ピッキングバイトに興味のある方は是非参考までご覧いただければと思います。
求人の募集に、必ずと言っていいほど載っているピッキングアルバイト。
私もそうでしたが、初めてその単語を見たときは、どのような業務をするのかなんて想像もつきませんでした。
「しんどいの?」「楽なの?」「稼げるの?」気になりますよね。
今回は、そんなバイト「ピッキングの求人」について詳しく解説していきたいと思います。
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(正社員希望の人限定)
ピッキングバイトはどんな仕事?
ピッキングは英語で書くと「picking」です。
和訳すると、「摘み取る」「採集」になります。
そこから、想像していただけるとわかりやすいかもしれません。
ピッキングとは、主に倉庫にある商品を伝票や指示票に従って取り出し、集める作業を言います。
ピッキングの対象商品は食料品から、電化製品、アパレル商品など様々です。
様々な商品を各店舗に出荷する前の下準備です。
ピッキングバイトの大まかな仕事内容
先ほどピッキングについて軽く説明しましたが、ピッキングの種類は大きく分けて2種類あります。
ピッキングバイトの大まかな仕事内容1:摘み取り式
こちらは、広い倉庫の中をカートをひたすら押すか、カゴを持ち歩き回り、伝票や指示書に書かれた商品を集めてくる作業です。
どの現場も想像以上に倉庫が広いのでその中を歩き回り商品を探すとなると、かなり疲れますし、時間がかかります(笑)この方式は、出荷先が多く、多種多様な商品を出荷する場合によく用いられるようです。
ピッキングバイトの大まかな仕事内容2:種まき式
こちらはそれぞれ担当を決め、ベルトコンベアで流れてくる箱に指定されている数だけ、担当の商品を入れていく作業です。
この方式は、出荷先が少なく、出荷数は多い場合によく用いられるようです。
上記2種類がピッキングの仕事内容です。
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ピッキングバイトの3つの作業
ピッキングバイトと言ってもただひたすらピッキングだけをし続けるわけではありません。
ピッキングバイトの募集内容を見ていただければ、わかると思いますが「仕分け、梱包、検品」作業もほとんどの場合、同時に募集内容に入っています。
これら3つの作業はピッキング作業の前後にしなくてはいけない作業です。
一体どのような作業なのでしょうか?
ピッキングバイトの作業1:仕分け
基本的に、ピッキング作業の前に行われます。
出荷する商品を、配送先や、方面別、種類別に分ける作業です。
ピッキングバイトの作業2:梱包
梱包作業は、ピッキングにより集めた商品を、サイズに合わせて作られた段ボール箱や木製容器に入れたり、商品が傷付かないよう緩衝材で包んだりすることです。
細かい手作業なので、女性の方がよく割り振られます。
ピッキングバイトの作業3:検品
梱包前に、商品に傷がないか、ピッキングされた商品の数や種類に誤りがないかをチェックするお仕事です。
ここで、間違いを訂正しないまま発送してしまうと、誤発送になるので重要なポジションです。
これらすべてを踏まえ、ピッキングバイトとして成り立っています。
ピッキングバイトのおすすめ求人の特徴とは?
ピッキングバイトの募集は、かなりの数があります。
では多数ある募集の中から、どのような募集内容をおすすめできるのでしょうか?
ピッキングバイトのおすすめ求人の特徴1:ピッキングする商品をよく吟味する
個人的には、これが一番の重要点だと思います。
理由は簡単です。
軽い・小さい商品をピッキングするより、重い・大きい商品をピッキングする方が、何倍も労力を必要とするからです。
重い・大きい商品が対象のピッキングバイトになると、引っ越しバイトとほとんど変わらない業務内容になってくるのでとてもしんどいです。
私自身一度、家具のピッキングバイトをしたことがあったんですが、クタクタになり、次の日は、今までに経験したことがないほどの筋肉痛に襲われました(笑)逆に化粧品などの小物のピッキングバイトは、とても楽だったことを覚えています。
ピッキングバイトのおすすめ求人の特徴2:繁忙期を逃さない
お中元、お歳暮の時期や年始年末、バレンタインの時期は繁忙期です。
そうなると、いくつかの現場では、要員が多くなり、より多くの人に来てもらうために期間限定で本来の時給より上乗せした時給を提示してくれます。
ですので、時期を合わせ、時給がアップしている現場を探し、稼ぎ時の繁忙期を逃さないようにしましょう。
繁忙期は残業も増えてきます。
残業は強制されず、任意で残ることができると思いますが、ガッツリ稼ぎたい方にはおすすめです。
ピッキングのバイトはこんな人に向いている!
どのようなバイトにも言えることですが、バイトそれぞれに向いている人と向いていない人がいます。
ではピッキングバイトには、どのような人が向いているのでしょうか?
ピッキングのバイトに向いている人1:程よく運動したい人
ピッキングは、主にカートを押すか、カゴを持ち倉庫内を歩き回りながら商品を集めてくるお仕事です。
もちろん1日中倉庫内を歩き回ることになる日もあります。
そして、場合によりますが、重い荷物を担ぐこともあるので、運動をしたい人にはぴったりのお仕事だと思います。
ピッキングのバイトに向いている人2:ピッキングする商品に興味がある人
自分が好きな分野の商品をピッキングするとなると、それなりに興味がある分、楽しく作業をこなすことができると思います。
「こんな商品もあるんだ」などなど、自分が好きな分野の知識をさらに深めることができるチャンスかもしれませんね。
ピッキングのバイトに向いている人3:一人作業が好きな人
ピッキングバイトは、他人と接する機会がとても少なく、一人で黙々とするお仕事が多いです。
ですので、他人と関わることが苦手で、一人でコツコツと作業をしたい人には向いていると思います。
ピッキングバイト求人でよくある募集内容とは?
ここでは、ピッキングバイトの募集内容について解説していきます。
時給相場
地域により異なりますが、日勤の場合では、900~1100円が相場かと思います。
単純作業の繰り返しで、力仕事が少ないという面が影響してなのか、あまり時給は高くはありません。
夜勤になると1100~1300円が相場かと思います。
シフトの入れ具合
基本的に、日勤と夜勤があります。
ピッキングバイトは、ほとんどの場合が派遣会社を経由して雇用されている場合が多いので、自分が入りたいときに入ることができます。
なお、人気の現場なので早めに枠を確保しておくことをおすすめします。
必要なスキルや資格、経験
スキルや資格は問われません。
老若男女どなたでも簡単に作業をこなすことができます。
ただ、倉庫内作業ではフォークリフトの免許がある人はとても重宝されます。
フォークリフトの免許を持っているとかなり優遇されると思います。
持っている場合は面接時にしっかりアピールしましょう。
服装・身だしなみ
動きやすい服装であれば問題ありません。
靴は安全靴の貸し出しが行われている現場が多いです。
そうでない場合はブーツや革靴は避け、運動靴、スニーカーで出勤しましょう。
倉庫内は夏だと熱気で溢れていて、冬だと逆にひんやりとして心なしか寒く感じます。
服装には十分気を付けてください。
ピアスやイヤリング、指輪は、ケガの原因にもなりますので、外さなくてはいけない現場が多いです。
手のひら部分にゴムや樹脂が塗られているラバー付き軍手は、力作業になった場合、滑りにくく大活躍するので念のため持っておくことをおすすめします。
ノルマはあるのか
私が経験した全ての現場で、誰が、どの商品を、どれだけピッキングしたのかということを記録していました。
ある現場で、社員さんから聞いた話では、ノルマはないが、サボる人がとても多いので全てを記録することにより、それを防いでいるとのことでした。
実際に、バイト中、やってるふりをし続け、ピッキングをほとんどしなかった私の知人は、のちのち、企業からの報告を受けた派遣会社から連絡があり、今後一切その現場でのお仕事は紹介することができないと伝えられていました(笑)
くれぐれもサボるようなことはしないようにしましょう。
自分にあったピッキングバイトの求人の選び方や注意点
多々あるピッキングバイトの中から、自分にあったピッキングバイトを選ぶにはどのような視点で探せばよいのでしょうか?
ここでは、選び方や、注意点について解説していきます。
【選び方①】雇用形態から探す
先ほど、ほとんど派遣会社を経由して雇用されている場合が多いと言いました。
もちろんそうなんですが、中には派遣会社を経由せず直接企業に雇われている人もいます。
その場合のメリットとデメリットを紹介します。
メリットとしては、派遣会社を経由する場合に比べ、時給が高いことがあることです。
私の知人が経験した話なんですが、派遣会社を通して雇われている人たちよりも、直接企業に雇われている人たちの方が100円近く時給が高かったらしいです。
デメリットは、単発バイトならではの、自分が入りたいときに入ることができる利点が派遣会社を通して雇われているときには実現していました。
しかし直接企業に雇われている場合は、長期バイトとしてシフトを組み最低週3・4~などと決められてバイトをすることになることです。
中には、土日のどちらかは、必ず出勤しなくてはいけない、繁忙期は、よほどの予定がなければ出勤しなければならないなどと決まりがある会社もあります。
ですので、単発バイトのように、自分の予定を最優先できるような融通の利く環境ではありません。
【選び方②】職種から探す
たまにピッキングバイトと商品の搬入搬出のバイトが同時に、募集内容に入っている場合があります。
搬入搬出のお仕事内容は簡単に言うと、大型トラックへ商品を搬入する、もしくは大型トラックから商品を搬出することです。
もちろん力作業になります。
力作業が苦手な人は注意しておいたほうがいいかもしれませんね。
基本的には男性がそのような力仕事に、女性は梱包や検品など細かい手作業にそれぞれ従事します。
【選び方③】給与や雇用条件から考える
夜勤は日勤より、給料が高くなりますので、かなりおすすめです。
がっつり稼ぎたい人にはぴったりの条件かと思います。
【選び方④】エリアから考える
交通費の有無など、拘束時間を考慮すると、極力自宅から近い現場をおすすめします。
たまに、駅が指定されていて、そこからバンやバス、トラックなどで送迎してくれる現場もあるのでうまく活用しましょう。
ピッキングのバイトで働くメリット
私の経験を基に、ピッキングバイトで働くメリットを解説していきます。
ピッキングのバイトで働くメリット1:程よい運動になる
主にカートを押すか、カゴを持ち倉庫内を歩き回りながら商品を集めてくるお仕事で1日中倉庫内を歩き回ることになる日もあります。
ですので、とてもいい運動になると思います。
ピッキングのバイトで働くメリット2:単純作業
ピッキングバイトを初めてやる方は、序盤は慣れていなくて手間取るかもしれませんが、慣れれば単純作業ですのでとても気楽に業務をこなせることができると思います。
知識も経験も必要とされていないところも魅力ですね。
ピッキングのバイトで働くメリット3:比較的負荷が少ない
倉庫作業にも関わらず比較的力作業が少ないことも魅力の1つです。
ピッキング作業にあたると、倉庫内を動き続けなくてはいけませんが、梱包・検品作業にあたるとほとんど手作業です。
ピッキングのバイトで働くデメリット
メリットがあれば、デメリットもあるはずですよね。
ここでは、ピッキングバイトのデメリットについて解説していきます。
ピッキングのバイトで働くデメリット1:単調作業
ピッキング作業はとても単調です。
接客することもなければ、バイト仲間とコミュニケーションをとる機会もほとんどありません。
ただ黙々と1人で作業を進めていくだけなので、刺激を求めている人にとっては何か物足りない職業かもしれません。
ピッキングのバイトで働くデメリット2:倉庫内の環境
倉庫内の環境はとても厄介です。
夏は、とても暑くサウナのような状態になり、こまめな水分補給が必要になってきます。
逆に冬は、一段と寒くなり、カイロや手袋、アウターの着用が必要になってきます。
くれぐれも体調管理には気を付けてください。
まとめ
今回は、ピッキングバイトについて解説しました。
ほとんどの現場で、ノルマはありませんが、素早さと正確さが求められるお仕事です。
どうやったら素早く正確にピッキングができるのだろうか、などなど自分なりに考えて工夫をしながら作業をこなしていくのもおもしろいかもしれません。
ピッキングバイトは資格や知識、経験は全く不問で、老若男女どなたでも今すぐ始めることができ、夜勤や残業をうまく活用するとガッツリ稼げるお仕事なので、この機会にぜひ始めてみてはいかがでしょうか?
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)