あなたは過去にピッキングの仕事を経験した事があるでしょうか?

ピッキングと聞いてイメージが沸いてこない、いまいちピンとこないという方もいらっしゃると思いますが、ここではピッキングのアルバイトについて、やっていて良かった点について書いてみたいと思います。

ピッキングというのは、指定の商品をお店や個人に発送する為に倉庫内の保管してある場所から取り出す、持ってくるという作業です。

アルバイト求人情報誌やサイト等では多くの会社が広く人員を募集しているので、一度はやった事があるという方もいると思います。

それではさっそく見ていく事にしましょう。

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私はこんなところでピッキングのアルバイトをやりました

ピッキングは大抵、大量の荷物や商品をまとめて保管しておく事が出来るような巨大な倉庫内での作業となります。

私が以前ピッキングの仕事を経験した場所も、都内某所の物流倉庫内でした。

ピッキングアルバイトの時給は?

都内だと1000円前後が相場です。

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ピッキングアルバイトでやりがいを感じたこと

ピッキングの作業は出来高制ではないので、他の人よりも多くの数をこなしたからといって、それが直接給与に反映するというものではありません。

しかし、ピッキングの後には破損や状態の異常をチェックする検品、発送する為に箱や袋に包む梱包という作業が控えている為、あまりマイペースでやるわけにも行きません。

ピッキングアルバイトをやってて良かったこと

色々な商品を見ることができる

私は大手通販会社で商品のピッキングをしていたので、実に色々な商品を目にする機会がありました。

毎日膨大な数の商品を扱っていると、一つ何百万円もする高級腕時計やブランド品、なかなか店舗ではお目にかかることの出来ないレアな商品から、こんなの一体誰が買うのだろう、と思われるような物までとにかくバラエティに富んでいて楽しめます。

ただし、職場で何の商品を扱うかは会社によって違います。

これが数種類の品だけを扱うような現場だったら私はすぐに飽きていたのかも分かりません。

ピックアップがあった

同じピッキングだから、というシャレではなく、特に大きな倉庫というのは辺鄙な所にある事も多い為、送迎バス等で連れていって貰える事が多いです。

勿論無料なので大変助かります。

ピッキングアルバイトで身についたこんなスキル

この仕事をするにあたって必要とされるような資格、スキルはありません。

つまり誰にでもすぐに始められるような敷居の低さがこの仕事の大きな魅力の一つです。

構内作業の流れが分かるようになる

倉庫内の仕事というのはいわずもがなピッキング作業だけではありません。

荷物を運んでくるトラックからの荷降ろし作業、保管している商品の管理や在庫のチェック、仕分け、商品の箱詰めや発送作業等幾つかの役割分担があり、それらが緊密に連携して成り立っています。

単純ではありますがこの仕事の流れというのは何処の現場でも全て一緒なので、これを掴んでおくと他の会社に行った時にも役立ちます。

また、そういう人ならピッキング以外の他の作業にもすぐに移る事が出来ると思います。

ピッキングのアルバイトをやっている中で嬉しかった瞬間

柔軟にシフトが組める

以前勤めていた所ではかなりの大倉庫で大量の人員を導入して作業を行っていました。

その為、一人一人のシフトに対してかなり会社はおおらかで、申請すれば必ず休めるというだけではなく、1~2週間程度の連続した休暇も容易にとる事が出来たのです。

当時習い事や副業でプライベートが忙しかった私にとってこういう環境は大変に有り難く、旅行等にも気兼ねなく行く事が出来ました。

この職種は勿論会社にもよりますが、比較的柔軟にシフトが組めるというメリットがあります。

採用のハードルは低い

ピッキング作業員は多くの会社で常に募集がかかっていて、誰でも簡単に採用してくれます。

年齢制限等も緩く、採用の条件が厳しくないのですぐに金が要る、働きたい、という場合にも大変助かりました。

ピッキングアルバイトはこんな人におすすめです!

ピッキング作業は基本的に倉庫の中でやるものです。

最近の倉庫はひと昔前に比べると随分きれいで、冷暖房完備のような所も少なくありませんが、やはり一種独特の空気というか雰囲気があるものです。

慣れている人にとってはどうという事はありませんが、中にはやはり合わないという人もいるとは思います。

ここではピッキングのアルバイトに向いている人の特徴を書いていきます。

こつこつ作業が好きな人

倉庫の中で一日中行わなければならないピッキング作業というのはかなり地味なものです。

毎日がほぼ同じ事の繰り返しですから長くやっていると飽きもくるものですが、そういうのに平気な人は向いているといえます。

自由に休みを取りたい

ダブルワークをしていたり、プライベートを大切に考えている人にとって休みが取りやすいというのは重要です。

人手が足りないような現場で仕事をカツカツに回しているようだと、たった3~4日の休みの申請であったとしても嫌な顔をされる事が少なくありません。

これが社員ならばまあ仕方もありませんが、大して給料も保証も付かないようなバイトにまでそうこられるとなかなか大変です。

そういう職種も多い中、倉庫内作業は比較的そういった融通は通りやすいと言えます。

しかし、繁忙期や会社によってはそうではない場合もあります。

歩くのが苦にならない人

ピッキング作業は座り仕事ではない為、一日中立ちっぱなしの歩きっぱなしという事になり、足が大変疲れます。

立ち仕事が駄目な人には向きません。

あまり他人と接したくない人

仕事であまり他人と接したくないような性格の人にとってもピッキングは向いているといえます。

営業や接客業等とは違って、お客からの注文やクレームを直接対応する事も無いので精神的には気楽です。

まとめ

以上、簡単ではありますが、ピッキングのアルバイトについて、大まかな内容や私なりの考えや意見等も交えて書かせて頂きました。

ネット通販等が非常に盛んな現在では、ピッカーは会社にとって欠かす事が出来ない重要な存在です。

ピッキングの自動化、機械化の研究や設備投資が今後ますます進められていく事になるとはいえ、まだまだ人の手に頼らざるをえない部分が多く、しばらくは社員やアルバイトの方達が頑張っていかなければなりません。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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