求人で見かける倉庫での”ピッキング”バイト。

倉庫での作業とは書いてありますが、実際に何をするのか分からない人も多いと思います。

今回はピッキングバイトについて4つの項目に分けて解説していきます。

倉庫ピッキングバイトの仕事内容とは?

まずはピッキングバイトの仕事内容はどんなものなのか解説します。

倉庫から必要なものを取り出す

ピッキングとは簡単に言えば倉庫に保管してある商品を取り出す作業のことです。

製造業であれば作った製品を出荷するまで保管しておく倉庫がありますし、通販サイトの倉庫などでは注文が入ったらすぐに出荷できるよう製品をストックしておく倉庫があります。

その中から必要な時に必要な製品を出荷のために取り出すのが倉庫ピッキングバイトの仕事です。

ピッキングには種まき式と摘み取り式の2つがあります。

種まき式とはベルトコンベアに流れてくるボックスに必要な製品を入れていく方法です。

一方で摘み取り式は倉庫場内を移動しながら必要な製品をピックアップしていく方法です。

一般的に大きな倉庫では一人ひとりが倉庫内を移動するのでは効率が悪いので種まき式を採用していて、小さめの工場ではベルトコンベアを導入するスペースや人員を確保するのは非効率的なので摘み取り式を採用していることが多いです。

検品

ピッキングと同時に検品をすることもあります。

ピッキングするということは必ず手に取るので同時に検品もしてしまう方が効率が良いからです。

また、ピッキングスタッフがそのまま梱包も行う場合はピッキングスタッフが製品の状態を確認する最後のスタッフということになります。

すでに段ボールに箱詰めされている製品をピッキングする場合は検品をする必要はありませんが、個包装のものであれば箱に凹みや汚れはないか、包装前のものであればちきんと出来上がっているかを目視で検査することがあります。

梱包

大きな倉庫では各工程ごとに作業するスタッフが分かれていますが、中規模・小規模の倉庫ではピッキング、検品、梱包を同じスタッフが担当することが多いです。

扱う製品によって梱包の仕方はそれぞれですが、伝票を確認して必要な製品をクッション材なども入れながら梱包して伝票を貼って出荷できる状態にします。

まとめてピッキングした後に伝票ごとに製品がまとめられてベルトコンベアで流れてきてそれを梱包する方式や、最初から自分で梱包する分を伝票を見ながらピッキングする方法など様々です。

倉庫ピッキングバイトでよくある募集内容とは?

仕事内容が分かったところで実際に募集されている内容はどうなっているのでしょうか。

ここでは倉庫ピッキングバイトの募集内容についてご紹介します。

職種

通販サイトの倉庫や中間製品の倉庫での仕事が多いです。

通販サイトの倉庫であれば、アパレル、雑貨、家具などがメイン商材です。

アクセサリーや服などの小物であれば体力はあまり必要でありませんが、家具であればかなり大きなものも含まれるので体力が必要です。

大きなものを取り扱っている倉庫ではフォークリフトで作業することもあります。

汚れや傷があるとクレームが入ったり、場合によっては工場側の買取になってしまうので丁寧な仕事が求められます。

中間製品であればす段ボールに入っているものや、パレットと呼ばれる荷物を載せるための台に固定された大き目のものを運ぶことが多いです。

パレットに固定されたものであればフォークリフトで動かさなければならないので、フォークリフトの資格が必須となっています。

手で動かせる段ボールは中身によってはとても重たくなるので、怪我をしないように注意しましょう。

給与相場

給与相場は地域や職種によってかなり差があり、最低賃金から1500円程度となっています。

地方でさらに仕事内容も簡単なものであれば最低時給か最低時給プラス100円~200円程度です。

一方で都市部から近い場所でフォークリフトを使うようなものであれば時給1500円前後稼げる求人もあります。

日給で設定されていることもあります。

日払いで実働8時間で日給8000円~1万円程度です。

勤務時間や休日、残業

倉庫ピッキングのバイトは1日~1週間程度の短期バイトである点が魅力の1つです。

1週間だけ、週末だけ、たまたま予定が空いたから1日だけ働くということが可能です。

勤務時間は朝から夕方まで休憩込みで6時間~9時間という条件が多いですが、深夜シフトの募集もあります。

勤務時間も働く日も自分で選べるので掛け持ちのバイトとしても人気です。

短期のバイトであれば残業になることはまれですが、長期でバイトをすると繁忙期やイレギュラーが発生した際に残業になることがあります。

もし短期のバイトで残業が発生した場合には担当者に残業代は支給されるのか確認しましょう。

福利厚生

現場によっては作業服が貸与されることがあります。

特にフォークリフトを使う倉庫では、安全に作業を行うために作業服とヘルメットの着用が義務になっているので必要なものはすべて貸与されます。

交通費支給、もしくは工場が駅から離れた場所にある場合は工場の最寄駅から送迎がある場合もあります。

交通費に関しては支給されないバイトも多いのできちんと応募の際に確認しましょう。

求められる人物像

集中できる人

倉庫のピッキングバイトは短期の募集が多いですが、1日の勤務時間は8時間前後となっています。

1日中倉庫の中で働くことになるのですが、単純な作業のくり返しとなるので集中力が途切れがちです。

倉庫内は太陽光が入らないように設計してあることも多く、お昼休憩後は眠くなってしまうことも多いです。

そうなるとピッキングリストにあるものを見落としてしまったり品番や数を間違えたりと単純なミスをしてしまいます。

倉庫のピッキングバイトはチームで作業することも多いので、ミスが多いと周りにも迷惑をかけることになってしまいます。

1日ずっと集中し続けるのは難しいので、自分で気持ちを切り替えてうまく集中できることが求められます。

単純作業OKな人

倉庫によってはピッキングと箱詰めの両方をピッキングバイトに任せることもあります。

そういった倉庫ではある程度の量をピッキングして箱詰めという一連の流れを1日繰り返すことになります。

倉庫のピッキングバイト初心者の人であれば1日目は慣れるのに時間が必要なのであまり退屈に感じることはないでしょう。

しかしそんなに難しい仕事ではないので、2日目、3日目となれば作業にも慣れて時間が過ぎるのがとても遅く感じてしまう人もいます。

そういった人であれば1日または2日だけの日払いの募集を探すと楽しく働けるでしょう。

単純作業が好きな人にはとても向いている仕事なので、長期のバイトを探すのもいいかもしれません。

テキパキ動ける人

短期での募集が多い分、1日の作業量もそれなりに多いです。

無理をしなければいけないような仕事量ではありませんが、作業スピードが遅ければ残業になってしまうこともあります。

1つ1つの仕事をテンポよく雑にならずに進めていける人はとても重宝されます。

登録制のバイトであれば評価によって次回の仕事を依頼されたり、優先的に時給の良い仕事を紹介してもらえたりします。

体力のある人

倉庫のピッキングバイトはほとんどが力仕事のいらない仕事内容であることが多いですが、まれに家具や金属製部品などを扱う倉庫で募集要項に「体力のある人」という記載があることもあります。

この場合、ピッキングするものがかなり大きかったり重たかったりと体力というよりは力が必要な仕事である場合が多いです。

大変ではありますが、その分時給も高めに設定してあるので集中して稼ぎたい人には向いています。

倉庫ピッキングバイトのおすすめ求人のポイントとは?

たくさんある倉庫のピッキングバイトのなかでどれに応募すれば良いか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

ここではどんなポイントで求人を選べば良いか紹介します。

シーズンもの

ピッキングバイトはシーズンごとに増える募集があります。

たとえばお中元やお歳暮の時期は食品工場でのピッキングが増えますし、クリスマスや母の日などのイベント時にはオンラインショッピングの倉庫でギフトのピッキングが増えます。

その場合、どこも人員を確保しなければいけないので時給が良い募集が多くなります。

さらに送迎などのオプションがついていることもあるので、応募する側はチョイス多いので自分に合ったバイトを選ぶことができます。

また仕事内容も分かりやすいのもおすすめするポイントの1つです。

倉庫によっては検品もピッキングバイトに任せることがあるので、なじみのないものよりもシーズンもののギフトの方が検品もしやすいです。

大量募集

10人から20人規模で大量募集している求人もおすすめです。

分からないことがあればお互いにサポートしあうこともできますし、いろんな人がいるので自分にあった人を見つけられればより働きやすくなります。

また大量募集の場合は1ヶ月程の長期バイトということが多いので、仲間と長く働きたい人にはおすすめです。

日払い

短期の募集が多いのでその日の終わりに手渡しされたり、翌日に銀行振り込みという支払方法をとっているバイトも多いです。

こういった募集は登録制のエージェントを通して募集されていることが多いので、登録しておけば働きたいときにいつでも日払いのバイトを探すことができます。

他にも週払いや短期でのバイトが終わった時に即支払いというものもあるので旅行の予定があったり、急に飲み会が続いたりしたときに活用できます。

倉庫ピッキングバイトの仕事についてよくある疑問

ここまでの解説で倉庫のピッキングバイトについて大体のことが分かってもらえたと思います。

実際に働く前に気になる疑問を解消しておきましょう。

稼げるの?

働くとなれば1番気になる点は稼げるかどうかだと思います。

もちろん求人によってどれくらい稼げるかはピンキリですが、割の良さについて言えば倉庫のピッキングバイトは割の良いバイトの1つです。

単発の作業が簡単なものであれば時給はあまり高くありませんが、それでも仕事内容を考えると妥当、またはそれ以上に稼げると思います。

1週間~1ヶ月の期間バイトであれば単発のものより時給が良く、労働時間もしっかり確保されています。

あまり求人は多くありませんが、深夜シフトや早朝のシフトであればかなり時給が高いです。

求人によっては長期で働くことを想定している接客業などより時給が高く設定されていることもよくあるので、稼ぎたい人にはおすすめです。

倉庫の中って快適?

倉庫の中はほとんどの場合、太陽の光が入らないように設計されています。

もちろん明かりはついていますが、少し薄暗く感じるかもしれません。

また温度管理や湿度管理が必要ない製品を扱っている倉庫では夏は暑く冬は寒いということもあり、あまり快適とは言えません。

しかし、薬品を扱っている倉庫などでは温度管理・湿度管理に加えて、ほこりや虫が入らないように出入り口にエアシャワーが備え付けられている場合もあります。

応募する前にどんな製品を扱っていて、どんな倉庫なのか確認が必要です。

人間関係は?

人間関係も働くうえで気になるポイントの1つです。

これも倉庫によりますが、人間関係に関してはあまり期待しすぎない方が良いでしょう。

もちろん全部の倉庫でというわけではないですが、いわゆる派閥というものがあったり、倉庫内の人間関係を仕切っているボスのような人がいたりすることが多いです。

単発、短期のバイトであれば巻き込まれることはあまりないですが、長期でのバイトとなるとある程度巻き込まれることは覚悟した方が良いかもしれません。

これはどの職場でも言えることですが、人間関係が良好であれば給料が少し低くても辞める人はあまりいません。

求人情報誌などでシーズンバイトではないのに定期的に長期バイトを募集している求人があれば、少し気を付けた方が良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

倉庫ピッキングバイトは仕事内容はどの求人もあまり変わりませんが、倉庫ごとに扱う製品が全く違います。

短期の仕事が多いので、いろんな現場に挑戦できるのも楽しみの1つです。

この記事を参考に、空いた時間があればぜひ倉庫ピッキングバイトに挑戦してみてください。


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