は営業は外回りで不在の場合が多く、さらに受付の仕事をしている人がひとりということが関係しています。

そのため、お客様が何人も来られた場合は、受付ひとりで全員のお客様の対応をしなければいけない場面もあります。

あらゆる仕事を効率よく進めなければいけない

住宅展示場の受付の仕事は、細かい業務がたくさんあるため同時進行でおこないます。

何が業務をしていてもお客様が来たらそちらを優先するため、ひとつの業務に集中することが難しい場合が多いです。

特にDM発送は、数も大量で発送期限もあるため、お客様の対応や資料作りなど他の業務をこなしながら、効率よく準備する必要があります。

住宅展示場受付の仕事で転職を成功させるために

住宅展示場の受付の仕事にも慣れて、そろそろキャリアチェンジをしたいと考える場合があるかもしれません。

そこで、住宅展示場の受付から他の職種へ転職するための成功のポイントをまとめました。

対応力のスキルを磨いておく

どこに転職しても活かせるスキルです。

いろんなタイプのお客様と接することで、あらゆるタイプの人の対応力を身につけておくと転職時に重宝されます。

どの仕事でも誰かとのコミュニケーションは必要不可欠です。

柔軟に対応できると、社内の人間関係をうまく築けたり、お客様への対応もすぐできたりと様々な場面で役に立ちます。

住宅展示場の受付の仕事でしっかり対応力を磨いておくと良いでしょう。

エクセルやワードを使いこなせるようにしておく

事務系の転職を考えている場合は、パソコンのスキルを高めておくことが重要です。

どこの会社でもよく使われるエクセルやワードを使いこなせるようにして、即戦力として転職のときにアピールできます。

さらに、実践だけでなく資格を取っておくとより成功する可能性も高くなります。

住宅展示場の受付の仕事では資料作りをする機会も多いため、使いやすく分かりやすい資料作りを心がけて、転職後にも活かせるようにしておきましょう。

住宅展示場受付の仕事の将来性は?

住宅展示場の受付の仕事を続けていく上で、どんなキャリアアップができるのでしょうか。

住宅展示場の受付の仕事の経験を活かして就ける職種を紹介します。

宿泊施設のフロント

接客という点では、さらに丁寧な対応が求められるホテルなどの宿泊施設のフロントスタッフにキャリアアップできます。

お客様が求めていることを考えて気配りや配慮をし、快適な空間でお客様に過ごしてもらうことが仕事であるため、住宅展示場の受付の仕事に通ずるものがあります。

接客をメインにキャリアアップしたい人におすすめです。

大企業の受付

住宅展示場の受付の仕事で培った対応力を、さらに活かすのであれば大企業の受付の仕事がぴったりです。

丁寧な言葉遣いや訪問者への気遣いなどで、活かせる経験がたくさんあります。

グローバル企業であれば英語などの語学を学んでおくことも必要です。

まとめ

住宅展示場の受付の仕事は、営業やお客様に対しての気配りや配慮をすることが重要です。

また、スキルや資格は特別に必要ないため、相手の立場になって行動できる人であれば、充分住宅展示場の受付の仕事に向いています。

業務が多く、大変なこともありますが、その分やりがいのある素敵な仕事です。


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