
歯科技工士のやりがいとは?経験者の私が感じる3つのやりがいを感じる瞬間を紹介します
昨今は歯の健康は大事にしなければいけないという時代でもあり、歯によって起こる様々な病気が見つかっています。
人間の歯は一度欠けたり取れたりしたら、再生するということはありません。
その場合は歯科技工士によって欠けた歯や差し歯、インプラントなどを作成してもらうことになりますが、歯科技工士という仕事は医療業界の中で一番キツいと言われている仕事の一つでもあります。
ここでは、歯科技工士を辞めたいと思う理由について紹介していきます。
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(正社員希望の人限定)
歯科技工士を辞めたいという理由は、残業が長い、給料が安いの二つが大きいですね。
そしてもう一つ、粉まみれになることです。
粉まみれとは何か?ということですが、これは差し歯などを削って作成していると粒子となって自分の周りにも飛ぶということになります。
粉まみれに関しては一番分かりにくいかもしれませんが、体質によってはとても継続できそうにない理由になり得ると考えておいた方が良いでしょう。
残業時間はとても長いです。
深夜を越えるくらいだと覚悟しておいた方が良いでしょう。
職場によっては終電にも間に合わないという所もあります。
残業時間が長い理由は、歯科技工士の仕事はほぼ差し歯などを削ることなのですが、次から次へと仕事があることと、ずっと同じ作業であるため時間に関係なく集中しなければいけない仕事だからです。
歯科医によっては強欲な人もおり、とにかく数をこなせと注文してくるので、残業を行わなければいけないのです。
どうしても残業時間が長く帰りが遅くなることがキツいと感じるのであれば、乗り越え方としては、残念ですが今より少しでも早く帰宅できる職場を探すしかありません。
実際に、深夜まわらずに帰れる職場もあるようです。
これは歯科医院に勤務する歯科技工士にのみ当てはまることですが、歯科医の中にはお金に強欲な性格の人もいます。
歯の治療に関しては、歯科医院にかなりの儲けがあるかと言われたら実はそれほどでもありません。
医師に診てもらうのは基本的に体に異変がある時だけですよね。
筆者は医療関係に勤めていたのですが、その時の経験上、親切な先生だと患者さんの支払いのことを考えて相談の上できる限りコストがかからない治療をしていました。
しかし強欲な先生の場合は患者さんのことを考えずに少しでも多くコストを取ろうとするので、スタッフも嫌な気持ちになります。
特に技工物は作ったら作っただけお金になるので、次から次へと歯科技工士に仕事を依頼するのです。
上司が良くないと思ったら、早めに見切りを付けた方が良いかもしれません。
そういう強欲な医師の場合、歯科技工士の気持ちや状況を全く考えずどんどん作成するよう依頼してきます。
そのためモチベーションが下がり、精神的に病んでしまう人もいるのです。
深夜まで残業で働いている割に給料は安く感じるという人が多いです。
歯科技工士は基本的に同じ作業が多いため、他の医療職と違い給料はそこまで高くありません。
給料は安いと言いましたが、ベテランになると年収600万円くらいは得られます。
安いというのはあくまで新人時代の話ではあるのですが、その時期は年収300万円を割るほどの金額なので、下積み時代の間に辞めてしまうケースが多いのです。
ベテラン歯科技工士になると給料はアップするので、最初はひたむきに仕事をこなすしかありません。
手先の器用さは人それぞれ違うため、長い年月がかかる人もいます。
給料が安くてやっていられないという人はとても多いですが、最初だけだと思って堪えるしかありません。
入れ歯、インプラントなどの技工物はプラスチックやセラミックなどを削って作成します。
その時にセラミックなどの粒子が飛ぶのですが、肌が弱い人やアレルギー体質の人はくしゃみを連発したり、肌が荒れたりするそうです。
歯科技工士をしていた私の友達も、肌荒れが酷く夜も眠れないくらいだったと言っていました。
人によっては顔に粒子が付くと痒くて掻きむしってしまうため、傷になってしまうこともあるそうです。
もちろんマスクはしていますがマスク以外の部分にも粒子は飛ぶことがあるので、作業後は顔を軽く払い洗い流すと良いかもしれません。
こればかりは体質にもよりますが、食生活を整えるしか方法はありません。
歯科技工士は深夜まで作業をすることも多々あるため、必然的に寝不足になり抵抗力が下がってしまいます。
睡眠を上手くとれない場合、食べ物で補うしかないでしょう。
食事というのは非常に重要なものです。
適当な食事をしていると余計に抵抗力が落ちてしまうので、しっかり食事を摂りましょう。
まず今後も継続して歯科技工士をしたいのかをしっかり考えてから辞める方が良いですね。
行き当たりばったりで辞めてしまう人もいますが、そういう人は後悔してしまうことも多いです。
どうしても辞めると決めた場合は上司にきちんと退職することを伝え、最低限の引き継ぎはするようにしましょう。
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歯科技工士は残業時間も長いですが、環境が悪くなければ継続することは可能だと思います。
そのために一番重要なのは、睡眠時間を確保できるようにすることでしょう。
ショートスリーパーの人であれば問題はないかもしれませんが、普通の人の場合は睡眠不足になってしまうことが非常に多いため、睡眠時間を確保できるのかは必ず事前にチェックするようにしましょう。
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